マンリョウ×万両は花と実が美しい庭木【風水で植える方角-場所も解説します】
【更新日】2025.09.03.
突然ですが、庭に新たな木を植えようと考えたとき、何を基準に選びますか?あなたの選択が、未来の庭の姿を大きく左右します。この不安を感じている人も、多いのではないでしょうか。
そこで、今回はマンリョウを庭木としておすすめする理由と、その魅力について詳しく解説します。マンリョウは見た目の美しさだけでなく、育てやすさも魅力のひとつです。
この記事を読むことで、マンリョウを庭木に選ぶかどうかの決断が、もう迷うことなくできるようになります。美しい庭の実現に向けて、いっしょにその魅力を探っていきましょう😊
このページの内容

当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
マンリョウってどんな木なの?
- マンリョウってどんな木なの?
- 名前の由来は?
- 花言葉はなに?
マンリョウってどんな木なの?
マンリョウは日本原産の常緑低木樹で、赤い実と波打った常緑の葉が美しい樹木のことです。
正月飾りに欠かせず、とても縁起が良い樹木とされています。
- 分類:常緑小低木
- 学名:Ardisia crenata
- 漢字:万両
- 科名:ヤブコウジ科
- 属名:ヤブコウジ属
- 原産地:日本
- 花言葉:陰徳、徳のある人
科名となっている「ヤブコウジ(十両)」はほふく枝があり、その先が立ち上がって高さ10~30cmの樹木です。
名前の由来は?
小さな赤い実をたわわに実らせる姿から、「お金がたくさんたまる」という縁起物として「万両」という名前がつきました。
千両のほかに「万両、百両、十両、一両」と呼ばれる樹木もあり、実のつき方や樹形から数字が当てられています(万両がいちばんお金が貯まる縁起木なのかな...?)。
花言葉はなに?
「陰徳」「徳のある人」など良い意味があります。
【見分け方】マンリョウとセンリョウの違いは何?
いちばん簡単な見分け方はこれです。
- マンリョウ:葉の下に実がなる
- センリョウ:葉の上に実がなる
画像を見比べると一目瞭然ですね!
どちらも赤い実がなるお正月飾りに使われる縁起木で、樹高は大きくなっても1mほどです。
マンリョウの方が園芸品種が多く、果実の色が白と黄もあり、葉っぱに模様が入る斑入り品種もあります。
センリョウ×千両は実が美しい庭木【風水で植える方角や育て方も解説します】
一両 十両 百両 千両 万両の違いは?
これらの違いを簡単にまとめます。
- 一両:アカネ科・樹高10~50cm
- 十両:ヤブコウジ科・樹高10~30cm
- 百両:ヤブコウジ科・樹高50~100cm
- 千両:センリョウ科・樹高50~100cm
- 万両:ヤブコウジ科・樹高30~100cm
すべて赤い果実をつけます。画像を見たい人は検索してみてください。
1両っていくらぐらい?
江戸時代に使われていた「1両」の価値って知っていますか?
「1両=10万円」ぐらいだそうです。【参考ページ】≫貨幣博物館ホームページ「お金の歴史に関するFAQ」
つまりこうなります。
- 一両:10万円
- 十両:100万円
- 百両:1,000万円
- 千両:1億円
- 万両:10億円
「千両役者」とは昔の芝居のスターのことですが、年収1億円ぐらいだったということです。1億円のプロスポーツ選手をイメージすれば、なんとなく分かりますね。
【5つ】庭木におすすめな理由
ここからは、庭工事歴20年以上の現役プロが、マンリョウの魅力をたっぷり解説していきます。
- 【庭木におすすめ】初心者でも失敗しない強い樹木
- 【縁起の良い庭木】風水的に植える方角・場所はどこ?
- 【美しい花が咲く】開花時期+花が咲かないときは?
- 【美しい赤い実】時期はいつ?実がならない原因と対策
- 【正月の飾り付け】盆栽や生け花にしておしゃれな室内
マンリョウは美しい赤い実がなる庭木です。
正月には欠かせない縁起物なので、福を呼びたい人はせひ植えてみましょう。
1.【庭木におすすめ】初心者でも失敗しない強い樹木
- 庭木に使える常緑低木樹
- 樹木の特徴(1本立ちのまっすぐな樹形)
- 葉っぱの特徴(斑入りの品種もある)
庭木に使える常緑低木樹
マンリョウは、地植えや鉢植えにおすすめの庭木です。
つややかな赤い実と緑の葉っぱのコントラストが魅力の樹木で、1本立ちした樹形が美しい低木樹です。一年中つやのある葉が楽しめる常緑樹で、日陰~半日陰でも植えられます。
また、大きなシンボルツリーの足元へ「低木」として一緒に植えると、上品な名脇役として活躍してくれます。
- 樹高:0.3~1m
- 花色:白
- 開花期:7月
- 果実色:赤、黄、白
- 果実熟期:11~3月
- 用途:庭木、鉢植え、コンテナ、公園樹、寄せ植え
性質が強健で庭木初心者でも育てやすい、あまり手間のかからない庭木です。
樹木の特徴(1本立ちのまっすぐな樹形)
マンリョウは山林の半日陰に自生する、樹高0.3~1mほどの常緑低木樹です。
茎がまっすぐ伸びた1本立ち樹形で、茎の上部にまばらに小枝を出し、その先に白い花を咲かせます。
狭い庭にも植えられる和風庭園の低木としては、昔から定番になっているほどです。
ただ見た目が間延びした印象を受けるので、株元に他の植物を寄せ植えすると、豪華でより縁起良く見えます。
葉っぱの特徴(斑入りの品種もある)
葉は皮質でつやのある深緑色で、赤い果実とのコントラストが美しいです。互生で長さは4~13cm。
先端はとがり縁には波状の鋸歯(ぎざぎざ)があり、やや丸まった独特の形をしています。
園芸品種の「昭和錦」は葉っぱに模様が入る「斑入り(ふいり)」、「紅孔雀」は色が紫色でエキゾチックで洋風な雰囲気を持ちます。
2.【縁起の良い庭木】風水的に植える方角・場所はどこ?
マンリョウは、ナンテンやセンリョウとともに正月の縁起木です。
漢字の「万両」は、小さな赤い実をいっぱい実らせる姿からつきました。「お金がたくさんたまる」という縁起をかついだ命名です。
「金運」を上げたい人は、ぜひ庭の隅にでも植えてみてください。コンパクトな樹形なので、場所を取らず小さく管理できます。
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風水的に良い植える方角・場所はどこ?
風水の観点から考えると、「鬼門」の方角にマンリョウを植えると大吉になります。
鬼門とは「鬼の通り道」で北東の方角のことで、裏鬼門とは鬼門と反対の方角(=南西)のことです。
北東の方角はどうしても日が当たりにくく、暗くなりがちな裏庭です。そこに日陰~半日陰に植えられるマンリョウを植えれば、明るい雰囲気になり良い気が入ってきます。ぜひ試してみてください!
3.【美しい花が咲く】開花時期+花が咲かないときは?
7月の真夏に、白い花が枝先に10個以上集まって咲きます(ランに似ている)。
花はうつむいた姿がかわいらしく、花びらは5裂し反り返るのが特徴です。両性花で、雄しべは5個で雌しべは1個。
冬につけた果実が夏になっても残っていることがあり、花と一緒に鑑賞できるのがメリットです。
花が咲かないときの対処法は?
剪定で注意して欲しいのは、花芽をまちがって切ってしまうことです。
マンリョウは、今年伸びた枝の頂芽が花芽になります。それが同じ年の夏に開花するので、花芽を見つけたらなるべく残しながら剪定してください。
また、植えたばかりのマンリョウだと花が咲かない場合もあるので、気長に数年様子を見ましょう。それと、基本的な育て方を実践してみてください(あとでまとめて解説)。
4.【美しい赤い実】時期はいつ?実がならない原因と対策
- 赤い実は鑑賞価値が高い
- 実がならない時の原因と対策は?
- 白と黄色の実がなる品種もある
赤い実は鑑賞価値が高い
花が終わると垂れ下がった球形の実がなり、11月ごろ実が熟します(直径7~8mm、まん丸の球形、中に種子が1つ)。
マンリョウの果実のメリットは長い期間楽しめるということで、12~3月の冬枯れの庭を彩ります。冬につけた果実が夏になっても残っていることがあり、花と一緒に鑑賞できることもあります。ただし、鳥にすぐに食べに来るので注意!
青葉と赤い実のコントラストが非常に美しく、目につく庭のポイントになります。また、冬の雪のある時期にも赤い実があるので、白と赤の色合いもまた風情があります。
実がならない時の原因と対策は?
原因と対処法は以下です。
- 【日が当たらない】真っ暗な日陰はNG
- 【日が当たりすぎ】半日陰に植えるのがベスト
- 【植える場所が寒い】寒い地域には植えられない
- 【病害虫によるもの】日当たりと風通しを改善する
- 【乾燥しすぎる】乾いた寒風に当たらない場所に植える
また、植えたばかりのマンリョウだと実がならない場合もあるので、気長に数年様子を見ましょう。それと、基本的な育て方を実践してみてください(あとでまとめて解説)。
白と黄色の実がなる品種もある
マンリョウの基本は赤い実ですが、白と黄色の実の品種もあります。
- シロミノマンリョウ:実が白い
- オオミノシロミノマンリョウ:大きく白い実を持つ
- ボスプレミアム・レッドベリーズ:洋風の品種
- 宝船:大きく赤い実を持つ
- 昭和錦:模様がある斑入り品種
- 紅孔雀:葉が赤くなるカラーリーフ
- セイロンマンリョウ:斑入りで黒紫色の実
葉っぱに模様が入る「斑入り万両」もあり、こちらは明るい雰囲気の庭が作れるのがメリットです。
5.【正月の飾り付け】盆栽や生け花にしておしゃれな室内
マンリョウは縁起木として、お正月に飾られるめでたい木です。
鉢植えの盆栽にするのが一般的で、和風の鉢にマンリョウを植えます。お正月には、人が集まる場所に置くのがオススメ!
かっこいい植栽方法は「寄せ植え」にすることで、万両・千両・百両・十両・一両をひとつの鉢にぜいたくに集めてもいいでしょう。
また、切り花や生け花を飾りたい場合は「センリョウ」がおすすめです。なぜなら、葉っぱの上に赤い実がなる姿が、上品でおしゃれな雰囲気を出すからです。
【剪定の方法】いつが最適時期?ほとんど枝を出さない
- 最適な剪定時期はいつ?
- 剪定のポイント(ほとんど枝を出さない)
- 剪定だけしてくれる業者ってあるの?
最適な剪定時期はいつ?
剪定の基本は以下です。
- 適期:3~5月
- 仕立て方:自然樹形
剪定のポイント(ほとんど枝を出さない)
マンリョウは枝をほとんど出さないので、剪定はあまり必要ありません。
高くなりすぎたら適当な位置で切りつめ、再度芽が出るように管理するぐらいです。
【育て方のポイント】庭への地植えや鉢植えのコツを解説
- 知っておくべきマンリョウの基本情報
- 植付け・移植(植え替え)
- 水やりのコツ
- 肥料のじょうずなやり方
- 増やし方(実生・挿し木・とり木)
- 病気・害虫の対策と薬剤
知っておくべきマンリョウの基本情報
- 植栽適地:関東以西
- 成長速度:★☆☆ 遅い
- 日照:★☆☆ 日陰~半日陰
- 土壌の質:壌土
- 土壌の乾湿:★☆☆ 湿りがち
- 根の深さ:★☆☆ 浅い
- 耐寒性:★★☆ 普通
- 耐暑性:★★★ 強い
- 耐陰性:★★★ 強い
性質が強健で育てやすく、暑さと日陰にも強い樹木です。
ただし寒冷地の冬期には、防寒対策が必要となります。
栽培は「戸外が基本」で地植えが良いですが、鉢植えでは冬期は家の中で管理しましょう。
植栽適地
関東以西で植栽可能で、太平洋岸沿いの温暖地が理想です。
乾いた寒風に当たらない場所に植えましょう。寒すぎる環境には適しません。
植えつけ、移植(植え替え)
植えつけ適期は、5月と9~10月です。
山林の低木であるため半日陰を好むので、夏期の強光は避け、樹木の下など半日陰となる環境で管理します。
土質はあまり選びませんが、水はけよい肥沃な場所に植えましょう。やや湿り気のある場所を好みます。
植え穴は大きめに掘り、腐葉土やパーライトをよく混ぜ、根鉢をくずさずに高植えするのがポイントです。支柱を立てるのを忘れずに。
鉢用土の選び方
鉢用土は排水をよくするために、市販の赤玉土や培養土を使います。保水性・排水性のよいさらっとしたものがベストです。
そこにピートモスやバーミキュライトを、1~2割混ぜた配合土を作り植え付けるのがコツです。
水やりのコツ
庭植えは夏季に晴天が続き、ひどく乾燥している場合を除き必要ありません。
鉢植えは鉢土の表面が乾いたらたっぷり与え、冬季は控えめにしましょう。
肥料のじょうずなやり方
庭植えは、普通の庭土であればあまり必要ありませんが、寒肥(2~3月頃)として油かすと粒状化成肥料を等量混合したものを根元に施すといいでしょう。
鉢植えは、粒状の化成肥料などリン酸やカリウムを含むものを、定期的に根元に施すといいでしょう。
増やし方(実生・挿し木・とり木)
実生・挿し木・とり木でふやします。
実生のポイント
実生(みしょう)とは、種子から苗木を育てることです。
11~12月によく熟した実を選び、4月にまきます。果実の果肉をつぶして種を取り出し、水で果肉をよく洗い落とします。
果肉には発芽を抑制する物質が含まれているので、ていねいに取り除くことが大切です。
植木鉢に赤玉土を入れ種子を1粒ずつまき、その上に薄く土をかけます。その後、表面の土が流れないよう、植木鉢の底面から土に水をしみ込ませる「底面給水(腰水)」をします。直射日光を避け、半日陰で管理しましょう。
挿し木のポイント
挿し木のメリットは、親木と同じ性質を受け継ぐ樹木を作れることです。
挿し木の適期は、6~7月(春の枝を使う)ごろです。
充実した元気の良い枝を選び、葉を数枚残し10cmくらいの長さに切り挿し穂を作ります。切り口は斜めにし、水を入れたコップに数時間つけ水あげします。これは発根を促す目的があります。
植木鉢に鹿沼土を入れ、挿し穂を半分ぐらいの深さまでさします。直射日光を避け、半日陰で管理しましょう。
鉢上げは、翌年の3~4月ごろが適期です。
とり木のポイント
取り木の適期は4~8月ごろです。
新梢から勢いのあるものを選び、枝の周りを3~4カ所ナイフで削ります。ビニールポット切り込みを入れ、とり木する幹に包むようにかぶせます。切ったビニールポットの場所合わせて、ホチキスで止めれば安定します。
赤玉土を入れ水をたっぷり与え、発根を待ちます(通常2~3ヶ月)。土が乾燥しないよう、ときどき水やりしながら管理しましょう。
病気・害虫の対策と薬剤
マンリョウに病害虫はあまりありませんが、日当たりと風通しが悪いと病害虫が発生します。
鳥が実を食べに飛んできますが、嫌な人はネットなどで保護しましょう。
主な害虫は「カイガラムシ・アザミウマ」、病気は「うどん粉病」などです。
【おすすめ3種類】通販で買えるマンリョウの木
どんなマンリョウを選んだらいいのか、まったくわからない...おすすめを教えてください!
それでは最後に、通販で買えるおすすめマンリョウの苗木商品を紹介します!
値段相場は¥1,000~5,000ぐらい(大きさによる)です。小さい木は鉢植えに、大きい木はシンボルツリーとして地植えにしましょう。
植木を植えた経験がある方なら自分で植えるもよし、初心者なら植木だけ購入して業者に依頼してもよし。業者に依頼したら、その後の手入れの仕方も、こっそり教えてもらいましょう。
1.マンリョウ 宝船
価格:¥~5,000
樹高:~0.5m
おすすめ度:5.0★★★★★
大粒の赤い実がなるマンリョウの品種「宝船」で、豪華な雰囲気の出る商品です。
マンリョウは「寄せ植え」にするのがおしゃれな植栽方法です。株元に「ハボタンやシルバーリーフプランツ」を植えるのがオススメですよ!
2.マンリョウ 白い実
価格:¥~5,000
樹高:~0.5m
おすすめ度:4.0★★★★☆
変わった色のマンリョウを植えたいなら、白色の実がなる品種を植えましょう。
赤い実のマンリョウと一緒に植えれば、紅白なので運気がグッとあがりますよ!
3.斑入りマンリョウ
価格:¥~3,000
樹高:~0.3m
おすすめ度:4.0★★★★☆
葉っぱに模様が入る「斑入りマンリョウ」で、おしゃれで明るい雰囲気が魅力です(上画像はセイロンマンリョウ)。
一年中葉を落とさない常緑樹なので、カラーリーフプランツとして鉢植えでも楽しめます。
まとめ【マンリョウは庭木におすすめ!】
この記事では、マンリョウの特徴や育て方(剪定・鉢植えなど)、庭木におすすめの品種も紹介しました。いかがだったでしょうか?
マンリョウは縁起物の庭木で、お正月飾りにも使えわれるほどです。とくに赤い実に鑑賞価値があり、鬼門の方角に植えると風水的に吉ですよ!
マンリョウは半日陰でも育つ強い木です。
殺風景になりがちな北側に植栽できるので、ぜひ植えてみてください!
すぐ下の関連ページで「おすすめの低木・おすすめの常緑樹・千両の木」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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以上、マンリョウ×万両は花と実が美しい庭木【風水で植える方角-場所も解説します】…という話題でした。
更新:2025年09月03日|公開:2022年01月18日



