ウッドデッキの目隠しアイデア7選🙈【おしゃれな施工例も満載です!】
【更新日】2024.07.05.
あなたの庭にプライバシーもたらす、ウッドデッキの目隠し。しかし選択肢が多すぎて、どれを選べば良いのか迷ってしまう人も多いでしょう。どのような目隠しが最適なのか、不安に感じることはありませんか?
そこでこの記事では、プロがおすすめする目隠しアイデアを7つ紹介します。布製のシェードから植物を利用した自然なカーテンまで、あらゆる選択肢をカバー。狭いスペースにもフィットするデザインを取り入れています。
読み進めることで、あなたもプロのようにおしゃれで機能的な目隠しを選べるようになるはずです。プライバシー保護だけでなく、デザイン性も兼ね備えた解決策を見つけることができるでしょう😊
このページの内容
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
ウッドデッキの目隠しとは?
ウッドデッキの目隠しとは、ウッドデッキのまわりに外からの視線を遮る工夫をすることです。
こうすることで、人目を気にせずウッドデッキで過ごせます。そしてインテリアの延長で、アウトドアリビングをもっと楽しむことができるでしょう。
もしあなたの家が住宅街にあるなら、人の視線をどうしても気になるもの...上のイラストのように、のぞき見る人はいないと思いますが、何かしらの目隠し対策はやっておきましょう。
どうやって目隠しを設置するか?
以下の方法があります。
- 【本体に設置】一体感があっておしゃれ!
- 【境界に設置】敷地全体が目隠しできる
- 【外壁に設置】布やシェードなどがある
どれを選ぶかは、庭の大きさや予算によって異なります。
あとで紹介する「おしゃれなアイデア7選」をじっくり読んで、あなたにぴったりの方法を見つけましょう!
目隠しの高さはどのくらい必要か?
ウッドデッキでの過ごし方は2つあり、それぞれに必要な目隠し高さは以下です。
- 【立って過ごす】ウッドデッキ上から150~180cmが必要
- 【座って過ごす】ウッドデッキ上から100~150cmが必要
ウッドデッキ天端までの高さは、地面から40cmぐらいあります。それを考慮すると180cmだとかなり高いので、150cmぐらいまでにしておきましょう(座って過ごすことが多い)。
また、100cm以下だと目隠し効果は期待できず、転落防止や飾り目的になります。
ただし、境界部分に目隠しする場合はこれとは限りません。あとで詳しく解説するので、お楽しみに!
【3つ】ウッドデッキを目隠しするデメリット
デメリットには以下のようなものがあります。
- 開放感がなくなる
- 風通しが悪くなる
- 日当たりが悪くなる
ウッドデッキは室内では感じられない、開放感を味わえるのが魅力です。
しかし目隠しを設置することで、開放感がなくなり、圧迫感が出てしまうのが大きなデメリット。それに伴い、風通しや日当たりも悪くなります。
そこで、ウッドデッキ上や近くに目隠しをつくるのではなく、敷地の境界部分に目隠しをつくれば、上記のデメリット3つは軽減できます。
また、全体を目隠しするのではなく、気になる場所だけ部分的に目隠しするのもおすすめです(費用が安い!)。
ウッドデッキを目隠しするメリット
- 防犯対策になる
- プライバシーを確保できる
- おしゃれなウッドデッキになる
せっかくあこがれのウッドデッキを手に入れても、視線が気になって外へ出ない人はけっこういます。
そこで目隠しを設置すれば、ご近所や通行人の視線が気にならず、プライバシーが確保できるのがいちばんのメリットです。ウッドデッキの近くではなく境界部分に目隠しをつくれば、庭でも人目を気にせず過ごせます。
また、最近はおしゃれな目隠し商品がたくさんあるので、ワンランク上のかっこいいウッドデッキが手に入るのもメリットです。
目隠し用のフェンスや塀を作ることで、防犯対策にもなります。
【アイデア7選】ウッドデッキをおしゃれに目隠し
ここからは、外構工事歴20年以上の現役プロが、オススメの目隠しアイデアを解説していきます。
まずは、7つのアイデアがひと目でわかる比較表を紹介します。
そのあとすぐに、それぞれの目隠しアイデア詳細を解説する構成です。
アイデア名 | 目隠し度 | DIY難易度 | 費用 |
---|---|---|---|
専用フェンス |
★★★★★ | 難しい | 普通 ~ 高い |
境界に目隠し |
★★★★ | 難しい | 高い |
布(シェードやタープ) |
★★★ | かんたん | 安い |
オーニング |
★★★★ | 難しい | 高い |
すだれ |
★★★ | かんたん | 安い |
植物カーテン |
★★★ | 手間がかかる | 安い |
テラス屋根 |
★★★★★ | 難しい | 高い |
目隠しの基本は、ウッドデッキ本体を目隠しするか、境界部分に目隠しをつくるかのどちらかです。
狭い庭なら本体に、広いなら境界部分がオススメになります。
1.【専用フェンス】おしゃれな種類がいっぱいある
ウッドデッキにはそれぞれ専用のフェンスが販売されていて、どれもデザインがすごくおしゃれです(エクステリアメーカーの場合)。
たとえば、木目調・アルミ・鋳物・メッシュ・ラティスフェンスなどで、あなたの家の雰囲気に合ったものを選びましょう!
- 木目調フェンスで囲ったウッドデッキ
- ホワイトカラーがかわいいフェンス
- プライベート空間があるウッドデッキ
木目調フェンスで囲ったウッドデッキ
ウッドデッキを目隠しフェンスでぐるっと囲った画像で、庭へ降りる階段もあります。
人目が気になる部分だけ背の高い「木調パネル(150cm)」にし、そのほかは背の低いフェンスで囲ったアイデアです。これなら圧迫感がありません。
ホワイトカラーがかわいいフェンス
目隠しフェンスをL型に設置した画像です。
やや隙間のあるアルミフェンス(150cm)で、座って過ごすならこのぐらいの高さでも目隠しになります。ウッドデッキは「ラステラ」という商品で、大理石デザインの床材が特徴です。
プライベート空間があるウッドデッキ
ウッドデッキの正面部分だけ、背の高いルーバーフェンス(150cm)で目隠しした画像です。
やや圧迫感がありますが、プライバシーを確保したプライベートな空間を演出できます。全体を囲うと日当たりと風通しが悪くなるので、部分的に目隠ししたアイデアです。
専用フェンスのある施工例はこちらです ⏬
2.【境界に目隠し】塀・フェンス・庭木でアレンジ
ウッドデッキ本体ではなく、境界に目隠しを設置する工事のほうが実際は多いです。
境界部分には必ず塀やフェンスを作るので、ウッドデッキの目隠しも考えてやった方が、費用もかからず一石二鳥になります。
- 最強の目隠しアイデアとは?
- 室内から見た境界の目隠し
- 独立式の目隠しフェンスもある
最強の目隠しアイデアとは?
ウッドデッキや庭の広さにも関係ない、最強の目隠しアイデアは以下です。
境界部分に「塀+フェンス+庭木」でつくった目隠し
なぜなら、境界部分まで広く庭が使え、庭木なら背が高くなっても、圧迫感がなくおしゃれだからです!
庭木は大きくなるまで時間がかかりますが、大きくなれば剪定するだけで自然の目隠しがつくれます。庭木の使い方は以下です。
- 【常緑樹】一年中目隠しになる
- 【落葉樹】冬は暖かい日が当たる
どちらを選ぶかは庭の状況によりますが、コツはとくに目隠ししたい部分にだけ庭木を植えること!手入れやメンテナンスが大変なので、仕事が忙しい人は数本だけでもじゅうぶん効果があります。
常緑樹と落葉樹の詳細はこちらです⏬
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室内から見た境界の目隠し
家の中から外を眺めるとよくわかりますが、室内の床面とウッドデッキ高さはいっしょにするので、境界部分の目隠しはあまり効果が期待できません。
予算があるなら、高い塀で囲って要塞のようにするのもありです(お金持ちみたいに!)。しかしそれだと高額になるので、視線をカットしたい場所だけ庭木を植えれば、開放感のある庭が作れます。
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独立式の目隠しフェンスもある
上は三協アルミのガーデンスクリーン「LALAスクリーン」を設置した画像です。
独立式の目隠しフェンスで、高さは2mぐらいあります。木目調の縦格子がおしゃれなフェンスで、強風や台風が来ても倒れる心配はまったくなし!
建物の形状で坪庭が作れるなら、上のように目隠しするのがおすすめです(狭い庭にも)。
境界フェンスのある施工例はこちらです ⏬
3.【布】シェードやタープならかんたんに設置できる
布を使って目隠しをつくるアイデアが、いちばん簡易的でかんたんです。
よく使われるのは以下の2種類。
- 【タープ】簡易型のテント
- 【シェード】日よけ目的の布
タープは自立式なので、庭でBBQパーティーをするときに組み立てて使ったりします。ずっと設置しておくのではなく、用事が済んだら片付けるのが一般的です。
一方シェードは、外壁や庇(ひさし)にフックやレールを取り付け、紐で結んで使うことが多いです。タープのように自立式でないので、ちょっと工夫が必要になります。
どちらも一時的な目隠しなので、取り外しがめんどうなら、目隠しフェンスを設置した方がいいでしょう。
4.【屋根付きシェード】開閉式のオーニングがおすすめ
オーニングとは「日よけ」という意味です。
オーニングは屋根だけですが、シェードが付くタイプがエクステリアメーカーから販売されています。たとえば以下。
- 【三協アルミ】カフェリオ
- 【リクシル】彩風(あやかぜ)
上画像は三協アルミのオーニングで、屋根の手前から目隠しのシェードが降りてきます。しかも屋根部分のキャンバス生地は厚いので、夏の暑い日差しもカットでき一石二鳥です。
また、オーニングは開閉できるので、使わないときは壁面に収納しておけるのも魅力!寒い冬はオーニングを閉じれば、ぽかぽかの太陽がウッドデッキに当たって気持ちいいです。
オーニングの詳細はこちらです ⏬
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5.【すだれ】取り外し可能な和風の目隠しがつくれる
すだれ(よしずも)は昔から使われてきた目隠し方法で、夏の風物詩ともなっています。
メリットは以下です。
- 【安い!】ホームセンターで買える
- 【取り外し可能】やや重い移動式の目隠し
- 【立てかけるだけ】重量があるから倒れない
- 【かんたん】布のように紐を使う必要がない
上画像は外壁にYKKの「グリーンバー」を取り付けていて、そこにすだれを設置したものです。このバーを使えばすだれの上部がしっかり固定でき、ずれたり風で倒れる心配がなくなります。
わたしの実家でも夏になるとすだれを使いますが、夏が終わったら捨ててしまいます。なぜなら、すだれはサイズが大きいので、置いておく場所がないからです。また丸めて置いておくと腐るので、ワンシーズンで交換するのがおすすめですよ!
6.【植物カーテン】食べられる野菜や果樹がおすすめ
つる植物を使った目隠しも、効果的な方法のひとつです。
やり方は、ウッドデッキの手前にコンテナを置き、そこで植物を育てます。伸びてきたつるを網ネットにはわせて、目隠しカーテンができれば完成です。こちらを参考にどうぞ。≫緑のカーテンスタートブック(さいたま市)
メリットは以下の3つ。
- 【涼しい】植物が水を含むため
- 【食べられる】野菜や果物を育てよう
- 【子供の教育になる】いっしょに楽しもう
食べられる植物やきれいな草花を植えるのがポイントで、オススメは以下です。
- 【野菜】ゴーヤ・きゅうり
- 【花】アサガオ・トケイソウ
- 【果樹】ブドウ・ラズベリー
グリーンカーテンのデメリットは、植物を育てるのがめんどくさいこと。しかし子供といっしょにやれば、自由研究の課題にもなって子供も喜びますよ!
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7.【テラス屋根】オプションの木目調パネルがおすすめ
上はパーゴラデザインのテラス屋根に、オプションの前面パネルを設置した画像です。
パネルはすりガラスになっているので、光を取り入れつつ目隠しできるスグレモノ!パネルを2段設置してあるので、足元から頭までしっかり目隠しできます。
テラス屋根はおしゃれな木目調デザインで、茶色のトラッドパイン色はウッドデッキとも相性がいいカラーです。全部を隠すのではなく、一部分だけなのがグッドアイデアですね!
テラス屋根の施工例はこちらです ⏬
高さを自由に決められる目隠しフェンス
テラス屋根のデザインに合わせて、横格子のウッドフェンスを貼った画像です。
目隠しフェンスは半分ぐらいまでですが、ウッドデッキで座って過ごすにはじゅうぶんの高さでしょう。明るい木目調カラーを選んでいるので、ワクワクテンションが上がって楽しくなります。
また、左右が抜けているので圧迫感がなく、風も通り抜ける気持ちのいいウッドデッキです。
ウッドデッキ屋根の詳細はこちらです ⏬
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【比較表】目隠し度・DIY難易度・費用などで比較!
上で紹介した目隠しアイデアの「早わかり比較表」です。
アイデア名 | 目隠し度 | DIY難易度 | 費用 |
---|---|---|---|
専用フェンス |
★★★★★ | 難しい | 普通 ~ 高い |
境界に目隠し |
★★★★ | 難しい | 高い |
布(シェードやタープ) |
★★★ | かんたん | 安い |
オーニング |
★★★★ | 難しい | 高い |
すだれ |
★★★ | かんたん | 安い |
植物カーテン |
★★★ | 手間がかかる | 安い |
テラス屋根 |
★★★★★ | 難しい | 高い |
※それぞれのアイデアには、このページ内の詳細にリンクしています。
【個人的ランキングBEST3】外構工事の現役プロが厳選!
1位に選んだのは「境界に目隠し」です。ウッドデッキだけでなく庭も目隠しできるので、戸建ての庭をじゅうぶん活用できます。
2位は「専用フェンス」。狭い庭にオススメで、プライベート感ある空間がつくれます。
3位は「テラス屋根」。屋根があると物干しもできるので、ついでに目隠しパネルを設置しておきましょう。
【後付けDIY】簡易的で簡単な方法は3つある
上記した7つのアイデアから3つ選び、おすすめ順に並べると以下です。
「すだれって、なんかダサそう...」と思う人もいますが、これは値段が安いすだれだけ!ちょっとお金を出せば、木目調がおしゃれなすだれが買え、洋風のウッドデッキにもバッチリ合います。
シェードは見た目がおしゃれで、取り外しもかんたん。
植物カーテンは育てる手間がかかりますが、工業製品に比べずっと涼しいです。
まとめ
この記事では、ウッドデッキに使えるおすすめの目隠しアイデアを紹介しました。いかがだったでしょうか?
本格的な目隠しなら、ウッドデッキ本体といっしょに業者に工事してもらいましょう。DIYで後付け目隠しをするなら、すだれや布シェードがかんたんでおすすめです。
せっかく高価なウッドデッキを設置したなら、毎日活用したいものです。
それには目隠しが絶対必要なので、紹介したアイデアを実践してみてください。
すぐ下の関連ページで「置くだけフェンス・ウッドデッキのフェンス・庭を目隠しする方法」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はご覧になってください😊
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以上、ウッドデッキの目隠しアイデア7選🙈【おしゃれな施工例も満載です!】…という話題でした。
更新:2024年07月05日|公開:2022年05月24日