南欧プロバンス風のおしゃれな高級外構工事👷【ボリューム満点の工事でした】

工事費400万円。埼玉県桶川市。セミクローズスタイルで南欧プロバンス風の新築外構エクステリア＆庭ガーデン工事の施工例です。おしゃれでかわいいデザインに仕上げました。

【この現場の設計者】菅間 克己

【LIXILエクステリアマイスター】埼玉県生まれ。国士舘大学卒業後、大手ハウスメーカーの外構部門に就職。常にトップクラスの成績を収め、10年の勤務を経てから当社に転職。異業種とのコミュニケーションを大事にし、新しい視点でユニークなデザインが提供できるよう日々努力。お客さま目線を持ち続けるため、現場作業も積極的に行う。娘とルパンをこよなく愛す、1児の父親。

南欧風をイメージとしたデザインとしました！

建物の外観にあわせて、南欧風（プロバンス風）なエクステリアとしました。当社でも2009年度一番の大型工事で職人一同力を合わせての工事となりました。さわやかな色で統一され、素敵なデザインにお客様も大満足でした☆

レンガ敷きの庭のテラスと水道

落ち着いた色のレンガテラス

レンガを使って広々としたテラスを作りました。レンガ造りの水場も造作し、休日は家族そろって楽しむことができるスペースとなりました。

敷きレンガはあえて縁を段々にすることで、広がりをもたせることができ、施工の面からもレンガひとつひとつをカットしてしまうと、どうしても多少のゆがみが出てしまうので、お客様の了解のもとこういうデザインとしました。

下地はコンクリートとせず、砂利を何度も締め固め、その上に平らに砂を敷いてレンガを並べていきます。縁のレンガはすべてモルタルで固定されていますので、動いてしまうことはありません。下をコンクリートにせず砂にすることで、歩いたときに柔らかい感じが残るようにしています。

大きなレンガ造の水道

レンガテラスに合わせ、水道もレンガを積んで作りました。大きな受け口とすることで、子供が泥で汚れてもそのまま入って洗うことができ、何かものを洗うのでも大きいほうが使いやすいです。

塗り壁仕上げの門柱と石張りの床

塗り壁仕上げの門柱

門柱はベージュ色を使った塗り壁仕上げです。塗り壁で仕上げると時間が経つにつれて、壁が汚れてしまうという欠点があります。そこで上にレンガの笠木を乗っけることで、その問題を解決しています。また、壁の中にスリットを作ることで、重厚感をなくし、そこに鋳物の飾りを取付けました。門扉もそれに合わせ、鋳物の製品を使っています。

ミッキーサークルの石張り

写真では少し分かりにくいですが、サークルを３つ使ってミッキーマウスの顔を作りました。敷地の外と中をまたがせた隠れミッキーとなっています。中を石張りで仕上げ、縁どりはレンガを丸く並べました。石の目地もそろっていて、施工してくれた職人さんは大変だったと思います。

プロバンス風の外構エクステリア全体像

カーポートと跳ね上げ門扉が難しかった...

カーポートは2台用の合掌タイプで、道路からの入口に電動式の跳ね上げ門扉を設置しました。カーポートと跳ね上げ門扉の兼ね合いが非常に難しく、門扉が上がったときにカーポートにぶつからないようにしなければなりません。カーポートを高くしすぎると、雨が入りやすくなり、後ろに下げすぎると建物がある場合はぶつかってしまうなど、考えることが山ほどあります。このセットを取付ける時は夜も眠れません...

建物とマッチした美しいエクステリア

非常に美しい仕上がりとなり、当社としても力の入った現場でした。この施工例は当社の自慢で、ホームページを作る時はこのページが目立つように作っています。工事価格も400万円もした、大規模でどこに出しても恥ずかしくない施工例だと思います。設計したプランナーや施工した職人さんお疲れ様でした！