道路側に作るフロントガーデン【目隠しと芝生で整えた230万円プラン】
【更新日】2026.04.27
道路側に庭を作ると、通行人からの視線や外からの見え方が気になり、どこまで開くべきか迷うことがあります。
フロントガーデンは、家族だけが眺める庭ではなく、道路側からも見える場所です。だからこそ、目隠しで隠しすぎず、芝生や花壇、ガラスブロックを使って、見せる場所と視線をやわらげる場所を分けることが大切です。
そこでこの記事では、道路側に作るフロントガーデンを、目隠しと芝生で整えた230万円の外構施工例を紹介します。見られる庭の作り方、曲線目隠し、門まわり、芝生の仕上げまで確認しながら、自宅の外構に近い実例か判断できるようにまとめます。
【LIXILエクステリアマイスター】埼玉県生まれ。国士舘大学卒業後、大手ハウスメーカーの外構部門で10年間経験を積み、当社へ入社。異業種とのコミュニケーションも大切にしながら、新しい視点を活かしたデザイン提案を心がけている。お客さま目線を大切にするため、現場作業にも積極的に参加。娘とルパンをこよなく愛する、1児の父。
この記事の内容
- 施工地域:埼玉県さいたま市浦和区I様邸
- 施工種類:新築庭ガーデン&外構エクステリア
- デザイン:シンプルモダン
- スタイル:オープン
- 施工金額:230万円
- 竣工日 :2008年8月
- 施工期間:3週間
- 庭床仕上げ:芝生、天然石敷き
- 庭塀仕上げ:化粧ブロック、ガラスブロック
- 庭アイテム:エバーアトウッド(アルミ柱)
- 花壇仕上げ:レンガ積み、レンガコバ立て仕上げ
- 門柱仕上げ:化粧ブロック、ガラスブロック、モザイクタイル
- 門柱アイテム:表札、インターホン、ポスト
- アプローチ仕上げ:天然石敷き
- 駐車場仕上げ:コンクリート土間
- 駐車場アイテム:カーポート
1. 道路側に作るフロントガーデン
道路側に作ったフロントガーデン
この施工例は、道路側に庭を配置し、見られることを前提に整えたフロントガーデンです。
建物と敷地の関係で、庭を道路側に作る必要がありました。道路の反対側には病院があり、通る人や訪れる人の目に触れる場所です。だからこそ、家族だけでなく、外から見たときにも心が和らぐ庭になるように計画しました。
- 道路側に見せる庭を作る
- 芝生と花壇で緑の印象を整える
- 目隠しで視線をやわらげる
道路側の庭は、見えすぎると落ち着かず、隠しすぎると閉じた印象になります。大切なのは、見せる場所と視線を調整する場所を分けることです。フロントガーデンは、家の印象を作りながら、通る人にもやさしい景色を届ける庭になります。
2. 見せる庭と目隠しの考え方
道路側の庭では、見せる部分と隠す部分を分けて考えることが大切です。
フロントガーデンは、通行人や近隣から見える場所にあります。すべてを開くと視線が気になり、すべてを隠すと庭の魅力が伝わりにくくなります。芝生、花壇、目隠し、塀を組み合わせることで、外から見ても美しく、内側でも落ち着ける庭になります。
2-1. 通行人から見える庭
通行人から見える庭は、外構全体の印象を左右します。
道路側に庭があると、門まわりや駐車場と同じように、住まいの第一印象になります。芝生や花壇が整っていると、建物全体がやわらかく見えます。フロントガーデンは、家の外観に緑の余白を加える場所です。
- 道路側から見える景色を整える
- 芝生で外構にやわらかさを出す
- 花壇で季節の表情を作る
道路側の庭は、手入れを怠ると外からも目立ちやすい場所です。だからこそ、見た目だけでなく管理しやすい配置にする必要があります。人目に触れる庭ほど、無理なく保てる設計が大切です。
2-2. 病院前に作る癒しの景色
人の目に触れる場所だからこそ、庭には景色としての役割があります。
この施工例では、道路の反対側にある病院を訪れる人にも、緑豊かな庭を楽しんでもらいたいという思いがありました。庭は住む人だけのものではなく、通る人の気持ちを少し和らげる存在にもなります。道路側に作るフロントガーデンならではの考え方です。
- 緑で道路側の印象をやわらげる
- 花壇で通る人の目を楽しませる
- 外から見える庭に意味を持たせる
癒しの庭といっても、感覚だけで作るとまとまりません。視線の抜け方、緑の量、塀や目隠しの高さを合わせて考える必要があります。道路側の庭では、見せる美しさと暮らしの落ち着きを両立することが大切です。
3. 曲線目隠しと花壇の見せ場
フロントガーデンでは、目隠しと花壇を使って道路側に見せ場を作れます。
目隠しは、ただ視線を遮るためだけのものではありません。素材や並べ方を工夫すれば、庭のデザインの一部になります。大きな花壇を合わせることで、道路側から見ても印象に残る庭になります。
3-1. エバーアートウッドの曲線
曲線に並べたウッド調アルミ柱
ウッド調のアルミ柱を曲線に並べることで、やわらかい目隠しを作っています。
この施工例では、エバーアートウッドをカーブさせて配置しました。まっすぐ並べるよりも動きが出て、フロントガーデンにやさしい表情が加わります。雨や日光に強く、腐りにくい素材なので、道路側の見える場所にも使いやすい目隠しです。
- アルミ柱で道路側の視線を調整する
- 曲線で庭にやわらかさを出す
- 木調素材で自然な印象を加える
目隠しは高く作りすぎると、閉じた印象になりやすいです。曲線やすき間を使うことで、隠しながら見せる外構にできます。道路側の庭では、完全に遮るよりも、視線をやわらげる考え方が合います。
3-2. サークルレンガ花壇
サークルレンガ花壇
大きなサークルレンガ花壇は、フロントガーデンの見せ場になる植栽スペースです。
直径約2mの大きな花壇を作り、木や草花をたくさん植えられる場所にしました。丸い形の花壇は、道路側から見ても目に入りやすく、庭の中心として働きます。レンガを使うことで、芝生や天然石との相性もよくなります。
- サークル花壇で庭の中心を作る
- レンガで植栽スペースを縁取る
- 草花で道路側に彩りを出す
花壇は大きく作ればよいわけではありません。水やりや手入れがしやすい位置に作ることで、長くきれいに保てます。フロントガーデンの花壇は、見た目と管理のしやすさを一緒に考えることが大切です。
4. ガラスブロックと門まわり
門まわりは、ガラスブロックやモザイクタイルを使うことでシンプルモダンな印象を作れます。
道路側の外構では、門柱や塀の見え方がとても大切です。化粧ブロックだけでは重く見える場所に、ガラスブロックを入れると光を感じるアクセントになります。花壇やポストまで合わせて整えることで、フロントガーデン全体の印象がまとまります。
4-1. 光を入れるガラスブロック塀
ガラスブロックの塀
ガラスブロックを入れた塀は、光を取り込みながらアクセントを作れます。
この施工例では、20cm角の化粧ブロックとガラスブロックを組み合わせています。ガラスブロックが入ることで、塀に明るさと抜け感が生まれます。シンプルモダンの外構に、重くなりすぎない表情を加える方法です。
- ガラスブロックで塀に光を入れる
- 化粧ブロックにアクセントを加える
- 道路側の塀を軽く見せる
塀は目隠しとして役立ちますが、全面を閉じると圧迫感が出やすいです。ガラスブロックを部分的に使うと、視線を抑えながら明るさも残せます。道路側の外構では、閉じ方の加減が印象を左右します。
4-2. モザイクタイルの門柱
ガラスブロックとモザイクタイルの門柱
門柱は、ガラスブロックとモザイクタイルでシャープな印象に整えています。
正方形のブロックにガラスブロックを埋め込み、中央にはモザイクタイルを貼りました。ホワイトの四角いポストを合わせることで、門まわりに統一感が出ています。シンプルでありながら、素材の違いで見どころを作った門柱です。
- 門柱にガラスブロックを入れる
- モザイクタイルで中央を飾る
- 白いポストで印象をそろえる
門柱に素材を増やしすぎると、にぎやかに見えすぎることがあります。色を絞り、形をそろえることで、複数の素材を使ってもまとまりやすくなります。フロントガーデンでは、入口の印象が庭全体の見え方につながります。
4-3. ワンちゃんが出迎える花壇
フロントガーデンの門まわり花壇
門柱前の小さな花壇は、来客を迎えるやわらかなアクセントになります。
レンガで小さな花壇を作り、そこに寄せ植えを入れました。門まわりに花があると、シンプルモダンの外構にもあたたかさが加わります。ワンちゃんの置物が出迎えることで、家らしい親しみも感じられます。
- 門柱前に小さな花壇を作る
- 寄せ植えで入口に彩りを出す
- 置物で親しみのある印象を作る
門まわりの花壇は、広さよりも見える位置が大切です。道路側や来客の目に入る場所に少し緑があるだけで、外構の印象はやわらぎます。フロントガーデンでは、小さな植栽も大きな役割を持ちます。
5. 芝生と天然石のフロントガーデン
フロントガーデンは、芝生と天然石を組み合わせることで、見た目と歩きやすさを整えられます。
芝生は道路側の外構に緑の広がりを作ります。天然石はアプローチや歩く場所に使うことで、庭の中に落ち着いた動線を作れます。緑と石材を合わせることで、見せる庭としての完成度が上がります。
5-1. 芝生で整える道路側の庭
土の部分には芝生を敷きます
土の部分に芝生を敷くことで、道路側の庭に明るい緑の面が生まれます。
芝生は、花壇や塀、目隠しの硬さをやわらげる役割があります。フロントガーデンに緑の面があると、建物や外構全体の印象も落ち着きます。道路側から見たときにも、自然な広がりを感じやすくなります。
- 芝生で道路側に緑を広げる
- 塀や門柱の硬さをやわらげる
- 外構全体に明るさを出す
芝生は美しい反面、水やりや刈り込みが必要です。道路側にある場合は、手入れの状態が外からも見えやすくなります。フロントガーデンに芝生を入れるなら、管理できる面積にすることが大切です。
5-2. 水やりで仕上げる庭づくり
芝生に水やり
芝生をきれいに根付かせるには、施工後の水やりと管理が欠かせません。
この施工例は暑い時期の工事だったため、最後の仕上げとして芝生にたっぷり水を与えています。芝生は張った直後の管理が、その後の見た目に影響します。フロントガーデンの完成度を保つには、施工後の手入れも大切です。
- 芝生を張った後に水を与える
- 暑い時期の乾燥を防ぐ
- 施工後の管理で緑を保つ
芝生は施工した瞬間に終わる素材ではありません。水やり、刈り込み、雑草対策を続けることで、きれいな状態を保てます。見せる庭として芝生を使うなら、完成後の育て方まで考えておくと安心です。
6. 230万円プランの外構全体
この施工例は、庭だけでなく、門まわりや駐車場まで含めた外構全体を整えた230万円プランです。
フロントガーデンは道路側にあるため、門柱、塀、アプローチ、駐車場とのつながりが大切です。庭だけが目立つのではなく、外構全体としてまとまることで住まいの印象が整います。シンプルモダンのデザインに、芝生や花壇のやわらかさを加えた施工例です。
6-1. 新築外構としてのまとまり
新築外構では、庭と門まわりを別々に考えず、道路側全体の見え方をそろえることが大切です。
この施工例では、化粧ブロック、ガラスブロック、モザイクタイル、芝生、花壇を組み合わせています。素材は複数ありますが、シンプルモダンの方向にまとめることで統一感を保っています。道路側から見える外構として、庭と門柱が自然につながっています。
- 門まわりと庭の素材を合わせる
- 道路側全体の印象を整える
- シンプルモダンに統一する
新築外構は、必要な設備を足していくだけではまとまりにくくなります。最初に外からどう見えるかを決めると、庭や門柱の役割が整理されます。フロントガーデンのある外構では、全体の見え方がとても大切です。
6-2. 庭と駐車場のつながり
道路側の外構では、庭と駐車場の境目を自然につなぐことも大切です。
駐車場は実用性が強い場所ですが、フロントガーデンと近い場合は見た目にも影響します。コンクリート土間やカーポートだけで終わらせず、芝生や花壇とのバランスを取ることで、硬さをやわらげられます。庭と駐車場が並ぶ外構では、素材の切り替え方が印象を左右します。
- 駐車場と庭の境目を整える
- コンクリートの硬さを緑でやわらげる
- カーポートまわりの見え方を考える
駐車場は使いやすさを優先する場所です。けれど、道路側にある以上、家の印象にも関わります。庭と駐車場を一体で考えることで、実用性と見た目の両方を整えやすくなります。
7. よくある質問5つ(FAQ)
Q1. フロントガーデンは道路側に作っても落ち着きますか?
目隠しや植栽で視線を調整すれば、道路側でも落ち着いた庭にできます。すべてを隠すのではなく、見せる場所と隠す場所を分けることが大切です。
Q2. 道路側の庭に目隠しは必要ですか?
通行人からの視線が気になる場所では、目隠しがあると過ごしやすくなります。高い塀だけでなく、ウッド調の柱や植栽を使うと圧迫感を抑えやすくなります。
Q3. ガラスブロックは外構でどんな役割がありますか?
ガラスブロックは、塀や門柱に光とアクセントを加える役割があります。閉じた印象をやわらげながら、シンプルモダンな外構にも合わせやすい素材です。
Q4. フロントガーデンに芝生は向いていますか?
芝生は道路側の庭に緑の広がりを作れるため、フロントガーデンにも向いています。ただし、人目に触れやすい場所なので、水やりや刈り込みを続けられる面積にすることが大切です。
Q5. 230万円でどこまで外構工事ができますか?
敷地条件や素材によって変わりますが、この施工例では芝生、天然石敷き、化粧ブロック、ガラスブロック、目隠し、花壇、門柱、駐車場、カーポートまで整えています。庭だけでなく、道路側の外構全体をまとめて考えたプランです。
まとめ
この施工例では、道路側に作るフロントガーデンを、目隠しと芝生で整えた外構として紹介しました。大切なのは、見せる庭と視線を調整する場所を分けて考えることです。
エバーアートウッドの曲線目隠しは、道路側からの視線をやわらげながら庭のデザインにもなります。ガラスブロックやモザイクタイル、サークルレンガ花壇を組み合わせることで、シンプルモダンの外構に見どころが生まれます。
芝生や花壇を入れると、道路側の外構に緑のやさしさが加わります。家族だけでなく、通る人の目にも触れる場所だからこそ、見た目と管理のしやすさを両立したい家に合う施工例です。

道路側の庭は、外から見えるぶん、少し緊張感のある場所です。だからこそ、芝生や花壇でやわらかさを出すと、家全体の印象が穏やかになります。
目隠しは隠すためだけでなく、庭の形を作るためにも使えます。曲線を入れると、フロントガーデンに動きが出て、見せる庭として整いやすくなります。
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更新:2026年04月27日|公開:2008年10月05日


