車3台分の駐車スペースをつくった外構施工例【100万円で整えたオープン外構】
【更新日】2026.04.24
車を3台停めたい外構では、駐車スペースを広く取るだけだと、見た目が殺風景になりやすいものです。
建物から道路までの距離がある場合は、駐車場・駐輪場・門柱・アプローチの配置を先に整理する必要があります。さらに、広い土間コンクリートにはラインや門柱を加えることで、使いやすさと見た目の両方を整えやすくなります。
そこでこの記事では、車3台分の駐車スペースをつくり、100万円で整えたオープン外構施工例を紹介します。ジョリパット門柱、化粧砂利ライン、門柱裏の駐輪スペースまで、どこが参考になるかを確認できます。
【LIXILエクステリアマイスター】埼玉県生まれ。国士舘大学卒業後、大手ハウスメーカーの外構部門で10年間経験を積み、当社へ入社。異業種とのコミュニケーションも大切にしながら、新しい視点を活かしたデザイン提案を心がけている。お客さま目線を大切にするため、現場作業にも積極的に参加。娘とルパンをこよなく愛する、1児の父。
この記事の内容
- 施工地域:埼玉県川越市H様邸
- 施工種類:新築外構エクステリア
- デザイン:カジュアル
- スタイル:オープン
- 施工金額:100万円
- 竣工日 :2019年10月
- 施工期間:2週間
- 門柱仕上げ:左官ジョリパット
- 門柱アイテム:表札、インターホン、ポスト
- 門柱前レンガ敷き:東洋工業 グラヴィブリック ペイブ
- 駐車場仕上げ:コンクリートハケ引き
- ラインの化粧砂利:メイク グラベルアイテム スイートピーチ
- ポールライト:三協アルミ
1. 車3台分の駐車スペースをつくった外構施工例

オープンスタイルのおしゃれな外構工事
この施工例は、車3台分の駐車スペースを中心に100万円で整えたオープン外構です。
建物から道路までの広いスペースを、駐車場・駐輪場・門柱・アプローチに分けて計画しました。広い土間コンクリートだけでは単調に見えやすいため、化粧砂利のラインとジョリパット門柱で外構に表情をつけています。門柱の裏には自転車置き場も確保し、道路側から見たときにすっきり見えるようにしました。
- 車3台分の駐車スペースを確保する
- 化粧砂利ラインで駐車場を整える
- 門柱裏に自転車置き場をつくる
オープン外構は、広さを活かせる反面、駐車場だけになると殺風景に見えることがあります。けれども、門柱やライン、照明を組み合わせれば、100万円の外構でも見た目と使いやすさを両立できます。この施工例は、車を複数台停めたい家に参考になる内容です。
2. 100万円で整えたオープン外構
100万円の新築外構では、必要な場所を絞ることで駐車場・門柱・駐輪スペースまで整えやすくなります。
今回は、車3台分の駐車スペースを優先しながら、門柱と自転車置き場も一緒に計画しました。駐車場はコンクリートのハケ引き仕上げにし、ラインにはピンク色の化粧砂利を入れています。門柱はダークブラウンのジョリパット仕上げで、門柱前にはレンガ敷きとポールライトを合わせました。
2-1. 新築外構の施工範囲
この外構では、道路側から見える場所を中心に必要な機能を整理しています。
新築外構では、駐車場を広く取るほど門まわりの印象が弱くなりやすいです。そこで、車3台分の土間コンクリートを確保しながら、道路側にジョリパット門柱を設けました。駐輪スペースも門柱裏に配置し、見た目と使いやすさを両立しています。
- 駐車場を優先して配置を決める
- 門柱で外構の中心をつくる
- 自転車置き場を道路側から隠す
100万円の外構では、すべてを豪華にすることはできません。だからこそ、毎日使う駐車場と玄関まわりに絞って整えることが大切です。この施工例では、広い駐車場を軸にしながら、門まわりの見た目も残しています。
2-2. オープン外構の見せ方
この外構は、敷地を囲わずに広さを活かしたオープンスタイルでまとめています。
オープン外構は、車の出し入れがしやすく、敷地を広く見せやすいスタイルです。一方で、何も区切りがないと駐車場だけが目立ち、外構としての印象が弱くなります。今回は門柱と化粧砂利ラインを入れることで、開放感を残しながら外構にまとまりを出しました。
- 敷地を広く使える配置にする
- 門柱で道路側の印象を整える
- ラインで駐車場に表情をつける
オープン外構は、道路から見えやすいことが気になる人もいます。けれども、門柱の位置や駐輪スペースの隠し方を工夫すれば、生活感を抑えられます。この施工例では、開放感とすっきりした見た目を両立しています。
3. 広い駐車スペース
駐車場は、車3台分を停められるように幅8mほどの広いスペースを確保しています。
広い駐車場は便利ですが、コンクリートだけで仕上げると無機質に見えやすくなります。そこで、道路から建物へ向かって3本のラインを入れ、駐車位置の目安にもなるようにしました。ライン部分にはピンク色の化粧砂利を使い、カジュアルで明るい印象に整えています。
3-1. 幅8mの駐車場

建物正面の駐車スペース
建物正面には、車3台分を停められる広い駐車スペースをつくりました。
車を複数台所有する家では、駐車場の広さと出し入れのしやすさが大切です。幅8mほどのスペースを活かすことで、3台分の駐車に対応しやすくなります。道路からの出入りもしやすく、日常の使いやすさを優先した配置です。
- 幅8mほどの駐車場を確保する
- 車3台分の駐車場所をつくる
- 道路から出入りしやすくする
駐車場を広くすると、庭や門まわりに使える面積は少なくなります。けれども、車を3台停めたい家では、駐車のしやすさを優先したほうが暮らしやすくなります。この施工例では、広い土間を外構の中心として計画しています。
3-2. コンクリートハケ引き
駐車場はコンクリートハケ引き仕上げにして、雨の日でも歩きやすい床にしました。
ハケ引き仕上げは、コンクリート表面に細かな筋をつける施工方法です。ザラザラした表面になるため、雨の日でも滑りにくくなります。車を置く場所であり、家族が歩く場所でもあるため、見た目だけでなく安全性にも配慮しました。
- 駐車場をハケ引きで仕上げる
- 雨の日の足元に配慮する
- 車と人が使いやすい床にする
金ゴテ仕上げのほうが見た目はすっきりする場合もあります。けれども、雨の日の歩きやすさを考えると、ハケ引き仕上げが合うことも多いです。この施工例では、日常の使いやすさを重視しています。
3-3. 化粧砂利のライン
駐車場には3本のラインを入れ、ピンク色の化粧砂利で明るいアクセントを加えました。
広い土間コンクリートは、何も入れないと平たく単調に見えます。ラインを入れることで、駐車するときの目安になり、見た目にもリズムが生まれます。スイートピーチ色の化粧砂利を使い、カジュアルな外構に合うやさしい雰囲気を出しました。
- 道路から建物へラインを入れる
- 化粧砂利で駐車場を飾る
- 駐車位置の目安をつくる
駐車場のラインは、機能だけでなく見た目にも効きます。コンクリートを大きく打つ場合ほど、ラインや砂利の入れ方で印象が変わります。この施工例では、化粧砂利が広い駐車場の単調さを抑えています。
4. ジョリパット門柱
門柱は、ダークブラウンのジョリパット仕上げでオープン外構の顔になるように設計しています。
広い駐車場だけでは、道路側から見たときに外構の印象が弱くなります。そこで、道路に近い位置へ塗り壁門柱を設け、表札・インターホン・ポストをまとめました。角を丸くし、風窓を入れることで、重くなりすぎない門まわりにしています。
4-1. ダークブラウンの塗り壁

かっこいい門柱まわりのデザイン
門柱はダークブラウンの左官ジョリパット仕上げで、外構に落ち着いたアクセントを加えました。
明るい駐車場まわりに濃い色の門柱を入れると、道路側からの印象が引き締まります。木目調ポストとも相性がよく、カジュアルな外構の中にあたたかさが出ます。ジョリパット仕上げならではのやわらかい表情も、オープン外構に合っています。
- 門柱をダークブラウンで仕上げる
- 木目調ポストと色を合わせる
- 道路側の印象を引き締める
濃い色の門柱は、重く見えるのではと感じる人もいます。けれども、角を丸くしたり風窓を入れたりすれば、やわらかい印象にできます。この施工例では、門柱が広い駐車場の中で外構の中心になっています。
4-2. 風窓のある門柱
門柱には15cm角の風窓を2カ所つくり、重さをやわらげる抜け感を入れました。
塗り壁門柱は面が大きくなるほど存在感が出ます。そこで、風窓を入れることで壁の中に小さな抜けをつくりました。完全な壁にしないことで、オープン外構らしい軽さも残せます。
- 門柱に15cm角の風窓を入れる
- 塗り壁の重さをやわらげる
- オープン外構らしい軽さを残す
門柱は、目立たせればよいというものではありません。外構全体とのバランスを見ながら、重さと抜け感を調整することが大切です。この施工例では、小さな風窓が門柱の印象をやわらげています。
4-3. レンガ敷きとポールライト
門柱の足元にはレンガを敷き、ポールライトを合わせて夜も安心できる門まわりにしました。
門柱前にレンガ敷きを入れると、足元にあたたかい印象が生まれます。ポールライトを設置することで、夜の表札やアプローチまわりも見えやすくなります。昼は門柱のアクセント、夜は安全性を支える要素として役立ちます。
- 門柱前にレンガを敷く
- ポールライトで足元を照らす
- 夜の門まわりを使いやすくする
照明は、あとから考えればよいと思われることもあります。けれども、新築外構の段階で入れておくと、配線や位置をきれいに整えやすくなります。この施工例では、門柱まわりに小さな安心感を加えています。
門柱とジョリパットの施工例をまとめたページがありますので、参考にどうぞ。
5. 門柱裏の駐輪スペース
自転車置き場は、道路側から見えにくいように門柱の裏側へ配置しました。
オープン外構では、自転車が道路側から見えると生活感が出やすくなります。今回は門柱を道路に近い位置へ立て、その裏に駐輪スペースをつくりました。玄関までのアプローチに支障が出ない位置にしたことで、見た目と使いやすさを両立しています。
5-1. 自転車置き場の位置
自転車置き場は、門柱前ではなく門柱裏に納める形にしました。
門柱の前に自転車を置くと、道路側から見たときに雑然とした印象になりやすいです。門柱裏に配置すれば、外からの見た目をすっきり保てます。毎日使う自転車も、玄関に近い場所へ置けるため実用的です。
- 門柱裏に自転車を置く
- 道路側からの生活感を抑える
- 玄関近くに駐輪場所をつくる
駐輪場は、空いた場所に置けばよいと思われがちです。けれども、道路からの見え方や玄関動線まで考えると、配置で外構の印象は変わります。この施工例では、門柱を目隠しとして活かしています。
5-2. 道路側からの見え方
門柱が目隠しになることで、道路側から見てもすっきりした外構に見えます。
オープン外構は、開放感がある反面、敷地内のものが見えやすいスタイルです。自転車や小物が前面に出ると、せっかくの外構が散らかった印象になることがあります。門柱裏へまとめることで、駐輪場を使いやすくしながら見た目を整えました。
- 自転車を門柱で見えにくくする
- 道路側の見た目を整える
- オープン外構の生活感を抑える
完全に隠すにはフェンスや壁が必要になることもあります。けれども、門柱の位置を工夫するだけでも、外からの見え方はかなり変わります。この施工例では、門柱がデザインと目隠しの両方を担っています。
5-3. 玄関までの動線
駐輪スペースは、玄関までのアプローチに支障が出ないように動線を確認して配置しました。
自転車置き場を便利な場所に置いても、玄関までの通路をふさいでしまうと使いにくくなります。今回は駐車場・駐輪場・門柱・アプローチの順に考え、動きやすい配置にしました。車と自転車、歩く人の動線を分けることで、日常の使いやすさが上がります。
- 駐輪場とアプローチを分ける
- 玄関まで歩きやすくする
- 車と自転車の動線を整理する
外構は、完成写真だけでは動線の良し悪しが分かりにくい場所です。実際に毎日使うことを考えると、どこに何を置くかが大切になります。この施工例では、見た目だけでなく動きやすさも考えています。
6. 設計図面と配置計画
この外構では、駐車場・駐輪場・門柱・アプローチを順番に整理して配置しています。
広いスペースがある外構ほど、最初の配置計画が大切です。どこに車を置き、どこに自転車を置き、どこから玄関へ向かうのかを整理しないと、使いにくい外構になりやすくなります。今回の設計図面からも、車3台分の駐車場を中心に全体を組み立てていることが分かります。
6-1. 駐車場から考える外構

オープン外構の設計図面です
外構計画は、まず駐車場から考えることで使いやすい配置を作りやすくなります。
車を何台停めるかは、外構全体の形に大きく影響します。今回は車3台分が必要だったため、駐車スペースを最初に確保しました。そのうえで、駐輪場と門柱、玄関までのアプローチを配置しています。
- 車の台数から外構を考える
- 駐車スペースを先に確保する
- 残りの場所に門柱と動線をつくる
門柱やアプローチから先に考えると、駐車場が使いにくくなることがあります。車を複数台停める家では、駐車場を優先するほうが現実的です。この施工例では、駐車場を起点に外構全体を整えています。
6-2. 駐輪場と門柱の配置
駐輪場と門柱は、道路側の見た目と日常の使いやすさを考えて近い位置で計画しました。
門柱を道路近くに設置すると、外構の顔を作りやすくなります。その裏に駐輪場を置けば、自転車を見えにくくしながら使いやすい場所に納められます。広いオープン外構でも、門柱の位置を工夫することで整理された印象になります。
- 門柱を道路側へ配置する
- 門柱裏に駐輪場をつくる
- 外から見た印象を整える
駐輪場は、図面上では小さな要素に見えます。けれども、実際には毎日使う場所であり、道路側からも見えやすい場所です。この施工例では、門柱の裏を活かして駐輪場の見え方を整えています。
6-3. 100万円で整える優先順位
100万円で外構を整えるなら、必要な場所を見極めて優先順位を決めることが大切です。
この施工例では、車3台分の駐車場を最優先にしました。次に、自転車置き場と玄関までの動線を整理し、最後に門柱や照明で見た目を整えています。予算の中で満足度を上げるには、使う場所と見せる場所を分けて考える必要があります。
- 駐車場を最優先で確保する
- 駐輪場とアプローチを整理する
- 門柱と照明で見た目を整える
100万円の外構では、すべてに費用をかけることはできません。けれども、駐車場・門柱・駐輪場の役割を整理すれば、必要十分な外構にできます。この施工例では、暮らしに必要な部分へ費用を集中させています。
7. よくある質問5つ(FAQ)
Q1. 車3台分の駐車スペースはどのくらい必要?
車種や駐車の向きによりますが、3台分を横並びで考える場合はかなり広い間口が必要です。この施工例では、幅8mほどのスペースを使って車3台分の駐車場を施工しています。
Q2. 100万円の外構ではどこまで施工できる?
敷地条件によりますが、駐車場の土間コンクリート、門柱、駐輪スペース、簡単な照明まで整えられる場合があります。この施工例では、車3台分の駐車場を中心に、ジョリパット門柱と化粧砂利ラインまで施工しています。
Q3. オープン外構は駐車場が広い家に向いている?
オープン外構は、車の出し入れがしやすく、敷地を広く使いやすいスタイルです。車を複数台停めたい家では、駐車スペースを確保しやすい点がメリットになります。
Q4. 広い土間コンクリートをおしゃれに見せる方法は?
化粧砂利やピンコロ、目地ラインを入れると、広い土間に表情をつけられます。この施工例では、3本のラインにピンク色の化粧砂利を入れて、駐車の目安と見た目のアクセントにしています。
Q5. 自転車置き場は門柱の裏に作れる?
玄関までの動線に支障がなければ、門柱の裏に自転車置き場を作ることはできます。道路側から自転車が見えにくくなり、オープン外構でもすっきりした印象にしやすくなります。
まとめ
この施工例では、車3台分の駐車スペースを中心に、100万円でオープン外構を整えました。広いコンクリート土間、化粧砂利ライン、ジョリパット門柱、門柱裏の駐輪スペースまで含めて、全体の構成が分かりやすい内容です。
駐車場は幅8mほどのスペースを使い、コンクリートハケ引き仕上げにしました。道路から建物へ向かって3本のラインを入れ、ピンク色の化粧砂利で単調に見えにくくしています。
車3台分の駐車場をつくる外構では、駐車場・駐輪場・門柱・アプローチの配置が大切です。必要な場所を整理してから計画することで、広さを活かしながらすっきり使える外構になります。

車3台分の駐車スペースをつくるときは、まず車の動きから考えることが大切です。そこから駐輪場、門柱、アプローチの順番で整理すると、毎日使いやすい外構になります。
この施工例のように、広い土間にはラインや門柱を入れると単調に見えにくくなります。100万円の外構でも、配置と見せ方を整えれば、すっきりしたオープン外構にできます。
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更新:2026年04月24日|公開:2020年03月14日
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