30坪の庭を外構で整えた施工例【DIY用の整地と貸し駐車場の90万円プラン】
【更新日】2026.05.03
30坪ほどの庭や隣地を手に入れても、どこまで外構で整え、どこから自分で庭づくりをするか迷うことがあります。
すべてを完成形まで作り込むと費用がかかりますが、整地や境界づくりだけをプロに任せる方法もあります。庭として使う場所、貸し駐車場にする場所、自宅前の駐車場や門まわりを分けて考えると、土地の使い方が見えやすくなります。
そこでこの記事では、30坪の庭をDIY用に整地し、貸し駐車場と塗り壁門柱まで整えた90万円の外構施工例を紹介します。庭づくりの余白を残しながら、アメリカンフェンス、砂利敷き、土間コンクリート、花ブロック門柱まで確認できます。
【LIXILエクステリアマイスター】埼玉県生まれ。国士舘大学卒業後、大手ハウスメーカーの外構部門で10年間経験を積み、当社へ入社。異業種とのコミュニケーションも大切にしながら、新しい視点を活かしたデザイン提案を心がけている。お客さま目線を大切にするため、現場作業にも積極的に参加。娘とルパンをこよなく愛する、1児の父。
- 【デザイナー】菅間 克己
- 【施工地域】埼玉県さいたま市西区Tさま邸
- 【工事種類】外構エクステリア工事
- 【デザイン】シンプルモダン
- 【スタイル】オープン
- 【工事費用】90万円
- 【竣工日】2022年9月
- 【施工期間】10日間
1. 30坪の庭を外構で整える
30坪ほどの土地を外構で整えるときは、最初に使い方を分けることが大切です。
今回の施工例では、隣の空き地を購入し、半分を庭、もう半分を貸し駐車場として使えるようにしました。すべてを完成形まで作り込むのではなく、庭はDIYしやすいように整地で残し、駐車場や門まわりは外構工事で整えています。土地を広げたあとに、どこまでプロに任せるかが分かりやすい実例です。
- 30坪の土地を庭と駐車場に分ける
- DIYしやすいように庭を整地する
- 門まわりと駐車場を外構で整える
庭を広くしたからといって、最初からすべてを完成させる必要はありません。自分で育てたい場所は余白として残し、使いやすさや境界に関わる部分を外構で整える。そのほうが、予算も暮らし方も無理なく組み立てやすくなります。
2. DIY用の整地とアメリカンフェンス
きれいに整地された庭
庭側は、お客さまがあとからDIYできるようにきれいに整地して仕上げました。
土の状態を平らに整えておくと、花壇づくりや芝張り、菜園づくりを始めやすくなります。何もしていない土地に見えても、凹凸をなくして使いやすい状態にするには手間がかかります。今回は庭づくりの完成形を決めきらず、これから育てていける余白を残しました。
- DIYしやすいように庭を平らにする
- 庭と貸し駐車場の境界を作る
- アメリカンフェンスで軽く仕切る
庭と貸し駐車場の境界には、アメリカンフェンスを施工しています。完全に閉じるのではなく、軽く区切ることで、土地全体の開放感を残しています。庭として使う場所と、駐車場として貸す場所を分けながら、見た目も重くならない納まりです。
庭の施工例とアメリカンフェンスはこちら ⏬
おしゃれな庭デザイン100選【一軒家の施工例からわかる庭づくりのヒント】
アメリカンフェンスは倒れる?【デメリットと施工の注意点を解説】
エクステリアデザイナーのコメント
ご夫妻が仲良く、カントリー調の雰囲気が好きで、休みの日は庭づくりを楽しんでいるようです。
弊社事務所から近いお客さまで、今回の工事が終わってからも、たまに見に行きます。見に行くたびに、どんどん雰囲気が良くなっているのがすごいです。
1年後には、もっと庭らしい表情になっていると思います。私も完成を楽しみにしています。
3. 貸し駐車場と土間コンクリート
貸し駐車場側は砂利敷きで整え、自宅前の駐車場は土間コンクリートで施工しました。
貸し駐車場は、広い面積をすべて土間コンクリートにすると費用が大きくなります。今回は砂利敷きで仕上げることで、使える状態にしながら費用を抑えました。一方で、建物正面の1台用駐車場は毎日使う場所なので、土間コンクリートのハケ引き仕上げで使いやすくしています。
- 貸し駐車場を砂利敷きで整える
- 自宅前の駐車場を土間コンクリートで仕上げる
- 使い方に合わせて舗装を分ける
同じ駐車場でも、使い方によって仕上げを変えることができます。貸し駐車場は費用を抑えて使える形にし、自宅前は日常の使いやすさを優先する。土地を広く使う外構では、場所ごとに役割を分ける判断が効いてきます。
オープン外構の施工例はこちら ⏬
4. 塗り壁門柱と花ブロック
左の門柱は当社施工|右のフェンスはお客さま施工
門柱と目隠し塀は、ジョリパットの塗り壁仕上げで個性的な入口まわりに整えました。
庭や駐車場をシンプルに整えるだけでは、外構全体が少し平たく見えることがあります。そこで門まわりには塗り壁と花ブロックを使い、見た目のアクセントを作りました。お客さま施工のフェンスとも近い位置にあるため、プロの施工部分とDIY部分がつながる場所にもなっています。
- 門柱と目隠し塀を塗り壁で仕上げる
- 花ブロックで門まわりに抜けを作る
- DIY部分となじむ入口に整える
すごくおしゃれに仕上がった門柱
門柱と塀には、花ブロックをアクセントとして入れています。
塗り壁だけで仕上げると、面が大きく見えやすいことがあります。花ブロックを入れることで、抜け感と遊びが生まれ、外構全体にやわらかい個性が出ました。ポストや照明、前に並べた石も加わり、庭づくりを楽しむ家らしい入口になっています。
門柱の施工例はこちら ⏬
5. よくある質問5つ(FAQ)
Q1. 30坪の庭は外構でどこまで整えるといいですか?
最初からすべてを作り込まず、整地や境界づくりなど土台になる部分を外構で整える方法があります。DIYで庭づくりを楽しみたい場合は、使いやすい状態までプロに任せると始めやすくなります。
Q2. 隣地を購入したあと、庭と駐車場に分けられますか?
敷地の形や道路との関係にもよりますが、庭と駐車場に分けて活用できる場合があります。境界にフェンスを入れると、使う場所の役割が分かりやすくなります。
Q3. 貸し駐車場は砂利敷きでも使えますか?
砂利敷きでも、きちんと整地しておけば駐車場として使いやすくできます。土間コンクリートより費用を抑えやすいため、広い面積を活用したいときの選択肢になります。
Q4. アメリカンフェンスは庭と駐車場の境界に合いますか?
アメリカンフェンスは、軽く仕切りながら開放感を残せるため、庭と駐車場の境界にも使いやすいです。完全に目隠しするより、土地全体を広く見せたい場合に合います。
Q5. 90万円の外構工事でどこまでできますか?
90万円の外構工事では、庭の整地、駐車場の仕上げ、フェンス、門柱などを必要な範囲に絞って整えやすくなります。すべてを完成させるより、使い方が決まっている場所を優先すると満足しやすいです。
まとめ
この施工例では、30坪の土地を庭と貸し駐車場に分け、DIYしやすい整地と外構の土台づくりを行いました。大事なのは、土地をどう使い分けるかを先に決めることです。
庭側は自分たちで育てていけるように整地で残し、貸し駐車場側は砂利敷きで使える状態にしました。建物正面には土間コンクリートの駐車場を作り、門まわりは塗り壁と花ブロックで個性を出しています。
30坪の庭や隣地を活用する外構では、完成形を一度に作る必要はありません。プロに任せる部分と、自分で楽しむ部分を分けて考えると、土地の使い方が現実的に見えてきます。

広い土地を手に入れると、何をどこまで作るか迷いやすくなります。けれど、庭として育てる場所と、駐車場として使う場所を分けると、外構の形は自然に見えてきます。
DIYで庭づくりを楽しむなら、最初に整地だけプロに任せるのもいい方法です。土台が整っていると、そのあとの庭づくりがずっと楽になります。
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更新:2026年05月03日|公開:2023年06月27日


