古い化粧ブロック塀のリフォーム施工例【ジョリパットで整えた90万円工事】
【更新日】2026.04.29
中古住宅を購入してしばらく住んでいると、建物よりも外構の古さが気になることがあります。
とくに道路沿いの化粧ブロック塀は、排ガスや雨だれで汚れやすく、古いデザインのままだと家全体の印象まで暗く見えてしまいます。見た目だけでなく、古い塀はぐらつきや劣化の確認も必要です。
そこでこの記事では、古い化粧ブロック塀のリフォーム施工例をもとに、ジョリパット塗り壁、モノトーン外構、鋳物門扉、境界フェンスまで含めた塀リフォームの考え方を紹介します。
【LIXILエクステリアマイスター】埼玉県生まれ。国士舘大学卒業後、大手ハウスメーカーの外構部門で10年間経験を積み、当社へ入社。異業種とのコミュニケーションも大切にしながら、新しい視点を活かしたデザイン提案を心がけている。お客さま目線を大切にするため、現場作業にも積極的に参加。娘とルパンをこよなく愛する、1児の父。
- 【デザイナー】菅間 克己
- 【施工地域】埼玉県さいたま市西区Hさま邸
- 【工事種類】外構リフォーム工事
- 【デザイン】シンプルモダン
- 【スタイル】クローズ
- 【工事費用】90万円
- 【竣工日】2022年9月
- 【施工期間】1週間
1. 古い化粧ブロック塀のリフォーム施工例
モノトーンでデザインした塀リフォーム工事
この施工例は、古くなった化粧ブロック塀を解体し、ジョリパット仕上げの塗り壁塀へリフォームした外構工事です。
中古住宅の道路側にあった古い塀を新しく作り直し、ピアノ教室の雰囲気に合わせて白黒モノトーンでデザインしました。スルーブロックやレンガ、鋳物門扉も組み合わせ、建物まで新しく見える外構に整えています。埼玉県さいたま市西区の住宅で、工事費用は90万円、施工期間は1週間です。
- 古い化粧ブロック塀を解体する
- ジョリパットの塗り壁で仕上げる
- 白黒モノトーンで外構を整える
塀は建物よりも道路に近いため、汚れや古さが目立ちやすい場所です。中古住宅を購入してしばらく住んでいる家でも、塀を変えるだけで外観の印象は大きく変わります。安全面と見た目の両方から、古い塀は早めに見直す価値があります。
2. リフォーム前の古いブロック塀
道路沿いの古い塀は、車の排ガスや雨だれで汚れやすく、家全体を古く見せる原因になることがあります。
この施工例では、古くて汚れていた化粧ブロック塀をすべて解体し、新しくコンクリートブロック塀を施工しました。見た目だけでなく、ぐらつきや劣化も確認しながらリフォームしています。
2-1. 汚れが目立つ化粧ブロック
左がリフォーム前|右がリフォーム後
リフォーム前は、道路側の化粧ブロック塀に古さと汚れが目立っていました。
建物自体はそれほど古く見えなくても、外構の塀が汚れていると、家全体の印象が下がります。特に道路沿いの塀は、排ガスやほこりの影響を受けやすい場所です。今回は既存の塀を残して表面だけ直すのではなく、すべて壊して新しく作り直しました。
- 古い化粧ブロック塀を解体する
- 道路側の印象を一新する
- 新しいブロック塀へ作り替える
古い塀は、見た目だけで判断しないことが大切です。ぐらつきがある塀や、ひび割れが進んだ塀は危険な場合があります。リフォームを考えるなら、デザインだけでなく安全性も一緒に確認する必要があります。
2-2. 中古住宅の外構の見直し
中古住宅では、建物は気に入っていても、外構だけが古いまま残っていることがあります。
購入当時は気にならなくても、住み続けるうちに塀や門まわりの古さが目につくことがあります。外構は毎日見る場所であり、来客や通行人にも見られる場所です。塀をきれいに整えることで、住宅全体の印象を明るくできます。
- 中古住宅の外構を整える
- 古い塀の印象を変える
- 建物とのバランスを見る
中古住宅のリフォームは、建物内部だけに目が向きがちです。けれど、外構を整えると家の見え方が大きく変わります。道路側の塀や門まわりは、少ない範囲でも効果が出やすいリフォームです。
3. ピアノ風のモノトーン塗り壁
ピアノ本体の色を参考にした塗り壁塀
新しい塀は、ピアノ教室の雰囲気に合わせて、白黒モノトーンの塗り壁でデザインしました。
ジョリパットの白い塗り壁に、黒いスルーブロックや鋳物門扉を組み合わせています。階段部分のレンガコバ立ても、ピアノの鍵盤をイメージしたデザインです。
3-1. ジョリパット仕上げの白い塀
ジョリパット仕上げの塗り壁は、やわらかく上品な外構を作りやすい仕上げです。
今回の塀は、ベージュに近い白色でまとめました。真っ白すぎない色を選ぶことで、建物や門まわりになじみやすくなります。塀の上部にはYKKのアルミ笠木を使い、すっきりした納まりにしています。
- ジョリパットで塀を仕上げる
- 白に近い明るい色を選ぶ
- アルミ笠木で上部を整える
塗り壁の塀は、色や質感で印象が大きく変わります。中古住宅の外構でも、明るい塗り壁にすると一気に今風の雰囲気になります。既存建物との相性を見ながら、塀の色を選ぶことが大切です。
3-2. 黒と白でまとめたピアノ教室の外構
このお客さまは自宅でピアノ教室をしているため、塀にもピアノらしい世界観を取り入れました。
白と黒だけでまとめることで、ピアノ本体を思わせるシンプルな外構になっています。階段部分のレンガコバ立ては、ピアノの鍵盤をイメージしたものです。外から見たときに、音楽教室らしい雰囲気が伝わるように工夫しました。
- 白黒のモノトーンで統一する
- ピアノ教室らしさを出す
- 階段部分を鍵盤のように見せる
外構は、住む人や使う場所の雰囲気を表現できます。ピアノ教室のように来客がある家では、門まわりや塀が第一印象になります。機能だけでなく、何をしている家なのかが伝わるデザインにすることも大切です。
3-3. スルーブロックと鋳物門扉
塀には東洋工業のスルーブロックを使い、圧迫感を抑える抜けを作りました。
塀をすべて閉じたデザインにすると、重く見えることがあります。スルーブロックを入れることで、白黒のデザインにアクセントが生まれ、ほどよい抜け感も出せます。門扉には三協アルミの「プロヴァンス2型」を選び、洋風の雰囲気も加えています。
- スルーブロックで抜け感を出す
- 黒い素材でアクセントを作る
- 鋳物門扉で洋風に整える
塀は、閉じすぎると圧迫感が出やすい場所です。スルーブロックや鋳物門扉のような抜けのある素材を入れると、デザイン性と軽さを両立できます。モノトーンでも、素材の違いを使うことで単調になりません。
デザイナーのコメント
今回の工事では、建物には手を加えていません。塀を変えただけで、既存の建物まで新築のように見える仕上がりになりました。
ピアノの先生との打ち合わせでは、外構の話だけでなく、音楽や芸術の大切さについても話すことができました。
白黒のモノトーンにまとめたことで、ピアノ教室らしさが自然に伝わる塀になったと思います。
4. 境界に施工したアルミフェンス
隣地の境界部分にはアルミフェンス
隣地境界には、主張しすぎないスタンダードなアルミフェンスを施工しました。
道路側の塗り壁塀とは役割を分け、境界部分はシンプルに整えています。三協アルミのカムフィX5型を使い、程よい目隠しになる横格子フェンスにしました。
4-1. 三協アルミのカムフィX5型
隣地境界のフェンスには、三協アルミのカムフィX5型を使いました。
カムフィX5型は、横格子のシンプルなアルミフェンスです。完全にふさぐタイプではなく、やや隙間があるため、ほどよい目隠しになります。境界部分をすっきり見せたいときに使いやすい商品です。
- 横格子フェンスを使う
- 隣地境界を整える
- ほどよい目隠しにする
隣地境界のフェンスは、目立たせすぎないことも大切です。道路側の塀でデザインを出し、境界部分はシンプルにまとめると外構全体が落ち着きます。場所ごとに役割を分けると、バランスのよい外構になります。
4-2. 主張しすぎないアーバングレー
フェンスの色は、主張しすぎないアーバングレーを選びました。
モノトーンの塀や鋳物門扉と合わせても、強く目立ちすぎない色です。境界フェンスは面積が広くなることもあるため、色選びで外構全体の印象が変わります。アーバングレーなら、シンプルモダンな外構に自然になじみます。
- アーバングレーを選ぶ
- 外構全体になじませる
- シンプルな境界にする
フェンスは機能だけでなく、色のなじみも大切です。道路側の塀が主役になる場合は、境界フェンスは控えめにするほうがまとまりやすくなります。全体の色数を抑えることで、すっきりした外構になります。
安くておしゃれな外構フェンスとは?【種類別にわかる選び方と比較ポイント】
5. よくある質問5つ(FAQ)
Q1. 古い化粧ブロック塀はリフォームできる?
できます。状態がよければ補修や塗装で対応できる場合もありますが、汚れや劣化が進んでいる場合は解体して作り直す方法があります。
Q2. ジョリパットの塗り壁塀は外構に合いますか?
ジョリパットの塗り壁塀は、色や仕上げ方を選びやすく、建物や門扉に合わせた外構にしやすい仕上げです。建物との相性を見て色を決めると、まとまりのある外構になります。
Q3. 古い塀は安全面も確認したほうがいい?
はい。ぐらつき、ひび割れ、傾きがある塀は危険な場合があります。見た目のリフォームだけでなく、安全性も確認しておくことが大切です。
Q4. 90万円でどこまで塀リフォームできる?
この施工例では、古い化粧ブロック塀を解体し、新しいブロック塀、ジョリパット仕上げ、アルミ笠木、スルーブロック、鋳物門扉、境界フェンスまで整えています。施工範囲や既存状況によって金額は変わります。
Q5. 中古住宅の外構だけ変えても印象は変わる?
大きく変わります。特に道路側の塀や門まわりは目につきやすいため、外構を整えるだけでも建物全体が新しく見えやすくなります。
まとめ
この施工例では、古い化粧ブロック塀を解体し、ジョリパット仕上げの白黒モノトーン塀へリフォームした外構工事を紹介しました。大切なのは、古い塀を見た目と安全面の両方から見直すことです。
中古住宅の塀をリフォームする場合は、既存塀の汚れ、ぐらつき、解体範囲、仕上げ材、門扉、境界フェンスまで確認しておくと安心です。道路側の塀は家の印象を大きく左右するため、思い切って作り直す効果も高いです。
ジョリパットの塗り壁やスルーブロック、鋳物門扉を組み合わせれば、古い塀も今の暮らしに合う外構へ変えられます。ピアノ教室のように、その家らしさを表現する塀リフォームもできます。

古い塀は、家全体を古く見せてしまうことがあります。塀だけを変えても、外構の印象は大きく変わります。
中古住宅の外構では、見た目だけでなく安全性も確認することが大切です。ジョリパットや門扉をうまく組み合わせれば、その家らしい雰囲気のある塀にできます。
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更新:2026年04月29日|公開:2023年06月27日


