【40人に調査】環境やエコに配慮した外構設計にした人の割合は?

【更新日】2024.03.01.

エコな外構設計のアンケート

環境・エコに配慮した外構設計について、当社クローバーガーデンで以下の独自調査をしました。

  • 【調査期間】2024年2月
  • 【調査方法】クラウドサービスを利用したインターネット調査
  • 【対象者】新築で外構工事をした人
  • 【対象者の年代】20代・30代・40代・50代・60代・70代
  • 【サンプル数】40

環境に優しい外構設計

この調査からまとめたものを改ざんせずに、そのまま公表していきます。

環境にやさしいエコな外構設計にしたい人は、いろんな気づきがあると思うので参考にどうぞ😊


【40人に調査】環境やエコに配慮した外構にした人の割合は?

エコな外構設計のアンケート

はいいいえ
26人(65%)14人(35%)

考察

全体の65%にあたる26人がエコな外構を選んでおり、これは現代において環境問題への意識が高まっていることの表れでしょう。この傾向は、持続可能な生活への関心が増加していることを示しています。

しかし、35%の人々がエコな外構を選んでいない理由には、コスト、知識不足、興味の欠如など、さまざまな要因が考えられます

また、エコな外構設計への移行を促進するためには、これらの障壁を取り除くことが重要です。たとえば、初期投資の高さを補助金や税制優遇でカバーする、エコな外構設計のメリットや方法についての情報提供を強化するなどの取り組みが考えられます。


【はいと答えた26人に調査】どんな配慮・工夫をした?

エコな外構設計のアンケート

順位エコな外構設計人数(%)
1位庭木を植栽19人(73%)
2位土の部分を残してガーデニング13人(50%)
3位庭に天然芝を張る8人(30.7%)
4位太陽光を利用した照明の設置7人(26.9%)
5位植物をつかった生垣の塀6人(23%)
6位緑のカーテンを設置4人(15.3%)
7位自然素材を使った工事3人(11.5%)
8位駐車スペースの緑化舗装1人(3.8%)
8位リサイクル可能な建材の使用1人(3.8%)
-位雨水タンクを設置0人(0%)
-位廃材を利用した工事0人(0%)
-位カーポートに太陽光パネルを設置0人(0%)

※複数回答可


考察

最も人気があったのは「庭木を植栽」で、これは73%の人が選んでおり、自然との調和を重視する現代の生活スタイルを反映していると言えます。この選択は、CO2の削減や生物多様性の促進に直接貢献するとともに、美観と居心地の良さを向上させる効果が高いです。

2番目に人気があった「土の部分を残してガーデニング」は、自然を尊重し、生態系への影響を最小限に抑える意識が反映されています。この方法は、都市部でのヒートアイランド現象の緩和にも寄与する可能性もあるでしょう。

一方で、「雨水タンクの設置」や「廃材を利用した工事」、「カーポートに太陽光パネルを設置」といった選択肢が全く支持されなかったことは、これらの環境配慮策がまだ一般的ではないか、あるいはコストや実装の難易度が高いと敬遠されていることを示唆しています。

とくに太陽光パネルのような再生可能エネルギーを活用する選択肢が低い支持しか得られなかったのは、初期投資の高さや、設置に関する知識・意識の不足が理由かもしれません。


【9選】環境に配慮した外構にした人のコメント・感想

新潟県40代後半

庭木をカーポートの横に植えましたが、すごくきれいなハナミズキの花が咲くので見た目にも環境にもよくてよかったなーと思います。木があるだけで四季を感じることができるし、華やかになるので植えてもらってよかったです。自然を取り入れるのに庭木はよいなーと思いました。


埼玉県40代後半

ガーデニングが昔から好きなこともあり、環境の配慮にもつながると考え、庭木を植えたり花を育てること、緑のカーテンを作ったり生垣の塀に植物を使用することで生活が豊かになりましたし、近所の方からの評判も良く友好関係を維持でき良かったです。


Tさん

我が家の庭にはモミジの木が2本あります。季節ごとに表情を変える木を見ていると植えて良かったと思うのです。また、庭が広めなので天然芝を張りました。雑草対策にもなりますし、なんと言っても見た目が綺麗で気持ちが良いです。


埼玉県50代前半

かなり多くの植物を使って庭を造ったことでしょうか。街中ではありますが、まわりに緑もぽつぽつあるので、私の庭も癒しになればと思い庭に植物を多くは位置しました。外観は満足いく仕上がりになりましたが、メンテナンスが大変ですね。


30代後半Tさん

太陽光を利用した照明はとても役立つし、家の外構の雰囲気が良くなる。私の家では、おしゃれな太陽光ランプと、人がきたらライトが光る防犯用太陽光ライトを採用している。電気代が上がってきているので、かなり助かっている。

少量ではあるが、庭木や花壇の花があることで、気持ちが安らぐ。今まで興味がなかったガーデニングにハマり始めており、色々な種類の草木、花、ハーブを知ることができた。また、ハーブは料理に使うこともあり、生活が豊かになったような気になる。


茨城県Cさん

庭を残すことで趣味のガーデニング、野菜や果物の栽培を行うことが出来た。大変ではあったが、バラの剪定などの作業を行うこと、収穫の喜びなどでストレスの緩和になったと感じる。庭を眺めるだけで心が洗われるようで、やって良かったなと感じる。


秘書Aさん

隣の敷地との境は低いコンクリートにし、目線の高さには植物をつかった生垣の塀に見えるようにした。そのことによって、境界線は正確に分かるが、見た目には自然な生垣にしか見えず、圧迫感もなく、隣人が敷地進入時に注意しやすく、お互いに納得できていると感じる。トラブルを未然に防ぐ意識も芽生えたように感じ、もっと早くしておけばよかったと思うぐらいだ。


兵庫県30代後半

駐車スペースから自宅に続く道について土の部分を残してガーデニングができるようにしたおかげで夏の日差しを軽減可能な植物を植えることができて、夏場植物のつるが太陽の熱を吸収し、駐車スペース周辺の温度があまり上昇しなくなった点です。


20代後半Yさん

庭をコンクリートにすれば泥汚れが防げますが、自然を目にする機械や触れる機会が失われることを危惧していました。そこで駐車場1/2台分のスペースをガーデンニングスペースとして考え、常用樹やバラを植えて緑の生える庭造りを依頼しました。


【いいえと答えた14人に調査】将来どんなことをしてみたい?

エコな外構設計のアンケート

順位エコな外構設計人数(%)
1位庭木を植栽7人(50%)
2位カーポートに太陽光パネルを設置5人(35.7%)
3位土の部分を残してガーデニング4人(28.5%)
4位庭に天然芝を張る3人(21.4%)
4位緑のカーテンを設置3人(21.4%)
4位太陽光を利用した照明の設置3人(21.4%)
7位雨水タンクを設置2人(14.2%)
7位自然素材を使った工事2人(14.2%)
7位植物をつかった生垣の塀2人(14.2%)
10位廃材を利用した工事1人(7.1%)
10位駐車スペースの緑化舗装1人(7.1%)
10位リサイクル可能な建材の使用1人(7.1%)

※複数回答可


考察

最も人気のある選択肢である「庭木を植栽する」が50%の支持を得たことから、緑豊かな環境を求める人が多いことがわかります。これは、都市部の緑化、生物多様性の促進、および自然とのより密接な関係を求める現代の傾向です。

カーポートに太陽光パネルを設置したいと答えた35.7%の人々は、再生可能エネルギーへの関心の高さを反映しています。この選択は、エネルギー自給自足の可能性を追求するとともに、長期的なコスト削減を見据えた意識があることを示しています。さらに、ガーデニングを行いながら土の部分を残すという選択は、環境への影響を最小限に抑えつつ、自分たちの手で直接環境を改善しようとする意欲を示した結果です。

興味深いのは、庭に天然芝を張る、緑のカーテンを設置する、太陽光を利用した照明の設置が同じ割合(21.4%)で支持されたことです。これらの選択肢は、自然素材や再生可能エネルギーを利用した持続可能な生活方法への関心を示しています。また、雨水タンクの設置や自然素材を使った工事、植物を使った生垣の塀など、より具体的な持続可能な実践に対する関心も見られます。

最も支持が少なかった選択肢は、廃材を利用した工事、駐車スペースの緑化舗装、リサイクル可能な建材の使用で、これらは7.1%の支持にとどまりました。これは、これらの選択肢が具体的な技術や知識、場合によっては初期投資を必要とするため、実践が難しいか、あるいは意識がまだ低いことを示している可能性があります。


【9選】環境に配慮しなかった外構にした人のコメント・感想

Iさん

家を作る時そういった環境への配慮など考えなかったので、反省しています。土地柄雨が多く天気が悪い日が多いのと、今回の地震で断水に困ったという知人の話から、雨水タンクは試してみたいなと思いました。庭木の植栽は他の配慮に比べまだ費用もかけずに手も出しやすそうなので、やってみたいと思いました。家が東南に位置していて、夏場の日差しに困っていたので、グリーンカーテンにも興味があります。


兵庫県50代後半

環境に配慮した外構設計は、自然と調和するだけでなく、省エネや節水にも役立ちそうですので、将来的には、屋根や壁に緑化を施したり、雨水を利用したり、庭木を植栽したり、駐車スペースの緑化舗装をしたいと思っています。


40代前半Hさん

太陽光は屋根に設置してあるのですが、カーポートまでは考えていなかったので将来的にはやってもいいかなと思います。我が家は南からの光がすごくたくさん入るので高い売電収入を得ています。それを考えたらさらに太陽光を付けると良いかなと思います。


千葉県40代後半

実はハウスメーカーの勧めで、窓の近くに、少しだけ土の部分を囲って残してもらいました。そこに、一本だけゴールドクレストを植えたら、ぐんぐん伸びて2階のベランダに衝突するぐらい伸び、業者に少しだけ伐採してもらいました。窓にかかるところはあまり背の高い植物は無理ですが、将来的には邪魔にならない程度の庭木を植栽したいです。


Mさん

夏など日差しが眩しくてリビングや寝室に入り込む日光が眩しすぎてしまう時があるので将来的に緑のカーテンを広い範囲に設置して日光を遮れるようにしたい。また、最近電気代が高騰しており自宅のカーポートに太陽光パネルを設置して環境にもやさしくお財布にも優しい、お小遣いが手に入る仕組み化ができればと思う。


Rさん

将来的に電力の安定供給を考慮に入れたいのでカーポートに太陽光発電のパネルを取り入れたい。特に環境に配慮したい気持ちが高いわけではないが、環境の変化に合わせるとそのような設備を取り入れたい。また家からの眺めを良くするために緑地化も進めていきたい


30代前半Kさん

今自然に恋焦がれているので、せめて家の周りだけでも緑を追加したいです。移住しようにもなかなか転職のことやかかる費用のことを考えると踏ん切りがつかないので、この土地で緑を増やせる方法があれば取り入れたいなと思います。


神奈川県Dさん

庭のスペースを十分取れたにもかかわらず庭木が貧弱になってしいまい、かなり殺風景なので少しずつ植栽してメリハリを付けたい。また生垣を立派にし玄関周りのプライバシーを確保したい他、庭に温室を作り園芸を楽しむ等、自宅の緑を豊かにしたい。


20代後半Yさん

植栽を限りなく省いた外構になったのですが、実際に家が完成してみると、植栽が少なすぎて殺風景で、家としても町並みとしても雰囲気が悪いと思いました。緑がきれいな手入れしやすい木は1本くらい植えてみたいです。また、駐車場がコンクリート打ちっぱなしのようになっているので、石畳やタイルのような感じで自然素材で雰囲気をよくしたいです。また花を植えられるスペースが少なすぎるので、道路に面した形でズラーっと花をたくさん植えられるように、土をしっかりと入れられる花壇を作りたいです。道路から見てもっと緑豊かな庭にしたいです。


まとめ

この記事では、「環境に配慮した外構デザイン」を調査アンケートをもとに紹介しました。いかがだったでしょうか?

新築で外構工事を行った40人を対象に、そのうち65%がエコな外構を選択していることが明らかになりました。最も人気のあるエコ対策は庭木の植栽で、73%が実施しており、自然との調和やCO2削減に貢献しています。

一方で、雨水タンクの設置や廃材を利用した工事などは支持されていません。この調査は、環境問題への意識の高まりを示しつつも、コストや知識不足が障壁となっている現状を浮き彫りにできたと考えています。



すぐ下の関連ページで「アンケート調査の一覧」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊


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以上、【40人に調査】環境やエコに配慮した外構設計にした人の割合は?…という話題でした。

更新:2024年03月01日|公開:2024年03月01日

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