【戸建ての人必見】外構の防犯対策、あなたはどれをやってる?

【更新日】2024.03.12.

一戸建ての外構で防犯対策アンケート

外構での防犯対策について、当社クローバーガーデンで以下の独自調査をしました。

  • 【調査期間】2024年2月
  • 【調査方法】クラウドサービスを利用したインターネット調査
  • 【対象者】戸建てに住んでいる人
  • 【対象者の年代】20代・30代・40代・50代・60代・70代
  • 【サンプル数】100

外構での防犯対策

この調査からまとめたものを改ざんせずに、そのまま公表していきます。

外構の防犯対策をどうしようか悩んでる人には、いろんな気づきがあると思うので、参考にどうぞ😊


【調査結果】100人に聞いた外構で防犯対策はしてる?

はいいいえ
69人31人

考察

外構を利用した防犯対策についての調査結果は、100人中69人が実施していると回答しており、その比率は約7割に上ります。この結果から、多くの人々が自宅の安全性を高めるために、外構を通じた防犯対策を重視していることが伺えます。

外構による防犯対策とは、門扉の設置、フェンスの高さを上げる、セキュリティライトの設置、監視カメラの設置など、不審者の侵入を防ぐための物理的な障壁を設けることを指します。これらの対策は、侵入者を物理的に阻止するだけでなく、侵入の意思を持つ者に対して心理的な抑止力を与える効果もあります。

一方で、31人が防犯対策をしていないと回答しています。この理由としては、費用の問題、外構を変更することによる周囲の景観への影響、防犯対策の必要性を感じていない、または既存の対策に満足している等が考えられます。特に、経済的な理由や美観を重視する意見は、防犯対策を躊躇させる大きな要因となり得ます。


【ランキング】はいと答えた69人の防犯対策の方法は?

一戸建ての外構で防犯対策アンケート

順位対策方法人数(%)
1位人に反応するセンサーライトの設置44人(63.7%)
2位カメラ付きインターホンの設置42人(60.8%)
3位隣人との良好な付き合い29人(42.0%)
4位建物まわりなどに防犯砂利の敷設23人(33.3%)
5位暗くなると点灯する照明の設置22人(31.8%)
6位防犯カメラの設置20人(28.9%)
7位家族に防犯意識を高めるよう教育17人(24.6%)
8位ペット犬の飼育14人(20.2%)
9位死角ができないような外構デザイン5人(7.2%)
10位侵入できない高い塀やフェンスの施工2人(2.8%)
11位セキュリティー会社と契約1人(1.4%)

考察

最も人気のある防犯対策は、人に反応するセンサーライトの設置であり、これは63.7%の人々に支持されています。この方法は、不審者を威嚇し、住人に不審な動きを知らせる即効性が評価されていることを示しています。

次に人気なのは、カメラ付きインターホンの設置で、これは訪問者の顔を確認できるため、安全性を高める効果があると考えられています。

興味深いのは、隣人との良好な関係を重視する人が42.0%もいることです。これは、コミュニティにおける相互監視の効果を信じていることを示しており、物理的な防犯対策だけでなく、人間関係の構築も重要視されていることがわかります。

また、防犯カメラの設置は28.9%と比較的低い支持率であり、これはコストやプライバシーへの懸念が影響している可能性があります。一方で、ペット犬の飼育や家族に防犯意識を高めるよう教育することも一定の支持を得ており、防犯対策は技術的な手段だけでなく、日常生活の中での意識の向上にも焦点を当てるべきであることを示唆しています。

最下位に位置するセキュリティー会社との契約は、コスト面や自宅のセキュリティを外部に依存することへの抵抗感があるためかもしれません。この結果は、人々が防犯対策において、費用対効果を重視し、自分たちで管理できる手段を好む傾向にあることを示しています。


防犯対策をしている人のコメント10選

Sさん

古い家ですが、去年、カメラ付きインターフォンを設置しました。それまではドアスコープを覗かないと誰が来たかわからず、セールスや宗教勧誘をやり過ごそうにも人の気配でバレてしまうことが多かったのですが、カメラと音声を廊下で確認できるようになって、不審な人をやり過ごせるようになったのは便利です。

センサーライトは玄関とリビングの掃き出し窓に設置しています。人通りの少ない郊外住まいなので、ライトの点灯で外部に防犯対策をしていることをアピールしやすいと思います。


千葉県40代後半

まず防犯対策としては近所との人間関係を良好にすることです。近所の人達と常に良い関係を保つと不審者がいた場合にはすぐに連絡をしてくれますので、いざって時に安心することができます。またそれ以外には防犯対策としては夜暗くなると自動的に点灯する照明の設置と人に反応するセンターライトの設置しました。夜になると防犯対策はより強化しないといけないので、そのために前述で挙げた装置を設置することにしました。それによって、今現在はまだ自宅に不審者が入ったことはありません。

それからインターホンもカメラ付きのに変えました。誰が訪れたのかをまずモニター側で確認してから玄関ドアを開けるようにしています。そうすることで不審者予防になりますので、より安心感が生まれます。


北海道Sさん

費用面やご近所との関係で(近隣にそのような家がない地域なので)高い壁やフェンスの設置が難しいので人に反応するセンサーライトを設置しましたが、費用面の負担が小さいわりに効果があるように感じています。

また自分が暗くなってから帰宅した際に鍵を探しやすいというメリットもあります。


Dさん

夜間に人が近づくとライトアップするシステムを導入しています。これによってもしも泥棒が近づいても、こちらは防犯対策意識があるという意思表明が叶うことで、それ以上の侵入を諦めてくれる効果が出ます。野生の動物が来ても急に光ると逃げることで良い効果があります。

このセキュリティがある上でさらに夜間も撮れる防犯カメラを庭に設置しています。実害が出たことはありませんが、こういうのを置いているだけで悪者が逃げていくので、その点でやってよかったと効果を感じています。


Iさん

引っ越したばかりなので、インターホンの声だけだと近所の方か怪しい人なのか分からないので、カメラ付きインターホンは導入して良かったと思っています。

録画つきなので、家を留守にしていた間に誰が来たかも分かるし、家族と「この人知ってる?」「この怪しい人この前も映っていた」と共有も出来るので防犯に役立っていると思います。


埼玉県40代後半

購入費用や設置費用は余分にかかったものの防犯カメラを設置することでいざという時の保護になりますし、存在自体が出来心による犯行を未然に防ぐことにもつながり、以前よりも安心して生活できるようになり良かったです。


Mさん

防犯カメラの設置、暗くなると点灯する照明の設置、人に反応するセンサーライトの設置の3つを防犯対策として設置しています。

中でもやって良かった事第1位は「防犯カメラの設置」です。室内の窓際に見守りカメラ(ペットカメラ)を設置し、録画ができるようSDカードを中にいれました。動くものに対して感知し、勝手に録画が開始されるので、いざという際の証拠映像になります。外出先からスマホで映像を確認できるので、とても安心です。


広島県40代前半

暗くなると自動で点灯する照明ですが、毎日点灯してもとにかく電気代が安いですし、それでいて防犯対策にもなるので安心感があります。また、死角になりやすい箇所や暗い箇所にはセンサーライトを設置しているので、万が一不審者が居ても直ぐに気付く事が出来ます。


広島県30代後半

我が家は死角ができないようあえて塀を設けませんでした。設置費用もかからず、最初は少し不安感がありましたが、不審者が敷地内に入っても道路から丸見えになるので、かえって防犯効果があったと思います。

また、1万円弱の電池式の防犯カメラは、電源やインターネット環境がなくても使えてよかったです。電池やメモリーカードが切れてしまっても「設置されている」ことはわかるので、家の周りの犬の糞やたばこのポイ捨てがなくなりました。


大阪府Kさん

夜間、家の周りはとても静かで建物周りに防犯砂利を敷いているので、万が一誰かが敷地内をウロウロしていれば砂利の音が聞こえます。

家の中で犬も飼っていて人間には聞こえないような音でもいつもと違う音がすると犬が吠えだします。隣近所の人達とは良好な関係を築いていて昼間でも不審な行動をする人間がいればすぐに連絡をくれるので安心です。


【ランキング】いいえと答えた31人がやりたい対策は?

一戸建ての外構で防犯対策アンケート

順位対策方法人数(%)
1位防犯カメラの設置25人(80.6%)
2位カメラ付きインターホンの設置11人(35.4%)
3位人に反応するセンサーライトの設置10人(32.2%)
4位セキュリティー会社と契約7人(22.5%)
4位暗くなると点灯する照明の設置7人(22.5%)
6位侵入できない高い塀やフェンスの施工4人(12.9%)
7位隣人との良好な付き合い3人(9.6%)
7位家族に防犯意識を高めるよう教育3人(9.6%)
9位死角ができないような外構デザイン2人(6.4%)
10位ペット犬の飼育0人(0%)
10位建物まわりなどに防犯砂利の敷設0人(0%)

考察

最も人気のある選択肢である防犯カメラの設置が、80.6%という圧倒的な支持を集めていることは、現代社会における安全への高い関心と、技術的な解決策への信頼を反映しています。防犯カメラは、不審者を抑止するだけでなく、万が一の事態が発生した際には重要な証拠を提供することができるため、効果的な防犯対策として広く認識されています。

一方で、カメラ付きインターホンや人に反応するセンサーライトのような技術的な対策も一定の支持を得ていますが、これらは防犯カメラほどの圧倒的な支持は得られていません。これは、これらの対策が防犯カメラに比べて抑止力や証拠能力において劣ると感じられるためかもしれません。しかし、これらの対策も併用することで、防犯効果を高めることができるため、多角的な防犯戦略の一環として重要です。

セキュリティー会社との契約や暗くなると点灯する照明の設置が同率で4位にランクインしていることは、人々が専門のサービスや自動化された対策にも一定の価値を見出していることを示しています。これらの対策は、個人の努力だけでは不十分な場合に、追加の安全性を提供することができます。

意外なことに、隣人との良好な関係や家族への防犯意識の教育は、比較的低い支持を得ています。これは、物理的な対策や技術的な解決策が直接的な安全を提供すると感じられるのに対し、人間関係や教育は間接的な効果しかないと考えられているためかもしれません。しかし、コミュニティの強化や防犯意識の高揚は、長期的な安全を確保する上で非常に重要です。

最後に、ペット犬の飼育や防犯砂利の敷設が全く支持されていないことは、これらの対策が現代の防犯ニーズにおいてはあまり効果的でないと考えられていることを示しています。これらの方法は、過去には一定の効果があったかもしれませんが、技術的な進歩や社会の変化により、優先される防犯対策が変わってきていることが伺えます。


防犯対策をしていない人のコメント10選

大阪府30代前半

家の周りに2台くらいの小型防犯カメラを設置しておきたい。夜間の暗い時間帯でも録画出来るようなカメラにしておきたい。

子どもがいるので、知らない人には着いて行かない、家の鍵は勝手に開けないなど気をつけるように教育しておきたい。


和歌山県50代

私は他人と接するのが苦手なので、隣人との付き合い等は無理。となると機械的なものがベストなのですが、その中だと防犯カメラが一番適切だと思いました。

防犯カメラなら24時間稼働しっぱなしですし、犯罪者側からしてもカメラに映されると思うと相当な抑止力になると思うので。ですので玄関先のわかりやすい位置に防犯カメラを一台、裏口やベランダのガラス戸付近も映せるようそれぞれ設置して対策したいと考えています。


Aさん

とくに意識的に行なっているわけではないが、隣人との関係は良好で、とくに住居環境に不満はないので、対策はしていなかった。

しかしながら、隣人や自分たちの高齢化に伴い、防犯カメラの設置くらいは考えてもいいのではないかと思うようになった。ダミーでもある程度の効果はあるというので、近々検討したいと思っている。


50代前半Kさん

防犯カメラを設置することで不審者の侵入を未然に防ぐことができ万が一の事件が発生した場合には、映像データを録画しておくことで犯人を特定しやすくなるので付けてみたいです。

インターホンにカメラが搭載されているため玄関先で来訪者の顔を確認することができカメラによって録画された映像データを確認することで不審者の侵入を未然に防ぐことができるので。


青森県

田舎町なので、見知らぬ人や不審者などはあまり見かけないうえ、近隣の人の目があり今までは無事に過ごせていました。しかし、高齢の母と二人暮らしなので、母の見守りをかねてセキュリティー会社との契約を考えています。

合わせて母が一人でいるときに訪問販売などの対応ため、カメラ付きインターホンも検討しています。


広島県Tさん

選択肢の中で、有効だと思うのは防犯カメラの設置だと思う。ただ映画やドラマの中でよく見にする防犯カメラにスプレーのペイントを吹き替えられると用を足さないので、それを防ぐ方法も考えなくてはならないと思う。例えば一台は二回の屋根の軒先から写すなど。


埼玉県50代後半

防犯カメラを設置したいです。万が一、何かあった時に証拠になると思うからです。また、防犯カメラがあることによって抑止力になると思うからです。

いまのところ金銭的な問題から設置はしていませんが、近いうちに防犯カメラを設置して防犯を高めたいと考えています。


20代前半Mさん

カメラ付きインターホンの設置については、何度か検討し工事の必要があると思い込んでいたが、今はネット接続の工事不要なものもあると知って導入したいと思った。

玄関までの通り道には柵や戸がないため誰でも侵入できる点は柵の設置やセンサーライトを使って対策したいと思っている。


大阪府40代前半

カメラ付きインターホンの設置。訪問してきた人を前もって確認できるし、録画もできるなら不在の時に来た人も確認できるのでいいと思う。

センサーライトの設置。防犯にもなるし、自分や家族の安全性や利便性といった観点でも、とてもいいと思う。


神奈川40代後半

空き巣や夜間の安全対策として、レーザー装置を導入してみたい。レーザーで侵入を探知してブザーや光で知らせてくれたり、警備会社に連絡してくれるだけでなく、威嚇・抑止用としても活用できるかもしれません。

また、「警察官立ち寄り所」のようなステッカーを目立つところに貼りたいと思います。あるいは、「~集会所」のような表札を出しておくと、人気(ひとけ)を演出する効果があるかもしれません。


まとめ

この記事では、「外構で防犯対策はしてる?」を調査アンケートをもとに紹介しました。いかがだったでしょうか?

最も多くの人が採用しているのは「人に反応するセンサーライトの設置」で、これはコストパフォーマンスと利便性が高いためと考えられます。センサーライトは侵入者を威嚇し、同時に周囲に警告を発するので効果的です。

次に多いのが「カメラ付きインターホンの設置」ですが、これは訪問者の確認を容易にし、不審者の抑止に役立つためでしょう。とくに子供や高齢者がいる家庭では、安全対策として重視されることが多いです。

「隣人との良好な付き合い」が3位にランクインしているのは興味深い点です。これは日本のコミュニティーにおける相互監視と助け合いの文化を反映しており、地域全体での防犯意識の高まりを示していると言えます。



すぐ下の関連ページで「アンケート調査の一覧」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊


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以上、【戸建ての人必見】外構の防犯対策、あなたはどれをやってる?…という話題でした。

更新:2024年03月12日|公開:2024年03月10日

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