理想の施工型門柱デザインは?【32人のリアルな声から見えた】
【更新日】2024.05.23.

外構の門柱工事ついて、当社クローバーガーデンで以下の独自調査をしました。
- 【調査期間】2023年11月
- 【調査方法】クラウドサービスを利用したインターネット調査
- 【対象者】施工タイプの門柱工事をした人
- 【対象者の年代】20代・30代・40代・50代・60代・70代
- 【サンプル数】32

この調査からまとめたものを改ざんせずに、そのまま公表していきます。
施工タイプの門柱でどんなデザインにするか悩んでる人には、いろんな気づきがあると思うので、参考にどうぞ😊
【調査結果】32人に聞いた施工タイプ門柱のデザイン
順位 | デザイン・仕上げ方法 | 人数(%) |
---|---|---|
1位 | 塗り壁 | 12人(37.5%) |
2位 | レンガ | 10人(31.3%) |
3位 | タイル | 6人(18.8%) |
3位 | 化粧ブロック | 6人(18.8%) |
-位 | その他 | 2人(0.6%) |
考察
最も人気があるのは塗り壁で、約37.5%の人が選んでいます。これは、塗り壁が持つシンプルでモダンな外観や、カスタマイズの自由度が高いことから、多くの人に支持されている可能性があります。また、塗り壁はメンテナンスが比較的容易で、長期間にわたって美観を保つことができるため、実用性の面でも優れています。
次に人気があるのはレンガで、約31.3%の人が選んでおり、その魅力は、温かみのある質感やクラシックな美しさにあると考えられます。レンガは時間が経つほどに味わいが増し、個性的な外観を演出することができます。しかし、レンガは塗り壁に比べて施工コストが高くなる傾向にあり、またメンテナンスがやや手間がかかる点がデメリットとして挙げられるかもしれません。
タイルと化粧ブロックは同率で第3位となり、それぞれ約18.8%の支持を得ています。タイルは多様なデザインや色、質感が選べるため、個性的な外構を求める人に適しています。一方、化粧ブロックは耐久性が高く、機能性を重視する人に選ばれる傾向にあります。しかし、これらの選択肢は塗り壁やレンガに比べて少数派であり、一般的な好みからはやや外れる可能性があります。
「その他」のカテゴリーが0.6%と非常に少数であることから、市場には主要なデザインが確立しており、それ以外の選択肢はまだ一般的ではないことがうかがえます。
工事したい人にプロがアドバイス
【1位】 塗り壁 12人(37.5%)

塗り壁は、デザインや色の選択肢が豊富で、個性を表現しやすい門柱仕上げです。和風の雰囲気を求めるなら白やグレー、洋風を目指すならカラフルな色合い、そしてかわいい外観にはピンク系の色を選ぶことができます。また、ブロックをカットすることにより、柔らかなカーブを作ることができるため、デザインの幅が広がるのがメリットです。
既存の塀を壊さずにリフォームを考えている場合、塗り壁はすごく効果的な方法。古くて汚れた塀や不揃いな化粧ブロックも、塗り壁を施すことで新しく生まれ変わることができます。ただし、DIYで塗り壁を施すのは難易度が高いため、DIYを検討する場合は塗装がおすすめです。
また、「塗り壁は汚れやすいの?」という疑問を持つ方もいます。ジョリパットのような一般的に使用される素材は、トップコートを施すことで汚れにくくなり、長期間にわたって美しさを保つことができます。このように、塗り壁は見た目の美しさだけでなく、機能性においても優れた選択肢のひとつです。
【2位】 レンガ 10人(31.3%)

レンガはその洋風の魅力とともに、かんたんに美しい塀を作ることができる素材。レンガを用いた塀は、手軽に始められるDIYとしても人気があり、プロの業者に依頼する際にも多くの選択肢が提供されています。とくに、レンガをダブルで積み上げる技法は、塀に重厚感を加えるだけでなく、構造の安定性を向上させるため、倒れにくいというのがメリットです。この方法により、一層堅固で耐久性の高い塀を実現できます。
また、レンガ塀と相性の良いフェンスとして、アルミ鋳物製のフェンスがおすすめです。アルミ鋳物フェンスは、その精巧なデザインがヨーロッパ風の家並みを思わせ、洗練された外観を演出します。これにより、外から見た時の住宅の印象が大きく変わり、より洋風で上品な雰囲気を醸し出すことが可能です。この組み合わせにより、家全体の価値を高め、見た目にも美しい住環境を提供することができます。
実際にレンガ塀を設置したお客さまからは、高い満足の声が寄せられました。あるお客さまは、「レンガで塀を作るのが長年の夢でした」と語っており、その夢を実現するためにじっくりと資金を貯めていました。完成した塀を見たときの喜びは大変大きく、「いずれは敷地全体を囲ってみたい」と新たな夢に向かって意欲を示しています。このように、レンガ塀は見た目の美しさだけでなく、お客さまの生活に喜びと満足をもたらす素材と言えるでしょう。
【3位】 タイル 6人(18.8%)

タイル張りは、費用がかかるものの、汚れにくく、高級感を演出できることが特長です。掃除の手間も少なく済みます。タイルの施工方法については、まず基本となる普通ブロックを積み上げ、その上に専門の職人がタイルを一枚一枚丁寧に貼り付けていきます。タイル自体の価格が高い上、施工できる職人が限られているため、全体的な費用も高額になりがちです。このため、タイル張りの塀は、しばしば高級住宅で見られることが多く、見栄えの良い外観を求める方に選ばれる傾向にあります。
しかし、タイル張りだけではフォーマル過ぎる印象を与え、やり過ぎ感を感じさせることがあります。そうした中で、当社では、お客様のニーズに応じた柔軟な提案を行っています。たとえば、全面的にタイルを使う代わりに、塗り壁と組み合わせることで、程よいアクセントを加えるデザインが可能です。とくにモザイクタイルを部分的に使用することで、独特な味わいと洗練された印象を与えることができます。
このような施工方法は、見た目の美しさだけでなく、機能性も保ちつつコストを抑えることができるため、お客さまからの評判もすごく良いです。具体的には、モザイクタイルを使った部分的なデザインは、シンプルながらも洗練された雰囲気を醸し出し、多くのお客さまに喜ばれています。
【3位】 化粧ブロック 6人(18.8%)

化粧ブロックはその多様性とデザイン性の高さから、様々なスタイルの塀を創造するのに適しています。和風デザインから洋風デザインまで、どんなテーマにも対応可能であり、とくに建物の正面の塀や門柱など、視覚的に重要な場所で使用されることが多いです。
- 【カラフル】洋風
- 【グレー】和モダン
- 【ベージュ】なんでも合う
化粧ブロックの技術的な進化も注目に値します。とくに、和風の外構に用いられることが多い大谷石のような素材は、昔に比べて耐久性が大幅に向上しています。現代の大谷石は、ただの自然石ではなく、内部に鉄筋が入っていることでさらに強度が増しており、長期間にわたって美観を保ちながら機能性を維持。これにより、美しい和風の外観を長持ちさせることが可能になり、倒れるリスクも極めて低減されます。
一方で、市場には多様な製品が溢れており、各メーカーは競うようにして新しいデザインや機能を年々投入しています。これにより、業界のプロフェッショナルでさえも最新のトレンドを追いかけるのが難しい状況です。価格帯も非常に幅広く、手頃な価格のものから高価なものまで、消費者のニーズに合わせて選べるようになっています。このような市場の動向は、外構設計を行う際の選択肢を広げ、個々のプロジェクトに最適な製品を見つけるための助けとなるでしょう。
まとめ
この記事では、「施工タイプ門柱の仕上げ方法は?」を調査アンケートをもとに紹介しました。いかがだったでしょうか?
いちばん多かったのは塗り壁仕上げで、当社が得意とするデザインでうれしかったです。その次にレンガ・タイル・化粧ブロックと続きました。いろんな素材を組み合わせて門柱をデザインすると、あなただけのオリジナル門柱が作れておすすめです。
すぐ下の関連ページで「アンケート調査の一覧」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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以上、理想の施工型門柱デザインは?【32人のリアルな声から見えた】…という話題でした。
更新:2024年05月23日|公開:2024年03月10日
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