土間コンクリート仕上げ、最も人気の方法は？【67人の声を大公開！】

駐車場に施工する土間コンクリートの仕上げついて、当社クローバーガーデンで以下の独自調査をしました。

【調査結果】67人に聞いた土間コンクリート工事の仕上げは？

順位	仕上げ方法	人数（％）
1位	金ごて仕上げ	23人（34.3％）
2位	刷毛引き仕上げ	20人（29.9％）
3位	洗い出し仕上げ	10人（14.9％）
4位	塗装仕上げ	7人（10.4％）
5位	スタンプコンクリート	5人（7.5％）
6位	ドライテック	0人（0％）
-位	その他	8人（11.9％）

考察

金ごて仕上げが、最も人気がある仕上げ方法として選ばれたことは、その仕上がりの美しさと耐久性を重視する人が多いことを反映しています。金ごて仕上げは、表面を滑らかに仕上げることで、見た目の美しさだけでなく、掃除のしやすさや耐久性の向上にも寄与します。

一方で、刷毛引き仕上げがそれに次ぐ人気を集めたのは、滑りにくい表面を作ることで安全性を高めることができるためでしょう。とくに雨の日など滑りやすい状況では、この点が大きなメリットとなります。

洗い出し仕上げや塗装仕上げ、スタンプコンクリートがそれぞれ一定の支持を得ているのは、デザイン性や個性を重視する層が存在することを示しています。これらの方法は、外観をカスタマイズし、住宅の外観との調和や個性的なデザインを求める人々に選ばれています。

ドライテックが支持を得られなかったのは、知名度が低い、またはコストとのバランスが評価されなかった可能性があります。その他の方法が11.9％というのは、まだまだ多様なニーズが存在することを物語っており、一つの方法に固執するのではなく、住宅所有者のニーズに合わせた柔軟な提案が求められます。

工事したい人にプロがアドバイス

【1位】金ごて仕上げ　23人（34.3％）

土間コンクリートの表面が、つるつるになる仕上げ方法です。

昔はほとんどこの「金鏝つるつる仕上げ」でしたが、滑りやすく危険なため、当社ではあまりやらなくなりました。ただし、仕上がりはとてもきれいです。

【2位】刷毛引き仕上げ　20人（29.9％）

土間コンクリートの表面が、ザラザラになる仕上げ方法です。

現在当社でやるのはこの「刷毛引き仕上げ」がほとんどで、滑って転ぶ心配がないのが大きなメリットです。金ゴテ仕上げよりゴミが溜まりますが、たまに掃除すれば問題ありません。

また、遠くから見れば金鏝仕上げと見分けがつかず、仕上がりはとてもきれいです。

【3位】洗い出し仕上げ　10人（14.9％）

土間コンクリートの表面に、玉砂利が見える仕上げ方法です。

施工難易度はものすごく高く、ベテランの左官職人じゃないと美しく施工できません。駐車場全体でなく、ワンポイントとして使うのがおすすめです。

また、リンクストーンという樹脂材を使った仕上げ方法もあり、これは玄関までのアプローチや階段の踏み面によく施工します。洋風の家におすすめの方法です。

【4位】塗装仕上げ　7人（10.4％）

コンクリートが仕上がった後に、表面を塗装する仕上げ方法です。

おもに建物内の玄関土間やガレージの床面に使い、塗装材で表面を保護するので、いつまでもきれいに保てます。当社にある大型ガレージの床面も、緑色で塗装しました。

【5位】スタンプコンクリート　5人（7.5％）

土間コンクリート表面を型押し、石張りのようなデザインを出す仕上げ方法です。

20年ほど前、当社でもよく施工しましたが、今はまったく施工しなくなりました。個人的には、あまりおしゃれなデザインとは思えません...

【6位】ドライテック　0人（0％）

ドライテックとは、雨の水を地面に染み込ませることができる特別なコンクリートです。

このコンクリートは、内部にたくさんの小さな空間を持つ「ポーラス（多孔質）構造」をしており、この構造のおかげで水をよく通します。わたしはまだ施工した経験がありません。

まとめ

この記事では、「土間コンクリート工事の仕上げ方法は？」を調査アンケートをもとに紹介しました。いかがだったでしょうか？

いちばん多かったのは金鏝仕上げで、3人に1人が施工していました。2位は刷毛引き仕上げで、滑りにくいのがメリットの施工方法です。この2つで6割強の人が施工していて、当社の施工方法よりは少ない結果となりました。

---

すぐ下の関連ページで「アンケート調査の一覧」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊

このページを読んだ人はこちらもオススメ！

• 

  アンケート調査のまとめ一覧【外構や庭工事に関する質問と答え】

---

以上、土間コンクリート仕上げ、最も人気の方法は？【67人の声を大公開！】…という話題でした。

更新:2024年03月13日｜公開:2024年01月12日