手すり付きスロープの施工例【駐車場から玄関まで歩きやすくした30万円工事】
【更新日】2026.04.28
駐車場から玄関までに段差があると、毎日の出入りや車椅子での移動に不安を感じることがあります。
スロープをつくれば段差は解消できますが、勾配が急すぎると歩きにくく、車椅子でも使いにくくなります。さらに、手すりがないと体を支えにくく、雨の日や足元が不安なときに危険を感じやすくなります。
そこでこの記事では、駐車場から玄関までを歩きやすくした手すり付きスロープの施工例をもとに、L型スロープ、踊り場、手すりを組み合わせた外構づくりのポイントを紹介します。
【LIXILエクステリアマイスター】埼玉県生まれ。国士舘大学卒業後、大手ハウスメーカーの外構部門で10年間経験を積み、当社へ入社。異業種とのコミュニケーションも大切にしながら、新しい視点を活かしたデザイン提案を心がけている。お客さま目線を大切にするため、現場作業にも積極的に参加。娘とルパンをこよなく愛する、1児の父。
- 【デザイナー】菅間 克己
- 【施工地域】さいたま市西区
- 【工事種類】庭ガーデン工事
- 【デザイン】カジュアル
- 【スタイル】クローズ
- 【工事費用】30万円
1. 手すり付きスロープの施工例
この施工例は、駐車場から玄関までを移動しやすくするために、手すり付きスロープを設置した庭工事です。
段差のある外構は、毎日の出入りで負担を感じやすい場所です。とくに車椅子を使う場合や、足元に不安がある場合は、勾配や手すりの有無が使いやすさを左右します。さいたま市西区の住宅で、工事費用は30万円のクローズ外構です。
- 庭にスロープをつくる
- 玄関までの移動を助ける
- 手すりで歩行を支える
スロープは、ただ段差をなくせばよいものではありません。勾配が急だと、歩く人にも車椅子にも負担が残ります。移動しやすい外構にするには、距離の取り方と手すりの配置まで考えることが大切です。
2. 駐車場から玄関までの動線
駐車場から玄関までの距離は、毎日の使いやすさに直結する大切な動線です。
車を降りてから玄関へ向かう場所に段差があると、荷物を持っているときや雨の日に不安が出やすくなります。スロープを設けることで、段差をまたがずに移動できるようになります。車椅子だけでなく、足腰に不安がある人にも使いやすい外構になります。
- 駐車場から玄関へつなぐ
- 段差をスロープで解消する
- 毎日の出入りを楽にする
段差が少しだけでも、毎日使う場所では負担になります。若い時は気にならなくても、家族の年齢や暮らし方で必要性は変わります。将来の使いやすさまで考えるなら、玄関まわりの動線を早めに整えておくと安心です。
3. L型スロープと踊り場

踊り場のあるL型のスロープ
勾配をゆるやかにするには、スロープの距離を確保し、踊り場をつくることが有効です。
この施工例では、車椅子でも使いやすいようにL型のスロープにしています。まっすぐ短くつくると勾配が急になりやすいため、踊り場を入れて距離を伸ばしました。踊り場部分には手すりを設けず、家庭菜園をしている庭へ出入りしやすい形にしています。
- L型にして距離を伸ばす
- 踊り場で勾配を抑える
- 庭への出入りを残す
限られたスペースでは、スロープを長く取るのが難しいこともあります。けれど、無理に短くすると使いにくいスロープになってしまいます。曲げ方や踊り場の位置を工夫すると、敷地内でも歩きやすい動線をつくりやすくなります。
4. 木目調手すりの使いやすさ

スロープの片側には手すりを設置
スロープには、歩行を支えるための握りやすい手すりを合わせると安心です。
この施工例では、スロープの片側に三協アルミの「エトランポ」を設置しています。笠木は木目調で、外構になじみやすい落ち着いた見た目です。抗菌処理されたエラストマー樹脂を使っているため、手触りがやわらかく、暑い日差しでも熱くなりにくい仕様です。
- 片側に手すりを設置する
- 木目調で外構になじませる
- 握りやすい笠木を選ぶ
スロープだけでも段差は解消できますが、体を支える場所がないと不安が残ります。雨の日や足元が不安定なときは、手すりの有無で安心感が変わります。見た目だけでなく、握ったときの感触や熱さまで考えると、毎日使いやすい外構になります。
5. よくある質問5つ(FAQ)
Q1. 玄関スロープに手すりは必要?
歩行に不安がある場合や車椅子を使う場合は、手すりがあると安心です。体を支えながら移動できるため、雨の日や足元が不安なときにも使いやすくなります。
Q2. スロープは短くつくっても大丈夫?
短くつくると勾配が急になり、歩きにくくなることがあります。距離が足りない場合は、L型にしたり踊り場を入れたりして勾配を抑える方法があります。
Q3. 車椅子でも使いやすいスロープにできる?
勾配をゆるやかにし、動線に余裕を持たせれば使いやすくなります。敷地条件によって必要な長さが変わるため、玄関までの距離と段差を見て計画することが大切です。
Q4. 30万円で手すり付きスロープはできる?
施工範囲や段差の高さ、手すりの長さによって変わりますが、必要な範囲を絞れば30万円前後で計画できる場合があります。この施工例では、スロープと片側手すりを中心に整えています。
Q5. 手すりはどんな素材が使いやすい?
屋外では、握りやすく熱くなりにくい素材を選ぶと使いやすいです。木目調の笠木なら、見た目もやわらかく外構になじみやすくなります。
まとめ
この施工例では、駐車場から玄関までを移動しやすくするために、手すり付きスロープを設置した庭工事を紹介しました。大切なのは、段差をなくすだけでなく勾配まで整えることです。
玄関まわりにスロープをつくる場合は、勾配、踊り場、手すりの位置、庭への出入りを確認しておくと安心です。限られたスペースでも、L型にすることで距離を確保しやすくなります。
手すり付きスロープは、車椅子だけでなく、毎日の歩行を支える外構です。家族の年齢や暮らし方に合わせて整えることで、玄関までの移動を安全で楽にしやすくなります。

玄関までの段差は、毎日通る場所だからこそ小さな負担になりやすいです。スロープと手すりを組み合わせると、歩く人にも車椅子にもやさしい動線になります。
大切なのは、無理に短くつくるのではなく、勾配を抑えて使いやすくすることです。踊り場やL型の形を取り入れると、限られた敷地でも安心して使える外構に近づきます。
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更新:2026年04月28日|公開:2022年02月08日


