芝生の手入れ【秋編9-10-11月🍂】秋植えメリット-デメリットも解説!

【更新日】2024.07.12.

だれでも庭の美しい芝生を望んでいますが、「秋の手入れについてどのすべきか?」、多くの人が悩んでいます。とくに夏の過酷な日差しから解放されたあとの芝生は、適切なケアが必要です。

そこでこの記事では、秋の芝生の手入れ方法と、秋に芝生を植えるメリットとデメリットを紹介します。手入れのポイントを押さえることで、春に向けて健康で美しい芝生を育てる準備がで可能です。

最後まで読み進めることで、あなたの庭が一層魅力的に変わること間違いなし!ぜひこの機会に、正しいケア方法を学んでください😊


執筆者ライターの外構専門家「菅間勇」
【この記事の執筆者】菅間 勇
埼玉県生まれで、外構エクステリア業界は20年以上(今も現役)。東京農業大学・大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめる。子どもと筋トレをこよなく愛す3児の父。【資格:2級建築士2級建築施工管理技士≫信頼できる情報発信に向けての取り組み

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芝生の秋の手入れとは?

落ち葉のある芝庭

秋になると芝も冬の休眠期に入る前なので、施肥や芝刈りなど手をかけすぎないのがコツです。

まず気温が下がってきたら、芝刈りは回数を減らします。9月にリン酸・カリウムの多い肥料を施したら、10月後半ごろからは施肥を控えるようにしましょう。

ただし、寒地型の西洋芝は涼しくなると元気になるので、芝刈りの回数を減らす必要はありません。雪腐病(ゆきぐされびょう)には、積雪前に薬剤を予防的に散布するのが大切です。


【9月】芝生の手入れでやるべき作業


暖地型(日本芝)の手入れ

夏を越えたコウライシバは、まだまだ鮮やかな緑色をしています。


9月の手入れ
  • 【肥料】50g / m2
  • 【芝刈り】2回ぐらいが目安

お彼岸が過ぎ涼しくなるにつれて、生長は次第に鈍化していきます。


寒地型(西洋芝)の手入れ

西欧芝は涼しくなるにつれ元気になりますが、一度裸地になると回復が遅くなるので注意しましょう。


9月の手入れ
  • 【病害虫】被害が目立つなら殺菌剤を散布
  • 【肥料】20g / m2
  • 【水やり】週2~3回ぐらいが目安
  • 【芝刈り】2回ぐらいが目安

芝生面を密生させるため種をまき、発芽を待ちます。オーバーシーディング(オーバーシード)の芝ではイタリアン種の種をまき、冬の緑化に備えましょう。


【10月】芝生の手入れでやるべき作業


暖地型(日本芝)の手入れ

夏まで施肥・水やりの管理をしっかりやっていれば、雑草が生えないほど緻密な美しい芝生になります。


10月の手入れ
  • 【芝刈り】1回が目安(年内はもう必要ない)

葉はまだ緑色で美しいですが、葉や茎の生長は急速に衰えます。土壌処理剤で除草すると、雑草の発芽を抑制する効果あるのでやってみましょう。


寒地型(西洋芝)の手入れ

葉は鮮やかで美しい緑色です。


10月の手入れ
  • 【肥料】30g / m2
  • 【芝刈り】3回ぐらいが目安
  • 【水やり】新芽が30mmぐらいになるまで毎日

種まきをした場合は発芽が始まるので、踏まないように気をつけます。新芽が50mmになるまでは、刈り込みを控えるのがコツです。


【11月】芝生の手入れでやるべき作業


暖地型(日本芝)の手入れ

葉は少しずつ枯葉色となり、生長が止まって休眠状態に入ります。夏までに肥料をじゅうぶんやっておくと、葉の褐色を遅らせることが可能です。


11月の手入れ
  • 【やるべき作業】雑草の除去

雑草は面倒くさがらず、しっかり抜きましょう(小さいうちに)。冬を越してしまうと、雑草の地下茎が深くなって抜くのが厄介になります。


寒地型(西洋芝)の手入れ

裸地となった場所には、タネを蒔いた後に出た新芽が出そろいます。株が分けつして緻密な芝生が完成して、秋の最盛期となります。


11月の手入れ
  • 【肥料】30g / m2
  • 【水やり】週2回が目安
  • 【芝刈り】2回ぐらいが目安

オーバーシードした芝ではコウライシバが西欧芝の下に隠れ、芝面は西欧芝へと入れ替わります。


【秋植え】メリットとデメリットを解説

芝張りをしている画像

芝張りの適期は「春と秋の2回」で、どちらかというと春の方がおすすめです。


芝生を秋植えするデメリット

春植えと比較すると以下です。

成長が遅いので、完成するのは春以降になる


冬に芝生が伸びないので、心配になるかもしれません。しかし日本芝は休眠しているので、あわてずじっくり待ちましょう。


芝生を秋植えするメリット

春植えと比較すると以下です。

暑くないので、水やりなどの手間がかからない


春植えの場合は、夏場の水やりが大変!上手にやらないと枯れてしまうので、秋植えのほうが水やりの手間が楽です。


秋植えの適期は?

彼岸がすぎて涼しくなる「9月下旬ごろ」が適期です(西洋芝も一緒)。

遅くても10月上旬ぐらいまでにやっておきましょう。


まとめ

記事のポイントをまとめます。

  • 芝生の秋の手入れとは?
  • 9月-10月-11月にやるべき作業
  • 秋植えのメリットとデメリット

以上の3つです。


この記事では、9~11月の芝生の手入れについて紹介しました。いかがだったでしょうか?

涼しくなってくる秋は、少しずつ手間がかからなくなります。日本芝は休眠の準備に入り、西洋芝は最盛期ですごく美しいです。


芝生を植える時期は春と秋の2回。

秋植えするなら、彼岸過ぎの9月下旬がおすすめですよ!



すぐ下の関連ページで「芝生の冬の手入れ・BBQができる庭づくり・子供が喜ぶ庭遊び」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はご覧になってください😊


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以上、芝生の手入れ【秋編9-10-11月🍂】秋植えメリット-デメリットも解説!…という話題でした。

更新:2024年07月12日|公開:2021年08月02日

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