カラーリーフ「人気のおすすめ」5種類

【更新日】2025.09.03.

最近、ガーデニングに興味を持つ人が増えていますが、「何から始めればいいか分からない...」という声をよく耳にします。植物の選び方ひとつとっても、種類が多すぎて迷ってしまうことでしょう。

そこでこの記事では、とくに人気のあるカラーリーフを5種類紹介します。これらは見た目も美しく、育てやすいので初心者にもピッタリです。カラーリーフを選ぶことで、あなたのガーデンやバルコニーが一気に華やかに変身します。

この記事を読むことで、ガーデニングの第一歩を踏み出し、毎日をもっと豊かにするヒントを得られるでしょう😊


執筆者ライターの外構専門家「菅間勇」
【この記事の執筆者】菅間 勇
埼玉県生まれで、外構エクステリア業界は20年以上(今も現役)。東京農業大学・大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめる。子どもと筋トレをこよなく愛す3児の父。【資格:2級建築士2級建築施工管理技士≫信頼できる情報発信に向けての取り組み
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当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました

わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。


カエデ、もみじ

真っ赤の紅葉したイロハモミジ

カエデは春の新芽と秋の紅葉が非常に美しく、四季を通して楽しめる魅力的な樹木です。北半球に156種類が分布しており、日本ではイロハモミジ、ヤマモミジ、ハウチワカエデ、イタヤカエデなど26種類が自生しています。その新芽は緑や赤、白、黄色など色鮮やかで、紅葉と同様に季節ごとに多彩な表情を楽しむことができます。

葉の形状もカエデの魅力のひとつです。細かく切れ込んだものや丸みを帯びたものなどさまざまな葉形があり、庭に植えると個性的なアクセントになります。庭木としても人気が高く、和風庭園や洋風ガーデンのどちらにもよく馴染む樹木です。

カエデの剪定は、樹木管理の中でも難易度が高く、プロの技量を問われる作業として知られています。剪定の基本は、「やわらかく仕上げること」。枝を切りすぎず、自然な樹形を保つように気を配ることが重要です。また、強剪定は避け、込み合った枝を間引く程度にとどめるのがポイントです。

冬季の剪定は注意が必要で、年が明けた後は絶対に行わないようにしましょう。カエデは年明けとともに活動を始め、切り口から樹液が噴出してしまうため、樹木に大きなダメージを与える可能性があります。剪定を行うならば、秋から年末までの休眠期が適切です。

カエデの樹木を美しく保つためには、適切な剪定と日常の手入れが欠かせません。庭木として植えることで、日本の四季をより豊かに感じられる空間を演出できます。ぜひカエデを取り入れて、その変化に富んだ魅力を楽しんでみてください。

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マサキ

おしゃれな斑入りのマサキ

マサキは常緑低木または小高木で、一年を通して葉が青々として美しいことから、生垣や庭木として広く利用されています。寒さに強いため、日本全国で育てやすいのも魅力です。初夏には緑白色の小花を咲かせ、初冬には果実が淡い紅紫色に熟し、季節ごとに異なる楽しみ方ができます。

また、園芸品種も豊富で、葉が大きい「オオバマサキ」や、斑入りの「ギンマサキ」「キンマサキ」「キンフクリンマサキ」など、植栽のアクセントにぴったりな品種も揃っています。それぞれの品種が持つ個性的な葉の色合いが、庭に華やかさを加えてくれます。

マサキは、生垣として利用される際には枝先を刈り込んで仕立てることが一般的です。円筒形や円錐形に刈り込むほか、自然樹形を活かして伸び伸びと育てることもできます。そのため、庭のデザインや目的に応じて自由に仕立て方を楽しめるのが特徴です。

生長が早い反面、裾が空きやすくなる傾向があるため、若木のうちから適切な剪定が必要です。特に、上部を強めに刈り込むことで、下枝を多く出させるように管理すると、美しい樹形を長く保つことができます。定期的な手入れを行えば、生垣としての機能も見た目も良好な状態を維持できます。

丈夫で手間がかからず、見た目にも美しいマサキは、初心者からベテランのガーデナーまで幅広い支持を得ている植物です。庭や生垣に取り入れることで、四季折々の自然の表情を楽しむことができるでしょう。

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タケ(竹)・ササ(笹)

竹垣のフェンス

竹は寒さに強い植物で、種類によって高さは1~10mにもなります。地下茎は地中を横方向に伸ばし、地上に稈(かん:中が空洞の茎)を生じます。一部の竹はタケノコとして食用に利用されますが、家庭園芸では主に庭園で使用され、日本の伝統的な情緒を楽しむ植物として親しまれています。

竹は成長が早く、庭に植えると短期間で景観に大きな変化をもたらします。また、竹特有のしなやかで直線的な稈は、庭全体を引き締めるアクセントにもなります。和風庭園だけでなく、現代的なガーデンデザインにも取り入れやすいのが特徴です。

「地震が起きたら竹やぶに逃げ込め」という言い伝えがありますが、これは竹の地下茎が地表付近を横に這い、「ヒゲ根」と呼ばれる細かい根が地面をしっかりと保持する構造に由来しています。このため、竹林は地滑りを防ぐ効果があり、昔から防災の観点でも役立てられてきました。

竹林を背にした家が多いのは、日本人が経験的にその防災効果を知っていたからです。しっかりと管理された竹林は、風や地震による土砂崩れから家や土地を守る役割を果たしてきました。そのため、竹は単なる庭木としてだけでなく、暮らしの安全を守る存在としても重宝されてきました。

竹を庭に取り入れる場合、地下茎が広がりすぎないように管理が必要です。地下茎を制限するバリアを設置したり、定期的に掘り上げたりすることで、適切なサイズに維持できます。竹の持つ日本情緒を楽しみながら、防災にも役立てる庭づくりをぜひ考えてみてください。

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ギボウシ(擬宝珠) 別名:ホスタ

カラーリーフが美しいホスタ

ギボウシ(擬宝珠)は、寒さに強い多年草で、別名「ホスタ」としても知られています。東アジア特産の植物で、約200種類が分布しており、その多くが日本に自生しています。古くから庭園や公園に植えられていましたが、近年では欧米での品種改良も進み、美しい葉や独特の花姿を楽しむための園芸品種が増えています。夏から秋にかけて淡青色の花を咲かせますが、ギボウシの最大の魅力はその美しい葉にあります。特に斑入りの品種は庭のアクセントとして人気です。

丈夫で栽培しやすく、初心者でも育てやすい植物として知られています。春に苗を植え付けるのが一般的で、植え付け後はほぼ放任でも成長してくれます。日当たりの良い場所でも半日陰でも育つため、植える場所を選びやすいのもメリットです。ただし、斑入りの品種は直射日光による葉焼けを起こしやすいため、適度に日陰になる場所に植えるのが望ましいです。

ギボウシは成長が比較的早く、株が大きくなると庭の地面を覆い、雑草を抑える効果も期待できます。庭全体を引き締めるグリーンとして、また単独でアクセントとして配置するのにも適しています。また、シェードガーデン(木陰の庭)を作る際には欠かせない植物のひとつです。

手入れも簡単で、特に肥料を与えなくても育ちますが、春先に緩効性の肥料を少量与えると葉の色艶が良くなります。また、多年草であるため、毎年新しい芽を出して成長しますが、数年に一度、株分けをして若返らせると元気に育ち続けます。

ギボウシは和風庭園にも洋風ガーデンにも似合う万能な植物です。その美しい葉や淡青色の花が庭に季節感を添え、ほかの植物との相性も抜群です。手間をかけずに庭を華やかにしたい方には、ぜひおすすめしたい植物です。

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アサギリソウ、アルテミシア

細い銀葉を持つアサギリソウ

アサギリソウは、繊細でやわらかな銀色の葉が特徴の植物です。花壇や庭のアクセントとして、シルバーリーフが1年を通して美しい景観を作り出します。花はあまり観賞価値がないものの、葉の魅力が圧倒的で、多くのガーデナーに愛されています。また、食用や薬用に利用される種類もあります。

寒さに強い性質を持つ一方で、高山性のアサギリソウは暑さを嫌う場合があるため、栽培環境に配慮が必要です。比較的丈夫で枯れにくい植物ですが、環境次第でその美しさが大きく左右されます。とくに直射日光や過湿を避け、適度に乾燥した環境を好む点に注意が必要です。

アサギリソウはロックガーデンや、乾燥を好む植物との寄せ植えに最適です。その銀色の葉が他の植物とよく調和し、庭全体を引き締める効果を持っています。寄せ植えの際には、他の植物と水やりの条件が似ているか確認し、適切な環境を整えましょう。

条件が合わない場合は、鉢植えにして育てるのがおすすめです。鉢植えであれば、雨を避けたり、暑さを軽減したりと、環境を調整しやすくなります。特に夏場の高温多湿には注意が必要で、風通しの良い場所に置くと良いでしょう。

シンプルながらも美しい銀葉が魅力のアサギリソウは、庭の景観に洗練された印象を与えてくれる植物です。手入れも比較的簡単で、初心者からベテランのガーデナーまで幅広く楽しめます。ぜひ取り入れて、庭や花壇のデザインをさらに引き立ててみてください。



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