庭のバスケットコート地面施工例【ゴムチップ舗装で音に配慮した100万円工事】
【更新日】2026.04.28
庭にバスケットコートをつくりたいと思っても、地面の素材やドリブル音が気になって迷う人は少なくありません。
コンクリートは施工しやすい一方で、ボールの音が響きやすく、住宅街では近所への配慮が必要になります。人工芝やゴムマットなどの選択肢もありますが、バスケットの練習に使うなら、音・弾み方・費用のバランスを見て選ぶことが大切です。
そこでこの記事では、庭のバスケットコート地面をゴムチップ舗装で仕上げた施工例をもとに、子どもが練習しやすい庭づくり、音への配慮、100万円工事の内容を紹介します。
【LIXILエクステリアマイスター】埼玉県生まれ。国士舘大学卒業後、大手ハウスメーカーの外構部門で10年間経験を積み、当社へ入社。異業種とのコミュニケーションも大切にしながら、新しい視点を活かしたデザイン提案を心がけている。お客さま目線を大切にするため、現場作業にも積極的に参加。娘とルパンをこよなく愛する、1児の父。
- 【デザイナー】菅間 克己
- 【施工地域】埼玉県さいたま市緑区Iさま邸
- 【工事種類】庭ガーデン工事
- 【デザイン】カジュアル
- 【スタイル】クローズ
- 【工事費用】100万円
- 【竣工日】2022年5月
- 【施工期間】1週間
1. 庭のバスケットコート地面施工例
この施工例は、自宅の庭にミニバスケットコートをつくり、地面をゴムチップ舗装で仕上げた庭ガーデン工事です。
小学生のお子さまが家でもバスケットの練習をできるように、庭の一部を練習スペースとして整えました。住宅街のため、コンクリート舗装ではドリブル音が響きやすいことも考慮しています。埼玉県さいたま市緑区の住宅で、工事費用は100万円、施工期間は1週間の施工例です。
- 庭にミニコートをつくる
- 地面をゴムチップで舗装する
- 子どもの練習場所を整える
庭にバスケットコートをつくる場合、広さだけで判断すると後悔しやすくなります。地面の素材によって、音の響き方やボールの弾み方が変わるからです。この施工例では、練習しやすさと近隣への配慮を両方考えて計画しています。
デザイナーのコメント
昨今はバスケットブームな気がします。コロナ禍の影響もあり、公園や体育館でなかなか遊べなかった時期でもあります。
また、公園によってはボール遊びが禁止のところもあります。子どもがのびのびと遊べる空間が少なくなっているのも寂しいことです。
弊社は施工実績が多いためか、バスケットコートの依頼を多くいただきます。施工事例を参考にしていただき、こうした庭づくりが広がっていくとよいと思います。
2. 子どもが練習できるミニコート
自宅の庭にミニコートをつくると、子どもが家で練習できる時間を増やせます。
この施工例では、庭の広さを活かしてバスケットの練習スペースをつくりました。公園や体育館へ行かなくても、家の庭でボールに触れられる環境です。
2-1. 6.5m角の練習スペース
庭にバスケットコートをつくるなら、練習に必要な広さを先に確認することが大切です。
この施工例では、6.5m×6.5mのミニバスケットコートをつくりました。面積は42.25m2で、庭の中でもしっかり体を動かせる広さです。住宅の庭なので公式コートとは違いますが、子どもの日常練習には使いやすいサイズ感です。
- 6.5m角の練習場所を確保する
- 庭の広さをコートに活かす
- 子どもが動ける余白をつくる
庭にゴールだけを置いても、地面や距離が合わないと練習しにくくなります。反対に、本格的に作り込みすぎると費用も面積も大きくなります。家庭用のミニコートでは、目的に合う広さを決めることが大切です。
2-2. フリースローラインの距離
バスケットの練習では、ゴールまわりだけでなく、ラインの距離感も使いやすさに関わります。
この施工例では、ゴールからフリースローラインまでを4mにしています。コートの区分けには伸縮目地を入れ、舗装面の割れ対策とラインの目安を兼ねています。庭の中でも練習の感覚がつかみやすいように整えました。
- ゴールから4mの距離を取る
- 伸縮目地で区分けする
- 練習しやすい目安をつくる
家庭の庭では、公式寸法をそのまま再現できないこともあります。けれど、何を練習したいかを決めれば、必要な距離は見えてきます。子どもの練習用なら、使う目的に合わせた寸法で考えるほうが現実的です。
3. ゴムチップ舗装の音対策
住宅街の庭にバスケットコートをつくるなら、地面はドリブル音への配慮まで考えて選ぶ必要があります。
この施工例では、コンクリートではなくゴムチップ舗装を採用しました。子どもが思い切り練習できるようにしながら、近隣への音の響き方にも配慮しています。
3-1. ドリブル音への配慮
ゴムチップ舗装の大きな役割は、ボールの音を抑えやすいことです。
コンクリートの地面は硬く、ボールをついたときの音が響きやすくなります。住宅街では、練習時間や近隣との距離によって気を使う場面もあります。ゴムチップ舗装にすることで、ドリブル音をやわらげながら練習しやすい庭にしています。
- ゴムチップで音を抑える
- 住宅街での練習に配慮する
- 子どもが使いやすい庭にする
ゴムチップにすれば音が完全になくなるわけではありません。ボールの音や子どもの声は、使う時間帯によって気になることがあります。だからこそ、地面の素材と使い方の両方で配慮することが大切です。
3-2. 四国化成チップロード
- 【舗装材】四国化成「チップロード(カラーNo.51)」
- 【伸縮目地】タイセイ「エキスパンタイ」
このバスケットコートでは、舗装材に四国化成のチップロードを使っています。
ゴムチップ舗装は、衝撃をやわらげやすく、歩行や運動をする場所にも使われる舗装材です。今回のような庭のミニコートだけでなく、高齢者施設や公園など、安全性に配慮したい場所でも使われます。カラーはNo.51を選び、庭の中でも落ち着いた印象にしています。
- チップロードで地面を仕上げる
- 伸縮目地で区切りを入れる
- 庭に合う色を選ぶ
スポーツ用の舗装材は、見た目だけで選ぶと使い勝手に差が出ます。音、弾み方、足への感触、費用を合わせて見る必要があります。庭でバスケットをするなら、練習内容に合う舗装材を選ぶことが重要です。
4. 費用と弾み方の注意点
ゴムチップ舗装のバスケットコートは、音に配慮しやすい一方で、費用とボールの弾み方には注意が必要です。
この施工例では、下地コンクリートの上にゴムチップ舗装を施工しています。そのため、コンクリートだけで仕上げるより費用は上がりやすくなります。また、ゴムチップはコンクリートよりも衝撃を吸収するため、ボールの弾み方も少し変わります。
- 下地コンクリートを施工する
- ゴムチップ舗装を重ねる
- 弾み方の違いを確認する
近所への音を抑えたい場合、ゴムチップ舗装は有力な選択肢です。けれど、本格的な競技感覚を優先するなら、弾み方の違いが気になることもあります。子どもの練習用なのか、本格的なプレー用なのかを決めてから選ぶと失敗しにくくなります。
5. よくある質問5つ(FAQ)
Q1. 庭にバスケットコートをつくるにはどれくらい広さが必要?
この施工例では、6.5m×6.5mのスペースを使ってミニコートをつくっています。公式サイズではなくても、子どもの練習目的なら庭の広さに合わせた計画ができます。
Q2. バスケットコートの地面はゴムチップがいい?
住宅街でドリブル音を抑えたい場合は、ゴムチップ舗装が選択肢になります。ただし、コンクリートよりボールが弾みにくく感じることがあるため、使い方に合わせて選ぶことが大切です。
Q3. コンクリートだけだと音は響きやすい?
コンクリートは硬い素材なので、ボールをついたときの音が響きやすいです。住宅街で子どもが練習する庭では、音への配慮も含めて地面を考える必要があります。
Q4. 100万円で庭のバスケットコートはできる?
施工面積や下地、舗装材、ゴールまわりの条件によって変わりますが、この施工例では100万円でミニバスケットコートを整えています。ゴムチップ舗装は下地も必要なため、コンクリートのみより費用は上がりやすいです。
Q5. ゴムチップ舗装で近隣への音は完全に防げる?
音をやわらげる効果は期待できますが、完全に無音になるわけではありません。使用する時間帯や近隣との距離にも配慮すると、より安心して使いやすくなります。
まとめ
この施工例では、庭にミニバスケットコートをつくり、地面をゴムチップ舗装で仕上げた工事を紹介しました。大切なのは、子どもの練習環境と近隣への配慮を両立することです。
庭にバスケットコートを計画する場合は、広さ、地面の素材、ドリブル音、ボールの弾み方、費用を確認しておくと安心です。とくに住宅街では、コンクリートだけでなくゴムチップ舗装のような音に配慮しやすい素材も選択肢になります。
自宅の庭に練習場所があると、子どもがボールに触れる時間を増やしやすくなります。毎日使う庭だからこそ、楽しさだけでなく、音や使い勝手まで含めて外構との相性を考えることが大切です。

庭にバスケットコートをつくるときは、ゴールを置くことよりも地面づくりが大切です。ゴムチップ舗装にすると、ドリブル音をやわらげながら練習しやすい空間をつくれます。
ただし、費用やボールの弾み方には違いがあります。子どもの練習用なのか、本格的に使いたいのかを決めてから計画すると、納得しやすい庭になります。
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更新:2026年04月28日|公開:2023年06月05日


