手作りガビオンの外構施工例【土留め塀とジョリパット境界塀で整えた100〜200万円プラン】
【更新日】2026.04.25
ガビオンを外構に使いたいけれど、手作りで土留めや塀として使えるのか気になる人は多いです。
ガビオンは石とメッシュでつくるため、見た目のインパクトが強く、道路ぎわのアクセントにもなります。ただし、既製品は装飾用が多く、土留めとして使う場合は構造や施工方法まで考える必要があります。
そこでこの記事では、手作りガビオンの土留め塀とジョリパット境界塀で整えた外構の施工例を紹介します。100〜200万円で、ガビオン・外水道・ガーデンパン・境界塀をどう組み合わせたかを確認できます。
【LIXILエクステリアマイスター】埼玉県生まれ。国士舘大学卒業後、大手ハウスメーカーの外構部門で10年間経験を積み、当社へ入社。異業種とのコミュニケーションも大切にしながら、新しい視点を活かしたデザイン提案を心がけている。お客さま目線を大切にするため、現場作業にも積極的に参加。娘とルパンをこよなく愛する、1児の父。
- 【デザイナー】菅間 克己
- 【施工地域】さいたま市緑区
- 【工事種類】外構エクステリア工事
- 【デザイン】シンプルモダン
- 【スタイル】オープン
- 【工事費用】100~200万円
1. 手作りガビオンの外構施工例
手作りガビオンの外構は、石の重厚感を活かしながら、道路ぎわに個性的な塀をつくれる方法です。
この施工例では、道路ぎわに手作りガビオンの土留め塀を施工し、玄関前には外水道と陶器のガーデンパンを設置しました。隣地境界のブロック塀は、内側だけをジョリパットで塗り壁仕上げにしています。100〜200万円の工事で、シンプルモダンなオープン外構に石・水まわり・塗り壁の表情を加えた実例です。
- 手作りガビオンで道路ぎわを整える
- 外水道とガーデンパンを設置する
- 境界塀の内側を塗り壁で仕上げる
ガビオンは見た目のインパクトが強いぶん、使う場所を絞ることが大切です。道路ぎわや高低差のある部分に使うと、外構のアクセントとして効きやすくなります。この施工例では、すべてを飾るのではなく、見える場所に素材感を集めています。
2. ガビオン土留め塀
ガビオン土留め塀は、石とメッシュを組み合わせて、外構に重厚感と自然な表情を出せる塀です。
ただし、ガビオンはすべての商品が土留めに使えるわけではありません。装飾用の既製品と、現場に合わせてつくる手作りガビオンでは、役割が大きく変わります。
2-1. 石とメッシュの塀

ガビオンで作った土留め用の塀
石とメッシュの塀は、コンクリートやブロックだけでは出しにくい素材感をつくれます。
ガビオンとは、鉄製のメッシュで囲いをつくり、その中に石を入れて仕上げる外構アイテムです。道路ぎわに施工すると、塀としての役割を持ちながら、オブジェのような存在感も生まれます。シンプルモダン外構に、少し無骨で自然な表情を加えたいときに向いています。
- 鉄製メッシュで囲いをつくる
- 中に石を詰めて塀にする
- 道路ぎわに素材感を出す
ガビオンは、ただ石を入れればよいものではありません。見える場所に使うからこそ、石の大きさや色、詰め方で印象が変わります。外構の一部に取り入れることで、個性的でもまとまりやすい仕上がりになります。
2-2. 施工途中のガビオン

施工途中の手作りガビオン
施工途中の手作りガビオンを見ると、現場に合わせて形をつくる工事だと分かります。
手作りガビオンは、既製品を置くだけではなく、現場の条件に合わせてメッシュや石を組み合わせます。道路ぎわの斜め部分や高低差のある場所にも、納まりを考えながら施工できます。土留めとして使う場合は、見た目だけでなく安定感も大切です。
- 現場に合わせてメッシュを組む
- 石を詰めて形を整える
- 道路ぎわの高低差に対応する
手作りは自由度がある反面、施工の考え方が仕上がりに出ます。石の詰め方が雑だと、見た目にも不安定に見えやすいです。だからこそ、ガビオンはデザインと施工の両方を見て判断することが大切です。
2-3. 既製品と手作りの違い
既製品と手作りの違いを知っておくと、ガビオンをどこに使うべきか判断しやすくなります。
既製品のボックス型ガビオンは、装飾目的で使われることが多いです。門柱や鉢植えのように使うなら便利ですが、土留めとして使うには向かない場合があります。土留め塀として考えるなら、現場に合わせた手作りガビオンが選択肢になります。
- 装飾用の既製品を見分ける
- 土留めには手作りを検討する
- 用途に合わせて施工方法を選ぶ
ガビオンは見た目が似ていても、用途によって必要な強さが変わります。おしゃれだからという理由だけで選ぶと、使い方に合わないことがあります。外構では、デザインと役割を分けて考えることが大切です。
3. 外水道と陶器ガーデンパン
外水道と陶器ガーデンパンを玄関前に設置すると、外まわりの手入れや汚れ物の洗い場として使いやすくなります。
外構では、見た目だけでなく日常の使いやすさも大切です。玄関まわりに水場があると、庭作業や掃除、外で使った道具の手入れがしやすくなります。
3-1. 玄関前の外水道

シンプルな外水道と陶器のガーデンパン
玄関前の外水道は、外で使うものをその場で洗える便利な設備です。
この施工例では、玄関前にシンプルな外水道を設置しました。陶器のガーデンパンを合わせることで、実用性だけでなく見た目にもやわらかさが出ています。シンプルモダンな外構の中でも、冷たく見えすぎない水まわりです。
- 玄関前に外水道を設置する
- 陶器のガーデンパンを合わせる
- 外まわりの洗い場をつくる
外水道は後から必要になることも多い設備です。最初から使いやすい位置に計画しておくと、庭や玄関まわりの手入れがしやすくなります。見える場所に置く場合は、ガーデンパンの素材感も大切です。
3-2. 汚れ物を洗える場所
汚れ物を洗える場所があると、家の中に汚れを持ち込みにくくなります。
外水道があれば、泥のついた道具や靴、庭作業で使ったものを外で洗えます。室内の洗面や浴室を使わずに済むため、暮らしの中で便利です。外構に水場を入れると、見た目以上に使い勝手が変わります。
- 庭道具を外で洗う
- 泥汚れを室内に持ち込まない
- 玄関まわりの掃除に使う
水場は目立たない設備ですが、あると暮らしが楽になります。特に植栽や外構の手入れをする家では、外水道の位置が使いやすさを左右します。デザインだけでなく、日常の動きを考えて設置することが大切です。
4. ジョリパット境界塀
ジョリパット境界塀は、既存のコンクリートブロック塀の見え方を内側から整える方法です。
隣地境界の塀は、外から見えにくくても自分の敷地内からは毎日目に入ります。内側だけを塗り壁仕上げにすることで、暮らす側から見た印象を明るくできます。
4-1. 内側だけの塗り壁仕上げ
内側だけの塗り壁仕上げは、自分の敷地から見える景色を整える現実的な方法です。
折半の隣地境界塀は、もともとただのコンクリートブロック塀でした。そこで、自分たちの敷地側から見える内側だけをジョリパットで仕上げています。外側まで大きく触らず、見える面をきれいに整えた工事です。
- 境界塀の内側を塗り壁にする
- 見える面だけをきれいに整える
- 既存ブロック塀の印象を変える
境界塀は、隣地との関係もあるため自由に変えにくい場合があります。けれど、自分の敷地内の見える面を整えることはできます。費用や範囲を抑えながら、外構の印象を変えたいときに有効です。
4-2. 明るいベージュの境界
明るいベージュの境界にすると、塀の圧迫感をやわらげて外構全体を明るく見せられます。
ジョリパットは、明るいベージュ色で仕上げました。コンクリートブロックのままよりもやわらかく見え、外水道やガビオンの素材感とも合わせやすくなっています。境界塀が明るくなると、敷地内の雰囲気も変わります。
- 境界塀をベージュ色で仕上げる
- ブロック塀の冷たさを抑える
- 敷地内を明るく見せる
塀の色は、外構全体の明るさに大きく影響します。暗い色で引き締める方法もありますが、狭く感じる場所では明るい色のほうが合うことがあります。毎日見る場所だからこそ、内側の見え方を整える意味があります。
5. よくある質問5つ(FAQ)
Q1. ガビオンは土留め塀として使えますか?
用途に合うように施工すれば使える場合があります。ただし、装飾用の既製品は土留めに向かないことがあるため、手作りで現場に合わせる考え方が大切です。
Q2. ガビオンは門柱にも使えますか?
使えます。門柱やオブジェ、鉢植えのような使い方もできるため、外構のアクセントにしやすい素材です。
Q3. 外水道は玄関前にあると便利ですか?
便利です。汚れ物や庭道具を外で洗えるため、室内に泥や汚れを持ち込みにくくなります。
Q4. 境界塀の内側だけ塗り壁にできますか?
条件が合えばできます。自分の敷地側の見える面だけをジョリパットで仕上げることで、塀の印象を明るく変えられます。
Q5. 100〜200万円でガビオンを使った外構はできますか?
施工範囲やガビオンの大きさによりますが、部分的なアクセントとして取り入れれば検討しやすい価格帯です。ガビオンだけでなく、外水道や境界塀も含めて優先順位を決めることが大切です。
まとめ
この施工例では、手作りガビオンの土留め塀とジョリパット境界塀で整えたオープン外構を確認しました。特に大切なのは、ガビオンを道路ぎわのアクセントとして使ったことです。
鉄製メッシュに石を詰めた手作りガビオンは、外構に重厚感と個性を加えます。さらに、玄関前の外水道と陶器ガーデンパン、内側だけ塗り壁にした明るい境界塀も組み合わせています。
100〜200万円の外構では、すべてを大きく変えるより、見える場所と使う場所を絞って整えることが大切です。ガビオンを使った個性的な外構にしたい人に参考になる施工例です。

ガビオンは、外構に強い個性を出せる素材です。ただし、置くだけの飾りと土留めとして使うものでは、考え方がまったく違います。
石の表情、外水道の使いやすさ、境界塀の見え方がそろうと、シンプルな外構にも深さが出ます。見える場所に意味のある素材を使うことが、長く残る外構につながります。
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更新:2026年04月25日|公開:2021年12月19日
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