外構ローンおすすめ3選🤩【住宅ローンを組んだ後に外構ローンは使えるの?】
【更新日】2024.07.02.
外構工事を計画する際、多くの人が資金面での不安を感じます。新築やリフォームの際には、どのように資金を調達すればいいか迷うものです。
しかし、心配ありません!外構工事に適したローンの選択肢は、意外と豊富にあります。住宅ローンと併用可能な外構専用ローンも存在し、金利条件や審査の難易度も様々です。
この記事を通じて、外構工事に最適なローンの種類や、適切な金融機関の選び方を解説します。最適な資金調達方法を知ることで、あなたの外構プロジェクトが一層スムーズに進むことでしょう😊
このページの内容
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
【予備知識】外構工事の費用相場や目安はいくら?
当社の平均費用は以下です。
158万が平均の施工金額(最高は500万円)
これは当社クローバーガーデンで工事した100件を調べた結果の平均値です。ここには、新築工事とリフォーム工事を含んでいます。
また、工事費を価格帯で分けたところ、以下になりました。
- 【9%】49万円以下
- 【21%】50万~99万円
- 【41%】100万~199万円
- 【20%】200万~299万円
- 【9%】300万円以上
100万~199万円が全体の41%を占めています。
つまり、あなたの敷地面積や坪数が標準的なら、150万円ぐらいの予算を考えておけばいいでしょう。
目安となる外構工事はどんなもの?
敷地の大きさや使うアイテムによって、外構費用の目安となる相場は異なります。
このサイトにある個々の施工例では施工金額をのせているので、それを見ればおおよその目安がわかるでしょう。細かい内訳は省いていますが...
外構工事費用を抑えたいなら、駐車場をオープンにする外構がおすすめです。フェンスやブロック塀を削減できるので、それだけ工事費用が抑えられます。
外構工事の費用はこちら(施工例あり) ⏬
【驚愕】外構工事の費用相場と平均値【あなたの予算は足りてる?🤔】
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毎月の返済額ってどのくらいになるのかな?
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たとえば「借入金額150万円・頭金なし・金利2.5%・60回払い(5年)」で計算してみると、毎月の返済額は27,861円になります。
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【3選】外構工事に使えるおすすめのローン ⭐
ここからは、外構工事に使えるローンを3つ解説していきます。
それぞれのローンには独自の特徴があるので、必然的にどれを選べばいいかわかります。
とりあえずメリットとデメリットだけは、把握しておいてください。
1.【住宅ローン】メリット・デメリット・審査を解説
原則として、外構費用は住宅ローンに組み込めません。
しかし、家を建てる会社(工務店やハウスメーカー)に外構工事も一括で依頼すると、住宅ローンに組み込めます。
【メリット】金利が低い
住宅ローンの金利は、2023年4月の時点で、0.5%以下がほとんどです(全期間固定は1.8%~)。
外構工事の費用は150万円ぐらいが相場なので、それにかかる金利支払いはほぼありません。
大手の建築会社に依頼すれば、営業から工事までスムーズに進むことが多く、書類や保証などもしっかりしています。
【デメリット】外構専門業者に依頼できない
建築会社が外構工事も一括して行うので、外構専門業者に依頼できません。
建築会社は家を建てることはプロですが、外構工事が不慣れな会社も多いです。デメリットとして、おしゃれなデザインが期待できない・担当者が外構をあまりわかっていない、などのケースが考えられます。
いちばんのデメリットは外構工事費用が割高なことで、一般的に専門業者より1~3割ほど高いです。
- 外構専門業者:100万円
- ハウスメーカー:110~130万円ぐらい
高い理由は、広告費とかモデルハウスとかにお金がかかるからです。また、加盟店の出してきた見積もりに、紹介料を上乗せしているからです。
【外構工事はどこに頼む?????】プロが教えるおすすめの探し方を伝授!
【審査】住宅ローンの審査はすごく厳しい
後で紹介するリフォームローンやカードローンより、審査は厳しいです。
一般的にいくつか審査基準があり、たとえば以下。
- 完済時の年齢(80歳以上は難しい...)
- 借入時の年齢(30代以上は通りやすい)
- 健康状態
- 勤続年数
- 連帯保証人
とくにこの5つは、審査基準の大きなウエートを占めます。
2.【リフォームローン】メリット・デメリット・審査を解説
【メリット】外構の専門業者に使える
建築会社から外構工事を分離発注して、専門業者に依頼するときに便利なローンです(もともとは家のリフォームに使うローンとして作られた)。
外構専門業者に依頼するメリットは、値段が安い・デザインがおしゃれ・仕上がりが抜群!などがあげられます。
また、業者側が独自に提携しているリフォームローンを使えば、より金利が安くなります。
【外構工事はどこに頼む?????】プロが教えるおすすめの探し方を伝授!
【デメリット】金利が高い
金利の相場は約2~5%なので、住宅ローンの金利0.5%以下(2023年4月の時点)より高いです。
大規模な外構工事(500万円を超える)をやる場合は、住宅ローンを使ったほうが支払い金額はずっと少なくなります。
外構費用を住宅ローンに組み込んだ場合と、別にリフォームローンを組んだ場合、毎月の返済額を比較した表は以下です。
外構費用を住宅ローンに組み込む
3,000万円の住宅ローンに外構費用も組み込み、金利0.5%で30年の住宅ローンを借りたと仮定します。
金利0.5%で30年住宅ローン | 毎月返済額 |
---|---|
3,000万円(外構費用なし) | 89,000円 |
3,150万円(外構費用150万円) | 94,000円 |
3,300万円(外構費用300万円) | 98,000円 |
3,500万円(外構費用500万円) | 100,400円 |
※注意点は、家を建てる会社(工務店やハウスメーカー)に、外構工事も一括で依頼する必要があることです。
外構費用にリフォームローンを使う
住宅ローンとは別に、外構費用として金利2.95%で10年リフォームローンを借りたと仮定します。
金利2.95%で10年リフォームローン | 毎月返済額 |
---|---|
150万円 | 14,400円 |
300万円 | 28,800円 |
500万円 | 48,100円 |
※すぐに外構工事をやらない人や、自分で外構専門業者を探したい人におすすめです。
10年目までの毎月返済額
外構費用を「住宅ローンに組み込んだ場合」と「住宅ローン+リフォームローンを別々にした場合」の毎月返済額と、その差額を表にしました。(※ 10年目以降は住宅ローンのみの支払い)
外構金額 | 住宅ローンのみ | 別々 | 差額 |
---|---|---|---|
150万円 | 94,000円 | 103,400円 | 9,400円 |
300万円 | 98,000円 | 126,800円 | 28,800円 |
500万円 | 100,400円 | 148,500円 | 48,100円 |
外構費用が高くなればなるほど、差額は大きくなります(当たり前ですね)。
上記した通り当社の工事平均額は158万円です。リフォームローンで150万円を借りた場合、毎月返済額の差額は約1万円になります。
150万円ぐらいの金額だったら、ローンを借りず自己資金で外構工事をした方がいいです(当社でもリフォームローンをご案内していますが、使うお客さまはあまりいません)。
敷地が広く豪華な外構にしたい場合(500万円を超える場合)は、住宅ローンを借りたほうがよさそうです。
【審査】住宅ローンよりゆるい
リフォームローンの金利は住宅ローンより高いので、審査は住宅ローンに比べややゆるいです(当たり前)。
また、リフォームローンには「有担保型・無担保型」の2種類があります。有担保型の方が金利が低くなり、借入可能な金額も大きくなります。そのため、審査が無担保型より厳しいです。
外構工事は300万円を超えることはあまりないので、金利がやや高いですが無担保型をおすすめします。審査もかんたんに済むので、めんどくさい手続きが少なくなります。
おすすめのリフォームローン3選
リフォームローンは種類が多いので、おすすめを3つ紹介します。
- イオン銀行【リフォームローン】
- 三菱UFJ銀行【ネットDEリフォームローン】
- JAバンク【リフォームローン】
順番に解説していきます。
イオン銀行【リフォームローン】
金利 | 2.90% |
---|---|
借入れ金額 | 30万~500万円 |
借入れ期間 | 1~10年 |
担保・保証人 | いらない |
申し込み | ネットでOK |
公式ページ | ≫イオン銀行 |
イオンモール・ショッピングセンターは日本全国にあるので、週末の買い物ついでに繰上返済もできます。
三菱UFJ銀行【ネットDEリフォームローン】
金利 | 2.875% |
---|---|
借入れ金額 | 50万~1000万円 |
借入れ期間 | 6カ月~15年 |
担保・保証人 | いらない |
申し込み | 来店・オンラインどっちでもOK |
公式ページ | ≫三菱UFJ銀行 |
大手銀行なので、ネット銀行が不安な人も安心して利用できます。
JAバンク【リフォームローン】
金利 | 地域によって異なる |
---|---|
借入れ金額 | 10万~1500万円 |
借入れ期間 | 1~15年 |
担保・保証人 | いらない |
申し込み | 窓口・オンラインどっちでもOK |
公式ページ | ≫JAバンク |
地域に根ざしたJAバンクなので、安心して利用できます。
まだまだあるリフォームローン
上記3つ以外にも、リフォームローンはいっぱいあります。
それぞれのリンクを貼っておくので、興味があったらサイトを訪れてみてください。
3.【キャッシングローン】メリット・デメリット・審査を解説
【メリット】審査が早い!
審査が早いので、すぐにお金が振り込まれます。
それに比べ上記の住宅ローンとリフォームローンは、手続きがかなり面倒になります。
少額の外構工事なら、キャッシングローンを使うのもひとつの手段です。担保や保証人も必要ありません。
【デメリット】金利が高い!
審査が早く簡単なため、金利は高く設定してあります。
ただししっかり返済すればトラブルは起きないので、上手に利用すれば怖くないです。
【結論】3つのうちあなたにぴったりの外構ローンはどれ?
- 新築でお金に余裕がある人は「住宅ローン」
- 外構専門業者に依頼したい人は「リフォームローン」
- 手続きがめんどくさいなら「キャッシングローン」
新築でお金に余裕がある人は「住宅ローン」
なぜなら、建築会社に外構も依頼すれば住宅ローンが使え、外構業者を探す手間がなくなるからです。
デメリットとして、外構工事単体の値段は高くなりますが、お金に余裕があれば気にならないでしょう。最近のハウスメーカーは外構部門も力を入れているので、おしゃれなデザインを提案してくれます。
また、信頼できる外構専門業者を探すのは大変なので、貴重な時間を有効に使いたいなら、ハウスメーカーに一括で頼んだ方が楽です。
外構専門業者に依頼したい人は「リフォームローン」
その理由は、外構工事単体では住宅ローンが使えないからです。
そこでリフォームローンを使えば、外構専門業者に依頼できます。専門業者のメリットはいっぱいあり、「格安でおしゃれなデザインの外構が完成する」のがいちばんのメリットです。
また、建物新築時にすぐに外構工事をしない人や、外構・庭リフォームをしたい人にもおすすめできるローンです。
手続きがめんどくさいなら「キャッシングローン」
なぜかというと、少額の外構工事なら、キャッシングローンを使うのがてっとり早くて簡単だからです。
デメリットとして「金利が高い!」というのはあります。しかしとりあえずキャッシングローンで支払いを済ませ、お金が貯まったら一括返済すれば、返済額もずっと少なくなります。
またキャッシングローンは、住宅ローンやリフォームローンに比べ審査がゆるく、書類を集める手間もありません。
【可能?】住宅ローンを組んだ後に外構ローンは使える?
結論は以下です。
両者は独立しているので、問題なく使える!
すでに住宅ローンがあるなら、まずはその銀行に相談しましょう。金利を優遇してくれるリフォームローンもあるので、使わない手はありません。
あるいは、まったく別のローンを組むこともできます。この場合はあなた自身で探すか、工事してくれる外構業者に相談するのが早いです。
まとめ
この記事では、外構に使えるおすすめローンを紹介しました。いかがだったでしょうか?
どのローンを選ぶかは、あなたの状況次第なので、かんたんに判断できます。高額なら住宅ローン、100万ぐらいならリフォームローンがおすすめですよ。
ほとんどの外構業者は、いつも使っているローンを紹介できます。
もし自分で探すのが大変なら、見積もりのときに「ローンって使えるんですか?」と相談してみましょう。
すぐ下の関連ページで「おすすめ一括見積もり・外構費用・業者の探し方・」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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以上、外構ローンおすすめ3選🤩【住宅ローンを組んだ後に外構ローンは使えるの?】…という話題でした。
更新:2024年07月02日|公開:2023年04月04日