芝生の手入れ【春編3-4-5月】春はげ症の原因と対策・薬も解説します

【更新日】2025.09.03.

暖かくなり始めると、庭の芝生がどんどん成長してきますが、その手入れには困ったことが多いものです。とくに春の手入れは、何をすべきかわからない人にとっては、不安になる時期かもしれません。「春はげ症」という病気についても心配ですよね?

そこでこの記事では、春にやるべき芝生の手入れと、春に多い「春はげ症」の原因と対策について解説します。正しい手順とタイミングで手入れをすることで、美しい緑のカーペットを保つことができるでしょう。

読み進めることで、春の芝生を健康に保ち、病気のリスクを減らす方法を理解できるようになりますよ😊


執筆者ライターの外構専門家「菅間勇」
【この記事の執筆者】菅間 勇
埼玉県生まれで、外構エクステリア業界は20年以上(今も現役)。東京農業大学・大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめる。子どもと筋トレをこよなく愛す3児の父。【資格:2級建築士2級建築施工管理技士≫信頼できる情報発信に向けての取り組み

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芝生の春の手入れとは?

春の芝生と座っている子供

暖かくなる春の3~5月は、芝生にとって気持ちのいい季節です。

日ごろの水やりや除草に加え、病害虫に対する予防・注意が必要になります。また、冬にはげてしまった部分を、フォローする時期です。

この時期にしっかり管理すれば、梅雨時に根が張り、夏に旺盛に生長します。まわりの芝となじみ、美しい芝庭がつくれるでしょう!


芝生を植えるには最高の時期!

芝生を張った後に目土をいれた画像

芝張りの適期は「春と秋の2回」で、どちらかというと春の方がおすすめです。


春に芝生を植えるデメリット

秋植えと比較すると以下です。

水やりの手間がかかる


水もやりすぎると根腐れを起こすので、芝生の状態を見ながら水やりしましょう。梅雨時期に雨が続くようなら、控えるのも大事です。


春に芝生を植えるメリット

秋植えと比較すると以下です。

成長が早いので、その年に芝庭が完成する


植物にとって春は成長する季節なので、芝生も傷みにくく元気に育ってくれます。


【3月】芝生の手入れでやるべき作業


暖地型(日本芝)の手入れ

痛んだ個所を補修したり、目土を入れたりするのに適した時期です。


3月の手入れ
  • 【やるべき作業】傷んだ芝生の補修、更新・目土入れ

萌芽を開始するこの時期は、芝生の凸凹がよくわかります。そこで、くぼんでいる場所に目土入れをし、芝面を平らにするのが大切。芝の生育だけでなく、排水にも効果的です。


寒地型(西洋芝)の手入れ

冬の寒さから目覚めて、葉色が鮮やかな緑色になり始めます。


3月の手入れ
  • 【肥料】20g / m2
  • 【水やり】施肥の後にたっぷり
  • 【芝刈り】高さ25mmぐらいに保つ

寒冷地で鮮やかな緑色になるには、少し時間がかかります。しかし根の生育が活発化し、葉は光合成を開始する時期なので、心配はありません。


【4月】芝生の手入れでやるべき作業


暖地型(日本芝)の手入れ

今まで枯れ葉色であった茎から、緑の新葉が伸び全体が美しい緑になります。


4月の手入れ
  • 【やるべき作業】雑草の除去・目土入れ・エアレーション
  • 【肥料】20g / m2

生長前の芝生は凸凹がよくわかるので、3月と同様に目土入れの更新作業は必要です。


寒地型(西洋芝)の手入れ

4月ごろから勢いよく生長する時期です。


4月の手入れ
  • 【やるべき作業】雑草の除去
  • 【肥料】30g / m2
  • 【水やり】施肥の後にたっぷり
  • 【芝刈り】3回が目安(高さ25mmに維持)

株立ちタイプは、株元から分けつします。匍匐タイプは匍匐茎を伸ばし、新芽が顔を出すころです。


【5月】芝生の手入れでやるべき作業


暖地型(日本芝)の手入れ

匍匐茎が地面をはうように伸び、その茎の節から新根が出て直立茎が発生する時期です。

この直立茎が株立ち状に発育して、芝生を密にしていきます。


5月の手入れ
  • 【やるべき作業】雑草の除去
  • 【肥料】30g / m2
  • 【芝刈り】2回ぐらいが目安(高さ20mmに維持)

寒地型(西洋芝)の手入れ

この時期、西欧芝は輝くような美しい緑色になります。欧米ではこの時期の西欧芝を「スプリングフラッシュ」と呼ぶほどです。


5月の手入れ
  • 【やるべき作業】雑草の除去
  • 【肥料】30g / m2
  • 【水やり】施肥の後にたっぷり
  • 【芝刈り】4回が目安(高さ25mmに維持)

春はげ症の原因と対策・薬を解説

ところどころ枯れた芝庭

ここでのポイントは3つ
  • 春はげ症とは?
  • 春はげ症の対策方法とは?
  • 春はげ症に効果のある薬はどれ?

春はげ症とは?

春はげ症とは、3~4月にかけて日本芝に現れる病気のことです。

症状の特徴は、直径30cmほどのパッチ状にはげ、それぞれが結合して大きくなることもあります。リゾクトニア(Rhizoctonia)という病原菌がおもな原因です。


春はげ症の対策方法とは?

梅雨が近づき暖かくなると、自然に回復することが多いです。

もし気になるなら、前年の秋から冬にかけて、芝生面をいつもきれいに掃除しておくといいでしょう。


春はげ症に効果のある薬はどれ?

おすすめの薬は以下です。

  • 【グランサー水和剤】
  • 【サンケイオーソサイド水和剤80】

春はげ症が発症してからでは遅く、前年の秋10月~11月に予防的に散布するのがポイントです。


まとめ

記事のポイントをまとめます。

  • 芝生の春の手入れとは?
  • 3月-4月-5月にやるべき作業
  • 春はげ症の原因と対策・薬を解説

以上の3つです。


この記事では、3~5月の芝生の手入れについて紹介しました。いかがだったでしょうか?

春の手入れは暖かくなるにつれて増え、冬に痛んだ箇所を更新するのが大切です。パッチ状に茶色くなる病気も見られ、これは前年に秋に薬をまく対策をしておきます。


新しい芝生を植えるにも最高の季節です。

回復しそうにない箇所はあきらめ、新しい芝生を張って対処しましょう。



すぐ下の関連ページで「夏の芝生の手入れ・子供が喜ぶ庭遊び・BBQができる庭づくり」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はご覧になってください😊


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以上、芝生の手入れ【春編3-4-5月】春はげ症の原因と対策・薬も解説します…という話題でした。

更新:2025年09月03日|公開:2021年08月04日

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