芝生の3大害虫【見分け方・駆除・予防をわかりやすく解説】
【更新日】2026.04.12
芝生が部分的に枯れたり、葉が食べられたり、地面に穴が開いていたりすると、害虫ではないかと不安になりやすいものです。けれど実際には、病気や水不足、肥料の影響でも似た症状が出るため、見た目だけで決めつけるのは簡単ではありません。
しかも芝生の害虫は種類が多く、全部を細かく覚えようとすると、かえって判断しにくくなります。まずは被害が出やすい代表的な害虫を押さえて、葉を食う虫なのか、根を食う虫なのかを見分けるほうが、対策はずっと整理しやすくなります。
そこでこの記事では、芝生でまず疑いたい3大害虫に絞って、見分け方・駆除・予防の基本をわかりやすく解説します。芝生の枯れや食害を前にしても、何を先に確認すればよいかが見えやすくなるはずです。
埼玉県生まれ。外構エクステリア業界20年以上(現在も現役)。2級建築士・2級建築施工管理技士。戸建て住宅の外構、庭づくり、植栽を中心に、現場経験をもとに情報を発信しています。 ≫信頼できる情報発信に向けての取り組み
この記事の内容
1. 芝生の害虫で最初に確認したいポイント
芝生の害虫では、いきなり虫の名前を決めつけないことが大切です。
芝生が枯れたり変色したりすると害虫を疑いたくなりますが、実際には病気や水不足、肥料の影響でも似た症状が出ます。まずは被害の出方を見て、葉を食べる虫なのか、根を食べる虫なのか、それとも別原因なのかを切り分けるほうが対策しやすくなります。
1-1. 芝生の枯れや変色は害虫以外でも起こる
芝生の不調は、害虫だけが原因ではありません。
水切れ、肥料焼け、病気、排水不良などでも芝生は部分的に茶色くなります。見た目が似ていても原因が違えば、やるべき手入れも変わります。だからこそ、茶色い場所を見ただけで害虫と決めるのは早すぎます。
- 水やりの状況を見直す
- 肥料や薬剤の影響を確認する
- 病気や蒸れも疑ってみる
芝生が枯れると、何かに食べられたのではと不安になるかもしれません。ですが、芝生は管理のずれでも弱ります。まず広く原因を見るほうが、むだな遠回りをしにくくなります。
1-2. まずは葉を食う虫か根を食う虫かを分けて考える
芝生の害虫は、葉や茎を食べる虫と根を食べる虫に分けると整理しやすいです。
葉や茎を食べる虫は、地上部に食害跡が出やすくなります。いっぽうで根を食べる虫は、芝生が浮いたり、引っ張るとめくれやすくなったりします。どこが傷んでいるかを見るだけでも、疑う相手はかなり絞りやすくなります。
- 葉先や茎の食害を確認する
- 芝生が浮くかどうかを見る
- 地上部か地下部かで考える
虫の種類を全部覚えようとすると混乱しやすいものです。ですが、食べている場所で分けるだけでもかなり見やすくなります。最初はそこからで十分です。
1-3. 3大害虫を先に押さえると判断しやすい
芝生では、まず3大害虫を押さえると判断しやすくなります。
代表的なのは、スジキリヨトウ、シバツトガ、コガネムシ幼虫です。前の2つは葉や茎を食べるタイプで、最後は地中で根を食べるタイプです。よく出る相手を先に知っておくほうが、細かな害虫まで一気に追うよりずっと現実的です。
- スジキリヨトウを候補に入れる
- シバツトガを候補に入れる
- コガネムシ幼虫を候補に入れる
芝生の害虫は数が多く見えて身構えるかもしれません。ですが、まず主役を絞るほうが冷静に見られます。芝生では、広く知るより先によく出る相手を知ることが大切です。
2. 害虫被害の見分け方を知る
芝生の害虫では、見た目のサインを拾うことが大切です。
害虫はいつも姿が見えるわけではなく、夜だけ動く虫や土の中に隠れる虫もいます。だからこそ、食べ跡、穴、フン、芝生の浮き方など、残されたサインを見るほうが判断しやすくなります。
2-1. 葉や茎が食べられているなら食害を疑う
葉や茎が不自然に傷んでいるなら、地上部の食害を疑いやすいです。
葉先が欠ける、ところどころ短く食べられる、急に見た目が乱れるといった症状が出ることがあります。とくに一晩で目立って悪くなるようなら、夜行性の幼虫が動いている可能性もあります。病気のように変色だけで進む場合とは少し印象が違います。
- 葉先の欠け方を見る
- 一晩で広がるか確認する
- 夜行性害虫も疑う
ただ枯れているだけに見えるかもしれません。ですが、食べ跡が混じると見え方は少し変わります。変色だけでなく、削られたような跡がないかも見たほうが確実です。
2-2. 芝生が浮くなら根を食べる幼虫を疑う
芝生がふわっと浮くなら、根を食べる幼虫を疑いやすいです。
コガネムシ幼虫のように地中で根を食べる害虫がいると、見た目はそのままでも芝生の踏み心地が弱くなることがあります。手で軽く引くとめくれやすいなら、根が減っている可能性があります。地上部だけ見ていると見落としやすい被害です。
- 芝生の踏み心地を確認する
- 軽く引いて浮きやすさを見る
- 地中害虫も視野に入れる
葉の色だけ見ていると原因がわかりにくいかもしれません。ですが、根の被害は芝生の浮き方に出やすいです。上だけでなく、支えが残っているかを見ることも大切です。
2-3. 穴やフンや夜の活動跡も確認する
害虫被害では、穴やフンのような痕跡も手がかりになります。
小さな穴、芝の表面に落ちたフン、朝に見つかる食べ跡などは、虫が動いたサインになりやすいです。夜行性の幼虫は昼に隠れていることが多いため、夕方や朝に観察すると気づきやすくなります。虫そのものより痕跡のほうが見つけやすいこともあります。
- 小さな穴の有無を見る
- フンや食べカスを探す
- 朝夕に芝面を観察する
虫が見えないと害虫ではないと思うかもしれません。ですが、見えなくても跡は残りやすいです。芝生では、姿より痕跡を見るほうが見分けやすいことがあります。
3. スジキリヨトウの特徴と対策
スジキリヨトウは、芝生でまず疑いたい代表的な夜行性害虫です。
葉や茎を食べるタイプで、昼間は見つけにくく、気づいたときには見た目が急に悪くなっていることがあります。芝生の食害を見たら、まずこの虫を候補に入れておくと判断しやすくなります。
3-1. 夜に葉や茎を食べる代表的な害虫
スジキリヨトウは、夜に動いて葉や茎を食べる幼虫です。
いわゆるヨトウムシの仲間で、昼は隠れていて夜に食害するため見つけにくくなります。食欲が強く、葉を短時間で傷めやすいのが厄介です。芝面の見た目が急に乱れたときは、まず疑いたい相手です。
- 夜に動く幼虫を疑う
- 葉や茎の食害を見る
- 昼に見つからなくても油断しない
昼に虫がいないと別原因に見えるかもしれません。ですが、この虫は見つからない時間のほうが長いです。夜に食べて朝に跡だけ残す害虫として覚えるとわかりやすいです。
3-2. 春から秋に被害が出やすい
スジキリヨトウは、春から秋に被害が出やすいです。
気温の上がる時期に活動しやすく、とくに芝生がよく伸びる時期と重なるため気づきにくいことがあります。被害が小さいうちは見落としやすいですが、食害が増えると一気に芝面が乱れやすくなります。暖かい季節は注意して見ておくと安心です。
- 暖かい時期に観察を増やす
- 春から秋の被害に注意する
- 初期の小さな食害を見逃さない
真夏だけの害虫に見えるかもしれません。ですが、長い時期で動くと考えたほうが安全です。暖かい季節はずっと候補に入れておくくらいでちょうどいいです。
3-3. 卵の除去と夕方以降の薬剤散布が有効
対策では、早めの薬剤散布と卵の除去が役立ちます。
葉裏に卵があることもあるため、見つけたら取り除くと被害を減らしやすくなります。夜行性なので、薬剤は夕方以降のほうが効かせやすくなります。あわせて芝刈りやサッチングで隠れ場所を減らすと、発生しにくい環境にもつながります。
- 葉裏の卵を取り除く
- 夕方以降に散布を考える
- サッチを残さず片づける
見つけてから慌てて昼に薬剤を撒きたくなるかもしれません。ですが、相手の動く時間に合わせるほうが意味があります。虫の生活時間に合わせて対処するのが大切です。
4. シバツトガの特徴と対策
シバツトガも、芝生でよく問題になる食害虫です。
スジキリヨトウと同じく葉や茎を食べるタイプですが、幼虫が芝の表面に隠れながら生活するため、気づくのが遅れやすくなります。芝面が荒れやすい庭では、こちらも候補に入れておきたい虫です。
4-1. 幼虫がツトを作って芝を食べる
シバツトガの幼虫は、芝カスや土粒で隠れ場所を作るのが特徴です。
その中に潜みながら葉を食べるため、表面だけ見ても見つけにくいことがあります。被害は地味に始まりますが、数が増えると芝面が荒れやすくなります。見つけにくさが、この虫のやっかいなところです。
- 隠れ場所の存在を意識する
- 芝面の乱れ方を確認する
- 見つけにくい害虫だと知っておく
虫が見えないから別原因だと思うかもしれません。ですが、この虫は隠れながら食べるタイプです。見えないこと自体が特徴のひとつだと考えるほうが自然です。
4-2. サッチが多い芝面では被害が出やすい
シバツトガは、サッチが多い芝面で被害が出やすくなります。
古い葉や刈りカスがたまると、幼虫が隠れやすい環境になります。芝生の下がもさっとしている庭ほど、見つけにくく、被害も続きやすくなります。だからこの虫では、薬剤だけでなく芝面の掃除もかなり大切です。
- サッチをためすぎない
- 刈りカスを残さない
- 芝面を軽く保つ
害虫対策と掃除は別に見えるかもしれません。ですが、この虫では同じ線上にあります。隠れる場所を減らすだけでも、被害の出方は変わりやすいです。
4-3. 芝刈りとサッチングで隠れ場所を減らす
予防と対策では、芝刈りとサッチングが役立ちます。
伸びすぎた芝やたまったサッチを減らすことで、幼虫が隠れにくい芝面へ近づけます。必要なら薬剤散布も検討しますが、隠れ場所が多いままだと再発しやすくなります。日常管理を整えるほうが、結果として効きやすいです。
- 芝刈りで見通しをよくする
- サッチングで隠れ場所を減らす
- 管理と薬剤を分けずに考える
薬剤だけで片づけたくなるかもしれません。ですが、住みやすい環境が残ればまた出やすいです。芝生を整えること自体が、立派な害虫対策になります。
5. コガネムシ幼虫の特徴と対策
コガネムシ幼虫は、根を食べる地中害虫として要注意です。
葉を食べる虫と違って姿が見えにくく、気づいたときには芝生の支えが弱っていることがあります。地上部ではなく根を狙うため、見分け方も対策の考え方も少し変わります。
5-1. 地中で根を食べるため気づきにくい
コガネムシ幼虫の厄介さは、地中で根を食べることにあります。
地表で大きく動かないため、食害中でも虫を見つけにくくなります。見た目はただ元気がない芝生に見えることもありますが、実際は下で根が減っている場合があります。葉の食害より判断が遅れやすい害虫です。
- 地上に虫が見えなくても疑う
- 根の弱りを視野に入れる
- 地中害虫は発見が遅れやすいと知る
虫が見えないなら害虫ではないと思いたいかもしれません。ですが、根を食べる相手ほど見えにくいです。見えないことに安心しないほうが、芝生では大切です。
5-2. 芝生が浮くようなら被害を疑う
芝生が浮くようなら、コガネムシ幼虫被害を疑いやすくなります。
根が少なくなると、踏んだ感触が頼りなくなり、部分的にふわっとすることがあります。軽く引いてめくれやすいなら、根の減少を考えたほうがよいです。葉の色だけでなく、支えが残っているかを見ることが判断の助けになります。
- 踏み心地の弱さを見る
- 芝生が浮くか確認する
- 根の残り方を意識する
ただ乾いているだけに見えるかもしれません。ですが、支えの弱さは根の被害のサインです。地上だけでなく、芝生がしっかり土につかんでいるかも見たほうが確実です。
5-3. 幼虫の除去と土壌散布で対処する
コガネムシ幼虫では、幼虫の除去と土壌散布が対策になります。
土を軽く掘って見つけた幼虫は手で除去しやすく、数が少ないうちはこれだけでも意味があります。被害が広がるときは、対象害虫に合う薬剤を土壌へ散布して対処します。地上散布ではなく、土の中へ効かせる考え方が必要です。
- 見つけた幼虫を取り除く
- 対象薬剤を土壌へ散布する
- 地中害虫向けの対処をする
葉の虫と同じ感覚で対処したくなるかもしれません。ですが、相手は土の中にいます。場所が違えば、効かせ方も変える必要があります。
6. 芝生の害虫を予防する基本
芝生の害虫対策では、出てから駆除するより予防のほうが大切です。
害虫は弱った芝面や隠れ場所の多い芝面で問題になりやすくなります。日々の管理を整えるだけでも、発生しやすさや被害の広がり方はかなり変わります。
6-1. 芝刈りとサッチングで隠れ場所を減らす
予防では、隠れ場所を減らすことが基本です。
芝が伸びすぎたり、サッチが厚くたまったりすると、幼虫が潜みやすくなります。定期的な芝刈りとサッチングで芝面を軽く保つと、害虫が目立ちやすくなり、発生もしにくくなります。掃除のような手入れが、実はかなり効いてきます。
- 芝を伸ばしすぎない
- サッチをためすぎない
- 刈りカスを残さず片づける
害虫対策に見えない作業かもしれません。ですが、住みにくい芝面をつくることはとても大きいです。見えない予防ほど、あとで効きやすくなります。
6-2. 水はけと風通しを整えて芝生を弱らせない
芝生の害虫予防では、芝生そのものを弱らせないことも大切です。
水はけが悪く、蒸れやすい庭では芝生が不安定になり、害虫被害も出やすくなります。風通しを確保して、湿気が抜けやすい環境をつくるだけでも芝面は落ち着きやすくなります。害虫だけでなく病気予防にもつながる基本です。
- 排水の悪い場所を把握する
- 風の抜けを意識して整える
- 芝生を弱らせる環境を減らす
虫だけを相手にしたくなるかもしれません。ですが、芝生が弱ると被害は出やすくなります。守る力を上げることも、害虫対策の一部です。
6-3. 毎日の観察で被害を早く見つける
いちばん確実な予防は、毎日の観察です。
芝生は小さな変化を早く見つけるほど、対策も軽く済みやすくなります。葉先の欠け、部分枯れ、小さな穴、踏み心地の変化などを少し見るだけでも違います。長時間でなくていいので、日々の違和感を見逃さないことが大切です。
- 芝生を毎日少し見る
- 違和感の出始めを拾う
- 小さいうちに対処する
忙しいと後回しにしたくなるかもしれません。ですが、観察は特別な作業ではありません。少し見る習慣が、大きな被害を防いでくれます。
7. 薬剤を使うときの注意点
薬剤を使うなら、対象害虫と使い方を合わせることが大切です。
芝生用の薬剤でも、どの虫に効くか、いつ使うか、どの芝に使えるかは商品ごとに違います。だからこそ、焦って撒くより、ラベルを確認して合う場面で使うことが必要です。
7-1. 対象害虫と芝生に使える薬剤か確認する
薬剤は、相手に合うものを選ぶことが必要です。
葉を食う虫向けなのか、土の中の幼虫向けなのかで選び方は変わります。さらに芝生に使える表示があるか、対象芝種に合うかも確認したいところです。害虫に効くことだけで決めると、使い方がずれやすくなります。
- 対象害虫を確認する
- 使える芝種を確認する
- 用途の違いを見落とさない
薬剤ならどれでも効きそうに見えるかもしれません。ですが、相手が違えば意味も変わります。まず誰に効かせるのかをはっきりさせるほうが大切です。
7-2. 散布時間と必要量を守る
薬剤では、散布する時間と量も大切です。
夜行性の幼虫には夕方以降の散布が合いやすく、地中害虫には土壌へ届くような使い方が必要です。多く撒けば効くわけではなく、規定量を守るほうが安全で確実です。ここを雑にすると、効きにくいか、芝生に負担をかけるかのどちらかに寄りやすくなります。
- 活動時間に合わせて散布する
- 必要量を守る
- 効かせ方を虫に合わせる
早く効かせたくて量を増やしたくなるかもしれません。ですが、薬剤は多さより適切さです。相手の動く時間と規定量を守るほうが結果につながります。
7-3. 子どもやペットがいる庭では散布後の管理に注意する
子どもやペットがいる庭では、散布後の扱いにも注意が必要です。
散布した直後は芝面に触れやすいため、ラベルに従って乾燥や立ち入り時間を守るほうが安心です。ボール遊びや寝転ぶ使い方をする庭ほど、この配慮は大切になります。保管場所まで含めて安全に扱うことが必要です。
- 散布後すぐは立ち入らない
- 乾燥や待機時間を守る
- 薬剤は安全な場所へ保管する
規定量ならすぐ使っても平気に見えるかもしれません。ですが、安全は散布後の扱いまで守ってこそ整います。最後まで気を抜かないほうが安心です。
8. よくある質問5つ(FAQ)
芝生に見られる害虫と被害をまとめた画像
Q1. 芝生が枯れたらすべて害虫被害ですか?
いいえ、すべてが害虫とは限りません。水不足、病気、肥料や薬剤の影響でも似た症状は出るため、まずは原因の切り分けが必要です。
Q2. 芝生の害虫は昼と夜のどちらに見つけやすいですか?
スジキリヨトウやシバツトガのような夜行性害虫は、夕方から夜に動きやすくなります。昼は姿より食べ跡やフンを確認するほうが見つけやすいです。
Q3. コガネムシの幼虫はどう見分けますか?
芝生が浮く、引くとめくれやすい、踏み心地が弱いといった症状が目安になります。土を少し掘ると白い幼虫が見つかることがあります。
Q4. 害虫予防でいちばん大切なことは何ですか?
芝刈り、サッチング、排水や風通しの改善で、害虫が隠れにくく芝生が弱りにくい環境をつくることです。日々の観察も大切です。
Q5. 薬剤はすぐ使ったほうがいいですか?
まずは害虫被害かどうかを確認して、相手に合う薬剤かを見極めるほうが安全です。いきなり撒くより、対象害虫と使い方を確かめてからのほうが失敗しにくくなります。
まとめ
芝生の3大害虫は、スジキリヨトウ、シバツトガ、コガネムシ幼虫です。葉や茎が食べられているのか、根が弱って芝生が浮いているのかを見るだけでも、疑う相手はかなり絞りやすくなります。
対策では、虫の種類に合う駆除を選ぶだけでなく、芝刈りやサッチング、水はけや風通しの改善で害虫が出にくい芝面をつくることが大切です。薬剤を使うときも、対象害虫、散布時間、必要量を守るほうが安全で確実です。
芝生の害虫で大切なのは、たくさんの虫を覚えることではなく、まず主役の3つを見分けることです。そこが見えるだけで、芝生の枯れや食害にもずっと落ち着いて向き合いやすくなります。

芝生の害虫は、最初に全部覚えようとしなくて大丈夫です。葉を食う虫か、根を食う虫かを分けて見るだけでもかなり判断しやすくなります。
庭との付き合い方を考えると、害虫対策は駆除だけでは足りません。芝面を軽く保って、弱らせず、毎日少し見る。その積み重ねがいちばん効いてきます。
あわせて読みたい関連記事
更新:2026年04月12日|公開:2021年08月26日


