花桃を庭に植えてはいけない理由・デメリット5選😱【メリットも3つ解説】

【更新日】2024.04.10.

花桃を庭に植えてはいけない理由

花桃は春の訪れを告げる華やかな花を咲かせ、見る人に幸せをもたらし、家庭に良い運気を招くとされる庭木です。しかしその魅力的な外見の裏には、いくつかのデメリットも存在します。たとえば果実がマズい、大量の落ち葉が発生するなど...

そこでこの記事では、庭に植える際のメリットとデメリットをバランス良く解説。

読み進めることで、なぜ庭に植えてはいけないかが分かり、庭木として植えたあとの美しい庭がイメージできるでしょう😊



それでは、ひとつずつ解説していきます。


この記事のライター(信頼性の担保)

菅間 勇 2級建築士・2級建築施工管理技士・甲種危険物取扱者

埼玉県生まれ。東京農業大学、大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめ、現場経験は20年以上。

子どもとチェスをこよなく愛す、3児の父親。

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花桃を庭に植えてはいけない理由・デメリット5選😱【メリットも3つ解説】

当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事専門会社」です。

毎年60件以上の外構工事を行い、庭木の植栽も行っています


1.【5選】花桃を庭に植えてはいけない理由

美しい花桃の画像

花桃を庭に植える際の主な理由とデメリットを5つ紹介し、それぞれについて詳しく解説します。


1.美しい花は期間が短い

花桃の花は、春の初めに美しく咲き誇ります。しかしその美しさは、すごく短期間で終わる花木です(開花期:3月中旬~4月中旬)。

満開の期間はわずか数週間であり、その後は葉に覆われることになります。このため、年間を通して楽しめる花木を求めている場合には、花桃は期待に応えられないかもしれません。


2.大きく成長する

花桃は成長が早く、大きな木になる傾向があります。このため、庭のスペースが限られている場合には、他の植物や庭のデザインに影響を与える恐れが高いです。

また、大きな木はメンテナンスも大変であり、剪定などの作業が頻繁に必要になることが考えられます。


3.「桃」だけど美味しくない

花桃は名前に「桃」と付いていますが、その実は食用としての価値はほとんどありません。なぜなら、花を観賞するために改良されたモモだからです。

実は小さく、味もあまり良くないため、食べるための栽培には向いていません。食用の桃を期待して植えると、がっかりするので注意しましょう。


4.落ち葉の掃除がめんどくさい

落葉樹のハナモモは、秋になると大量の葉を落とします。

これらの落ち葉を、定期的に掃除する手間がめんどくさいです。とくに大きな木の場合には、その作業はかなりの労力を要します。残念ながら、庭をきれいに保つためには、これを避けることはできません。


5.病害虫のリスクが高い

花桃は、特定の病気や害虫に弱いことがあります。たとえば、せんこう細菌病や縮葉病などの病気があり、これらに感染すると木の成長を妨げたり、見た目にも悪影響を及ぼすでしょう。

また、害虫の被害に遭いやすいこともあり、定期的な管理が必要になります。


花桃はその美しい花で知られていますが、庭に植える際にはいくつかのデメリットが伴います。

これらの点を踏まえた上で、花桃の植栽を検討することが重要です。


2.【3つ】花桃の魅力と庭に植えるメリット

美しい花桃の画像

ここでは、花桃の魅力と庭に植えるメリットを3つ挙げて、それぞれを掘り下げてみましょう。


1.福を呼ぶ縁起の良い木

花桃は、多くの文化で縁起が良いとされる樹木です。

中国では、春節(旧正月)に花桃の枝を飾ることで邪悪な精霊を払い、家族に幸福と繁栄が訪れるとされています。

また、日本では花桃の花が美しく、見る人に幸せをもたらすと考えられています。このように、花桃を庭に植えることは、家庭に良い運気をもたらし、家族の幸福と健康を願う象徴となり得ます。


2.美しい花が鑑賞できる

花桃の最大の魅力は、その美しい花です。春になると、ピンク、白、赤など、さまざまな色の花が咲き乱れます。

花は通常、3月から4月にかけて咲き、その美しさは訪れる人々の目を楽しませてくれます。庭に花桃を植えることで、春の訪れを美しい花で迎えることができ、日々の生活に彩りと活力をもたらすのがメリット。

また花桃の花は、写真撮影や絵画の題材としても人気があります。


3.シンボルツリーとしてぴったり

花桃はその見た目の美しさから、庭のシンボルツリーとしてもぴったりです。中庭や庭の入口付近に植えることで、訪れる人々に強い印象を与えることができます。

また、花桃は比較的成長が早く、適切な手入れをすれば、植えた後数年で美しい花を咲かせることができる庭木です。さらに、花桃は耐寒性があり、日本のような温暖な気候だけでなく、比較的寒い地域でも育てることができます。

これらの特徴により、花桃は多くの庭にとって理想的なシンボルツリーとなるでしょう。


まとめ

この記事では、花桃のメリットとデメリットを紹介しました。いかがだったでしょうか?

花桃を庭に植えることの魅力は、縁起の良さ、美しい花の鑑賞、そしてシンボルツリーとしての適性に集約されます。花桃を庭に加えることで、家庭に幸福と美しさをもたらし、訪れる人々に印象的な景色を見せてあげられるでしょう。


花桃を庭に植えてはいけない理由・デメリット5選😱【メリットも3つ解説】

比較的手入れがかんたんで、多くの環境に適応するため、ガーデニング初心者から上級者まで幅広く楽しめる庭木です。

春の訪れを美しい花で迎え、日常生活に彩りを加えたい方には、花桃の植栽をおすすめします。



すぐ下の関連ページで「植えてはいけないシリーズ・植えてはいけない庭木2つ」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊


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以上、花桃を庭に植えてはいけない理由・デメリット5選😱【メリットも3つ解説】…という話題でした。

更新:2024年04月10日|公開:2024年04月05日

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