おすすめしないシンボルツリー7選😱【狭い庭には向かない庭木紹介】

【更新日】2024.04.18.

おすすめしないシンボルツリー

シンボルツリー選びで失敗したくない人いますよね?

そこでこの記事では、シンボルツリーとしておすすめしない庭木を7種類紹介します。とくに狭い庭や玄関近くなど、限られたスペースには不向きな庭木を選びました。

もし広い庭がある戸建てで、自然豊かな環境で生活したいなら、紹介する木を植えても大丈夫ですよ!😊


この記事のライター(信頼性の担保)

菅間 勇 2級建築士・2級建築施工管理技士・甲種危険物取扱者

埼玉県生まれ。東京農業大学、大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめ、現場経験は20年以上。

子どもとチェスをこよなく愛す、3児の父親。

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おすすめしないシンボルツリー7選😱【狭い庭には向かない庭木紹介】

当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事専門会社」です。

毎年60件以上の外構工事を行い、庭木の植栽も行っています


1.【桜】戸建ての庭には不向き

桜

戸建ての庭や玄関付近に桜の木を植えることについては、いくつかのデメリットがあり、とくに狭い庭ではおすすめできません。

まず、桜の木は根が広がりやすく、その根が地下を這うことで建物の基礎や水道管に悪影響を及ぼす可能性があります。また、桜は成長するとかなりの大きさになりますので、狭い空間ではそのボリュームが圧迫感を与え、他の植物の成長を妨げる可能性も高いです。

さらに、桜の木には毛虫が大量に発生することがあり、これが別の大きな問題となります。毛虫はアレルギー反応を引き起こすことがあり、とくに子どもやペットには危険になりかねません。これらの害虫に対処するためには、定期的な防虫処理が必要となり、手間とコストがかかります。

以上の理由から、狭い庭に桜の木を植えるのは、避けた方が良いでしょう。しかし、広い庭をお持ちの場合は、これらの問題を解決できる可能性があり、春の美しい花を楽しむことができます。適切な場所選びとケアにより、桜の木のデメリットを最小限に抑えることが可能です。


桜の詳細はこちら ⏬

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2.【ゴールドクレスト】根が浅く倒れやすい

ゴールドクレスト

ゴールドクレストは、その鮮やかな黄緑色の葉が美しく、一見すると魅力的な選択肢に思えますが、とくに狭い庭には不向きな木です。この木の根張りが浅く、強風などで倒れやすいため、建物やフェンスの近くに植えると、安全面でのリスクがあります。

さらに、ゴールドクレストは速く成長するため、狭い空間ではすぐに周囲の植物や構造物に影響を与える可能性が高いです。メンテナンスも頻繁に必要とされ、剪定を怠るとすぐに制御が難しくなることも。広い庭ならその美しさを存分に発揮できる可能性がありますが、狭い庭では管理が大変になることが多いのです。

結論として、ゴールドクレストは見た目の美しさだけで選ばず、植える環境を考慮することが重要。とくに戸建ての庭や玄関周りでは、他のより堅牢で管理がしやすい樹種を選ぶべきでしょう。


3.【クヌギ】大きくなりやすい樹木

クヌギ

クヌギは成長が早く、大きくなりやすい性質を持っています。そのため狭い庭には不向きで、横に大きく枝を広げるため、空間を大きく取ることがデメリットです。これが原因で、光が遮られたり、他の植物への影響が出る可能性があります。

また、クヌギの根は強く広がり、建物の基礎や水道管などに影響を与えることも。庭の管理が困難になり、後悔するケースが多く報告されています。季節によっては落葉が多く、掃除の手間が増えることも考えられます。

しかし、広い庭をお持ちの場合は、これらの問題が少なくなります。ですが、戸建ての小さな庭や玄関付近には、これらの理由からおすすめできません。

植える際には、将来的にどれだけのスペースが必要になるか、どのような管理が必要になるかをよく考慮することが重要です。庭のスペースや管理能力に応じて、他の樹種を検討するのも良いでしょう。


4.【ケヤキ】広いスペースが必要な樹木

ケヤキ

ケヤキの木は、その堂々とした佇まいで知られ、広い公園や大きな庭では素晴らしいシンボルツリーとなりえます。

しかし、狭い庭や玄関付近に植えるのは、おすすめできません。なぜなら、ケヤキはすごく大きく成長するため、多くのスペースを必要とするからです。また、その根は強く広がり、地面を持ち上げることがあります。このため、建物の基礎や周囲の舗装に損傷を与える恐れがあります。

剪定には強いとされますが、大木になると剪定も大掛かりで高額になることが多いです。年間にかかるメンテナンス費用も、しっかり考慮する必要があります。さらに、落ち葉が多く、清掃の手間が増える点もデメリット。そのため、庭のサイズが限られている一般的な家庭では、ケヤキの木の管理は現実的ではありません。

もし広い庭がある場合は、そのスペースに見合った美しい木として植えることができます。ただしスペースが限られた場所では、より小さく管理しやすい樹種を選ぶことをおすすめします。ケヤキのように大きな木は、その美しさを十分に発揮できる環境が必要です。


ケヤキの詳細はこちら ⏬

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5.【ニセアカシア】根が浅く、鋭いトゲもある

ニセアカシア

ニセアカシアの木は、狭い庭にはおすすめできません。この木のデメリットは、花が咲く小枝には一対の鋭い針(棘)があることです。家族が庭で活動する際に、これらの棘が怪我の原因となることがあります。

また、ニセアカシアは根の張りが浅いことから、風の影響にすごく弱いという性質を持っています。これにより、強風時には木が倒れたり、枝が折れたりするリスクがあり、安全性に大きな問題になるかもしれません。

広い庭をお持ちの場合でも、ニセアカシアを植える場所は慎重に選ぶべきです。たとえ美しい花を咲かせる期間があっても、棘や弱い樹体の問題は解消されません。もし風の影響を受けにくい場所であれば、リスクは軽減されますが、その他のデメリットを考慮する必要があります。

全体的に、ニセアカシアはメンテナンスが必要で、安全性の問題も伴うため、他のシンボルツリーの選択肢を検討することをおすすめします。


ニセアカシアの詳細はこちら ⏬

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6.【シマトネリコ】大人気のシンボルツリーだけど...

シマトネリコ

シマトネリコの木は、その美しい姿で知られ、日向を好むことから日照が豊富な場所での成長に適しています。

一方、日陰では枝葉が間延びし、生育が悪くなるため注意が必要です。この木は成長が早く、すぐに大きくなることがあるため、予想以上にスペースを要することがあります。

シマトネリコは枝葉がすごく繁茂しやすいため、剪定が頻繁に必要になるでしょう。このため、維持管理には手間とコストがかかる点が、デメリットと言えます。狭い庭や玄関付近に植える場合、周囲の植物や建物に影響を及ぼす可能性が高く、制限された空間では扱いが難しいです。

広い庭をお持ちの方なら、これらの問題をある程度克服できるかもしれません。広範囲に枝葉を広げられる環境では、シマトネリコの木が持つものすごい生命力と美しさを存分に発揮できるでしょう。

しかし、限られた空間にはおすすめできませんので、植える場所をよく考えることが大切です。


シマトネリコの詳細はこちら ⏬

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7.【竹】繁殖力がものすごく強い

竹

竹は、緑豊かで見た目にも美しく成長が速いため、すぐに環境が変わったかのような感覚を得られることがメリットです。

しかし、この成長の速さがデメリットにもなります。とくに戸建ての庭や玄関付近に植える場合、その繁殖力の高さと根の広がりやすさを知っておくことが大事です。

竹は地下茎を通じて急速に広がる性質を持っており、管理が疎かになると庭全体を覆い尽くす可能性があります。さらに、地下茎が大きく広がりやすいため、境界のブロック塀の下を超えて隣地へ侵入し、トラブルの原因となることも少なくありません。狭い庭ではこれが顕著に現れ、他の植物の生育空間を奪ってしまいます。

広い庭を持つ場合、適切な管理と根囲いなどの対策を施すことで、竹の美しさを楽しむことができます。しかし、狭い庭ではその管理が困難となり、他の植物への影響も考慮する必要があります。

全体として、狭い庭や玄関付近に竹を植えるのは、おすすめできないといえるでしょう。


竹の詳細はこちら ⏬

竹を庭に植えてはいけない理由・デメリット5選😱【メリットも5つ解説】


まとめ

この記事では、おすすめしないシンボルツリーについて解説しました。いかがだったでしょうか?

おすすめしないシンボルツリー7選😱【狭い庭には向かない庭木紹介】

シンボルツリーとは、その家のシンボルになる庭木なので、低木はあまり似合いません...そこである程度大きくなる庭木がおすすめですが、大きくなりすぎると厄介になります。

そこで適度な大きさで人気のあるシンボルツリーなら、下のリンク先で紹介してるので、ぜひ探してみてください!



すぐ下の関連ページで「シンボルツリーランキング・おしゃれなシンボルツリー・鉢植えシンボルツリー」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊


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以上、おすすめしないシンボルツリー7選😱【狭い庭には向かない庭木紹介】…という話題でした。

更新:2024年04月18日|公開:2024年04月17日

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