【プロが教える!】自宅の庭に完璧なバスケットコートを作る方法⛹

【更新日】2024.03.31.

バスケットコートのある庭づくり

庭でバスケットボールを楽しむことは、単に体を動かすだけでなく、家族や友人との絆を深めることができます。

そこでこの記事では、バスケットボールコートの基礎知識から、設計アイデア、さらには庭で楽しめるバスケットボールのミニゲームまで、豊富な情報を提供。バスケットボールがもたらす多くのメリットを活かし、自宅の庭を最大限に活用するためのヒントが満載です。

読み進めることで、あなたの庭が家族の笑顔で溢れる場所に変わるかもしれませんよ😊



それでは、ひとつずつ解説していきます。


この記事のライター(信頼性の担保)

菅間 勇 2級建築士・2級建築施工管理技士・甲種危険物取扱者

埼玉県生まれ。東京農業大学、大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめ、現場経験は20年以上。

子どもとチェスをこよなく愛す、3児の父親。

≫信頼できる情報発信に向けての取り組み


【プロが教える!】自宅の庭に完璧なバスケットコートを作る方法⛹

当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事専門会社」です。

毎年60件以上の外構工事を行い、バスケットコートのある庭もたくさん施工しました


1.庭でバスケットボールを楽しむメリット

屋外のバスケットコートの画像バスケットボールを楽しむ子どもたち

庭でバスケットボールを楽しむことは、多くの人にとって特別な魅力があります。いちばんのメリットは以下。

単に体を動かすだけでなく、家族や友人との絆を深められる


それでは、具体的なメリットをいくつか挙げてみましょう。


気軽にプレーできる

まず第一に、バスケットボールは全員が楽しめるスポーツです。

年齢やスキルレベルに関係なく、誰もが参加できる点が大きな魅力です。子供から大人まで、家族全員で楽しむことができ、一緒に遊ぶことで家族間のコミュニケーションが促され、絆が深まります。


健康に良い

次に、定期的な運動は健康に良い影響をもたらします。

バスケットボールは全身を使うスポーツで、心臓血管系の健康を向上させるとともに、筋力や柔軟性、バランス感覚を鍛えることが可能です。家の近くで手軽にできるため、運動不足の解消にもつながります。


ストレス解消になる

また、庭でバスケットボールをすることは、ストレス解消にも役立ちます。

日常の忙しさから離れ、友人や家族と楽しむことで、精神的なリラックスを得ることができるでしょう。集中してプレイすることで、心の中のストレスが解放され、気分が軽くなる効果も期待できます。


家族や友人と仲良くなる

さらに、自宅の庭でバスケットボールを楽しむことで、コミュニティとのつながりも深まります。

友人を招待して一緒に遊ぶことで、友情を深めるだけでなく、近所の人々との関係を築くきっかけにもなるでしょう。このように、社会的なつながりを強化し、より豊かなコミュニティ生活を送ることができるのです。


お金がかからない

最後に、バスケットボールは、ルールがシンプルで始めやすいスポーツです。

高価な設備や特別な場所が必要ないため、自宅の庭で気軽に始められます。また、プレイするにあたって多くの人数を必要としないため、家族だけでも十分に楽しむことが可能です。


庭でバスケットボールを楽しむことは、多くのメリットをもたらします。

手軽に始められるこのスポーチを通じて、より豊かな生活を実現しましょう。


2.庭にバスケットボールコートをつくる基礎知識

屋外のバスケットコートの画像屋外にあるバスケとコート

バスケットボールコートを庭に作るには、いくつかの基本的なことを考慮する必要があります。たとえば以下。

  1. 必要なスペースと安全な距離
  2. 地面の舗装材
  3. 施工費用

2-1.必要なスペースと安全な距離

バスケットボールコートのサイズは、プレイの種類(フルコートまたはハーフコート)と、利用者の年齢や技能レベルによって異なります。庭のスペースに余裕があれば、あなた好みの広さにカスタマイズも可能です。

  • 【一般的なフルコートのサイズ】28m x 15m
  • 【ハーフコートのサイズ】14m x 15m

さらに、プレーヤーの安全を考慮して、コートの周囲には少なくとも2m以上のスペースを確保することが大切です。


2-2.地面の舗装材

コートの舗装材には、以下のものがあります。

  • アスファルト
  • コンクリート
  • ゴムチップ
  • 天然芝や人工芝
  • 木材

アスファルトとコンクリートは耐久性が高く、メンテナンスが比較的かんたんです。コストも抑えられるため、屋外の舗装材に適しています。しかし、ボールの音が大きいのがデメリット。

ゴムチップや芝生は衝撃を吸収する力が高く、怪我のリスクを低減できるため、とくに子どもが遊ぶにはおすすめです。ボールの弾む音が小さいので、防音対策になり、近所迷惑になりません。

木材は屋内コートに使われる素材で、体育館をイメージするとわかりやすいです。ただし、屋外では天候による影響を受けやすく、屋根を設置するなどのコストがかかり、しかも維持費が高くなるデメリットがあります。


2-3.施工費用

施工費用は選択する素材、コートのサイズ、地形や土地の準備に必要な作業によって大きく異なります。

アスファルトまたはコンクリートのコートの場合、平方メートルあたりの費用は比較的安く抑えられるでしょう。ゴムチップや人工芝は、より高額になる可能性があります。

また、地面を平らにする・ラインの描画・ゴールの設置など、追加の作業が必要になる場合もあり、DIYだとすごく難しい作業になるでしょう。ちゃんとしたバスケットコートが欲しいなら、プロの外構業者に依頼するほうが、コスパがいいと思います。


計画を進める前には、必要なスペース・安全性・舗装材の選択・予算など、多くのことを考える必要があります。

ただし、しっかりした準備と計画をすれば、安全で楽しいバスケットボール環境が自宅で実現できますよ!


3.庭のバスケットボールコートの設計アイデア

屋外のバスケットコートの画像上から見たフルコートの全体像

庭にバスケットボールコートを作ることは、スペースを最大限に活用し、家族全員で楽しむための素晴らしいアクティビティです。

小さな庭でも、工夫次第で効果的なバスケットボールスペースがつくれます。以下は、DIYで自宅にバスケットボールコートを作るための設計アイデアです。


3-1.計画と設計

  • 【サイズ決定】ハーフコートがおすすめ
  • 【場所選び】平らで安定し、水はけの良い地面
  • 【デザイン】子どもが遊ぶなら、カラフルなデザインもおすすめ

3-2.地面の準備と材料選び

  • 【地面の準備】雑草を抜いて平らにし、必要に応じて土を盛り上げて調整
  • 【舗装材選び】ゴムチップや人工芝なら防音効果あり(まわりの住環境に合わせる)

3-3.コートづくり

  • 【舗装材の施工】プロの業者に依頼したほうが失敗しない
  • 【ライン引き】正確な寸法でマーキングし、ペンキでライン引き

3-4.ゴールの設置

  • 【可動式のゴールがおすすめ】プロじゃないので固定しないほうがいい

いちばん難しいのは、舗装材の施工です。

正直にいうと、DIYだとすごく難易度が高く、きれいに仕上がらないと思います。なので舗装だけは、プロの業者にお願いしたほうがいいでしょう。


4.庭でできるバスケットのミニゲーム3選

屋外のバスケットコートの画像バスケットボールをプレーする人たち

庭で楽しめるバスケットボールのミニゲームは、家族や友人との交流を深める楽しい方法です。

ここでは、かんたんに始められるミニゲームを3つ紹介します。バスケットコートが完成したら、すぐに楽しむことができますよ。


4-1.「HORSE」

「HORSE」は人気のあるバスケットボールゲームで、プレイヤーが交互にシュートを決め、相手がそのシュートを真似て同じ場所、同じ方法で決めるゲームです。

プレイヤーがシュートを外した場合、「H」の文字を得ます。このゲームは、プレイヤーが「HORSE」という単語を完成させるまで続けられます。最初に「HORSE」を完成させたプレイヤーが負けです。創造性と正確性が試されるゲームで、家族みんなで楽しむことができます。


4-2.「1 on 1」

バスケットボールの1 on 1は、プレイヤー同士が直接対決するゲーム形式です。

これは、技術・戦略・体力の面で、プレイヤーの能力がよくわかります。また1 on 1は、通常のチームプレイと異なり、個々のスキルがより強調されるため、プレイヤーは自分の技術を磨くとともに、対戦相手の動きを読む能力も高めることが可能です。


4-3.「3 on 3」

3 on 3のバスケットボールは、通常の5対5のフルコートゲームとは異なり、より小さなハーフコートで3人のプレイヤーが各チームに参加して行われます

このゲーム形式は、スピード・技術・戦略が重視され、プレイヤー個々のスキルがより発揮されるゲームです。オリンピックでも開催されるほど、近年ますます人気が上がっています。


わたしは中学生のころ、バスケットのクラブに所属していました。

「HORSE」というのは、この記事を書くにあたり、初めて知ったゲームです。シュートだけのゲームなので、あまり疲れず遊べるのがいいですね。


5.コートを利用したバスケ以外の使い道3選

屋外のバスケットコートの画像屋外にあるバスケットコート

バスケットコートを活用する方法は、バスケットボールをプレイすることに限らず、多岐にわたります。

とくに戸建ての小さい庭のコートは、スペースを最大限に活用するために工夫するといいでしょう。そこでここでは、バスケ以外でのバスケットコートの使い道を3つ提案します。


5-1.マルチスポーツエリアとしての利用

バスケットコートは、その平らで広いスペースを利用して、様々なスポーツやアクティビティの場として活用することができます。

たとえば、ミニフットサル・パターゴルフ・バドミントンなどのスポーツがおすすめ。とくに、ポータブルなネットや設備を使用することで、かんたんに他のスポーツに対応できます。これにより、限られたスペース内で、いろんな運動を楽しむことが可能です。


5-2.アウトドアでのフィットネススペース

健康志向の高まりと共に、自宅で手軽に運動できる環境を求める人が増えています。

そしてバスケットコートは、フィットネススペースとしても最適です。たとえば、ヨガマットを敷いてヨガやピラティスを行ったり、トレーニング用の器具を置いて筋力トレーニングをすることができます。

また、ダンベルや縄跳びなどの携帯性の高いトレーニング器具を使えば、多彩なワークアウトが実現可能です。さらに自然光の下での運動は、心身の健康を向上させる効果も期待できます。


5-3.バーベキューやキャンプ

バスケットコートを利用したBBQやキャンプは、都市部での新しいアウトドア体験の形として、コロナ禍以降とくに注目を集めています。限られたスペースを最大限に活用し、都市の中で自然と触れ合うチャンスを提供してくれるでしょう。

ただし、周囲への配慮と適切な準備が不可欠です。ルールやマナーを守りながら、新しいアウトドア体験を家族みんなで楽しみましょう。


バスケットに限らず、庭に平らなスペースがあると何かと便利です。

バスケットコートを子どものために作っても、大きくなったら遊ばないかもしれません。そんな時は、他の使い道を探ることで、無駄のない庭スペースを楽しむことができます。


6.当社で施工したおしゃれなバスケットコート4選

屋外のバスケットコートの画像美しいラインが引いてあるバスケとコート

ここからは、当社で工事したバスケットコートの施工例を紹介します。

年に数回「バスケットコートを作って欲しい!」という依頼があり、おかげさまで色んなノウハウを蓄積できました。


≫うまく活用した持て余す庭【450万 4週間 】

  • 【持て余す広い庭】バスケットもできる遊べる庭
  • 【高さ4m防球ネット】ボールが隣地に飛ぶのを防ぐ
  • 【2台用ワイドカーポート】おしゃれなフラット屋根
≫庭にミニバスケットコート【100万 1週間 】

  • 【バスケットコート】子どもに練習させてあげたい
  • 【ゴムチップ舗装】音が響かず近所迷惑にならない
  • 【新宿目地】フリースローラインの目安に
≫バスケットコートのある庭【33万 1週間】

  • 【庭にバスケットコート】スポーツできる
  • 【土間コンクリート仕上げ】49m2
  • 【伸縮目地でライン】目印になる
≫バスケットコートのある庭【50万 1週間】

  • 【バスケットコートを再現した庭】遊べる
  • 【滑らない舗装材】四国化成のリンクストーン
  • 【レンガ敷きの庭】ドックガーデンにもなる

まとめ

この記事では、バスケットコートの庭づくりについて紹介しました。いかがだったでしょうか?

庭でバスケットボールをすることのメリットとして、家族や友人との絆を深めることができます。また、健康に良い・ストレス解消になるなど、お金がかからない庭が完成するでしょう。


【プロが教える!】自宅の庭に完璧なバスケットコートを作る方法⛹

バスケットボールは「ダムダム」と弾むので、大きな音が出ます。

くれぐれも近所迷惑にならないような工夫をしてください。もし住宅密集地なら、残念ながら諦める決断も必要かもしれません...



すぐ下の関連ページで「外構一括見積もり・バスケットコートの施工例2つ」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊


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以上、【プロが教える!】自宅の庭に完璧なバスケットコートを作る方法⛹…という話題でした。

更新:2024年03月31日|公開:2024年03月27日

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