カーポート解体撤去&費用相場はいくら?🚗【自分でDIY?業者に依頼する?】
【更新日】2024.07.04.【PR】
カーポートの解体に悩む人たちが多いです。撤去すると決めたものの、費用や手順が分からず、不安が募ることでしょう。
そこでこの記事では、プロに依頼する場合の費用相場と、DIYでの撤去方法について詳しく解説します。
さらに、信頼できる業者の探し方ご紹介。この記事を読み終えるころには、カーポート撤去の疑問がすっきりと解消されているはずです😊
このページの内容
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
【タイミング】カーポートを解体撤去するのはいつ?
たとえば以下です。
- 台風や積雪などの自然災害で壊れたとき
- 新しい車が既存のカーポートに合わないとき
- 古くなって新しいカーポートを新設したいとき
1の場合は、「火災保険」が使えるかもしれません。ページ後半で詳しく解説します。
2と3の場合、「自分でDIYするか?」「業者に依頼するか?」で悩むと思います。両方の可能性について解説するので、どうぞ最後まで読んでみてください。
【費用相場】カーポート屋根・柱・コンクリートなど
まず、だいたいの費用相場を一覧リストで紹介します。
そのあと、それぞれの詳細について解説する構成です。
作業内容 | 工事費用 |
---|---|
本体の解体撤去(基礎コンクリート残し) | 4万円~ |
柱の基礎コンクリートの解体撤去 | 1万円~/本 |
処分 | 1万円~ |
新規設置 | 20万円~ |
また、台数でまとめると以下。
台数 | 工事費用の相場(総額) |
---|---|
1台用(2本足) | 5万円~ |
1台用(4本足) | 7万円~ |
2台用(4本足) | 10万円~ |
3台用(4本足) | 10万円~ |
特殊なカーポートじゃなく、1日で作業が終われば、10万円以下で解体撤去できます。
- カーポート本体の解体撤去(基礎コンクリート残し)
- カーポート柱の基礎コンクリートの解体撤去
- 解体したカーポートの処分
- 【新規設置】台数と工事費込み相場の目安を紹介
カーポート本体の解体撤去(基礎コンクリート残し)
解体撤去の費用相場は以下。
作業内容 | 工事費用 |
---|---|
本体の解体撤去(基礎コンクリート残し) | 4万円~ |
カーポート柱を地面と同じ高さでカットし、穴を砂利やコンクリートで埋めた場合です。1台か2台用なら1日で作業が終わるので、上記が費用相場になります。
新規でカーポートを設置する予定がないなら、この方法がいちばん安くて早い解体撤去です。
カーポート柱の基礎コンクリートの解体撤去
解体撤去の費用相場は以下。
作業内容 | 工事費用 |
---|---|
柱の基礎コンクリートの解体撤去 | 1万円~/本 |
柱の埋め込み深さは55cmで、後方支持タイプだと65cmになります。しかも大きめに掘った穴に、たっぷりコンクリートが施工してあるのが特徴です。
これを解体するのがすごく大変で、土間コンクリートの下にあるともっと時間かかります(やってみないと分からない...)。新規にカーポートを設置するならこの作業は必須で、コンクリートを丸ごときれいに撤去しなければいけません。
解体したカーポートの処分
解体撤去の費用相場は以下。
作業内容 | 工事費用 |
---|---|
処分 | 1万円~ |
解体したカーポートの廃材は、スクラップ工場などで処分しないといけません。屋根枠はすごく長いので、トラックじゃないと運ぶのが難しいです。
業者によっては、この処分費を計上しない可能性があります(鉄とアルミの買い取り業者がいるから)。ただし屋根パネルは産業廃棄物なので、処分にお金がかかります。
【新規設置】台数と工事費込み相場の目安を紹介
カーポートの台数と工事費込み価格の相場は以下です(解体費用は含まない)。
- 【1台用】20万円ぐらい
- 【2台用】30万円ぐらい
- 【3台用】90万円ぐらい
- 【4台用】100万円ぐらい
カーポートを設置する台数は、1台用か2台用がほとんどです。上記はスタンダードモデルの価格で、デザイン性が優れたカーポートはもっと高くなります。
3台用と4台用は、横に並べるタイプだと上記が相場です。もし安くしたければ、1台用と2台用を組み合わせるのがコツ!いろんな組み合わせが可能になります。
おすすめのカーポート詳細はこちらです ⏬
【DIY】自分で解体撤去したい人にプロがアドバイス
- 自分でDIYするメリットとデメリット
- 解体・撤去方法の手順(コツは逆からやる)
- 必要な道具を紹介(脚立と足場板は必須!)
自分でDIYするメリットとデメリット
メリット
- 撤去費用がかからない
DIYで撤去する大きなメリットは、撤去費用がかからない(無料)ということです。
日曜大工に慣れていたり、肉体労働の経験があるなら、自分でゆっくり撤去してもいいでしょう。
デメリット
- 道具が必要
- 高所作業で危険!
- 解体したカーポートの処分めんどくさい
カーポート屋根は高い位置あり、高所作業になるので危険が伴います。
撤去にはいろんな道具(脚立など)が必要になり、そろえるなら結局お金がかかってしまいます。
また、解体後にはアルミ材・鉄くず・屋根パネル・コンクリートなどが出るので、産業廃棄物として処理する必要も出てくるでしょう(ここでもお金がかかる)。
解体・撤去方法の手順(コツは逆からやる)
DIYで撤去するにはいろいろデメリットがありますが、撤去作業自体はとても簡単にできます(危険ですが...)。
手順をまとめると以下。
- パネル受けを外す
- 屋根パネルを外す
- 母屋 → 側枠 → 前枠 → 後ろ枠の順に外す
- 梁をジョイント材から外す
- 柱まわりのコンクリート解体
- 柱を抜く
- 穴をふさぐ(砂利でOK)
- 解体後の部材を処分する
撤去のポイントは、組み立てた順番を逆に解体していくことです。たとえば、いきなり柱を抜くようなことはやめましょう。
廃棄物の処理にはトラックが必要です。なぜならカーポートの部材は長いので、自家用車では運べません。またアルミや鉄くずは、買取業者に持ち込めば売れるかもしれません。
必要な道具を紹介(脚立と足場板は必須!)
カーポート撤去には、色々な道具が必要になります。
おもな道具は以下。
- 脚立2本+足場板(絶対必要!)
- インパクトドライバー
- コンクリートはつり機
- ディスクグラインダー
- ハンマー
- バール
- スパナ・レンチ
脚立だけで作業するとものすごく危険なので、ぜったい足場板も用意しましょう。
古いカーポートなら、ハンマーとバールでガンガンやれば、ある程度は解体できます。
問題は柱の撤去作業で、柱を引っこ抜くなら「ハツリ機」、切るだけなら「ディスクグラインダー」が必要になります。値段が高くDIYではほとんど使わない道具なので、ホームセンターでレンタルしてもいいでしょう。
プロも使うおすすめインパクトドライバー(安い!)
【価格】1万円ぐらい
【おすすめ度】5.0★★★★★
われわれプロの外構業者も毎日使うインパクトドライバーで、マキタ製品です。一家に一台あってもいいでしょう。
軽くて安い!のが魅力で、これ1台あればどんな日曜大工でも楽チンになります。女性でも簡単に扱えますよ!
【建て替え】あなたの地域にあったカーポートを選ぶ
カーポートの破損が原因で解体撤去するなら、今度はなるべく強度の高いカーポートを選びましょう。
目安となるのは「耐風圧強度」。スタンダードタイプだと耐風圧強度は風速38m/s相当で、これより大きい数字のカーポートを選ぶといいでしょう。
また、雪の多い地域なら、耐積雪量が高いカーポートがおすすめです。
- 【三協アルミ スカイリードZ】耐風圧強度:風速46m/s相当
- 【三協アルミ M.シェードⅡ】耐風圧強度:風速42m/s相当
- 【三協アルミ G1-R】耐風圧強度:風速46m/s相当
【三協アルミ スカイリードZ】耐風圧強度:風速46m/s相当
「スカイリード」は、スタイリッシュでフラットな屋根を持つカーポートです。
4本足の両側支持タイプだと、耐風圧強度は46m/s相当になります。耐積雪量も50・100・150cmの3タイプがあり、柱の数が多いほど頑丈になるのが特徴。
また、屋根下から天井を見上げたときの開放感・爽快感が特徴で、中桟をなくした新構造でとても明るいのがメリット。すっきりしたデザインなので、最近のモダンでカジュアルな住宅にとてもよく似合います。
【三協アルミ M.シェードⅡ】耐風圧強度:風速42m/s相当
「M.シェードⅡ」は三協アルミのフラッグシップモデルで、登場してからは絶大な人気を集めています。
軽量で高強度な「アルミ製のプレートトラス」を採用しているのが大きな特徴です。フレームに屋根を乗せた安定感ある「梁置きタイプ(上画像)」と、柱が後方にあり開放感がある後方支持の「上吊りタイプ」の2タイプがあります。
梁置きタイプで両足支持タイプを選べば、耐風圧強度は38→42m/s相当にパワーアップ!おしゃれなカーポートが欲しい人におすすめです。
【三協アルミ G1-R】耐風圧強度:風速46m/s相当
G1-Rは、2022年に販売されたばかりの新商品です(スチール折板の屋根材)。
三協アルミのカーポートの中では、いちばん強度の高いカーポート!最大積雪200cm、耐風圧最大46m/秒にも動じない構造をしています。
三協アルミで積雪対応の丈夫なカーポートが欲しいなら、この「G1-R」一択です。
ここでは上から順番に、1台用・2台用・3台用と紹介しました。
ただし、それぞれのカーポートで1~4台用が販売されているので、台数を心配する必要はありません。
また、片流れの1台用を設置するなら、必ずオプションのサポート柱をつけておきましょう。
カーポートのオプションはこちらです ⏬
カーポートのオプション部品おすすめ13選🚗【後付けってできるの?】
【無料で解体撤去できるかも...!?】火災保険について解説
もし自然災害でカーポートが壊れたのなら、火災保険が使えるかもしれません。
当てはまる人は、ぜひ読んでみてください。
それでは、順番に解説していきます。
1.無料で解体撤去できる秘密とは?
理由はズバリこれです。
自然災害でカーポートが壊れたとき
です。その理由をこれからじっくり解説していきます。
2.火災保険で選ぶべきオプションとは?
一戸建て住宅を購入したら、だれでも火災保険へ加入しますよね?
しかし、火災保険で外構部分(カーポート・フェンス)が含まれることを知らない人もいます。
火災保険の「建物」内には「門、塀、垣」は保証対象に含まれ、「庭木」は含まれません。
「風・雹・雪災」を選ぼう!
火災保険には基本保証と選べる保証があり、カーポートの損害は「風・雹・雪災」からがほとんどなので、このオプションは絶対に外せません。
カーポートが壊れるおもな原因は、台風や雪です。つまりこれ以外の原因はあまりないので、「風・雹・雪災」をつけておけばまず大丈夫!
3.火災保険が使える条件ってなんなの?
保険が適応されるのは、以下の場合です。
損害額が20万円以上の場合に支払われる
つまり撤去だけだと、20万円に届かないことがほとんどです(つまり無料で撤去できない)。
そこで、保険が使える条件は以下です。
- 撤去後、カーポートを新設したい
- 高級なカーポートで撤去の見積もりが20万円以上
いずれにしても素人では判断できないので、修理業者で見積もりをとる必要があります。修理業者のじょうずな探し方は、ページの最後で解説するのでお楽しみに!
4.凹んだ車の修理はできるのか?
カーポートの破損で、下にあった車が破損することがあります。
この場合、残念ながら火災保険は使えません。
自動車保険の車両保険に加入していれば、補償対象となる可能性があるので、そちらを確認してください。
5.火災保険をまだ契約していないあなたへ
火災保険がいっぱいあって、どれを選んだらいいかわからないわ...
火災保険探しは「一括見積もりサイトを使う」のがおすすめです。
数社比較すれば、なるべく安く加入することができます。おすすめは以下の3つのサイトです。
保険スクエアbang!:最短3分、最大10社で見積もり SBIホールディングス:累計利用者10万人以上 住宅本舗:累計利用者5万人以上
どれも「たった3分で最大10社見積もり依頼」ができ、もちろん無料で利用できます。
6.火災保険申請から修理完了までの流れ
保険申請から工事完了までの手順が知りたいです。
以下がおおまかな流れです。
- カーポートが壊れた!
- 解体業者に見積もり依頼
- 見積書を保険会社へ提出
- 保険会社が確認し、損害額を決める
- 損害額が振り込まれる
- 解体業者に工事してもらう
- 完了!
すべてあなた自身でできますが、かなり面倒くさいので「火災保険代行サービス」を利用するといいでしょう(すぐ下で解説)。
7.【代行サービスあり!】申請が面倒なあなたへ
「火災保険の申請って大変そう...」って思う人いますよね?
そんな方には、「調査診断 → 保険申請 → 保険金支払い」まで一括でサポートしてくれるサービスもあります。
火災保険の代行サービスとは?
火災保険代行サービスの特徴は以下の3つです。
- 自己負担なし
- 全部やってくれる
- 日本全国で調査可能
火災保険の保険金でカーポートの解体撤去ができるので、自己負担金は0円(つまり無料)です。
ただし保険金が下りなかったら工事はできませんが、それまでの費用は一切請求されないのでご安心を!
おすすめの代行サービスは以下です。
無料で利用できるので、興味があったら相談してみてください。
【メリット】カーポート以外の破損も見つけてくれる
台風や大雪でカーポートが壊れる時、建物にも被害があることが多いです。
この火災保険代行サービスを利用すると、カーポートと一緒に建物の被害も合わせて調査してくれます。もし被害があれば、それに応じた保険金請求が可能です。
たとえば、「屋根材(瓦やスレート)・雨樋・外壁の破損」などです。とくに屋根は上へ登ってみないと、どうなっているかわかりません。「屋根から変な音がする・雨漏りがする」と気がついたら、一緒に調査してもらいましょう。
それでは最後に、工事業者の探し方を紹介して終わりにします。
初心者でも安心して利用でき、時間やお金が無駄になる可能性が、ものすごく小さくなりますよ!
【無料】評判の良い工事業者のかんたんな探し方 🉐
カーポートを撤去した後に、おしゃれなカーポートを新しく設置したいです。
もし評判の良い工事業者の探し方があるなら、ぜひ教えてください!
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このサービスを使えば「時間とお金の節約になる」ので、興味のある方はぜひ利用してみてください ⏬
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- カーポート解体撤去の費用相場がわかる
- 自分でDIYするときの方法や手順が分かる
- カーポート撤去&施工業者の探し方が分かる
以上の3つです。
この記事では、カーポートの解体撤去について紹介しました。いかがだったでしょうか?
カーポート撤去はDIYでもできますが、かなりの危険が伴います。業者に依頼した方が安心安全で、新設を考えていれば見積り依頼もできますよ。
カーポート解体の手順は、組み立ての逆から順番にやることです。
建て替える予定がないなら、柱は根元で切って、穴を埋めておけばOKですよ。
すぐ下の関連ページで「カーポートの修理・カーポートの雨漏り・2台用カーポート」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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以上、カーポート解体撤去&費用相場はいくら?🚗【自分でDIY?業者に依頼する?】…という話題でした。
更新:2024年07月04日|公開:2022年05月03日