カーポートの修理はどこに頼む?🤔【費用相場や業者の探し方を解説します】
【更新日】2024.07.13.【PR】
カーポートが壊れたとき、あなたはどうしますか?とくに台風や大雪のあとは、被害の大きさに頭を悩ませることも。しかし、この記事ではそんな悩みを解決する方法を紹介します。
多くの人が知らないことですが、実は火災保険を利用してカーポートの修理が可能です。この記事では保険の活用方法や、修理に必要な費用の相場について詳しく解説しています。
さらに、信頼できる修理業者の選び方も提案。この情報をもとに、あなたが安心して修理を依頼できるようになることが、この記事の最大のポイントです😊
このページの内容
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
【費用相場】カーポートが壊れる主な原因と修理方法
まず、だいたいの費用相場を一覧リストで紹介します。
そのあと、それぞれの詳細について解説する構成です。
交換・やる作業 | 材料・部材代 | 工事費用 | 工事日数 |
---|---|---|---|
屋根パネル | 1万円~/枚 | 2万円~ | 1~2日 |
アルミサッシ枠 | 2万円~/本 | 2万円~ | 1~2日 |
支柱 | 10万円~/本 | 6万円~ | 2~3日 |
解体・撤去・処分 | なし | 4万円~ | 1日 |
新規設置 | 15万円~ | 6万円~ | 2~3日 |
ここでは、修理代の目安を材料・部材ごとに表にしてみました。
工事費用は職人ひとり1日20,000円を最低基準にしています。これは1時間の作業でも、1日分が請求されるのが一般的だからです(ただし業者によって異なる)。
- 【屋根パネルの交換】壊れる原因と修理方法
- 【アルミサッシ枠の交換】壊れる原因と修理方法
- 【支柱の交換】壊れる原因と修理方法
- 【解体・撤去・処分】古いものだと修理できない理由とは?
- 【新規設置】台数と工事費込み相場の目安を紹介
【屋根パネルの交換】壊れる原因と修理方法
修理の費用相場は以下。
材料・部材代 | 工事費用 | 工事日数 |
---|---|---|
1万円~/枚 | 2万円~ | 1~2日 |
壊れる原因は、経年劣化によってパネルの耐久性が弱まり、そこに物や雪が落下して割れるときです。大雪のときは経年劣化に関係なく、衝撃の強さによって割れてしまいます(建物の屋根から落ちる雪の塊が原因)。
修理方法は、新しい屋根材と交換するだけです。うまくパネルだけ割れていれば、作業はかんたん!しかしパネル以外が変形していたら、うまくパネルが入らずいろいろ厄介になります...
【アルミサッシ枠の交換】壊れる原因と修理方法
修理の費用相場は以下。
材料・部材代 | 工事費用 | 工事日数 |
---|---|---|
2万円~/本 | 2万円~ | 1~2日 |
壊れる原因は、強風であおられたり、雪の重みで変形するときです。カーポートは重みを減らすため、軽くなるように部材がつくられています。なので、突然の衝撃には弱くなっています。
修理方法は、新たしい部材と交換するだけ。思いっきり曲がっていれば見た目でわかりますが、カーポート全体が歪んでしまうと、一部分だけ交換してもダメかもしれません...
【支柱の交換】壊れる原因と修理方法
修理の費用相場は以下。
材料・部材代 | 工事費用 | 工事日数 |
---|---|---|
10万円~/本 | 6万円~ | 2~3日 |
壊れる原因は、雪の重みで変形するときです。わたしの実家のカーポートは、建物屋根から雪の塊が落ち、柱が曲がってしまったことがあります。ただし支柱は太いので、めったなことでは損傷しません。
修理方法は、新たしい部材と交換するだけ。しかし、柱を交換するには、カーポート全体を解体しないといけません。柱が埋まっているコンクリートも壊す必要があり、かなり大がかりな作業になるでしょう。
【解体・撤去・処分】古いものだと修理できない理由とは?
修理の費用相場は以下。
材料・部材代 | 工事費用 | 工事日数 |
---|---|---|
なし | 4万円~ | 1日 |
壊れる原因は、強風であおられたり、雪の重みで倒壊するときです。とくに古いカーポートは最新のよりも強度が弱いので、経年劣化のスピードも早いでしょう。
ちなみに、カーポートの耐用年数は以下です(≫価償却資産の耐用年数等に関する省令)。
アイテム | 耐用年数 |
---|---|
カーポート本体 | 15年 |
アルミ材(柱・梁・枠など) | |
ボルト・ビス | |
【屋根材】ポリカーボネート | |
【屋根材】スチール折板 | |
【屋根材】波板塩化ビニル | |
コンクリート基礎 | 47年 |
15年以上経っているカーポートが壊れたら、修理じゃなく建て替えたほうがいいかもしれません。
また、古いものだと修理できない理由は、同じ部材がもう手に入らないからです。メーカー製は新しいモデルがどんどん登場するので、10年前のものだと、まず同じ部品は製造していないでしょう。
カーポートの耐用年数はこちらです ⏬
カーポートの耐用年数と寿命ってどのくらい?🤔【工事歴20年のプロが解説】
【新規設置】台数と工事費込み相場の目安を紹介
カーポートの台数と工事費込み価格の相場は以下です(解体費用は含まない)。
- 【1台用】20万円ぐらい
- 【2台用】30万円ぐらい
- 【3台用】90万円ぐらい
- 【4台用】100万円ぐらい
カーポートを設置する台数は、1台用か2台用がほとんどです。上記はスタンダードモデルの価格で、デザイン性が優れたカーポートはもっと高くなります。
3台用と4台用は、横に並べるタイプだと上記が相場です。もし安くしたければ、1台用と2台用を組み合わせるのがコツ!いろんな組み合わせが可能になります。
おすすめのカーポート詳細はこちらです ⏬
【DIY】屋根パネルの交換ならできるかも...
基本的には、高所作業で危険なのでやめましょう!
しかし経験があるなら、DIYがもっとも安く修理できる方法です。ただ修理するとしても「屋根の波板交換」ぐらいにしておいてください。
プラスチックの波板ならホームセンターに売っていて、加工もガーデニング用の硬いハサミを使えば簡単に切れます。応急処置なので寸法が足らない場合は、2枚つなげてコーキングしておけば大丈夫です。
カーポート屋根の詳細はこちらです ⏬
カーポートの屋根タイプは2種類&屋根材は5種類🚗【台風対策も解説します】
【建て替え】あなたの地域にあったカーポートを選ぶ
強度不足で壊れたと思うなら、今度はなるべく強度の高いカーポートを選びましょう。
目安となるのは「耐風圧強度」。スタンダードタイプだと耐風圧強度は風速38m/s相当で、これより大きい数字のカーポートを選ぶといいでしょう。
また、雪の多い地域なら、耐積雪量が高いカーポートがおすすめです。
- 【三協アルミ スカイリードZ】耐風圧強度:風速46m/s相当
- 【三協アルミ M.シェードⅡ】耐風圧強度:風速42m/s相当
- 【三協アルミ G1-R】耐風圧強度:風速46m/s相当
【三協アルミ スカイリードZ】耐風圧強度:風速46m/s相当
「スカイリード」は、スタイリッシュでフラットな屋根を持つカーポートです。
4本足の両側支持タイプだと、耐風圧強度は46m/s相当になります。耐積雪量も50・100・150cmの3タイプがあり、柱の数が多いほど頑丈になるのが特徴。
また、屋根下から天井を見上げたときの開放感・爽快感が特徴で、中桟をなくした新構造でとても明るいのがメリット。すっきりしたデザインなので、最近のモダンでカジュアルな住宅にとてもよく似合います。
【三協アルミ M.シェードⅡ】耐風圧強度:風速42m/s相当
「M.シェードⅡ」は三協アルミのフラッグシップモデルで、登場してからは絶大な人気を集めています。
軽量で高強度な「アルミ製のプレートトラス」を採用しているのが大きな特徴です。フレームに屋根を乗せた安定感ある「梁置きタイプ(上画像)」と、柱が後方にあり開放感がある後方支持の「上吊りタイプ」の2タイプがあります。
梁置きタイプで両足支持タイプを選べば、耐風圧強度は38→42m/s相当にパワーアップ!おしゃれなカーポートが欲しい人におすすめです。
【三協アルミ G1-R】耐風圧強度:風速46m/s相当
G1-Rは、2022年に販売されたばかりの新商品です(スチール折板の屋根材)。
三協アルミのカーポートの中では、いちばん強度の高いカーポート!最大積雪200cm、耐風圧最大46m/秒にも動じない構造をしています。
三協アルミで積雪対応の丈夫なカーポートが欲しいなら、この「G1-R」一択です。
ここでは上から順番に、1台用・2台用・3台用と紹介しました。
ただし、それぞれのカーポートで1~4台用が販売されているので、台数を心配する必要はありません。
また、片流れの1台用を設置するなら、必ずオプションのサポート柱をつけておきましょう。
カーポートのオプションはこちらです ⏬
カーポートのオプション部品おすすめ13選🚗【後付けってできるの?】
【無料で修理できるかも...!?】火災保険について解説
もし自然災害でカーポートが壊れたのなら、火災保険が使えるかもしれません。
当てはまる人は、ぜひ読んでみてください。
それでは、順番に解説していきます。
1.無料で修理できる秘密とは?
理由はズバリこれです。
火災保険でカバーできるから、無料で修理できる
です。その理由をこれからじっくり解説していきます。
2.火災保険で選ぶべきオプションとは?
一戸建て住宅を購入したら、だれでも火災保険へ加入しますよね?
しかし、火災保険で外構部分(カーポート・フェンス)が含まれることを知らない人もいます。
火災保険の「建物」内には「門、塀、垣」は保証対象に含まれ、「庭木」は含まれません。
「風・雹・雪災」を選ぼう!
火災保険には基本保証と選べる保証があり、カーポートの損害は「風・雹・雪災」からがほとんどなので、このオプションは絶対に外せません。
カーポートが壊れるおもな原因は、台風や雪です。つまりこれ以外の原因はあまりないので、「風・雹・雪災」をつけておけばまず大丈夫!
3.保険が適応される例&適応されない例
保険が適応されるのは、以下の場合です。
損害額が20万円以上の場合に支払われる
損害額は購入時の金額ではなく、「補修時の見積り金額が算出基準」になります(保険会社によって基準が違う)。
たとえば数枚の屋根パネルの損害では、保険金は受け取れません。建て替える場合なら、まず受け取れるでしょう。
いずれにしても素人では判断できないので、修理業者で見積もりをとる必要があります。修理業者のじょうずな探し方は、ページの最後で解説するのでお楽しみに!
保険が適応されない例
以下の2つです。
- 経年劣化で屋根パネルがボロボロ
- 駐車時に柱に車をぶつけた
これらは「風・雹・雪災」に当たらないので、火災保険の申請はできません。
4.凹んだ車の修理はできるのか?
カーポートの破損で、下にあった車が破損することがあります。
この場合、残念ながら火災保険は使えません。
自動車保険の車両保険に加入していれば、補償対象となる可能性があるので、そちらを確認してください。
5.火災保険をまだ契約していないあなたへ
火災保険がいっぱいあって、どれを選んだらいいかわからないわ...
火災保険探しは「一括見積もりサイトを使う」のがおすすめです。
数社比較すれば、なるべく安く加入することができます。おすすめは以下の3つのサイトです。
保険スクエアbang!:最短3分、最大10社で見積もり SBIホールディングス:累計利用者10万人以上 住宅本舗:累計利用者5万人以上
どれも「たった3分で最大10社見積もり依頼」ができ、もちろん無料で利用できます。
6.火災保険申請から修理完了までの流れ
保険申請から工事完了までの手順が知りたいです。
以下がおおまかな流れです。
- カーポートが壊れた!
- 修理業者に見積もり依頼
- 見積書を保険会社へ提出
- 保険会社が確認し、損害額を決める
- 損害額が振り込まれる
- 修理業者に工事してもらう
- 修理完了!
すべてあなた自身でできますが、かなり面倒くさいので「火災保険代行サービス」を利用するといいでしょう(すぐ下で解説)。
7.【代行サービスあり!】申請が面倒なあなたへ
「火災保険の申請って大変そう...」って思う人いますよね?
そんな方には、「調査診断 → 保険申請 → 保険金支払い」まで一括でサポートしてくれるサービスもあります。
火災保険の代行サービスとは?
火災保険代行サービスの特徴は以下の3つです。
- 自己負担なし
- 全部やってくれる
- 日本全国で調査可能
火災保険の保険金でカーポートの修理ができるので、自己負担金は0円(つまり無料)です。
ただし保険金が下りなかったら工事はできませんが、それまでの費用は一切請求されないのでご安心を!
おすすめの代行サービスは以下です。
無料で利用できるので、興味があったら相談してみてください。
【メリット】カーポート以外の破損も見つけてくれる
台風や大雪でカーポートが壊れる時、建物にも被害があることが多いです。
この火災保険代行サービスを利用すると、カーポートと一緒に建物の被害も合わせて調査してくれます。もし被害があれば、それに応じた保険金請求が可能です。
たとえば、「屋根材(瓦やスレート)・雨樋・外壁の破損」などです。とくに屋根は上へ登ってみないと、どうなっているかわかりません。「屋根から変な音がする・雨漏りがする」と気がついたら、一緒に調査してもらいましょう。
それでは最後に、工事業者の探し方を紹介して終わりにします。
初心者でも安心して利用でき、時間やお金が無駄になる可能性が、ものすごく小さくなりますよ!
【無料】評判の良い工事業者のかんたんな探し方 🉐
カーポートの修理に慣れている業者に依頼したいです。それともしかしたら、新しいカーポートを設置するかもしれないので、施工もできる業者がいいです。
もし評判の良い工事業者の探し方があるなら、ぜひ教えてください!
そんなあなたに工事業者をかんたんに探せる「≫無料0円の見積もりサイト」を紹介します。このサービスをおすすめする理由は以下の3つです。
- 無料0円で見積り依頼できる
- 数社で相見積もりでき比較検討できる
- あなたの近くで評判の良い業者が見つかる
いちばんのメリットは無料で相見積もりできることで、適正な工事価格がわかり、複数社の見積もりと図面が比較検討できます。しかも、悪質な悪徳業者にだまされる心配なし!
このサービスを使えば「時間とお金の節約になる」ので、興味のある方はぜひ利用してみてください ⏬
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- カーポート修理の費用相場が分かる
- 火災保険を使って修理する方法が分かる
- カーポート修理&施工業者の探し方が分かる
以上の3つです。
この記事では、カーポートの修理について解説しました。いかがだったでしょうか?
当社にも台風と大雪が降るシーズンは、「カーポートが壊れたのでなんとかしてほしい...」という問い合わせがあります。火災保険でカーポートが修理できるかもしれないので、あなたの契約している保険を見直してみましょう。
カーポートをDIYで修理するのは、危険なのでおすすめできません。
もし高所作業に慣れているなら、屋根パネルの交換だけにしておきましょう。
すぐ下の関連ページで「カーポートの雨漏り・おしゃれなカーポート・カーポートで後悔しないには?」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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以上、カーポートの修理はどこに頼む?🤔【費用相場や業者の探し方を解説します】…という話題でした。
更新:2024年07月13日|公開:2022年05月02日