外構見積もりのベストタイミングはいつ?🤔【新築の工事期間も教えます!】
【更新日】2024.07.02.
新築の家を建てることは夢の一つですが、外構工事の見積もりと計画には多くの人が頭を悩ませています。どの業者を選ぶべきか、またそのタイミングがいつが最適か、情報があふれる中で迷うことは誰にでも起こり得ます。
そこでこの記事では、外構工事の見積もりを取る最適なタイミングを明らかにし、打ち合わせから工事完了までの期間についても解説。これにより、計画的に進めることができ、結果的に時間もコストも節約可能です。
読み進めることで、不安を感じている人たちにとって明確な指針を提供し、満足のいく家づくりをサポートする内容となっています。この機会に外構工事のプロセスを理解し、スムーズな計画進行を実現しましょう😊
このページの内容
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
【スケジュール】新築外構の工事期間はどれくらいなの?
まずはかんたんな「新築外構での工事スケジュール」を頭に入れておいてください。
- 【全体:打ち合わせ ~ 工事終了まで】1 ~ 2カ月
- 【工事だけ:工事着工 ~ 終了まで】1週間 ~ 1カ月(平均)
契約後すぐに工事を始めるとしたら、平均的なスケジュールは上記です。大きな外構工事になれば、もっと期間が長くなります。
また、業者探しから工事終了までの流れは以下。
- 外構業者を探す(ハウスメーカーなら必要なし)
- 打ち合わせ
- 見積もり依頼
- 変更・修正
- 契約
- 工事着工
- 工事終了
外構工事は、始まってしまえば早いです。しかし、もし依頼した業者が忙しいと、数ヶ月待たされることもあります。
たとえば当社の場合、毎年3~10月ごろは問い合わせが増えるので、数ヶ月工事ができないことも多いです。ほかの業者を探す人もいるし、当社を気に入ったくれた人は待ってくれます。
悪質な業者に頼み失敗すると、いつまでも後悔します。もし気に入った業者がいたら、我慢して待っているのも得策です。
もちろん外構業者も、待たせるのは悪いと思っています。とりあえず玄関まで歩きやすくしたり、車を駐車しやすくするなど、ちょとした配慮はしてくれるでしょう。
【3つある相談時期】それぞれのメリット・デメリット ⭐
ここからは、外構工事歴20年以上の現役プロが、「外構見積もりのベストタイミングはいつか?」を考察していきます。
3つある相談時期のメリットデメリットを、それぞれ解説します。
業者のホンネも隠さず書くので、ぜひ参考にどうぞ!
1.【家を建てる前】早すぎるので建物だけに集中しよう!
- 早すぎる
- 長丁場なので疲れる
早すぎる
建築前に外構見積もりを取るのは、正直早すぎます(こういう問い合わせも多いですが...)。
なぜなら、建物がどんなものになるか分からないので、外構の完成イメージがつきにくいからです。建物の仕様も変わる可能性があり、その度に外構デザインも調整しなければなりません。
ネットや雑誌で、軽く施工写真を見るぐらいでいいでしょう。
外構費用とおしゃれな施工例はこちら ⏬
【驚愕】外構工事の費用相場と平均値【あなたの予算は足りてる?🤔】
埼玉のおしゃれな外構×庭工事193選【クローバーガーデンの施工例】
長丁場なので疲れる
家づくりは長期戦で、たくさんの判断が迫られるのですごく疲れます...
建築前から建築後までは短くて半年、長くて1年以上もかかるのが現実。しかも考えることがとても多く、かなりのストレスがかかります。
まずは建物だけに集中して、外構はちょっと余裕が出てきてからでも遅くはありません。
- ゆっくり考えられる
- ハウスメーカーなら一括で依頼できる
- 住宅ローンが使える
ゆっくり考えられる
外構や庭にこだわりがあるなら、ゆっくり計画できるでしょう。
上のデメリットと矛盾していますが、最近では建物よりも外構や庭を重視するお客さまも増えています。
それなら、建築前に見積もりしても早すぎません。
ハウスメーカーなら一括で依頼できる
ハウスメーカーにもよりますが、建物と外構を一括で工事してくれます。
そして建物の計画段階で、外構の打ち合わせもするので楽です。メーカー側でプランを提示してくれるので、建物と外構がマッチした仕上がりが実現できます。
ただし、外構工事を分離発注するならば、この段階での見積もりは早すぎるでしょう。
住宅ローンが使える
ハウスメーカーに建物と外構工事をいっしょに依頼すれば、住宅ローンを一括で組めるというメリットもあります。
もし外構費用が100万円程度であれば、自己資金でやったほうがいいです。しかし500万円を超えるような高額の場合は、住宅ローンを使ったほうがいいでしょう。
外構ローンの詳細はこちら ⏬
外構ローンおすすめ3選🤩【住宅ローンを組んだ後に外構ローンは使えるの?】
【ポイント】家を建てる前のおすすめ度は?
おすすめ度は星1つ★☆☆です。
長い時間、ずっと考えられるメリットはあります。しかし業者としてもプランが出しにくいので、あまりおすすめできません(早くやりたい気持ちはわかりますが...)。
2.【家を建築中の時】デメリットはなし!いいタイミング
- とくになし
建物の着工から引渡しまで、数ヶ月の期間があります。外構見積もりの依頼から契約まで、じゅうぶん間に合うので心配ありません。
- 気持ちに余裕がある
- 外構のイメージがつきやすい
- 直接発注でも分離発注でも検討できる
気持ちに余裕がある
建物建築前はいろいろ忙しく、気持ちに余裕がありません(あれもしたいこれもしたい...)。
しかし建物工事が始まってしまうと、あきらめがついて気持ちに余裕が生まれます。外構工事に対してゆっくり考える時間ができるので、この時期に外構見積もりをするのがベストタイミングです。
まずはネットや雑誌などを見て、「どんな外構にしたいか?」をイメージするところから始まります。
外構のイメージがつきやすい
建物の基礎工事が始まれば、駐車場の位置もはっきりわかるので、外構のイメージがしやすくなります。
また、外構デザインは建物デザインに合わせるのが一般的なので、外構業者も設計デザインがしやすいです。
たとえば、和風の建物なのにレンガ塀は似合わなく、洋風の建物なのに松の木が植えられていたら困りますよね?
直接発注でも分離発注でも検討できる
ハウスメーカーの外構費用は、どうしても高くなります。
その理由は、広告費やモデルハウスなどの費用がかかっているからです。お金に余裕があり業者を探すのが面倒であれば、そのままハウスメーカーで外構をやってもらってもいいでしょう。
しかし「ハウスメーカーで外構を考えていたけど、値段が高いから自分で探すことにしました。」というお客さまは、実際すごく多いです。
値段が安くてよりおしゃれな外構を望むなら、外構専門業者に依頼した方がいいでしょう。
外構業者の選び方と探し方はこちら⏬
外構工事業者の選び方7選🤔【ハウスメーカーに頼まない選択肢とは?】
【外構工事はどこに頼む?????】プロが教えるおすすめの探し方を伝授!
外構業者との契約に必要な期間は?
1ヶ月もあればじゅうぶんです。
建物工事は3ヶ月以上かかるので、「どんな外構にしたいか?」と家族で話し合ってからでも遅くありません。
イメージとして「外構業者への問い合わせ → プラン・見積もりをもらう → 変更・修正 → 契約」という順番になります。
建築途中のその中でもいつがいいの?
業者のホンネは以下です。
- 【基礎工事】おすすめ度★☆☆
- 【外壁が終わった頃】おすすめ度★★☆
- 【足場が外れた後】おすすめ度★★★
1.「どんな外構にするか?」イメージするぐらいでいいでしょう。
2.外構業者探しを始めてもいいでしょう。
3.建物の感じが分かるので、外構業者も設計のイメージがしやすいです。また正確な位置や寸法がわかり、変更・修正の作業が少なくなります。
【ポイント】家を建築中の時のおすすめ度は?
おすすめ度は星3つ★★★です。
デメリットはとくになく、自分で外構業者を探してもじゅうぶん間に合います。
やることがありすぎて大変なら、思い切って引っ越し後に外構工事をやるのもOK(ストレス軽減)。
3.【家が完成した後】外構工事はいつでもいいなら気が楽!
- 引っ越し前に終わらない
- 車が置けない(引っ越し後の工事)
- すごくうるさい(引っ越し後の工事)
引っ越し前に終わらない
引っ越し前に外構工事を終わらせたいなら、見積もりを取るのは遅すぎます。
建物が終わってすぐに外構工事が始まるのが理想で、そうすれば引っ越し前に外構工事が終わります。
ただし、このスケジュールはあくまで理想です。建物工事がスケジュール通りに終わることはほとんどなく、予定の期日が過ぎても色んな業者が入り乱れています。
この場合、引っ越しの日にちが迫っていたら、外構工事は引っ越し後になることを覚悟してください。
車が置けない(引っ越し後の工事)
車が置けないのは、大きなデメリットです。
なぜなら、駐車スペースのコンクリート打ちは、外構工事の最後にやることが多いからです。あなたの愛車は、有料駐車場などに停めておく必要があります。
しかし建築会社が借りた駐車場の契約期間がまだ残っていれば、そこへ駐車できるので相談してみましょう。
あるいは、外構業者が車を置けるように、ベニヤ板を敷いたりして配慮してくれます。ただし、駐車スペースの「コンクリート打ち後の1週間ほど」は車が置けませんので、覚えておいてください。
すごくうるさい(引っ越し後の工事)
外構工事はうるさいです!(朝早くから夕方まで)
理由は、ユンボーが動いたりコンクリートを切断したりするからです。また粉塵(ほこり)が多く発生するので、洗濯物は気をつける必要があります。
申し訳ありませんが、我慢してもらうしかありません...🙇(ただし平均で2週間ほど)
- 建物が終わってホッとできる😌
- 引っ越し後でもできる
- じっくり検討できる
建物が終わってホッとできる😌
建物工事が無事終わって、おめでとうございます🎉
今まで経験したことのないことの目白押しで、とても疲れたことでしょう。あとは外構工事を終わらせるだけです(もうひとふんばり)!
引っ越し後でもできる
引っ越し前に外構工事が終わるのが理想ですが、ひらきなおって「引っ越し後」はどうですか?
外構も建物同様、比較検討することが多いです。あわてて工事して、「こうすればよかった...」と後悔するのであれば、引っ越してから見積もり依頼してもいいでしょう。
ただし、あまり期間をあけるのはやめましょう。外構まで一気に終わらせて、その後ゆっくり休養した方が楽です。
外構工事で後悔しないコツはこちら ⏬
【外構こうすればよかった...😢】と後悔したくない人にヒント9選
じっくり検討できる
外構工事が終わるのが引っ越し後でもよければ、じっくり検討できるのがメリット。
今では、外構工事はたんなる建物の付属品でなく、ひとつの独立した工事として位置付けられています。
いくら建物がかっこよくできても、外構がしょぼかったら台無し!毎日いろんな人があなたの外構を目にするので、ちょっとこだわって、おしゃれな外構を作ってください。
【ポイント】家が完成した後のおすすめ度は?
おすすめ度は星2つ★★☆です。
理想は建物工事後すぐに外構工事が始まることで、建物建築中に外構見積もりと契約を済ませておきましょう。
ただし、引っ越し後の外構工事でもよければ、じっくり検討できます。
【結論はこれ】外構見積もりのベストタイミングはいつ?
結論は以下です。
- 建物建築前:★☆☆
- 建物建築中:★★★
- 建物建築後:★★☆
詳細はすでに書いたので、興味のある場所を再読してみてください。
理想のタイミングはいつか?
理想はこの順番です(知っておけば目安になる)。
- 建物建築中に、見積もりをする
- 建物工事後、すぐに外構工事がスタート
- 引っ越し前に、外構工事が終わる
しかし実際は、理想通りのスケジュールになることは少ないです。「建物工事の遅れ・材料の製造遅れ・コロナ禍などの緊急事態・外構工事の遅れ」など予定外のことが色々起こります。
理想通りになりそうになかったら、ひらきなおって「外構工事は引っ越し後でもいいや!」とそんな気持ちでいてください。引っ越し後でもあまり不便なことはなく、あえてあげるなら車の置き場所のみです。
【業者のわがまま】業者目線のベストタイミングは?
ここはわれわれ外構業者のわがままです。
読み飛ばしてもらっても結構です。
外構業者も引っ越し前に終わらせたい
われわれ業者も、あなたが引っ越す前に工事を終わらせたいです。
なぜならお客さまの迷惑にならず、気にしないで工事ができるからです。
いちばん困るのは、玄関までの足元が悪くなり、お客さまがころんだりする危険があることです。作業中はどうしても、ごちゃごちゃ散らかってしまいます。
引っ越し後でも大丈夫!
引っ越し後の工事でも、外構業者は上手にやってくれます。
その理由は、慣れているからです。引っ越し後のメリットは、気づいたことをすぐに職人に伝えられること。変更や修正がスムーズにできます。
お客さまの車の置き場所がちょっと厄介ですが、駐車スペースになる場所にベニヤ板を敷いて対処が可能です。ただし、コンクリート打ち後の1週間は、駐車ができません。
いちばん嫌なのは、建物業者と一緒になること
これは施主が悪いわけじゃありません。
もちろん建物業者(設備屋、水道屋など)も悪くはなく、いろんな不運が積み重なって、最後にしわ寄せが来ただけです(だって雨で、基礎工事が遅れることもある)。
いちばん困るのは外構工事は外仕事なので、他の業者の車が目の前の道路に置かれること。工事がうまくできなくなり、しかもお互い邪魔になりイライラしてしまいます...
いろいろグチってしまいました...
職人のみなさんは、精一杯やっていることをご理解ください🙇
まとめ
この記事では、外構工事の打ち合わせを始めるタイミングを解説しました。いかがだったでしょうか?
まずは外構は最後の工事なので、それ以降に大きな工事はありません。引越し前に終わらせたい気持ちはわかりますが、引越し後にやる人も多いので、あせらずにじっくり計画しましょう。
お客さま目線と業者目線で記事を書いたので、すごく参考になったと思います。
両者にとってのベストタイミングはありますが、残念ながら計画通りにいくことは少ないです。
すぐ下の関連ページで「業者の探し方・見積もりのコツ・業者の選び方」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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以上、外構見積もりのベストタイミングはいつ?🤔【新築の工事期間も教えます!】…という話題でした。
更新:2024年07月02日|公開:2023年04月04日