犬を庭で遊ばせるドッグラン計画ガイド🐶【あなたの愛犬は幸せですか?】
【更新日】2024.06.23.
愛犬との生活をより豊かにするため、自宅の庭にドッグランを設置することは、犬の身体的・精神的な健康を促進し、安全な遊び場を提供する理想的な方法です。
そこでこの記事では、ドッグランの基本的な作り方を解説します。ドッグランの計画・舗装材の選択・DIYによる建設方法、さらにはメンテナンスとケアに至るまで、愛犬のための最適な空間作りのための貴重な情報が満載です。愛犬との絆を深め、共に快適な時間を過ごすための第一歩を踏み出しましょう。
このページの内容
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
1.なぜ自宅の庭にドッグランを作るのか?
自宅の庭にドッグランを作る、いちばんの理由は以下。
犬の運動不足を解消し、安全で庭で遊ばせるため
現代社会において、多くの犬が都市部や住宅密集地に住んでおり、自由に走り回ったり遊んだりするスペースが限られています。このような環境では、犬の身体的、精神的な健康を維持するために、十分な運動が不可欠です。
また、犬は本能的に活動的であり、運動を通じてエネルギーを発散させる必要があります。運動不足で起こる問題はたとえば以下。
- 肥満や関節疾患
- 消化器系の問題
- 過剰に吠える
- 攻撃的になる
- 不安に感じる
そのため、犬に適切な運動を提供することは、犬の幸福にとって極めて重要です。
安全なプレイスペースの提供
自宅の庭にドッグランを設置することは、犬に安全な遊び場を提供するという点でも非常に有益です。
外の世界は、車や他の動物、有害な植物や物質など、犬にとって様々な危険が潜んでいます。自宅の庭に専用のスペースを設けることで、これらのリスクから犬を守りながら、ストレスなく自由に遊ばせることが可能です。
また、ドッグランは、犬が他の犬や人との社会的交流を経験できる場としても機能します。これは、とくに若い犬や社会化の段階にある犬にとって、重要な学習機会となります。
飼い主にとってのメリット
自宅の庭にドッグランを設置することは、飼い主にとっても利点があります。たとえば以下。
- 犬との絆が深まる
- 監視する必要がない
- 自由に遊ばせられる
- 飼い主がリラックスできる
- 外に飛び出す心配がない
結論として、自宅の庭にドッグランを作ることは、犬の身体的、精神的な健康を促進し、安全な遊び場を提供するための理想的な方法です。
これにより、犬は必要な運動を得られ、より幸せで健康な生活を送ることができます。同時に、飼い主にとっても多くの利点があり、ペットとの生活をより楽しく、安心できるものになるでしょう。
2.庭で遊ばせるドッグラン計画の始め方
ドッグランを設置するためには、まず利用可能なスペースの評価と計画から始める必要があります。この過程では、ペットと飼い主のニーズに合った安全で楽しい環境を作り出すための重要なステップです。
そこで、以下のように計画するのが大切で、例を5つあげてみます。
スペースの測定
利用可能な庭のサイズを正確に測定し、ドッグランに必要な最小サイズを確認します。これにより、計画を立てやすくなります。
地形の考慮
地形が平坦か、傾斜があるかを評価し、必要に応じて地形を整える工事が必要かどうかを検討します。傾斜地やコンクリート舗装の場合は、排水計画も重要です。
日陰の確保
とくに暑い季節には、ペットが休める日陰のエリアが重要です。既存の木や、人工的に作るシェードを計画に含めましょう。
フェンスの設置
ペットが逃げ出さないよう、適切な高さと強度のフェンスを設置することが重要です。また、視覚的な隔離を防ぐためのデザインも考慮に入れます。
アクセスとセキュリティ
ドッグランへのアクセス方法と、不審者や野生動物の侵入を防ぐセキュリティ対策も計画に含める必要があります。
ドッグランの計画を始める際には、これらのポイントを慎重に検討し、ペットが安全に楽しく遊べる庭づくりを目指します。
計画の初期段階での正確な準備は、トラブルを避け、長期的にドッグランを楽しむために必要不可欠です。
3.選ぶべきドッグランの種類と特徴
ドッグランの選択は、愛犬の安全と幸福を確保するための重要なステップです。ここでは、素材やデザインの選択肢と、大型犬と小型犬に適した異なるアプローチについて詳しく見ていきましょう。
舗装材の選び方
ドッグランの素材は、耐久性、メンテナンスの容易さ、そして犬の安全性に大きく影響します。よく使われる舗装材は以下です。
舗装材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
天然芝 | 柔らかく自然な感触 | 定期的なメンテナンスと水やり |
人工芝 | メンテナンスが少なく、一年中緑を保てる | 高温時には熱を持ちやすい |
砂 | 掘ったり走りやすい | 犬が汚れやすく、時々補充が必要 |
砂利 | 排水性に優れる | 犬の足には優しくない場合があり |
タイル | 汚れても洗いやすい | 施工費用が高い |
ドッグランのデザイン
ドッグランのデザインは、犬の活動性や遊び心を刺激する要素を含めることが大切です。
障害物、トンネル、ジャンプ台などのアイテムは、運動能力を高めると同時に、精神的な刺激も与えられます。また、休憩エリアや日陰を提供することで、犬が休息を取れるスペースも重要です。
大型犬と小型犬の異なるアプローチ
大型犬と小型犬では、運動の必要性や安全上の考えがちがいます。そのため、ドッグランを選ぶ際には、以下の点を考慮する必要があります。
大型犬の場合
より広いスペースと、強度の高い素材が必要です。
大型犬はより多くの運動を必要とするため、広々としたランが理想的!また、体重や力に耐えられる、耐久性のある素材を選ぶことが重要です。
小型犬の場合
小型犬向けには、安全で小さな障害物があることが望ましいです。
また、大型犬から分離されたエリアを設けることで、小型犬が安心して遊べる環境を作ることができます。
ドッグランを選ぶ際には、愛犬のサイズや性格、活動レベルを考慮することが重要。
また、素材やデザインの選択によって、犬が安全に楽しく過ごせる庭づくりができます。
さらに大型犬と小型犬では、それぞれに適したアプローチが必要で、適切なドッグランの選択によって、愛犬の幸福と健康を支えることができるでしょう。
4.ドッグランの庭づくり×DIYガイド
ドッグランをDIYでつくるためのガイドです。
愛犬用のドッグランを成功させるには、まず必要な材料とツールを準備し、次にステップバイステップの手順にそって作業を進めます。
必要な材料と道具
材料
- 【庭の場所】ドッグランを設置するための十分なスペース
- 【フェンス材料】既製品か、木材や金属などでDIYする
- 【ゲート】飼い主と愛犬の出入り口用のゲート
- 【地面の材料】犬が遊ぶための地面の材料
- 【遊具】遊ぶためのトンネルやジャンプ台
- 【排水システム】必要に応じて
道具
- 【スコップ】地面を掘るため
- 【ドリル】フェンスの建設に使用
- 【ハンマー】木材などを組み立てるため
- 【釘やネジ】フェンスの部品を固定するため
- 【水準器】フェンスが垂直になるように設置するため
ステップバイステップのドッグラン建設手順
- 【場所を決める】 ドッグランを設置するエリアの決定
- 【材料と道具の購入】ホームセンターで購入 or レンタル
- 【地面の準備】草地や石を取り除き、必要に応じて地面を平らにする
- 【舗装材を敷く】芝生、砂、砂利などの材料を敷き詰める
- 【フェンスの設置】既存の製品 or 手作りフェンスを設置する
- 【排水システムの設置】必要に応じて、適切な排水システムを設置する
- 【遊具の設置】トンネルやジャンプ台などの遊具を設置
すべての設備が安全であることを確認し、必要に応じて修正を加えます。お疲れさまでした★
自作のドッグランは、あなたの愛犬にとって、きっと楽しい遊び場となるでしょう。
計画をしっかりと立て、安全面を考慮しながら作業するのがコツ。そうすれば、愛犬と楽しい時間を過ごすための、素敵なドッグランが完成します。
5.安全性が確保できる重要なアイテム4選
愛犬の安全に必要なアイテムは以下。
- 【フェンス】侵入者の進入を阻止
- 【ゲート】飼い主と愛犬の出入り口
- 【照明】侵入者への抑止力
- 【犬小屋】安心できる場所
5-1.【フェンス】侵入者の進入を阻止
フェンスは敷地の周囲を囲うことで、侵入者の進入を物理的に阻止します。
そのためには、フェンスの高さ、材質、デザインを適切に選ぶことが必要です。高いフェンスは侵入を難しくしますが、視界を遮ることもありますので、セキュリティとプライバシーのバランスを考える必要があります。また、フェンスの材質は、耐久性があり、かんたんに壊されたり切られたりしないものを選ぶべきです。
5-2.【ゲート】飼い主と愛犬の出入り口
ゲートはフェンスと同様に、選択にあたってセキュリティを重視する必要があります。
ゲートには、鍵付きのものや、パスコード、生体認証などのセキュリティ機能を備えたものも多いです。これらの機能は、不正アクセスを防ぐ上で有効となります。
また、ゲートの位置も重要で、訪問者が容易にアクセスできる場所に設置することも大切です。安全性を確保しつつ、便利性も提供することができます。
5-3.【照明】侵入者への抑止力
適切な照明は、夜間や低視界条件下でも、敷地内の安全を確保することができます。
明るい照明は、侵入者にとって抑止力となりますし、住人や訪問者が安全に移動するのを助けます。照明は、敷地の入口、歩道、駐車場など、重要なエリアに設置することが重要です。
5-4.【犬小屋】安心できる場所
犬小屋は、犬にとって安全かつ快適な避難所を提供することで、犬の幸福と健康にとってすごく重要です。
とくに外で多くの時間を過ごす犬にとって、犬小屋は安全な隠れ場所を提供します。これは、ストレスや不安を感じた時に重要で、犬が落ち着きを取り戻すための安心できる空間です。
また、野生動物や他の犬からも保護する役割があります。
これらのアイテムを適切に組み合わせることで、ペットの安全性が大幅に向上するでしょう。
セキュリティシステムの効果的な計画と設置には、ペットだけに限らず、あなたの家の防犯対策にも最適です。
6.ドッグランのメンテナンスとケア
ドッグランを安全で清潔に保つための重要な手順と方法について、詳しく解説します。
ドッグランのメンテナンスには、清掃と衛生の維持、草と植物の管理が大事です。これらをしっかり管理することで、犬とその飼い主が快適に過ごせるでしょう。
清掃と衛生の維持
ドッグランの清掃と衛生の維持は、愛犬にとっての病気のリスクを最小限に抑え、安全な環境を提供する上で大切です。たとえば以下の手順を実行すると、ペットがすごく喜びます。
- 【定期的な清掃】排泄物は毎日取り除き、ゴミは定期的に回収
- 【消毒作業】定期的に消毒することで、細菌やウイルスの拡散を防ぐ
- 【排水システムの維持】水たまりや泥は病気の温床になるため、水はけ良く保つ
草と植物の管理
草と植物の管理も、ドッグランのメンテナンスにおいて重要な役割を果たします。おすすめは以下の作業。
- 【草の定期的な刈り込み】伸びすぎた草は害虫を引き寄せるので、定期的に草を刈り
- 【植物の選定と配置】有毒な植物は避け、強い香りは犬の嗅覚に害を与える可能性あり
- 【植物の健康の維持】庭木や草花をちゃんと管理することで、美しいドッグランが維持できる
ドッグランの適切なメンテナンスとケアによって、犬と飼い主の愛情関係がより深くなることでしょう。
清掃と衛生の維持、草と植物の適切な管理を通じて、ドッグランを快適で安全な場所にしてください。
7.あなたと犬が一緒に楽しむためのドッグラン
戸建ての庭で犬と楽しむためのドッグランは、愛犬との絆を深め、運動不足を解消し、精神的な健康を促進する素晴らしい方法です。
ここでは、ドッグランでの遊び方、トレーニングのヒント、コミュニティとの関わり方について解説します。
ドッグランでの遊び方
適切なおもちゃを用意することが大切です。犬の興味を引き、運動能力を高めるおもちゃを選びましょう。フリスビーやボール、犬用の遊具などがおすすめです。
また、犬と一緒に遊ぶことで、絆を深めることができます。犬がおもちゃを追いかけるのを助けたり、障害物コースで一緒に遊んだりして、楽しい時間を過ごしましょう。
トレーニングのヒント
犬のトレーニングには「座れ」や「待て」など、基本的なことから始めることが大切です。
トレーニングでは犬が良い行動をした際には、おやつや褒め言葉で報酬を与えると効果があります。犬はポジティブな反応によって学習しやすくなるため、おやつを与えることでは学習意欲を高めます。
また、犬の注意力は限られているため、トレーニングセッションは短くて楽しいものにすることが重要。犬が飽きずに楽しく学べるように、トレーニングを工夫しましょう。
コミュニティとの関わり
おすすめは以下の3つです。
- 【ドッグランを共有する】近隣の犬のオーナーを招待して、犬同士の社交性が高まる
- 【イベントを開催する】犬の誕生日パーティーなどを開催して、友人や隣人との絆を深める
- 【SNSで共有する】犬との楽しい瞬間共有することで、同じ趣味を持つ人と繋がることができる
戸建ての庭で犬と過ごす時間は、互いにとって有意義で楽しいものになります。
安全な環境の確保、効果的なトレーニング、そしてコミュニティとの積極的な関わりによって、愛犬との生活をより豊かなものにしましょう!
8.当社で施工したおしゃれなドッグラン4選
ここからは、当社で工事したドッグランの施工例を紹介します。
実際に犬を飼っているお客さまで、いろいろ相談しながら設計デザインしました。
9.【アンケート調査】犬にやさしい庭づくりしてる?
「ペットが喜ぶ庭にしてる?」というテーマで、調査アンケートを行いました。
結果によると、100人中56人がペットが喜ぶような庭作りをしていると回答しています。これは、ペットの幸福を重視する家庭が多いことを示しています。
しかし、44人がペットのための特別な庭作りをしていないという結果も見逃せません。これには様々な理由が考えられます。たとえば、賃貸住宅で庭の改造が許可されていない、費用や時間の制約、ペットを室内で飼っているため庭の必要性を感じていないなどがあります。
この調査の詳細はこちら ⏬
ペットが喜ぶ庭にしてる?【庭のドッグランを計画してる人必見】
まとめ
この記事では、ドッグランの基本的な考え方についてたっぷり紹介しました。いかがだったでしょうか?
庭付き一戸建てで犬を飼っているなら、ぜひドッグランを作ってあげてください。ドッグランがあることで、愛犬の身体的・精神的な健康を良くし、安全な遊び場を与えられます。
小さい庭ならDIYで、広い庭なら思い切って業者に頼みましょう。
プロの業者ならおしゃれな庭づくりができ、犬だけでなく飼い主も楽しめる庭になりますよ!
すぐ下の関連ページで「外構一括見積もり・ドッグランの施工例2つ」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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更新:2024年06月23日|公開:2024年03月26日