庭の日陰でも育つ強い植物20選【明るい日陰や半日陰におすすめ】

【更新日】2026.04.01

庭の日陰でも育つ強い植物

庭の北側や建物の陰になる場所は、日当たりが悪くて植物が育ちにくいと思われがちです。けれど、明るい日陰や半日陰に合う植物を選べば、花や葉を楽しみながら、落ち着きのある庭づくりをすることは十分できます。

この記事では、庭の日陰でも育ちやすい強い植物を20種類紹介しながら、日陰に合う植物の選び方や育て方のコツもわかりやすく解説します。花を楽しみたい方、下草やグランドカバーを探している方、半日陰で育てやすいハーブを取り入れたい方にも参考にしやすい内容です。

日陰の庭では、日照条件に合う植物を無理なく選ぶことが大切です。暗い場所だからとあきらめず、庭の環境に合う植物を見つけて、心地よい緑の空間をつくっていきましょう。


外構専門家 菅間勇
- この記事の執筆者 菅間勇 -
埼玉県生まれ。外構エクステリア業界20年以上(現在も現役)。2級建築士・2級建築施工管理技士。戸建て住宅の外構、庭づくり、植栽を中心に、現場経験をもとに情報を発信しています。 ≫信頼できる情報発信に向けての取り組み

庭の日陰でも育つ強い植物とは?

おしゃれなシェードガーデンの画像シェードガーデンの画像

庭の日陰で植物を育てるなら、日陰に合う性質の植物を選ぶことが大切です。

日がほとんど当たらない場所では、植物の生育が鈍くなり、蒸れや病害虫の影響も受けやすくなります。けれど、明るい日陰や半日陰なら、葉を楽しめる植物や花が咲く植物も十分育てられます。大切なのは、日なた向きの植物を無理に植えるのではなく、光の少ない環境に合う種類を選ぶことです。

日陰の庭は植物が育たないと思われがちですが、すべての場所が難しいわけではありません。少しでもやわらかな光が入る場所なら、環境に合う植物を選ぶことで庭づくりは十分楽しめます。庭の日陰では、暗さそのものを避けるより、日陰でも育つ強い植物を見極めて選ぶことがいちばん大切です。


2.明るい日陰や半日陰におすすめの植物20選

日陰でも育つ強い植物おすすめ20選

ここからは、庭の日陰でも育てやすく、見た目にも取り入れやすい植物を20種類紹介します。暗い場所に強い植物といっても性質はさまざまで、花を楽しめるもの、葉姿がきれいなもの、地面を覆いやすいものなど、それぞれ向いている使い方が違います。

今回は、日陰の庭で使いやすい植物を「花」「下草・リーフ」「グランドカバー」「ハーブ」の4つに分けてまとめました。庭の雰囲気や植える場所を思い浮かべながら、自分の家に合う植物を探してみてください。


ここで紹介する植物は4カテゴリ20種類
  1. 【花】明るい日陰や半日陰で花を楽しめる植物5選
  2. 【下草・リーフ】葉姿や葉色を楽しめる植物5選
  3. 【グランドカバー】日陰の地面をカバーしやすい植物5選
  4. 【ハーブ】半日陰でも育てやすい植物5選

2-1.花を楽しめる植物5選

明るい日陰や半日陰の庭でも、植物選びを工夫すれば花のある景色は十分楽しめます。

日陰の庭では、強い直射日光を好む花よりも、やわらかな光になじむ植物の方が育てやすいです。ここでは、日陰の庭に取り入れやすく、見た目にも使いやすい花を5種類紹介します。


【エビネ】シェードガーデンに合う上品な花

エビネの花は蘭に似ているエビネの花は蘭に似ている

耐陰性:★★★ 強い
耐寒性:★★★ 強い
耐暑性:★★☆ 普通

エビネは、日陰の庭に上品な雰囲気を添えやすい花です。

やわらかな光を好み、明るい日陰や半日陰で育てやすいのが魅力です。派手すぎない花姿なので、落ち着いた庭や和の雰囲気にも自然になじみます。葉の姿も整いやすく、花が終わったあとも庭の景色を支えてくれます。

華やかさの強い花を求める人には、少し控えめに見えることがあります。それでも、日陰の庭に自然になじむ花を探しているなら、エビネは使いやすい植物です。派手さよりも品のよさを大切にしたい庭に向いています。


【クリスマスローズ】冬から春に花を楽しめる

クリスマスローズは、花の少ない時期に彩りをつくりやすい植物です。

冬から春にかけて花を楽しめるので、庭がさみしく見えやすい時期にも見どころをつくれます。半日陰との相性がよく、落葉樹の下や建物の北側でも取り入れやすいです。葉にも厚みがあり、花がない時期も景色を支えやすいのが魅力です。

うつむくように咲く花が地味に見えると感じる人もいます。けれど、その控えめな咲き方が日陰の庭にはよく合い、落ち着いた美しさを引き立てます。明るすぎない場所で長く楽しめる花を選びたいときに向いています。


【アスチルベ】やわらかな花穂が美しい

アスチルベは、ふんわりした花穂の質感が魅力の植物です。

細かな花が立ち上がるように咲き、日陰の庭に軽やかな動きをつくってくれます。葉姿もやさしく、他の下草やリーフ類とも合わせやすいです。やや湿り気のある場所を好むため、明るい日陰の庭で使いやすい花のひとつです。

強い日差しの下で目立つタイプの花ではないため、華やかさが足りないと感じることもあります。それでも、日陰の庭ではこのやさしい質感がよく映え、他の植物とも自然につながります。落ち着いた雰囲気のシェードガーデンをつくりたいときに使いやすいです。


【インパチェンス】明るい日陰で花が咲きやすい

インパチェンスの鉢植えインパチェンスの鉢植え

耐陰性:★★☆ 普通
耐寒性:★☆☆ 弱い
耐暑性:★★☆ 普通

インパチェンスは、明るい日陰でも花つきがよい使いやすい植物です。

花色が豊富で、庭の雰囲気に合わせて色を選びやすいのが魅力です。明るい日陰や半日陰なら長く花を楽しみやすく、花壇や鉢植えにも使えます。やわらかな日差しの場所に植えると、庭全体を明るく見せやすくなります。

真っ暗な日陰では花つきが落ちやすく、乾燥しすぎる場所にも向きません。けれど、やわらかな光が入る場所なら、日陰の庭でもしっかり花を楽しめます。見た目の華やかさを足したい人に向いている植物です。


【シュウメイギク】秋の庭をやさしく彩る

シュウメイギクは、秋の庭にやさしい花色を添えやすい植物です。

夏の終わりから秋にかけて花を咲かせるため、季節の移り変わりを感じやすくなります。細い茎の先に咲く花が軽やかで、日陰の庭を重たく見せにくいのも魅力です。半日陰になじみやすく、和風・ナチュラルどちらの庭にも合わせやすいです。

広がり方によっては、少し勢いがあると感じることがあります。それでも、植える場所を考えて使えば、秋の庭にやさしい見どころをつくりやすい花です。明るい日陰で季節感のある庭をつくりたい人に向いています。


2-2.下草・リーフを楽しめる植物5選

日陰の庭では、花だけでなく葉の形や色を楽しめる植物を取り入れると、落ち着きのある景色をつくりやすくなります。

下草やリーフ類は、庭木の足元を自然につなぎ、日陰の空間にやわらかさや奥行きを加えてくれる存在です。ここでは、明るい日陰や半日陰の庭に合わせやすい植物を5種類紹介します。


【ギボウシ】日陰の庭を明るく見せる定番リーフ

「ホスタ」とも呼ばれグランドカバーに利用される「ホスタ」とも呼ばれグランドカバーに利用される

耐陰性:★★☆ 普通
耐寒性:★★★ 強い
耐暑性:★★☆ 普通

ギボウシは、葉の美しさを楽しめる定番リーフとして使いやすい植物です。

大きく広がる葉が特徴で、日陰の庭でも存在感を出しやすいのが魅力です。葉色や斑入りの種類も豊富なので、庭の雰囲気に合わせて選びやすくなります。明るい日陰や半日陰になじみやすく、庭木の足元を整える植物としても使いやすいです。

花が主役の庭をイメージしている人には、少し地味に感じることがあります。それでも、葉姿そのものに見ごたえがあるため、日陰の庭ではとても頼りになる植物です。花よりも葉を楽しむ植栽を考えるなら、ギボウシは外しにくい定番です。


【ヒューケラ】葉色が豊富でカラーリーフに使いやすい

ヒューケラは、葉色の変化を楽しめるカラーリーフとして人気の植物です。

赤みのある葉やライム色の葉など種類が多く、日陰の庭に色の変化をつけやすいのが魅力です。草姿がまとまりやすく、花壇の縁や庭木の足元にも取り入れやすくなっています。花が少ない時期でも葉色で景色を支えられるので、日陰の庭を単調に見せにくいです。

色がきれいなぶん、組み合わせ次第では少しにぎやかに見えることがあります。けれど、数をしぼって使えば、日陰の庭にほどよいアクセントを加えやすいです。葉を楽しむ植栽の中でも、見た目の変化をつけたいときに使いやすい植物です。


【フウチソウ】やわらかな葉姿が美しい

フウチソウは、流れるような葉姿が美しい下草です。

細長い葉がふんわり広がるため、日陰の庭に軽やかな動きをつくれます。和風の庭にはもちろん、ナチュラルな外構にもなじみやすいのが魅力です。半日陰で葉色がやわらかく見えやすく、他のリーフ類と合わせても重たくなりにくいです。

はっきりした花色や強い存在感を求める人には、少し控えめに見えることがあります。それでも、日陰の庭ではこのやわらかな葉姿がよく映え、空間を上品に整えやすいです。落ち着いた雰囲気の下草を探しているなら取り入れやすい植物です。


【シャガ】半日陰で葉も花も楽しめる

次々にきれいな花を咲かせるシャガ次々にきれいな花を咲かせるシャガ

耐陰性:★★★ 強い
耐寒性:★★★ 強い
耐暑性:★★☆ 普通

シャガは、葉と花の両方を楽しめる使いやすい植物です。

細長い葉がすっきり伸び、春にはやさしい色合いの花を咲かせます。明るい日陰から半日陰に向き、庭木の下や建物まわりの植栽にも取り入れやすいです。葉だけの時期も景色を整えやすく、花が咲く時期には日陰の庭に見どころをつくれます。

広がりやすいため、場所によっては勢いが強く見えることがあります。けれど、広がってよい場所に使えば、日陰の庭を自然につないでくれる便利な植物です。葉と花の両方を楽しみたい人に向いています。


【ヤブラン】丈夫で使いやすい定番の下草

ヤブランは、丈夫で管理しやすい定番の下草です。

細い葉がまとまりよく茂り、庭の足元をすっきり整えやすいのが魅力です。明るい日陰から半日陰で育てやすく、外構の植栽にもよくなじみます。季節になると花穂も上がるため、葉だけで終わらず小さな見どころもつくれます。

華やかさの強い植栽を求める人には、少しおとなしく見えることがあります。それでも、扱いやすさと景色のなじみやすさを考えると、とても優秀な植物です。日陰の庭で失敗しにくい下草を選びたいなら、ヤブランは候補に入れやすいです。


2-3.グランドカバーに使いやすい植物5選

日陰の庭では、土が見えすぎないように地面を自然に覆える植物を選ぶと、景色がまとまりやすくなります。

グランドカバーは見た目を整えるだけでなく、泥はねを抑えたり、雑草対策の助けになったりするのも魅力です。ここでは、明るい日陰や半日陰で使いやすい植物を5種類紹介します。


【リュウノヒゲ】日陰でも使いやすい丈夫な下草

土間コンクリートの目地に必須のリュウノヒゲ土間コンクリートの目地に必須のリュウノヒゲ

耐陰性:★★★ 強い
耐寒性:★★★ 強い
耐暑性:★★☆ 普通

リュウノヒゲは、日陰でも使いやすい丈夫さが魅力の定番グランドカバーです。

細い葉がまとまりよく茂り、庭の足元をすっきり整えやすいのが特徴です。明るい日陰から半日陰で使いやすく、庭木の下や建物まわりにもなじみます。外構まわりでも取り入れやすく、落ち着いた雰囲気の地面づくりに向いています。

派手な見た目を求める人には、少し控えめに感じることがあります。それでも、日陰の庭で失敗しにくく、長く使いやすい植物を選ぶなら、リュウノヒゲは非常に優秀です。見た目よりも使いやすさを重視したい場所に向いています。


【アジュガ】花と葉色の両方を楽しめる

花色と葉っぱのコントラストがきれいなアジュガ花色と葉っぱのコントラストがきれいなアジュガ

耐陰性:★★★ 強い
耐寒性:★★★ 強い
耐暑性:★★★ 強い

アジュガは、葉色と花の両方を楽しめるグランドカバーです。

地面を這うように広がりながら、葉色の変化で庭にアクセントを加えやすいのが魅力です。春には花も楽しめるため、日陰の足元植栽が単調になりにくくなります。明るい日陰や半日陰で使いやすく、シェードガーデンにもよく合います。

広がり方によっては、少し勢いがあると感じることがあります。けれど、使う範囲を決めて取り入れれば、日陰の庭を華やかに見せやすい植物です。葉も花も楽しめるグランドカバーを探している人に向いています。


【ディコンドラ】やわらかな葉で地面を覆いやすい

ディコンドラは、やわらかな葉の質感が魅力のグランドカバーです。

小さな葉がふんわり広がるため、地面をやさしい雰囲気に見せやすいのが特徴です。明るい日陰や半日陰なら使いやすく、ナチュラルな庭ややわらかな植栽によく合います。足元を軽く見せたい場所にも取り入れやすい植物です。

深い日陰や踏まれる場所では、思ったほど広がらないことがあります。それでも、やわらかな光が入る場所なら、見た目の軽さを出しやすい植物です。重たく見えやすい日陰の庭に、やさしい印象を足したいときに向いています。


【ワイヤープランツ】軽やかな雰囲気をつくりやすい

ワイヤープランツは、細かな枝葉の軽さを楽しめる植物です。

小さな丸葉が細い枝に連なり、日陰の足元に動きのある景色をつくれます。明るい日陰や半日陰で使いやすく、他の植物と組み合わせても重たく見えにくいのが魅力です。鉢植えだけでなく、庭の縁や足元植栽にも取り入れやすいです。

広がり方によっては、少し自由に伸びる印象を受けることがあります。けれど、刈り込みや整理をしながら使えば、日陰の庭に軽やかな表情を加えやすい植物です。きっちりしすぎない自然な足元づくりに向いています。


【ヒメイワダレソウ】明るい日陰で広がりやすい

ヒメイワダレソウは、地面を広く覆いやすいグランドカバーです。

小さな葉で地面を埋めるように広がるため、広めの場所にも使いやすいのが特徴です。日当たりのよい場所の方が育ちやすいですが、明るい日陰なら取り入れられる場面もあります。足元を明るく見せたい場所や、面で広げたい場所に向いています。

深い日陰では生育が弱くなりやすいため、どこでも同じように使える植物ではありません。それでも、やわらかな光が入る場所なら広がりやすく、使い方次第で便利なグランドカバーになります。庭の日陰でも、比較的明るい場所を選んで使うのがポイントです。


2-4.半日陰で育てやすいハーブ5選

日陰の庭では、見た目だけでなく香りや食用としても楽しめる植物を取り入れると、庭づくりの幅が広がります。

ハーブの多くは日当たりを好みますが、種類によっては明るい日陰や半日陰でも育てやすいものがあります。ここでは、庭の日陰でも使いやすく、暮らしの中で楽しみやすいハーブを5種類紹介します。


【ミツバ】和の庭にもなじみやすい香味野菜

みずみずしいミツバの画像みずみずしいミツバの画像

耐陰性:★★☆ 普通
耐寒性:★★☆ 普通
耐暑性:★☆☆ 弱い

ミツバは、半日陰との相性がよい香味野菜です。

やわらかな葉姿をしていて、和風の庭や落ち着いた植栽にも自然になじみます。強い日差しよりも、やわらかな光が入る場所の方が育てやすいのも魅力です。食用として使えるだけでなく、日陰の庭に軽やかな緑を添えやすい植物でもあります。

ハーブとしての華やかさは控えめに見えることがあります。それでも、日陰でも育てやすく、食卓にも使いやすい点は大きな魅力です。見た目と実用性の両方を求める人に向いています。


【ミョウガ】日陰でも育てやすい定番植物

夏に食べるそうめんの薬味に欠かせないミョウガ夏に食べるそうめんの薬味に欠かせないミョウガ

耐陰性:★★★ 強い
耐寒性:★☆☆ 弱い
耐暑性:★★☆ 普通

ミョウガは、日陰でも育てやすい丈夫さが魅力の植物です。

半日陰から明るい日陰でも生育しやすく、庭のすみに取り入れやすいのが特徴です。葉のボリュームもあるため、植えるだけで足元に緑の量感を出しやすくなります。食用として収穫もできるので、観賞と実用を兼ねやすい植物です。

広がり方によっては、思ったより勢いがあると感じることがあります。けれど、場所を決めて使えば、日陰の庭でも育てやすく扱いやすい植物です。強い日差しが苦手な場所を生かしたいときに向いています。


【レモンバーム】爽やかな香りを楽しめる

レモンのような香りのレモンバームレモンのような香りのレモンバーム

耐陰性:★★★ 強い
耐寒性:★★★ 強い
耐暑性:★★☆ 普通

レモンバームは、爽やかな香りを楽しめる使いやすいハーブです。

やわらかな葉色で明るく見えやすく、半日陰の庭にも取り入れやすいのが魅力です。葉に触れると香りが立つため、庭に出たときの楽しみも増えます。見た目だけでなく、ハーブティーや香りづけにも使いやすい植物です。

勢いよく育つぶん、放っておくと広がりやすいと感じることがあります。それでも、少し整理しながら使えば、日陰の庭に明るさと香りを足しやすい植物です。見た目の軽さと実用性を両立したい人に向いています。


【チャイブ】花も食用も楽しめる

かわいらしい花が咲くチェイブかわいらしい花が咲くチェイブ

耐陰性:★★☆ 普通
耐寒性:★★★ 強い
耐暑性:★★☆ 普通

チャイブは、花と食用の両方を楽しめるハーブです。

細い葉がすっきり伸び、初夏にはやわらかな花も楽しめるため、見た目にも使いやすいのが特徴です。半日陰でも育てやすく、花壇の縁や小さなスペースにも取り入れやすくなっています。料理に使えるだけでなく、庭の中で軽やかなアクセントにもなります。

強い香りのハーブを期待すると、少し穏やかに感じることがあります。けれど、そのやさしい使いやすさが庭にも食卓にもなじみやすいです。見た目と実用性のバランスを取りたい人に向いています。


【パセリ】明るい日陰でも育てやすい

パセリは、明るい日陰でも育てやすい身近なハーブです。

強い直射日光が当たり続ける場所よりも、やわらかな光が入る場所の方が葉を保ちやすいことがあります。葉の細かな形にも観賞価値があり、食用としてだけでなく足元の緑としても使いやすいです。半日陰の花壇や家庭菜園スペースにも取り入れやすい植物です。

深い日陰では生育が弱くなりやすく、どこでも同じように育つわけではありません。それでも、やわらかな光が入る場所なら扱いやすく、日常にも使いやすい植物です。半日陰で使える身近なハーブを探している人に向いています。


3.おすすめ植物20種類を比較表でチェック

庭の日陰でも育つ強い植物20種類の比較表

紹介した20種類を一覧で見比べたい方のために、耐陰性・耐寒性・耐暑性を比較表にまとめました。

植物名 カテゴリ 耐陰性 耐寒性 耐暑性
エビネ ★★★ ★★★ ★★☆
クリスマスローズ ★★★ ★★★ ★★☆
アスチルベ ★★☆ ★★★ ★★☆
インパチェンス ★★☆ ★☆☆ ★★☆
シュウメイギク ★★☆ ★★★ ★★☆
ギボウシ 下草・リーフ ★★☆ ★★★ ★★☆
ヒューケラ 下草・リーフ ★★☆ ★★★ ★★☆
フウチソウ 下草・リーフ ★★★ ★★★ ★★☆
シャガ 下草・リーフ ★★★ ★★★ ★★☆
ヤブラン 下草・リーフ ★★★ ★★★ ★★☆
リュウノヒゲ グランドカバー ★★★ ★★★ ★★☆
アジュガ グランドカバー ★★★ ★★★ ★★★
ディコンドラ グランドカバー ★★☆ ★★☆ ★★☆
ワイヤープランツ グランドカバー ★★☆ ★★☆ ★★☆
ヒメイワダレソウ グランドカバー ★★☆ ★★☆ ★★★
ミツバ ハーブ ★★☆ ★★☆ ★☆☆
ミョウガ ハーブ ★★★ ★★☆ ★★☆
レモンバーム ハーブ ★★★ ★★★ ★★☆
チャイブ ハーブ ★★☆ ★★★ ★★☆
パセリ ハーブ ★★☆ ★★☆ ★★☆

★★★:強い|★★☆:普通|★☆☆:弱い

※耐陰性・耐寒性・耐暑性は、庭の明るい日陰や半日陰で育てる場合の目安です。

※植物名をクリックすると、このページ内の各解説へ移動できます。


4.庭の日陰に合う植物の選び方

庭の日陰に植える植物は、日当たりの条件に合う種類を選ぶことが大切です。

同じ日陰でも、午前中だけ日が入る半日陰と、建物の北側のような明るい日陰では向いている植物が少し変わります。花を楽しみたいのか、葉の美しさを楽しみたいのかによっても選び方は違います。さらに、庭木の下・花壇・通路沿いなど、植える場所の役割まで考えると失敗しにくくなります。

日陰に強いと書かれていても、どんな場所でも同じように育つわけではありません。それでも、明るい日陰か半日陰かを見分けて、庭の使い方に合う植物を選べば取り入れやすくなります。庭の日陰では、好みだけでなく環境との相性まで考えて選ぶことがポイントです。


5.日陰の庭で失敗しない育て方のコツ

日陰の庭では、蒸れと乾燥の両方に気をつけながら育てることが大切です。

日陰は土が乾きにくい印象がありますが、場所によっては根が蒸れやすくなったり、夏の西日で急に乾いたりします。風通しが悪い場所では、病害虫や根腐れの原因にもなりやすいです。最初から植えすぎず、植物どうしの間隔を少しとって植えると管理もしやすくなります。

日陰向きの植物なら放っておいても大丈夫と思われがちですが、環境が合わないと元気をなくすことがあります。それでも、水はけや風通しを整えて、無理のない本数で始めれば育てやすくなります。日陰の庭では、植物の性質に頼るだけでなく、植える環境を整えることが失敗を減らすコツです。


6.よくある質問5つ(FAQ)

Q1. 庭の日陰でも花は楽しめますか?

はい、明るい日陰や半日陰なら花を楽しめる植物はあります。エビネやクリスマスローズ、インパチェンスなど、やわらかな光に合う種類を選ぶことが大切です。


Q2. 半日陰と明るい日陰はどう違いますか?

半日陰は一日のうち数時間だけ日が当たる場所で、明るい日陰は直射日光は少ないものの周囲の明るさがある場所です。花を楽しみたいなら半日陰、葉もの中心なら明るい日陰でも選びやすくなります。


Q3. 日陰の庭にはどんな植物が向いていますか?

ギボウシやヤブランのような下草、リュウノヒゲやアジュガのようなグランドカバーは使いやすいです。花を入れたいなら、日陰や半日陰に合う種類を選ぶと庭がまとまりやすくなります。


Q4. 日陰でもハーブは育てられますか?

すべてのハーブが向くわけではありませんが、ミツバやミョウガ、レモンバームなどは半日陰でも育てやすいです。真っ暗な場所ではなく、やわらかな光が少し入る場所を選ぶのがポイントです。


Q5. 日陰の庭で植物がうまく育たない原因は何ですか?

日照不足だけでなく、風通しの悪さ、水はけの悪さ、夏の西日などが原因になることがあります。植物の種類だけでなく、植える場所の環境もあわせて見直すと育てやすくなります。


まとめ

庭の日陰でも、環境に合う植物を選べば、花や葉を楽しめる庭づくりは十分できます。この記事では、明るい日陰や半日陰で育てやすい植物を20種類紹介しながら、選び方や育て方のコツまで整理しました。

確認しておきたいのは、日陰の強さに合う植物を選ぶことと、花・下草・グランドカバー・ハーブの役割を分けて考えることです。さらに、風通しや水はけ、西日の当たり方まで見ながら植えることで、日陰の庭でも無理なく植物を楽しみやすくなります。

日当たりが悪いからといって、庭づくりをあきらめる必要はありません。庭の条件に合う植物をしぼって選べば、外構全体になじむ落ち着いた緑の空間をつくりやすくなります。


クローバーガーデンの職人

日陰の庭は難しそうに見えても、合う植物を選ぶと、やわらかく落ち着いた雰囲気が出やすいと感じます。

無理に日なた向きの植物を植えるより、その場所になじむ種類を選んだ方が、見た目も管理のしやすさも自然に整いやすいです。


更新:2026年04月01日|公開:2026年03月19日

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