日陰でも育つおしゃれな木20選【庭におすすめの強い庭木を紹介】

【更新日】2026.04.01

日陰でも育つおしゃれな木

建物の北側や家に囲まれた庭は、日当たりが限られるため「どんな木を植えればいいのか」と迷いやすい場所です。けれど、明るい日陰や半日陰に合う庭木を選べば、葉姿や花、実を楽しみながら、落ち着きのある庭づくりをすることは十分できます。

この記事では、日陰でも育ちやすいおしゃれな木を20種類紹介しながら、庭での使い方や選び方のポイントもわかりやすく解説します。目隠しに使いやすい常緑樹、半日陰で映えるシンボルツリー、花を楽しめる木、暗い日陰でも育てやすい低木まで、庭づくりに役立つ木をまとめました。

日陰の庭では、強い木を選ぶだけでなく、その場所に合う見た目や使い方まで考えることが大切です。庭の条件に合う木を見つけて、やわらかく整った緑の空間をつくっていきましょう。


外構専門家 菅間勇
- この記事の執筆者 菅間勇 -
埼玉県生まれ。外構エクステリア業界20年以上(現在も現役)。2級建築士・2級建築施工管理技士。戸建て住宅の外構、庭づくり、植栽を中心に、現場経験をもとに情報を発信しています。 ≫信頼できる情報発信に向けての取り組み

1.日陰でも育つおしゃれな木とは?

シェードガーデンの植栽例シェードガーデンの植栽例

日陰の庭で木を選ぶときは、日照条件に合う種類を選ぶことが大切です。

建物の北側や周囲を家に囲まれた場所では、日照不足の影響で木が育ちにくくなることがあります。けれど、明るい日陰や半日陰なら、葉姿がきれいな木や花を楽しめる木も十分取り入れられます。大切なのは、日なたを好む木を無理に植えるのではなく、光の少ない環境に合う庭木を選ぶことです。

日陰の庭はおしゃれな木が育たないと思われがちですが、すべての場所が難しいわけではありません。暗い日陰には低木や常緑樹、明るい日陰や半日陰には花や葉を楽しめる庭木を選ぶことで、庭の印象は十分整えられます。日陰の庭では、強さだけでなく、その場所になじむ見た目まで考えて木を選ぶことがポイントです。


2.明るい日陰や半日陰におすすめの木20選

明るい日陰や半日陰におすすめの木20選

ここからは、日陰の庭でも取り入れやすく、見た目にも使いやすい木を20種類紹介します。日陰に強い木といっても性質はさまざまで、目隠しに向く常緑樹、半日陰で映えるシンボルツリー、花を楽しめる木、暗い場所でも育てやすい低木など、それぞれ向いている使い方が違います。

今回は、庭での使いやすさを考えて「目隠し」「シンボルツリー」「花木」「低木」「果樹・つる性木本」の5つに分けてまとめました。庭の雰囲気や植える場所を思い浮かべながら、自分の家に合う木を探してみてください。


ここで紹介する木は5カテゴリ20種類
  1. 【目隠し】使いやすい常緑樹3選
  2. 【シンボルツリー】半日陰で映えるおしゃれな木5選
  3. 【花木】花を楽しめるおすすめの木4選
  4. 【低木】暗い日陰でも育てやすい木5選
  5. 【果樹・つる性木本】実を楽しめる木3選

2-1.目隠しに使いやすい常緑樹3選

日陰の庭で目隠しを考えるなら、葉が一年を通して残る常緑樹が使いやすいです。

明るい日陰や半日陰でも葉を保ちやすい木を選ぶと、視線をやわらげながら庭の印象も整えやすくなります。ここでは、見た目と使いやすさのバランスがよい常緑樹を3種類紹介します。


【ソヨゴ】日陰の庭でも上品にまとまりやすい常緑樹

ソヨゴのシンボルツリー植栽例・果実・花

ソヨゴは、やわらかな印象で目隠しにも使いやすい人気の常緑樹です。

成長が比較的ゆるやかで、剪定の回数を抑えやすいのが魅力です。つやのある濃い緑の葉は一年を通して景色を安定させ、赤い実がつくと季節感も出しやすくなります。株立ちで植えると圧迫感が出にくく、明るい日陰の庭にも自然になじみます。

花の華やかさを主役にしたい人には、少し控えめに見えることがあります。それでも、葉姿のきれいさと管理のしやすさを両立したいなら、ソヨゴは非常に使いやすい木です。日陰の庭でも上品に整えたいときに向いています。

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【ツバキ】花と葉を楽しめる定番の常緑樹

ツバキの植栽例・花

ツバキは、花と葉の両方を楽しめる定番の常緑樹です。

つやのある葉が一年を通して景色を整え、花の少ない時期にも見どころをつくりやすいのが魅力です。明るい日陰から半日陰でも育てやすく、和風にも洋風にも合わせやすくなっています。目隠しとして使う場合も、やわらかく落ち着いた印象を出しやすいです。

落花が気になる場面はありますが、掃除しやすい場所なら大きな負担になりにくいです。それでも、花のある常緑樹を日陰の庭に取り入れたいなら、ツバキは候補に入れやすい木です。見た目の上品さを大切にしたい庭に向いています。

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【月桂樹】香りのある葉と樹形を楽しめる庭木

濃緑色の葉を持つ月桂樹濃緑色の葉を持つ月桂樹

月桂樹は、葉の香りと常緑の緑を楽しめる庭木です。

濃い緑の葉がしっかり茂るため、目隠しや背景づくりにも使いやすいのが魅力です。料理に使うローリエとしても知られ、実用性を兼ねやすい木でもあります。刈り込みに耐えるので、庭の広さに合わせて形を整えやすいです。

生育が旺盛なので、放っておくと大きくなりやすい面があります。それでも、剪定を前提に使えば、目隠しと実用性の両方を取り入れやすい木です。庭の緑に少し特徴を持たせたいときにも向いています。


2-2.半日陰で映えるシンボルツリー5選

半日陰の庭では、葉姿や花がきれいに見える木を選ぶと、シンボルツリーとしての存在感を出しやすくなります。

強い日差しを前提にしなくても楽しめる木なら、建物まわりや庭の一角にも取り入れやすいです。ここでは、明るい日陰や半日陰で映えやすい人気の木を5種類紹介します。


【ヤマボウシ】花・実・紅葉を楽しめる人気の庭木

ヤマボウシのシンボルツリー植栽例・花・果実

ヤマボウシは、花も実も紅葉も楽しめる人気のシンボルツリーです。

株立ちの樹形がやわらかく、明るい日陰や半日陰でも自然な雰囲気をつくりやすいのが魅力です。花の時期だけでなく、秋の実や紅葉でも庭に変化を出せます。ナチュラルな外構や雑木風の庭にもよくなじみます。

暗い日陰では花つきや樹形の良さが出にくいことがあります。それでも、やわらかな光が入る場所なら、庭の主役として十分使いやすい木です。日陰寄りの庭でもおしゃれなシンボルツリーを探している人に向いています。

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【イロハモミジ】やわらかな葉姿と紅葉が美しい

モミジのシンボルツリー植栽例・紅葉・新緑

イロハモミジは、繊細な葉姿と紅葉の美しさが魅力の庭木です。

やわらかな枝ぶりと葉の重なりが、半日陰の庭に涼しげな印象をつくってくれます。春の芽出し、新緑、秋の紅葉と季節ごとの見どころが多く、1本あるだけで景色に深みが出やすいです。和風だけでなく、落ち着いたナチュラル外構にもよく合います。

暗すぎる場所では紅葉や枝ぶりの魅力が出にくくなります。けれど、やわらかな光が入る場所なら、日差しが強すぎないぶん葉をきれいに保ちやすい面もあります。静かな美しさを大切にしたい庭に向いています。

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【ジューンベリー】花と実を楽しめるナチュラルな木

ジューンベリーのシンボルツリー植栽例・果実・花

ジューンベリーは、花と実を楽しめるナチュラルな雰囲気の庭木です。

春の白花、初夏の実、秋の紅葉と見どころが多く、半日陰でも取り入れやすいのが魅力です。雑木のようなやさしい雰囲気があり、和風にも洋風にもなじみやすくなっています。株立ちで使うと圧迫感が出にくく、庭に軽さを出しやすいです。

実をしっかり楽しみたい場合は、鳥に食べられやすい点に注意が必要です。それでも、見た目と季節感の両方を楽しみたいなら、ジューンベリーは非常に使いやすい木です。明るい日陰の庭を自然に見せたい人に向いています。

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【ハナミズキ】春の花が印象的なシンボルツリー

ハナミズキのシンボルツリー植栽例・花・紅葉

ハナミズキは、春の花で庭を印象づけやすいシンボルツリーです。

花の咲く時期には一気に庭が明るくなり、玄関まわりや前庭の主役になりやすいのが魅力です。樹形も比較的整いやすく、洋風の外構やカジュアルな住宅とも合わせやすいです。半日陰でもやわらかな光が入る場所なら取り入れやすくなります。

暗い日陰では花つきが落ちやすく、向くのは半日陰までと考えた方が安心です。それでも、やわらかな光が入る場所なら、季節感のある主木として十分魅力があります。花で庭の印象を整えたい人に向いています。

ハナミズキはシンボルツリーにおすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


【エゴノキ】雑木風の自然な樹姿がかっこいい

エゴノキの白花・ピンク花・果実

エゴノキは、雑木風の自然な樹姿が魅力の庭木です。

初夏の花がやさしく咲き、ナチュラルな庭や雑木の庭に自然な雰囲気を添えやすいのが魅力です。枝ぶりや葉の見え方にも味わいがあり、強く主張しすぎずに景色になじみます。半日陰でやわらかな光を受ける場所なら、樹形の美しさも出しやすいです。

華やかな花木を想像していると、少し控えめに感じることがあります。けれど、この自然な雰囲気こそがエゴノキの魅力で、半日陰の庭にもよく合います。派手さよりも樹姿の美しさを大切にしたい庭に向いています。

エゴノキはシンボルツリーにおすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


2-3.花を楽しめる庭木4選

日陰の庭では、やわらかな光に合う花木を選ぶと、派手すぎず落ち着いた華やかさをつくりやすくなります。

半日陰や明るい日陰になじむ花木なら、玄関まわりや庭木の足元にも自然に取り入れやすいです。ここでは、花を楽しみたい人に向けて使いやすい木を4種類紹介します。


【アセビ】日陰にもなじみやすい花木

かわいい白い花を咲かせるアセビ

アセビは、低めの樹形で花を楽しめる常緑の花木です。

鈴のような花がやさしく咲き、日陰の庭にも落ち着いた華やかさを加えやすいのが魅力です。背が高くなりすぎにくいため、庭のワンポイントとしても使いやすくなっています。葉もきれいで、花が終わったあとも景色を支えやすいです。

花の華やかさを強く求める人には、少し控えめに見えることがあります。それでも、日陰の庭に自然になじむ花木としてはとても使いやすい木です。落ち着いた雰囲気の庭を整えたい人に向いています。

アセビは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


【クチナシ】香りのある白花を楽しめる低木

庭に植えた白い花を咲かせるクチナシ

クチナシは、白い花と甘い香りを楽しめる低木です。

初夏に花が咲くと、見た目だけでなく香りでも庭に印象をつくりやすくなります。明るい日陰や半日陰でも使いやすく、玄関近くや通路沿いに植えると魅力が生きやすいです。葉も濃くつやがあり、花のない時期も整った印象を保ちやすいです。

蒸れやすい環境では状態を崩しやすいことがあります。けれど、風通しを確保して植えれば、日陰寄りの庭にも取り入れやすい花木です。香りまで楽しみたい人に向いています。

クチナシは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


【ジンチョウゲ】春の香りを楽しめる人気の庭木

ジンチョウゲの植栽例・花

ジンチョウゲは、香り高い花を楽しめる人気の低木です。

春先に花が咲くと、近くを通るたびに香りを感じられるのが魅力です。樹形が大きくなりすぎにくいため、狭い庭や玄関まわりにも使いやすくなっています。明るい日陰でも取り入れやすく、落ち着いた庭のアクセントにもなります。

移植や環境変化にやや敏感な面はありますが、場所を決めて丁寧に使えば大きな魅力があります。それでも、日陰寄りの庭で香りのある花木を探しているなら、ジンチョウゲは有力な候補です。見た目と香りの両方を楽しみたい人に向いています。

ジンチョウゲは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


【アジサイ】半日陰の庭で花が映える定番花木

アジサイの植栽例・花

アジサイは、半日陰で花が映えやすい定番の花木です。

梅雨時の花が印象的で、日陰寄りの庭でも一気に華やかさを出しやすいのが魅力です。やわらかな光の場所なら花色も見やすく、落ち着いた外構にも自然になじみます。品種が多く、庭の雰囲気に合わせて選びやすいのも強みです。

真っ暗な日陰では花つきが落ちやすいため、向くのは半日陰までと考えるのが安心です。それでも、日陰の庭で花を楽しみたい人にとって、アジサイは非常に使いやすい木です。明るい日陰で季節感を出したいときに向いています。

アジサイは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


2-4.暗い日陰でも育てやすい低木5選

建物の北側や庭の奥など、暗い日陰に近い場所では、低木や常緑樹の方が使いやすいことが多いです。

花の華やかさよりも、葉や実の美しさで景色を整える木を選ぶと、暗さのある場所でも庭の印象を明るくしやすくなります。ここでは、日陰の強い場所に取り入れやすい木を5種類紹介します。


【ナンテン】実と葉色の変化を楽しめる低木

南天の植栽例・果実・花

ナンテンは、実と葉色の変化を楽しめる縁起のよい低木です。

赤い実や葉色の変化が見どころになり、暗い場所でも庭に彩りをつくりやすいのが魅力です。常緑で管理もしやすく、玄関まわりや庭の一角にも取り入れやすくなっています。和風の庭はもちろん、落ち着いた外構にも合わせやすいです。

花を主役にしたい人には、少し控えめに感じることがあります。それでも、日陰寄りの庭で実や葉を楽しみたいなら、ナンテンはとても使いやすい木です。暗い場所の印象をやわらげたいときに向いています。

ナンテンは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


【マサキ】目隠しにも使いやすい丈夫な常緑低木

マサキの植栽例・果実・葉っぱ

マサキは、日陰にも耐えやすい丈夫さが魅力の常緑低木です。

葉が密につきやすく、目隠しや背景づくりにも使いやすいのが特徴です。刈り込みにも強いため、形を整えながら管理しやすくなっています。斑入り品種を選ぶと、暗い場所に少し明るさを足しやすいのも魅力です。

単体で見ると少し素朴に感じることがあります。けれど、実際には使い勝手がよく、暗い場所を整える低木としてとても優秀です。日陰の庭でまず失敗しにくい木を選びたいときに向いています。

マサキは生垣や庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


【アオキ】暗い日陰でも使いやすい代表的な庭木

アオキの植栽例・果実・葉っぱ

アオキは、暗い日陰でも使いやすい代表的な庭木です。

つやのある葉が一年を通して残り、日陰の強い場所でも景色を保ちやすいのが魅力です。赤い実や斑入りの葉も楽しめるため、暗く見えやすい場所の印象をやわらげやすくなります。低木として使いやすく、庭の奥や建物際にも取り入れやすいです。

華やかな花木のような見せ方はしにくい面があります。それでも、暗い日陰でも使える木としては非常に頼もしく、庭づくりでは価値が高いです。日当たりの悪い場所を無理なく整えたい人に向いています。

アオキは庭木におすすめの陰樹【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


【センリョウ】実が映える和の雰囲気の低木

センリョウの実と葉

センリョウは、赤い実が映える和の雰囲気の低木です。

日陰の庭にもなじみやすく、冬の時期に実が見どころになりやすいのが魅力です。葉のつやもきれいで、花の少ない時期の庭に表情をつくれます。暗い場所でも、実の色で少し明るさを感じやすい木です。

花の華やかさよりも実や葉を楽しむ木なので、派手な印象はありません。それでも、暗い日陰で景色を整える木としてはとても使いやすいです。和の落ち着きや季節感を取り入れたい庭に向いています。

センリョウは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


【マンリョウ】赤い実を長く楽しめる常緑低木

マンリョウの実と葉

マンリョウは、赤い実を長く楽しめる常緑低木です。

葉の下に実がつく独特の姿が特徴で、日陰の庭にも静かな見どころをつくりやすいのが魅力です。常緑の葉もきれいで、暗い場所でも寂しく見えにくくなります。和風の庭はもちろん、落ち着いたナチュラル外構にもなじみます。

実が主役なので、季節によって印象が変わる木ではあります。それでも、日陰寄りの場所でも景色を整えやすく、赤い実の効果は大きいです。暗い庭の一角に小さな見どころをつくりたい人に向いています。

マンリョウは庭木におすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


2-5.実を楽しめる果樹・つる性木本3選

日陰の庭でも、明るい日陰や半日陰なら実を楽しめる木を取り入れられる場面があります。

果樹やつる性木本は、食べる楽しみや季節感を加えられるのが魅力です。ここでは、日陰寄りの庭でも比較的使いやすい種類を3つ紹介します。


【ラズベリー】半日陰でも育てやすい果樹

ラズベリーの植栽例・果実・葉っぱ

ラズベリーは、実の収穫を楽しみやすい果樹です。

フェンスや支柱に誘引しながら育てられるため、庭の一角を有効に使いやすいのが魅力です。やわらかな光が入る半日陰なら取り入れやすく、実がなる楽しみも感じやすくなります。葉の雰囲気も軽やかで、ナチュラルな庭によく合います。

暗い日陰では実つきが弱くなりやすいため、向くのは半日陰までと考えるのが安心です。それでも、食べる楽しみのある木を庭に入れたいなら、ラズベリーは扱いやすい部類です。日陰寄りの庭に少し遊びを加えたい人に向いています。

ラズベリーは庭でも育てやすい果樹【特徴・育て方・剪定・実つきのポイントを解説】


【柿の木】実と紅葉を楽しめる庭木

柿の木の実と葉

柿の木は、実と紅葉の両方を楽しめる庭木です。

昔から親しまれてきた木で、秋の実りを感じられるのが大きな魅力です。やわらかな光が入る半日陰なら庭木として使える場面もあり、秋の景色に深みを出しやすくなります。実のある風景そのものが、庭に季節感をつくってくれます。

しっかり実を楽しむには、日当たりがよい方が有利な木です。それでも、半日陰で庭木としての雰囲気を楽しむ使い方なら十分ありえます。日陰寄りの庭でも、秋らしさを感じる木を入れたい人に向いています。

柿は庭木としておすすめ【特徴・育て方・剪定・後悔ポイントまで解説】


【アケビ】実を楽しめるつる性の木本植物

アケビのつると実

アケビは、実とつるの表情を楽しめる木本植物です。

つるを誘引しながら育てることで、パーゴラやフェンスまわりにやわらかな雰囲気をつくりやすくなります。やわらかな光が入る場所なら取り入れやすく、実がなると季節感も出しやすいです。一般的な庭木とは少し違う使い方ができるのも魅力です。

樹木のように単独で立たせる木ではないため、使う場所は少し選びます。それでも、日陰寄りの庭に変化をつけたいなら、アケビは面白い選択肢になります。実とつるの両方を楽しみたい人に向いています。

アケビは庭でも育てやすい果樹【特徴・育て方・剪定・実つきのポイントを解説】


3.おすすめの木20種類を比較表でチェック

日陰でも育つおしゃれな木20種類の比較表

紹介した20種類を一覧で見比べたい方のために、耐陰性や分類、魅力を比較表にまとめました。


庭木名 耐陰性 分類 魅力
ソヨゴ★★☆常緑樹葉・実
ツバキ★★☆常緑樹花・葉
月桂樹★★★常緑樹葉・香り
ヤマボウシ★☆☆落葉樹花・実・紅葉
イロハモミジ★☆☆落葉樹葉・紅葉
ジューンベリー★☆☆落葉樹花・実・紅葉
ハナミズキ★☆☆落葉樹花・実・紅葉
エゴノキ★★☆落葉樹花・実・樹形
アセビ★★☆常緑樹花・葉
クチナシ★★☆常緑樹花・香り
ジンチョウゲ★★☆常緑樹花・香り
アジサイ★★☆落葉樹花・葉
ナンテン★★★常緑樹実・葉色
マサキ★★★常緑樹葉・実
アオキ★★★常緑樹葉・実
センリョウ★★★常緑樹実・葉
マンリョウ★★★常緑樹実・葉
ラズベリー★★☆落葉樹実・葉
柿の木★★☆落葉樹実・紅葉
アケビ★★☆つる性木本実・つる

★★★:強い|★★☆:普通|★☆☆:半日陰向き

※耐陰性は、庭の明るい日陰や半日陰で育てる場合の目安です。

※植物名をクリックすると、このページ内の各解説へ移動できます。


4.日陰の庭で失敗しない庭木の選び方

日陰の庭で木を選ぶときは、植える場所の明るさを先に見極めることが大切です。

同じ日陰でも、午前中だけ日が当たる半日陰と、建物の北側のような明るい日陰では向く木が少し変わります。暗い日陰なら常緑の低木や葉を楽しむ木、明るい日陰や半日陰なら花や実を楽しめる木まで選びやすくなります。さらに、目隠し・主木・足元の添景といった役割まで決めておくと、木選びで迷いにくくなります。

日陰に強い木なら何でも同じように育つと思われがちですが、実際は向く場所に差があります。それでも、明るい日陰か半日陰かを見分けて、その場所に合う木を選べば失敗はぐっと減ります。日陰の庭では、強さだけでなく使い方まで考えて選ぶことが大切です。


5.よくある質問5つ(FAQ)

Q1. 日陰でも本当におしゃれな木は育ちますか?

はい、明るい日陰や半日陰ならおしゃれに見える木を十分取り入れられます。ソヨゴやヤマボウシ、アジサイのように、葉姿や花、実を楽しめる木を選ぶと庭の印象を整えやすくなります。


Q2. 暗い日陰に向く木と半日陰に向く木は違いますか?

違います。暗い日陰にはアオキやマサキ、マンリョウのような低木や常緑樹が向きやすく、半日陰ならヤマボウシやイロハモミジ、アジサイのような木まで選びやすくなります。


Q3. 日陰の庭で目隠しに使いやすい木はありますか?

あります。ソヨゴ、ツバキ、月桂樹、マサキのように葉を保ちやすい常緑樹は、明るい日陰や半日陰で目隠しに使いやすいです。暗い場所では低木中心に考える方が失敗しにくくなります。


Q4. 花を楽しみたいならどの木が向いていますか?

半日陰まで入るなら、アジサイ、ジンチョウゲ、クチナシ、ヤマボウシ、ハナミズキなどが候補になります。真っ暗な日陰よりも、やわらかな光が少し入る場所の方が花を楽しみやすいです。


Q5. 日陰の庭で木がうまく育たない原因は何ですか?

日照不足だけでなく、風通しの悪さ、水はけの悪さ、夏の西日、植えすぎによる蒸れなどが原因になることがあります。木の種類だけでなく、植える場所の環境まで見直すことが大切です。


まとめ

日陰の庭でも、環境に合う木を選べば、おしゃれで落ち着いた庭づくりは十分できます。この記事では、明るい日陰や半日陰で取り入れやすい木を20種類紹介しながら、目隠し・シンボルツリー・花木・低木・果樹といった使い方別に整理しました。

確認しておきたいのは、暗い日陰には低木や常緑樹、明るい日陰や半日陰には花や葉を楽しめる木を選ぶことです。さらに、目隠しにしたいのか、主木として見せたいのか、実や花を楽しみたいのかまで考えると、自分の庭に合う木を選びやすくなります。

日当たりが限られているからといって、庭づくりをあきらめる必要はありません。庭の条件に合う木をしぼって選べば、外構全体になじむ緑の空間をつくりやすくなります。


クローバーガーデンの職人

日陰の庭は難しそうに見えても、合う木を選ぶと、やわらかく落ち着いた雰囲気が出やすいと感じます。

無理に日なた向きの木を植えるより、その場所になじむ樹形や葉色を選んだ方が、見た目も管理のしやすさも自然に整いやすいです。


更新:2026年04月01日|公開:2026年03月19日

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