料理に使えるハーブおすすめ20種類🌿【育て方・庭栽培のコツも解説します】
【更新日】2024.07.10.
「庭にハーブを植えたい!」と考えている人は多いですが、種類が多くて何を選べば良いのか分からず、迷ってしまうことがあります。さらに、栽培方法についても不安を感じるかもしれません。
そこでこの記事では、初心者にも分かりやすく、料理やハーブティーにおすすめのハーブ20種類とその栽培方法を紹介。かんたんに始められるハーブからスタートできるので、安心してください。
読み進めることで、ハーブの選び方から栽培のコツまでが手に入り、あなたの庭やプランターで美しいハーブを育てる喜びを実感できるでしょう。読み終えると、あなたもハーブマスターに一歩近づくかもしれません😊
このページの内容
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
ハーブとは?
ハーブとは、料理・薬用・虫除けなどに使われる有用な植物のことです。
野菜や草花を楽しむガーデニングだけでなく、ハーブを自分で育てる人も増えいます。香りがよく色彩ゆたかなハーブを生活の中に取り入れ、もっとガーデニングライフを楽しみましょう!
メリット3つとデメリット1つ解説
ハーブのデメリット
以下の人は食べたり飲んだりできません。
妊娠中・授乳中・持病がある・小さな子供
なぜなら、副作用やアレルギー症状が出る可能性があるからです。
これから自家製ハーブを栽培しようとする人は、上記のリスクを理解してから始めましょう。
具体例は「≫要注意!ハーブティーに潜む副作用とアレルギー」を参照してください。
ハーブのメリットは3つ
- 料理に使えお茶にして飲める
- いろんな効果・効能がある
- かんたんに栽培できる
料理に使えお茶にして飲める
これがいちばんのメリットで、自家栽培すればいつでも新鮮なハーブが飲食できるでしょう。
たとえば、肉料理や魚料理の味付けやにおい消しになり、独特の芳香で料理の味がグレードアップします(スパイスになる)。生でサラダに混ぜて食べるのもおいしいです。
またハーブティーとして飲めば、リラックス効果や美容効果などが期待できる種類もたくさんあります。
いろんな効果・効能がある
それぞれのハーブには、それぞれ違った効果・効能があります。たとえば、
- 美容
- 鎮痛
- 殺菌
- 消毒
- 血行促進
- 消化促進
- 風邪予防
- 利尿作用
- 血液浄化
- 肝機能改善
などなど、挙げればきりがないほどです。このページで紹介するハーブの詳細に、どんな効能があるかも紹介しています。
かんたんに栽培できる
なぜなら、もともと荒れた土地でも育つのがハーブの特徴だからです。
育て方の詳細は、このページの最後の方「≫【育て方】庭栽培のコツを解説します」で解説します。
野菜や庭木を育てるよりずっとかんたんなので、ガーデニング初心者におすすめの植物といえるでしょう。
料理に使えるハーブおすすめ20種類
- 【定番】おすすめハーブ5種類
- 【ハーブティー】おすすめハーブ3種類
- 【和食】おすすめハーブ4種類
- 【エスニック】おすすめハーブ4種類
- 【花が咲く】おすすめハーブ5種類
お待たせしてすみません!
それでは「料理に使う定番のハーブ」から紹介していきます。
1.【定番】おすすめハーブ5種類
料理によく使われるハーブは以下の5種類です。
- 【バジル】ハーブの王様!
- 【イタリアンパセリ】栄養価の高いハーブ
- 【ローズマリー】何にでも使える万能ハーブ!
- 【タイム】強い芳香があるハーブ
- 【フェンネル】葉と種が使えるハーブ
それでは、ひとつずつ解説していきます。
【バジル】ハーブの王様!
さわやかな香りを持つバジルは、どんな料理にも合わせやすいハーブです。
日当たりと水はけが良い場所ならよく育ちます。ハーブ類の中では水を好むので、土が乾いたら水をたっぷりあげましょう。病害虫は少ないですが、ヨウトウムシやダニがたまに発生するぐらいです。
バジルには「腹痛や頭痛の緩和・便秘解消」などの効果が期待できます。
【イタリアンパセリ】栄養価の高いハーブ
イタリアンパセリは、味にクセがなく幅広い料理に使えるのが特徴です。
イタリアンパセリはとくに丈夫なハーブで、長い期間収穫を楽しむことができます。半日影で育て、大きくなってきたら、葉っぱの上のほうから摘み取りましょう。一度たくさん収穫しないことが大事です。
解毒作用・動脈硬化予防・消化促進などの効果が期待できます。
【ローズマリー】何にでも使える万能ハーブ!
ローズマリーは「薬用・美容・香りづけ」と、なんにでも使える万能ハーブです。
日当たりが良く、やや乾燥気味の場所に植えましょう。一度植えれば2年目からは大株になり、ほぼ年中収穫できるようになるのが大きなメリットです。
殺菌・血行刺激・抗酸化の効果が期待できます。また強い香りは、脳の働きを活発にするようです。
【タイム】強い芳香があるハーブ
タイムは独特の芳香とスパイシーなほろ苦さが特徴のハーブです(小さな花が咲く)。
肉や魚料理の臭みを消すのによく使われ、魚との相性の良さから「魚のハーブ」とも呼ばれています。頭痛緩和・抗菌作用・貧血予防に効果があるようです。
風通しの良い場所に植え、やや乾燥気味に育てましょう。デメリットは成長速度が早いことで、伸びすぎると香りが強くなり食用には適さなくなります。
【フェンネル】葉と種が使えるハーブ
フェンネルは、肉と魚料理に相性抜群のスパイスになるハーブです。
葉はライムのような上品で甘い香りを持ち、おもに料理に使います。また茎とタネは、スパイスやお茶に利用することが多いです。
夏の蒸し暑い場所よりは、冷涼なところに植えればよく育ちます。土が肥えていれば何年も収穫でき、こぼれた種からも増えるハーブです。消化促進・解毒・利尿などの効能が期待できます。
2.【ハーブティー】おすすめハーブ3種類
ハーブティーによく使われるハーブは以下の3種類です。
- 【ジャスミン】リラックスしたい時におすすめ!
- 【ペパーミント】胃の調子が悪い時におすすめ!
- 【セージ】風邪のひき始めにおすすめ!
それでは、ひとつずつ解説していきます。
【ジャスミン】リラックスしたい時におすすめ!
ハーブティーといえばジャスミンティーが代表格で、ホテルのビュッフェやレストランの飲み放題でもよく使われています。
一般的な作り方は、ウーロン茶などにジャスミンの花を混ぜ、花の香りが出たら飲みごろです。開花時期は初夏の7月から9月ごろまでで、次々と香りの強い白い花を咲かせてくれます。
日当たりの良い場所を好み、寒さが苦手なので冬は室内管理しましょう。ジャスミン茶はとくに女性におすすめで、美肌効果・リラックス効果・ホルモンバランスを整えるなどの効果が期待できます。
【ペパーミント】胃の調子が悪い時におすすめ!
ミントは世界中に100種類以上ありますが、代表的なハーブはペパーミントです。
さわやかな清涼感の正体はメントールで、歯磨き粉・ガム・湿布などによく使われています。またハーブティーとしては整腸作用があるので、食べ過ぎ・飲み過ぎなど胃の調子が悪い時に飲むのがおすすめです。
半日陰の風通しが良い場所を好み、暑さ寒さに強い丈夫な植物なので育てやすいでしょう。また、葉っぱの収穫は1年中できるので、室内で鉢植えしても大丈夫です。
【セージ】風邪のひき始めにおすすめ!
セージは昔から免疫力を高める薬草、肉のくさみを消す香辛料として使われてきました。
やや乾燥気味の育てるのが良く、土の表面が乾いたらたっぷり水やりしましょう。風通しが悪いと、アブラムシやハダニなどが発生します。
抗菌作用・消化促進などの効果が期待できるようです。ハーブティーを作って飲むのがおすすめですよ!
3.【和食】おすすめハーブ3種類
日本料理によく使われるハーブは以下の3種類です。
- 【しそ】和食に欠かせない葉っぱ
- 【みつば】日本を代表するハーブ!
- 【しょうが】肉や魚のにおい消しに!
それでは、ひとつずつ解説していきます。
【しそ】和食に欠かせない葉っぱ
しそは大葉とも呼ばれ、刺身のつまに欠かせないハーブです。
なぜなら、食べた魚介類にあたってしまったときの毒消しになり、下痢・吐き気・腹痛を軽減させるからです。ビタミンC・カロテン・カルシウム・ミネラルなどの栄養素が豊富。とくにβカロテンの含有量がハーブの中でトップクラスでアンチエイジング効果が期待できるでしょう。
また初心者にも、すごく育てやすいハーブです。葉が10枚以上になったら、上部の葉2~3枚を摘み取って収穫します。いつも新鮮なしそを収穫したいなら、一度にたくさん収穫しないのがコツです。
【みつば】日本を代表するハーブ!
みつばは、昔からなじみのある日本を代表するハーブです。
爽やかな香りの持つのが大きな特徴で、食欲増進や消化をうながす効果があります。ビタミンC・カルシウム・βカロテンなどの栄養素が豊富で、お吸い物や丼ものにちらして香りを楽しみましょう。
みつばはやや日陰でも育つ貴重なハーブで、湿り気のある場所を好みます(乾燥に弱い)。病害虫には強いですが、耐暑性・耐寒性が弱いのがデメリットです。
【しょうが】肉や魚のにおい消しに!
しょうがは、世界中で使われているハーブです。
肉や魚のにおい消しには欠かせない相棒で、生の生姜を使った方が大きな効果が期待できます。まだ若いしょうがは「葉しょうが」として生で食べ、晩秋までおいて「根しょうが」として使ってもいいでしょう。
熱帯アジア原産なので、高温多湿な環境を好みます(10℃以下では腐敗して枯死する)。病害虫はあまり発生しませんが、乾燥には弱いです。
4.【エスニック】おすすめハーブ4種類
エスニック料理によく使われるハーブは以下の4種類です。
- 【パクチー】エスニック料理に欠かせないハーブ
- 【レモングラス】虫除けならこのハーブ!
- 【ローリエ】乾燥させた葉は香辛料になる
- 【ディル】魚料理にぴったりのハーブ
それでは、ひとつずつ解説していきます。
【パクチー】エスニック料理に欠かせないハーブ
パクチーはコリアンダーとも呼ばれるハーブで、エスニック料理によく使われます。
たとえば、タイ料理のトムヤムクン・ベトナム料理のフォーや生春巻き・中華のおかゆ・メキシコ料理のタコスなどなど...多くの国で当たり前に使われる香草です。栄養素としてはビタミン類が豊富で、アンチエイジング効果が期待できます。デメリットは、好みがわかれること...
栽培場所は日当たり~半日陰がよく、乾燥を嫌う植物です。真冬と真夏以外の時期なら、いつでも収穫できます。
【レモングラス】虫除けならこのハーブ!
レモングラスは虫除けとして、アジア各国でよく植えられているハーブです。
見た目はただの細長い葉っぱなので、鑑賞にはまったく向きません。しかし、レモンの香りがする「シオラール」という成分が、蚊を寄せ付けない効果を持ちます。屋外だと香りが分散して効き目がないので、蚊が出る夏の室内で育てるのがおすすめです!
熱帯原産の植物なので夏の暑さには強いですが、寒さに弱いので、冬は室内管理しましょう。
料理には、粉にしたものや生のまま使ったりします。アロマオイルにもよく使われる原料で、薬用としては子供の発熱・消化器疾患に内服されます。殺菌効果も高く、ハーブティーとしても飲用する、使い道がものすごく豊富なハーブです。
【ローリエ】乾燥させた葉は香辛料になる
月桂樹の乾燥させた葉を「ローリエ」と呼び、香辛料としてカレーやシチューに入れて使います。
なぜなら、葉っぱは香りが甘く味が苦いことから、臭い消しや香りづけとしての効果があるからです。効果・効能は「血液をサラサラにする・血行をよくする・食欲増進・消化促進・鎮痛効果」などがあります。
月桂樹は草花というより庭木なので、ホームセンターなどで苗木を購入し植えるのがかんたんです。耐暑性が強く剪定にも耐えるため、生垣にしてもいいでしょう。また常緑樹なので、葉っぱはいつでも収穫できます。
【ディル】魚料理にぴったりのハーブ
ディルはあまり聞きなれないハーブですが、おもに魚料理に相性が良いです。
葉っぱはスッキリした香りがあり、料理の風味づけとして使われます。ヨーロッパでは魚料理の定番ハーブです。また種子も利用可能で、スパイスや漢方薬としてよく使われます。鎮静や消化促進の効果あり。
日当たりと風通しの良い場所に植えましょう。乾燥に弱いので、水やりは控えめにすること。葉っぱは繊細で優しい見た目が美しいです。
5.【花が咲く】おすすめハーブ5種類
美しい花が咲くハーブは以下の5種類です。
- 【ラベンダー】ハーブの女王!
- 【カモミール】デージーに似たかわいい白花
- 【オレガノ】美しい小さな紫花が咲く
- 【チャイブ】初夏にピンク~紫花が咲く
- 【ルッコラ】クレオパトラも食べたほど美容効果がある
それでは、ひとつずつ解説していきます。
【ラベンダー】ハーブの女王!
ラベンダーはハーブの女王とも呼ばれ、ハーブティーとして飲んだり、美しい花を楽しんだりする植物です。
ハーブティーの作り方は、乾燥させたラベンダーを使います。香りにはリラックス効果があり、ストレスをやわらげ血行を促進する効果が期待できるでしょう。そのほかアロマオイル・石けん・シャンプー・化粧品入浴剤など、多くの用途に使われています。
ラベンダーには30種類ほどがあり、北海道富良野の品種はイングリッシュラベンダー(寒い地域向き)です。暖地向けはフレンチラベンダーで、一般に想像するラベンダーとは形が違います。
【カモミール】デージーに似たかわいい花
白い花を咲かせるカモミールは、同じキク科のデージーの花とよく似ています。
葉っぱを踏むとりんごのような香りがし、花と精油は料理・香料・薬用に使うのが一般的です。多年草のローマンカモミールと1年草のジャーマンカモミールがあり、ハーブティーならジャーマンカモミールの方が苦味が少ないのでよく飲まれます。
春か秋の実生(種まき)でかんたんに増やすことができ、株分けなら春にやりましょう。日なたで水はけの良い土を好み、中性からアルカリ性の土壌で栽培するのがコツです。
【オレガノ】美しい小さな紫花が咲く
多年草のオレガノは、夏の7~8月に紫色の美しい花を咲かせます。
香りが強い葉っぱが香辛料によく使われ、イタリア料理のピザやパスタに欠かせないハーブです。また消化不良の改善・疲労回復・血行促進・冷え性対策などにも使われます。
高温多湿に弱いので、ハウスなどでやや乾燥気味に育てるのがおすすめです。実生(種まき)は春に行い、種子がすごく細かいので重ならないよう注意しましょう。株分けでもかんたんに増やせます。
【チャイブ】初夏にピンク~紫花が咲く
チャイブは初夏の5~6月に、直径3cmぐらいのかわいいピンク花を咲かせるハーブです。
ネギの仲間なので、葉にはマイルドなネギの風味があります。草丈が20cmぐらいになったら収穫しましょう。また小さい花も食べられますが、葉だけ料理するなら早めに摘み取るのがポイントです。ハーブバターも作れます。
鉢植え・地植えどちらでも、かんたんに育てられる初心者向きのハーブです(やや乾燥に弱い)。食欲増進・貧血予防・ビタミンCと鉄分補給の効能があります。
【ルッコラ】クレオパトラも食べたほど美容効果がある
地中海原産のルッコラは、白い十字の花を咲かせます。
葉っぱにはごまのような香ばしい風味とピリッとした辛さがあり、ピザやパスタなどイタリア料理によく使われるハーブです。栄養素としてはビタミンやミネラルが豊富で、美容効果やアンチエイジング効果が期待できます。とくに女性におすすめです。
日当たりと風通しの良い場所で育て、乾燥を好むので水やりは控えめにしましょう。葉っぱの収穫は、草丈が20cm以上になったらが適期です。
おすすめハーブ20種類の比較表
ハーブ名 | 利用部位 | 用途 | 種まき時期 |
---|---|---|---|
バジル | 花・蕾・葉・茎・根・精油 | 料理・生食・茶・薬用 | 4~6月 |
イタリアンパセリ | 葉・茎・精油 | 料理・生食 | 3~4月と6~7月 |
ローズマリー | 花・蕾・葉・茎・精油 | 料理・茶・風呂・薬用 | 3~5月と9~10月 |
タイム | 花・蕾・葉・茎・精油 | 料理・茶・風呂・薬用 | 4~5月と9~10月 |
フェンネル | 花・蕾・葉・茎・タネ | 料理・生食・薬用 | 3~5月と9~10月 |
ジャスミン | 花・蕾・精油 | 茶・風呂 | 4~6月と9~10月 |
ペパーミント | 花・蕾・葉・茎・精油 | 料理・生食・茶・風呂・薬用 | 4~5月と9~10月 |
セージ | 花・蕾・葉・茎・精油 | 料理・生食・茶・風呂 | 3~5月と9~10月 |
しそ | 葉・茎 | 料理・生食・茶・薬用 | 5~6月 |
みつば | 葉・茎・根 | 料理・生食・茶 | 3~6月と9~10月 |
しょうが | 葉・茎・根 | 料理・茶・薬用 | 根しょうが |
パクチー | 葉・茎・タネ・精油 | 料理・生食・茶・風呂 | 3~5月と9~10月 |
レモングラス | 花・蕾・葉・茎・根・タネ・精油 | 料理・生食・茶 | 4~6月と9~10月 |
ローリエ | 葉・茎・精油 | 料理・薬用 | 挿し木か株分け |
ディル | 花・蕾・葉・茎・タネ・精油 | 料理・生食・茶・薬用 | 3~5月と9~10月 |
ラベンダー | 花・蕾・葉・茎・精油 | 料理・生食・茶・風呂・薬用 | 4~5月と9~10月 |
カモミール | 花・蕾・葉・茎・根・タネ・精油 | 料理・生食・茶・風呂・薬用 | 4~6月と9~10月 |
オレガノ | 花・蕾・葉・茎 | 料理・生食・茶・風呂 | 4~5月と9~10月 |
チャイブ | 花・蕾・葉・茎 | 料理・生食 | 3~4月と9月 |
ルッコラ | 花・蕾・葉・茎・タネ | 料理・茶・風呂 | 4~6月と9~10月 |
※それぞれのハーブには、このページ内の詳細にリンクしています。
庭職人歴20年のプロが作った個人的ランキングBEST3
1位のバジルはハーブの王様とも呼ばれ、パスタやピザなどのイタリア料理には欠かせない植物です。
かぐわしい香りがどんな料理にも合わせやすく、サラダに混ぜた生食でもおすすめです。ハーブ初心者は、とりあえずバジルから挑戦しましょう!
2位のラベンダーは美しい花も観賞でき、ハーブティーとして飲むのがおすすめ。3位のしそは刺身のツマに欠かせないので、日本人なら植えておいてもいいでしょう。
【ハーブの育て方】庭栽培のコツを解説します
- ガーデニング初心者向けの植物
- ハーブを植える庭の条件は?
- ハーブガーデン設計のポイント
ガーデニング初心者向けの植物
なぜなら、野菜栽培や庭木管理に比べたら、ものすごくかんたんに栽培できるからです。
ハーブは一般的に寒さに強く、病気にかかりにくい特徴があります。ガーデニング初心者なら、まずプランター栽培から始めるのがおすすめです(室内でも可)。便利な「栽培キット」も売っています。
また、キッチンで使える食べ物を育てる庭を「キッチンガーデンあるいはポタジェガーデン」と呼んだりし、デザインやレイアウトのコツを解説したページも作りました。詳細はこちらです⏬
ポタジェガーデン×作り方のコツ10選🥕【レイアウトや枠作りも解説します】
ハーブを植える庭の条件は?
ハーブガーデンの条件として、日当たりがよく、水はけ・風通しがよくなるように作ります。
土づくりのコツは、以下のものを土に入れてよく混ぜましょう。
- 堆肥か腐葉土:3割ぐらい
- 石灰:1m2当たり50~80g(ひと握り)
- 発酵肥料(ホームセンターにある):100~150g
以上を混ぜた土を2週間ほど寝かし、好みのハーブを彩りを考えて植えてみましょう。
庭づくりの詳細はこちらです⏬
お金をかけない庭づくりのコツ9選🤩【予算ゼロのDIYで実現!】
ハーブガーデン設計のポイント
ハーブだけでまとめる庭もよいのですが、アクセントの一部として使うと個性的な庭になります。あるいはプランターの寄せ植えに。
ハーブには花が美しいもの・葉の色が鮮やかなものがあり、背丈の高さも色々です。工夫次第では、一般の庭には見られない、独特の雰囲気のある庭にすることができるでしょう。
また、全体の計画を決める前に、背の高いものと低いもの、地をはって芝生の代わりになるもの、葉の色が白や黄色のものがあること、さらに生長の仕方や植え方も色々あることを考えて組み合わせると、素敵なハーブガーデンが完成します!
おしゃれな花壇の作り方はこちらです⏬
花壇を作るコツ9選🌻【おしゃれなレイアウト例を見てDIYの参考にしよう!】
ロックガーデンを意識しよう!
ハーブは地中海原産の植物が多く、その場所をイメージするとよりおしゃれな庭が作れます。
たとえば、カラフルな岩石と合わせたロックガーデン風にすると、ハーブの魅力を活かしたデザインになるでしょう。
参考になるロックガーデンの詳細はこちらです⏬
ロックガーデン×作り方のコツ9選🪨【石の積み方やおしゃれな植物も紹介】
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- メリット3つとデメリット1つ解説
- おすすめ20種類+比較表とランキング
- 育て方・庭栽培のポイント
以上の3つです。
この記事では、ハーブのメリットとデメリットを解説し、料理に使えるおすすめ20種類の一覧を紹介しました。いかがだったでしょうか?
ハーブはいろんな良い効能が期待できるので、ぜひ自家栽培して新鮮なハーブを利用しましょう。
また、かわいい花が咲く種類も多いので、庭のアクセントとして植えてもすごく活躍してくれます。家庭菜園を始めたばかりの人でも、かんたんに育てられる植物ですよ!
すぐ下の関連ページで「ロックガーデンの作り方・キッチンガーデンお作り方・庭づくりのアイデア」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
このページを読んだ人はこちらもオススメ!
以上、料理に使えるハーブおすすめ20種類🌿【育て方・庭栽培のコツも解説します】…という話題でした。
更新:2024年07月10日|公開:2021年02月08日