花壇を作るコツ9選🌻【おしゃれなレイアウト例を見てDIYの参考にしよう!】

【更新日】2024.07.03.

庭を華やかに彩る花壇、あなたの手で作れたら素敵だと思いませんか?しかし、DIYでの花壇作りには様々な不安があります。ブロックやレンガの選び方、配置のコツ、適切な土の準備方法など、始める前から多くの疑問が頭をよぎるものです。

そんな悩みを持つ人に向け、この記事では、花壇作りの全プロセスをわかりやすく解説します。DIYで理想の花壇を作るための具体的なステップや、おしゃれで機能的なレイアウトの実例も豊富に紹介

読み進めることで、不安は解消され、花壇作りの楽しさと充実感を実感できるはずです。この記事を最後まで読んだ後には、どんなレイアウトやデザインを選べば良いか迷うことなく、自信を持ってDIYに挑戦できるようになっているでしょう😊


執筆者ライターの外構専門家「菅間勇」
【この記事の執筆者】菅間 勇
埼玉県生まれで、外構エクステリア業界は20年以上(今も現役)。東京農業大学・大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめる。子どもとチェスをこよなく愛す、3児の父親。【資格:2級建築士・2級建築施工管理技士】≫信頼できる情報発信に向けての取り組み

クローバーガーデン埼玉のロゴ

当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました

わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。


花壇とは?【楽しむコツを伝授!】

庭にあるおしゃれな花壇をまとめた画像

花壇とは、草花や庭木を植える場所のことです。英語だと「flower bed」で、なんだか笑顔になれますよね?

一般的に花壇の縁取りは、土がこぼれないように対策することが多く、いろんなアイテムで仕切り・囲いを作ります。たとえば以下。

  • 枕木
  • レンガ
  • ブロック
  • ピンコロ
  • 天然木・擬木
  • ガーデンフェンス

これらを組み合わせて花壇をつくり、そこに草花や庭木を植えてレイアウトしていきます。


いつも花があふれていると素敵!

カラフルな花がいっぱいの花壇

花壇は一年を通して、いつも花があるようにしましょう。

季節感が味わえるよう「年間の花壇計画」を立てて、花が楽しめるようにしたいものです。常に明るく楽しい庭になるよう、花の植え方を工夫します。花の高さ・色の組み合わせなどは、花の愛好家である人のほうが、わたしたち業者よりもよっぽど知識があります。

基本的には、花を植える場所を「いかに上手にデザインするか」が大事です。自由にできる空間をつくる、さらには使い勝手のよいように通路と花壇をうまく設計しましょう。


花壇づくり始める前に計画を立てる

どうやったら素敵な花壇がつくれるかな...?

花壇に植えた草花や庭木には、肥料・消毒・植え替え・雑草取りなどの手入れに手間がかかります。たとえば宿根草をメインとすれば、植え替えの手間が少なくなるなど、いろいろ工夫するのが大切です。

花壇は手入れが楽になるよう設計し、大きさは人の手の届くサイズが理想。排水処理もきちんと行い、根ぐされを起こさないようにします。

また花を楽しむためには、十分な日照が必要です。日当りが確保できない場合は、カラーリーフなどの葉色で楽しむのもいいでしょう。


【3つ】花壇を庭に作るデメリット

花壇を庭に作るデメリット

デメリットは3つ
  • 作るのにお金がかかる
  • 花が咲いていないと寂しい
  • 大きいので使わないと邪魔くさい

花壇を作るには、ブロックやレンガで仕切りを作るためお金がかかります。花壇が使いにくいとガーデニングがつまらなくなるので、広い庭なら業者に作ってもらった方がいいでしょう。

また、花壇は英語で「Flower Bed」と言い、「花壇=花のベッド」という意味。つまり花が咲いていないと花壇の意味はなく、見ているとなんだか寂しい気持ちになります...

花壇はサイズが大きいので、使わないと邪魔くさくなるのもデメリットです。日々の手入れが難しいなら、あえて花壇は作らず、鉢植えでガーデニングを楽しんだ方がいいでしょう


【3つ】花壇を庭に作るメリット(得られる恩恵)

花壇を庭に作るメリット

メリットは3つ
  • 庭がまとまる
  • ガーデニング作業が楽しくなる
  • 軽い運動になり体が健康になる

花壇はレンガなどで囲うことが多く、仕切りができるので、庭がきれいにまとまります。

花壇をDIYで作るなら、「どんなレイアウトにするか?」「どんなもので囲うか?」「レンガは何色を選ぶか?」など考えるのが楽しいです。また、「どんな花を植えようかな?「こうやったら花は元気に育つんだ!」と毎日のガーデニング作業が楽しくなります。

花壇があると花を植えるので、その成長が気になってついつい作業をしてしまいます。毎日外へ出て軽くでも体を動かすので、気づかないうちに運動不足が解消できるでしょう


【コツ9選】DIY花壇のおしゃれな作り方をプロが解説⭐

ここからは、庭工事歴20年以上の現役プロが、おしゃれな花壇の作り方をアドバイスしていきます。



花壇はDIYでもかんたんにつくれ、ホームセンターで道具や材料も手に入ります。

最近は「置くだけで完成する花壇」もあるので、まずはホームセンターで情報集めするのもおすすめです。


1.【レイアウト】花壇をおしゃれに見せるのコツとは?


ここでのポイントは5つ
  • 庭全体が花壇を含めてアート作品!
  • 昔の花壇は脇役...現代では主役!
  • 花壇をおしゃれに見せるのコツとは?
  • 花壇を作らないシンプルなレイアウト例
  • 当社で作ったおしゃれな花壇6選

庭全体が花壇を含めてアート作品!

ガーデニングする親子

ガーデニング目的の庭は花壇がメインとなり、花壇をひとつの作品として考えて作ることが大切です。

単に花を植えるためのスペースを作るのではなく、庭を作るひとつのアートとして設計しましょう

花壇を作る材料は色々あり、DIYで選んで作ることもかんたんです。最もポピュラーなのがレンガ・ブロック・切り石などで、枕木や丸太・ビンなどで作る人もいます。材料は工夫次第で色々利用できますが、ポイントは「美しく見切りを作る」ことです。


昔の花壇は脇役...現代では主役!

戸建て住宅と花壇のあるイラスト

「花壇は庭の隅につくる」という考え方が昔ありましたが、今はまったく違います。

テラスのまわり・アプローチの周辺などに、庭の構造物と一緒に組み合わせて作ります。つまり花壇はお飾りではなく、大切な作品と思ってください

使う材料だけでなくその形も上手に利用して、材料がお互いに関連し合って庭が作られると考えましょう。狭い庭は上手に区切って見切りをつければ、不思議と広く見えるようになります。


花壇をおしゃれに見せるのコツとは?

オーリーブの木と草花を植えた立体感ある花壇

おしゃれに見せるレイアウトのコツは1つだけです。

立体感がでるよう植物を植えていく


具体的な植え方のコツは、花壇の奥には背の高い庭木を植え、手前に来るしたがって背の低い草花を植えること。あとは毎日作業しながら工夫し、あなただけのオリジナル花壇を作ってみましょう。

上画像は、玄関前につくった花壇の写真です。後ろに背の高いオリーブの木を植え、手前にグランドカバー植物を植えています。どうですか?かんたんでしょ😊


このおしゃれな花壇施工例はこちら ⏬

ログハウス住宅と自然派エクステリア工事👷【緑いっぱいの施工例です】


花壇を作らないシンプルなレイアウト例

カリフォルニアスタイルの花壇

自然な感じの庭にしたいなら、花壇を作る必要はないでしょう。

通路の縁に沿って何気なく草花を植えていくと、雰囲気を損なわない庭が完成します。あるいは芝生を植えて仕切りにすれば、すっきり見える庭になるでしょう。


このおしゃれな花壇施工例はこちら ⏬

カリフォルニアスタイルの外構工事🏝【リゾート風シンボルツリーも植えました】


当社で作ったおしゃれな花壇6選

おしゃれな花壇の作り方

ここでは、当社で施工した花壇を6つだけ紹介します。




プロが作った花壇をもっとみたい人はこちら ⏬

外構花壇のおしゃれ施工例54選🌻【埼玉県の外構工事】


2.【柵のデザイン5選】ブロック レンガ ピンコロ 石 枕木

柵アイテムで囲ったおしゃれな花壇

ここでのポイントは5つ
  • 【ブロック花壇】大きいので手間がかからない
  • 【レンガ花壇】DIYの定番でおしゃれなデザイン
  • 【石】イングリッシュガーデン風ロックガーデン
  • 【枕木】子供用の砂場を将来は花壇にリフォーム
  • 【ピンコロ花壇】スタイリッシュなデザイン

【ブロック花壇】大きいので手間がかからない

ブロックを使ったおしゃれな花壇の画像

花壇に使うブロックは、化粧ブロックをおすすめします。

なぜなら、デザインが優れているので、おしゃれな花壇が作れるからです。グレー色の普通コンクリートブロックは絶対ダメ❌(だってすごくダサい...)

また、サイズが幅40cm × 高さ20cmあるので、小さいレンガを使うより作る手間が少なくなります。モルタルを使った方がきれいに積めますが、DIYだとすごく難しいです...

その場合、ホームセンターには「置くだけ花壇ブロック」もあるので、使ってみるのもいいでしょう。ブロックで門柱を作ったら、ポスト下にも花壇が作れますよ。


おしゃれな化粧ブロックはこちら ⏬

化粧ブロックおしゃれ20種類🤩【安い塀~かっこいい門柱の施工例まであり!】


【レンガ花壇】DIYの定番でおしゃれなデザイン

レンガを使ったおしゃれな花壇の画像

レンガなら軽くて扱いやすいので、DIY花壇にはぴったりの材料です。

一般的なサイズは幅20cm強×高さ10cm弱。サイズが小さいので、花壇を作るには数多く必要になります。積みレンガなら3~5段ぐらいがおすすめで、レンガを縦置きで並べるなら1本だけで十分です。

またレンガをまっすぐ並べるだけでなく、曲線や半円に並べてもかっこいい花壇になります。ブロックと違って、少しぐらい上が水平になっていなくても気になりません。手軽に使えるのが、レンガの魅力です。


おすすめレンガの詳細はこちら ⏬

庭レンガおしゃれ10種類🤩【外構花壇やアプローチデザインにおすすめ♪】


【石】イングリッシュガーデン風ロックガーデン

カラフルでおしゃれなロックガーデン

ロックガーデンとは、岩の間にカラフルな草花を植えてつくる庭のことです。

花を植える場所は花壇のように区切らず、ごく自然な感じで「まるで山のお花畑」のようなイメージで作ります。まるでイングリッシュガーデン風の花壇になり、もし白黒の石を使えば和風っぽいデザインも可能です。

メリットは、プロの業者に依頼する必要がなく、ガーデニング初心者でもかんたんに作れること。デメリットは人によっては雑な感じに見えるので、「手抜きしたダサい庭」という印象を与える可能性があることです。


ロックガーデンの作り方はこちら ⏬

ロックガーデン×作り方のコツ9選🪨【石の積み方やおしゃれな植物も紹介】


【枕木】子供用の砂場を将来は花壇にリフォーム

枕木で作った砂場のある庭

木製のエコな花壇が欲しいなら、枕木の仕切りにするとおしゃれです。

おすすめのアイデアは、子供がまだ小さい時には砂場にすること!なぜなら、子供の世話が大変なので、花壇を手入れする暇がないからです。

そして子供が成長したら、枕木の砂場を花壇にリフォームします。遊ばなくなった砂場をそのままにしておくと汚くなり、猫がやってきて糞をすることもあるでしょう。そこで、「花壇・池・バーベキューコンロ」へとアレンジしていけば、無駄なくいつまでも楽しめます。


この枕木花壇がある庭施工例はこちら ⏬

かわいいお庭を作ったガーデン工事🥰【子供も大好きな施工例です】


【ピンコロ花壇】スタイリッシュなデザイン

門柱脇にあるピンコロ花壇

ピンコロは、天然石の風合いがおしゃれな素材です。

上画像では、門柱横に小さいピンコロ花壇をつくり、そこへシンボルツリーとしてシマトネリコを植えました。アプローチもピンコロ仕上げで、統一感のあるエクステリアデザインです。

ピンコロは正方形の9cm角で、高さが9cmと19cmがあります。高さ19cmならモルタルを使わずに、置くだけで花壇がつくれますよ。


このピンコロ花壇がある外構施工例はこちら ⏬

へーベル門柱のエクステリア工事👷【スタイリッシュモダンな施工例です】


3.【土作りのポイント】花壇づくり初心者にアドバイス


ここでのポイントは3つ
  • あなたの庭にある土はどんな種類?
  • 少量ならホームセンターの市販品でOK!
  • 【再生方法】花壇の土は再利用しよう!

あなたの庭にある土はどんな種類?

庭土を混ぜている画像

あなたの家が建つ前、その土地がどうやって利用されていたのか知っておく必要があります。

もともと畑に使っていて、見た目が黒くふかふかしているなら、そのまま草花を植えても大丈夫でしょう。たまに腐葉土・堆肥・ピートモスを加えればOK!

しかし、もともと田んぼだと粘土質の土は良くないので、搬出交換して畑土を搬入し、土壌改良材や肥料を混ぜて土づくりをします


花壇の土に最適な条件は9つある

最低限、以下のことは知っておきましょう。

  1. 肥沃である
  2. しっかり根が張れる
  3. 通気性・排水性が良い
  4. 保水性・保肥力がある
  5. 適正な土壌酸度pH である
  6. 適性な電気伝導率EC である
  7. 異物の混入がなく、清潔である
  8. 鉢土は適当な重さである
  9. 有機物をたくさん含む

詳しく解説しませんが、かんたんにまとめると「有機物を多く含む肥沃な土」が理想です。


少量ならホームセンターの市販品でOK!

ホームセンターで販売されている土の種類

DIYで土をつくるのは今や常識で、あとで再利用だって可能です。

材料も情報も、ホームセンターに行けば手軽に手に入ります(値段も安い)。ただし、大量に土が必要な場合は、業者に頼んでダンプで運んでもらったほうが安上がりになります。

花壇内の土の深さの目安は、草花なら30cmぐらいあればいいでしょう。庭木を植えるなら、根鉢の部分だけ深く掘れば大丈夫です。


【再生方法】花壇の土は再利用しよう!

一度使った庭土(鉢土)は再利用・再生できます

ただし、病害などにより枯死した株の用土は、やめておきましょう。普通に開花・結実後に枯死した株の用土なら、じょうずに処理すればまったく問題なく使えます。

たとえば、鉢植えの土なら手順は以下です。

  1. 鉢ごと乾燥させる
  2. 夏に天日にさらす
  3. 土壌改良資材を加える

1.枯死した株の地上部を除き、鉢ごと乾燥させます。ふるいで根などを除き、水やりをして残った肥料分などを洗い流します。

2.真夏の晴天時に黒いビニール袋に入れ、十分湿らせてから入口を縛って天日にさらします。袋内の温度が上がって水分が蒸発し、蒸気消毒した状態にするのがコツ。

土壌にいる病害虫は、高温で蒸された状態では数時間で死滅します。冬期ならば冷たい風に当てる「寒ざらし」による方法もありますが、夏のほうが確実でかんたんです。

3.物理性を改良するために、目的に応じた土壌改良資材を加えます。腐葉土や堆肥は万能なので、2~3割ぐらい混和して、残ったら袋に入れて保管しましょう。


4.【水はけの改善】悪い土を良い土に改善する方法

花壇づくりで、排水はすごく重要なポイントです!

花壇を作る場所をよく観察し、雨が降ったらあと水がずっと引かないなら要注意(水はけ対策が必要)。

地面の部分を深く掘り返し、使う土の下に砂利の層を作る必要があります。また大規模な花壇を作るなら、水はけの良くなるよう排水設備を設置する必要もあるでしょう(これは業者に依頼する)。


暗渠排水の仕組みと施工方法

【当社施工】暗渠排水の工事をしている様子

暗渠排水とは、地中に埋めたパイプで集水し、その水を敷地外へ排出したり、地中へ浸透させたりする仕組みのことです。

コツは、穴あきパイプ・透水シート・砂利を使うことで、浅い暗渠排水ならDIYでもできます。もし業者に花壇工事をやってもらうなら、工事前に水はけの良し悪しを確認しておきましょう(雨が降らないとわからないから)。

施工方法は以下のページで、画像付きで詳しく解説しています。DIYの参考になるので、興味のある人はどうぞ!

水はけの良い土に庭を改善する方法7選🤩【暗渠排水の仕組みも教えます!】


5.【寄せ植えのコツ】カラーコーディネートのヒント

カラフルな花がいっぱいの花壇

ここでのポイントは3つ
  • 花壇内のカラーコーディネートのコツ
  • いろんな花色を組み合わせるには?
  • 花壇によく使われるおすすめ草花・庭木

花壇内のカラーコーディネートのコツ

庭を美しく見えるように植えるコツは、同じ色の系統でそろえることです。たとえば、ブルーならブルー系のものを集めるなど...

同じ系統の色でも、花によって「色の調子や葉の緑」がちがいます。さらに、草花の高さを変えて配色してみると、さらに変化にあふれた花壇になるでしょう。


いろんな花色を組み合わせるには?

おしゃれに寄せ植えされた花壇

ベースとなる色に、淡い色の花を使うのがポイントです。

そこに濃い色の花を混ぜて散らして植えると、まとまった庭になるでしょう。

また、色鉛筆を使ってスケッチし、あなた自身でカラーコーディネートするのも楽しいです。出来上がりを想像しながら色をつけていくと、具体的な配色や配置などが浮かんできます。ぜひ試してみましょう!


花壇によく使われるおすすめ草花・庭木

ここでは、花壇によく使われる花を50種類ほど紹介します。

秋播き一年草 アスター、キンギョソウ、コスモス、スイートアリッサム、ストック、スミレ、デイジー、ハボタン、パンジー、ヒナギク、フロックス、ルピナス、ロベリア
春播き一年草 ひまわり、コスモス、サルビア、トレニア、ニチニチソウ、ヒマワリ、ベゴニア、ペチュニア、マリーゴールド、ポーチュラカ
宿根草 アガパンサス、アカンサス、アキランサス、アスチルベ、オダマキ、ガーベラ、ギボウシ、シャスターデージー、シロタエギク、ハナショウブ、パンパスグラス、ホトトギス、シクラメン
球根類 アネモネ、グアジオラス、クロッカス、スノーフレーク、タマスダレ、ダリア、チューリップ、ハナニラ、ムスカリ、ラナンキュラス
低木の庭木 あじさい、バラ

迷ったらこの中から選んでみてください。

また、この中から選んだ「春夏秋冬の花壇に使える植物」を3つずつ、このあとに詳しく紹介します。


6.【春の花壇づくり】草花と庭木のおすすめ種類3選


ここでのポイントは3つ
  • 【草花】チューリップは世界中で人気!
  • 【草花】オダマキはうつむいて咲く花が美しい
  • 【庭木】ハナミズキは春の訪れを告げる庭木

【草花】チューリップは世界中で人気!

抜群の雰囲気を持つチューリップ

チューリップは子供でも知ってる、世界中で人気のある球根植物です。

先端の花とスマートな葉の形がすごく美しく、一重咲き・八重咲きなど咲き方も豊富!市販されているほとんどが園芸品種で、流行の変動がめざましいです。

日当たりと水はけのよい花壇なら、とくに土質を選ばず元気に育ってくれます。球根植物は丈夫なので、初心者向きの花と言えるでしょう。


【オダマキ】うつむいて咲く花の美しい

青色の花を咲かせるオダマキ

可憐で上品なオダマキは、初夏に独特の形の花がうつむくように咲きます。花壇や寄せ植えのアクセントとなり、カラフルな風車のようなの花はとても人気です。

西洋オダマキはカラフルで花が大きく、日本産オダマキは山野草の趣を色濃く残しています。

オダマキの詳細はこちら ⏬

オダマキの特徴と育て方【花壇や鉢植えのアクセントにおすすめの草花です】



【ハナミズキ】春の訪れを告げる美しい花の落葉樹

ハナミズキの美しい花

ハナミズキはカラフルで大きな花を咲かせ、洋風やカジュアルの住宅にぴったりの庭木です。

ソメイヨシノの花が終わったころに、華やかな花を長い期間にわたって咲かせます。春を代表する花木。桜のようには大きくならないので、狭い庭や鉢植えでも育てられます。また花が咲く季節はすごく目立つので、まさにシンボルツリーと呼ぶのにふさわしい花木です。


庭木におすすめな理由5つ
  1. 【人気のあるシンボルツリー】春の訪れを告げる庭木
  2. 【華やかで美しい花】開花時期+花が咲かないときは?
  3. 【ヤマボウシに似た花】見分け方や違い+おすすめは?
  4. 【鑑賞価値のある赤い実】毒性はないが食べるとマズい
  5. 【秋の紅葉が美しい】うまく紅葉しない人にアドバイス

    ハナミズキの詳細はこちら ⏬

    ハナミズキはシンボルツリーや庭木におすすめ🌳【デメリットは派手すぎることかな?】



    7.【夏の花壇づくり】草花と庭木のおすすめ種類3選


    ここでのポイントは3つ
    • 【草花】マリーゴールドは元気が出るオレンジ色<
    • 【草花】バラは誰もがあこがれる花の代表
    • 【庭木】アジサイは梅雨時期に咲く代表的な花木

    【マリーゴールド】元気が出るオレンジ色

    熱帯原産のカラフルなマリーゴールド

    マリーゴールドは気持ちがワクワクするオレンジ色の植物で、6~10月頃まで長く開花します。

    デメリットは寒さに弱いことで、好みの分かれる独特の強い臭いがあるのが特徴です。ボリュームのある花を咲かせるので、花壇の主役として十分な働きをしてくれます

    また、マリーゴールドには土壌中のセンチュウを駆除する作用があり、センチュウの多い花壇にはとても有効です。


    【バラ】誰もがあこがれる花の代表

    真っ赤なバラ

    バラが咲いている花壇を見かけると、「よっぽどガーデニングが上手なんだなぁ!」と感心します。

    バラのデメリットは、トゲがあり病害虫にとても弱いことです。小さい子供がいる家庭では、植えないほうがいいでしょう。

    しかし、そのデメリットを上回る魅力がバラにはあり、花壇いっぱいに咲いたバラはさすが「花の女王」と呼ばれるほどの風格です。


    【アジサイ】梅雨時期に咲く代表的な花木

    手毬花の青色アジサイ

    アジサイは梅雨時期に華やかな花を庭に咲かせる、日本を代表する花木として人気があります。

    しかし「アジサイってどんな花が咲くの?」「庭に植えてはいけない理由ってあるの?」「庭木におすすめ種類ってどれ?」「鉢植えの植え替えってどうやるの?」「枯れるのを防ぐ剪定方法や育て方は?」などとすごく悩むでしょう。

    そこで紹介する記事では、アジサイの魅力・育て方・剪定方法や、庭木におすすめな理由5つを解説します。園芸品種が豊富なので、選ぶのも楽しいですよ。


    おすすめな理由5つ
    1. 【庭木におすすめ】庭に植えてはいけない理由はあるの?
    2. 【美しい花が咲く】花芽を切ると花が咲かないので注意
    3. 【種類が豊富】洋風はアナベル、和風はガクアジサイ
    4. 【鉢植えもOK】置き場所は半日陰+成長したら植え替え
    5. 【手入れが楽で育てやすい】庭木初心者にもおすすめ

    アジサイの詳細はこちら ⏬

    アジサイの魅力と地植えでの育て方🌳【庭に植えてはいけない理由ってあるの?】



    8.【秋の花壇づくり】草花と庭木のおすすめ種類3選


    ここでのポイントは3つ
    • 【草花】コスモスは秋を代表するやさしい花
    • 【草花】アキランサスは寄せ植えに最適で紅葉する植物
    • 【庭木】キンモクセイは秋に香り良い花が咲く

    コスモスは秋を代表するやさしい花

    コスモスの花に蝶がやってきた画像

    コスモスは秋を代表する花で、「秋桜(アキザクラ)」という別名があります。

    日本人好みの清楚で美しい花を咲かせ、丈夫で育てやすいのがメリットです。ガーデニング初心者でもかんたんで、まずはコスモスから挑戦してみるのもいいでしょう。

    また、園芸品種も豊富で、画像のようなピンク花だけでなく、「赤・黄・白」の花もあります。チョコレートの香りもする「チョコレートコスモス」という種類もあり、選ぶのが難しいほどです。


    【アキランサス】寄せ植えに最適で紅葉する植物

    赤色のアキランサスを寄せ植えした鉢植え

    アキランサスは、秋に他の花と寄せ植えをして楽しむことが多いです。

    背が低いので、広い面積に植えるとグランドカバーにも使えます。他の草花を引き立てる、寄せ植えの名わき役になる植物です!

    また、秋になり花がつくと葉色が「赤やピンク色・黄色・オレンジ・紫」に紅葉するのが魅力の園芸植物。花自体には観賞価値はありません。


    アキランサスの詳細はこちら ⏬

    アキランサスは寄せ植えにおすすめ【理由3つと育て方を解説します】



    【キンモクセイ】秋に香り良い花が咲く

    キンモクセイの元気が出るオレンジ花

    キンモクセイは秋の深まりを花の香りで告げる樹木で、香りの良い庭木として有名です。

    しかし「庭木として選ぶメリットや特徴は何?」「キンモクセイの香りってどうなの?」「植えてはいけない理由ってあるの?」「金木犀が楽しめる時期や季節はいつ頃?」「枯れるのを防ぐ剪定方法や育て方は?」などとすごく悩むでしょう。

    そこで紹介する記事では、キンモクセイの魅力・育て方・剪定方法や、庭木におすすめな理由5つを解説します。丈夫な庭木なので、初心者でも育てやすいですよ。


    庭木におすすめな理由5つ
    1. 【シンボルツリーにおすすめ】植えてはいけない理由!?
    2. 【香りの良い庭木】香水にも使われる-苦手な人も多い
    3. 【オレンジ色の花】開花時期+花が咲かないときは?
    4. 【鉢植えでもOK】大きくせず小さいまま管理するなら
    5. 【生垣によく使われる】刈り込みや大気汚染に強い

    キンモクセイの詳細はこちら ⏬

    キンモクセイは香りの良い庭木🌳【植えてはいけない理由ってあるの?】



    9.【冬の花壇づくり】草花と庭木のおすすめ種類3選


    ここでのポイントは3つ
    • 【草花】ストックは甘い香りと花色が魅力
    • 【草花】シクラメンは冬の鉢花の女王
    • 【庭木】ロウバイは冬に香り良い花が咲く

    【ストック】甘い香りと花色が魅力

    カラフルなストックの花々

    ストックは、早春に香りの高いボリューム感のある花穂をつけます。

    12月までに花つきの苗を求めると、寒さのため開花がゆっくり進み、春まで長い期間楽しめるのがメリットです。花色は白、桃、紫、黄色などカラフルで、選ぶのが大変なほど!

    ガーデニング初心者向きの植物で、手間がかからない1年草です。コナガの被害を受けることがあるので、早めに防除しましょう。


    シクラメンは冬の鉢花の女王

    品のある花を咲かせるシクラメン

    シクラメンは冬から春に咲く花で、「冬の鉢花の女王」と呼ばれふほど人気です。

    花が美しだけでなく、模様の入る「斑入り葉」もおしゃれ!花とのコントラストが素敵で、寄せ植えしなくても存在感は抜群です。

    また、園芸品種も豊富で、花が大きい大輪系や八重咲きなどもあります。耐寒性が強いので、冬の屋外でも元気に育ってくれますよ!


    【ロウバイ】冬に香り良い花が咲く

    上品な香りのあるロウバイの花

    ロウバイは花色・花姿・香りが個性的な庭木で、冬枯れのさびしい庭を彩ります。

    しかし「ロウバイってどんな花が咲くの?」「花にはどんな香りがあるの?」「庭木におすすめ種類ってどれ?」「実から種まきで増やす方法は?」「枯れるのを防ぐ剪定方法や育て方は?」などとすごく悩むでしょう。

    そこで紹介する記事では、ロウバイの魅力・育て方・剪定方法や、庭木におすすめな理由5つを解説します。さびしくなりがちな冬の庭に、美しい花を咲かせる貴重な庭木です。


    おすすめな理由5つ
    1. 【低木の庭木におすすめ】小さく育てることができる
    2. 【黄色い繊細な花】開花時期+花が咲かないときは?
    3. 【甘い香りがする】香水に使われるほどいい匂い
    4. 【実がなる-毒あり!】種まきに使える大きなタネがある
    5. 【手入れが楽】日本の気候風土によく合う庭木

    ロウバイの詳細はこちら ⏬

    ロウバイは甘い香りの花が咲く庭木🌳【育て方や剪定のコツも解説します】



    まとめ

    この記事では、DIYでもできるおしゃれな花壇の作り方を紹介しました。いかがだったでしょうか?

    最近のホームセンターはプロでも使える商品がそろっていて、DIYで花壇を作る材料も豊富にあります。DIYだとモルタルを使うのは難しいので、置くだけブロックや置くだけレンガで花壇を作れば簡単です。


    新築で家を建てるなら、花壇づくりは業者に依頼し、日々のガーデニングを楽しむのもおすすめです。

    プロが作ったおしゃれな花壇のほうが、毎日のガーデニング作業が楽しくなりますよ!



    すぐ下の関連ページで「庭づくりのコツ・庭づくりのアドバイス・庭の手入れ」を解説したページリンクを貼っておきます。

    興味のある方はぜひご覧になってください😊


    このページを読んだ人はこちらもオススメ!


    以上、花壇を作るコツ9選🌻【おしゃれなレイアウト例を見てDIYの参考にしよう!】…という話題でした。

    更新:2024年07月03日|公開:2023年06月28日


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