ハナミズキはシンボルツリーや庭木におすすめ🌳【デメリットは派手すぎることかな?】

【更新日】2024.01.18.


悩む夫婦

ハナミズキを庭木として植えるかどうか悩んでいます😔

庭木に選ぶメリットには、どんなものがありますか?植えた後の、剪定方法や育て方も知りたいです。

それと、もしかしたら植栽と一緒に庭工事するかもしれないので、評判口コミの良い業者の探し方があれば教えてください。


あるいはこんな感じ。

  • ハナミズキの花言葉ってなに?
  • どんな実がなるの?食べられるの?
  • 花が楽しめる季節っていつ頃なの?
  • 枯れるのを防ぐ剪定方法や育て方は?
  • ヤマボウシと比較するとどっちがおすすめ?

こんなふうに悩んでいる人に向けて書きました。


ハナミズキの木は、日本中で植えられている人気の庭木です。

なぜなら、カラフルで大きな花を咲かせ、洋風やカジュアルの住宅にぴったりの庭木だからです。

そこでこの記事では、ハナミズキの魅力・育て方・剪定方法や、庭木におすすめな理由5つを解説します。花が咲く季節はすごく目立つので、まさにシンボルツリーと呼ぶのにふさわしい花木ですよ🌳


この記事を読むことで、実現できることは以下です。


この記事のポイントは3つ
  • ハナミズキがどんな木かわかる
  • 庭木として植えるメリットがわかる
  • 評判の良い工事業者の探し方がわかる

この記事を読み終えると、ハナミズキが庭木としてどんな魅力があるか分かり、もう庭木に選ぶかどうか迷わなくなっているでしょう😊

そして、この記事の目次は下記です。



それでは、ひとつずつ解説していきます。


この記事のライター(信頼性の担保)

菅間 勇 2級建築士・2級建築施工管理技士・甲種危険物取扱者

埼玉県生まれ。東京農業大学、大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめ、現場経験は20年以上。

子どもとチェスをこよなく愛す、3児の父親。

≫信頼できる情報発信に向けての取り組み


当社クローバーガーデンは埼玉県の「外構と庭工事の専門会社」です。

年間200本以上の庭木を植え、植えた後の管理・剪定なども行っています


ハナミズキってどんな木なの?

ハナミズキの花と葉のイラスト

ハナミズキの木とは、北アメリカ原産も落葉高木樹で、洋風の雰囲気を持つ代表的な花木のことです。

ソメイヨシノの花が終わったころに、華やかな花を長い期間にわたって咲かせます。春を代表する花木です。

  • 【分類】落葉高木
  • 【学名】Cornus florida
  • 【漢字】花水木
  • 【別名】アメリカヤマボウシ
  • 【科名】ミズキ科
  • 【属名】ミズキ属
  • 【原産地】北アメリカ、メキシコ北東部
  • 【花言葉】華やぐ心、返礼

サクラのようには大きくならないので、狭い庭や鉢植えでも育てられます。斑入り・矮性・しだれ性などの園芸品種が多数あります。


日米親善の木としても有名

きれいに花が咲いたハナミズキ

明治末期(1912年)当時の東京市長だった尾崎行雄がワシントンD.C.の親日家たちに3000本のサクラの苗木を贈ったところ、返礼として3年後の大正4年(1915年)にアメリカから送られてきました

贈られたハナミズキは全部で60本(白花40本+ピンク花20本)、日比谷公園や都内の公園、小石川植物園などに植えられました。


花言葉はなに?

ハナミズキをまとめた画像

「華やぐ心」「返礼(すぐ上に説明あり)」など良い意味があります。


名前の由来は?

ふむふむ、なるほどね...

北アメリカ東部原産のミズキ科ミズキ属の落葉高木で、日本のヤマボウシに似ていることから「アメリカヤマボウシ」と名づけられました。

その後、花が美しいミズキということから、「ハナミズキ」と呼ばれるようになりました


【5つ】庭木×シンボルツリーにおすすめな理由 ⭐

ここからは、庭工事歴20年以上の現役プロが、ハナミズキの木の魅力をたっぷり解説していきます。



ハナミズキを庭木にするいちばんのメリットは、ゴージャスで見応えのある花です。

少しずつ暖かくなってきた初春の季節に咲くので、ハナミズキを見ると昔の入学式を思い出し、フレッシュな気持ちになります。


1.【人気のあるシンボルツリー】春の訪れを告げる庭木

シンボルツリーとして植えられたハナミズキ

ここでのポイントは3つ
  • 人気のあるシンボルツリー
  • 街路樹にも使われるほど丈夫な樹木
  • 樹木の特徴(個性がありおしゃれ!)

人気のあるシンボルツリー

玄関先に植えられたハナミズキ

ハナミズキはシンボルツリーとしておすすめの庭木です。

当社クローバーガーデンではシンボルツリーとしてよく植え、お客様の満足度が高くクレームも少ない庭木です。

洋風の庭によく合う花木で、モクレンとともに春の訪れを告げる人気落葉樹として、全国的に植えられています。

  • 【樹 高】4~10m。家庭園芸は3mまで。
  • 【葉張り(樹冠の横幅)】4~10m
  • 【花色】白、赤、ピンク
  • 【開花期】4〜5月
  • 【果実色】赤
  • 【果実熟期】9〜11月
  • 【用途】シンボルツリー、庭木、景観樹

デメリットは、花が派手すぎるので「和風の庭園」には似合いません。


同じ初春に咲くモクレンはこちらです⏬

モクレンは種類が豊富な庭木🌳【開花時期や見頃の季節も紹介します】


街路樹にも使われるほど丈夫な樹木

ハナミズキが植えられた街路樹

ハナミズキは街路樹によく植えられ、日本全国どこでも「花水木通り」があるほど有名な木!

街路樹に使われる理由は、「丈夫で枯れにくい特徴がある」からです。

一般家庭でも育てやすい庭木で、ガーデニング初心者にもおすすめです。「育てるのが難しい」ということはありませんよ。


樹木の特徴(個性的がありおしゃれ!)

シンボルツリーとして植えられたハナミズキ

ハナミズキは樹高4~10mほどの落葉高木樹で、春の4~5月に見た人を元気にさせる花を咲かせます。

若木(10年生まで)のうちは、中心の幹がまっすぐ伸びて円錐形に生長する、樹形も美しい庭木です。その後、成木になると樹冠が横に大きく広げ、こんもりした樹形の庭木になります。

狭い庭に植えるなら、幹を1本立ちにし樹高を抑える剪定をしましょう。スリムでおしゃれな樹形になります。

ハナミズキは花色・花姿・紅葉と個性的で、長い期間楽しめる花木です


2.【華やかで美しい花】開花時期+花が咲かないときは?

満開のハナミズキ

ここでのポイントは3つ
  • 華やかで美しい花(赤・桃・白)
  • 花が咲かないときの対処法は?
  • ハナミズキの花の特徴

華やかで美しい花(赤・桃・白)

人気シンボルツリーのハナミズキ

ハナミズキの花は春の4~5月ごろ、葉っぱが出ると同時に開花します。色は白、赤、ピンクと華やか。

ピンク色の花を咲かせる品種は、アップルブロッサムやステラピンクです。ステラピンクは日本自生種のヤマボウシとの交配種なので、日本の気候に合う庭木でおすすめです。

花が咲いている期間が長いのもうれしいです。4月末ごろから色づきながらゆっくり咲きすすむので、3週間以上も花を観賞できます。


花が咲かないときの対処法は?

え〜どうしよう!

考えられる原因は3つあります。

  • 木がまだ若い
  • 日当たりが悪い
  • 昨年の果実が少ない

木がまだ若い

ハナミズキの若木には、あまり花が咲きません。

きれいな花を咲かせるまで4~5年かかる場合もあるので、辛抱強くていねいに管理してください。


日当たりが悪い

ハナミズキは日なたが大好きな庭木です。

建物の陰になったり、他の庭木に邪魔されたり...と十分な日当たりがない可能性があります。植え替えを考えましょう。


昨年の果実が少ない

花がたくさん咲かないと、実もなりません。

このページの「育て方・栽培のポイント」をじっくり読んで、肥料や水やりなど基本的な手入れをやってみましょう。


ハナミズキの花の特徴

ハナミズキの白い花

花びらのように見える総苞片(そうほうへん)というもので、本当の花(黄緑色)は中央部分に集まって咲きます

花の開き方が独特でかわいいです!くるくる丸まっている4枚の花びら(総苞片)が、2枚ずつ風呂敷包みをほどくように開きます。

本来の花の直径は0.5cm、総苞片の直径は8~10cm。花が大きくなる園芸品種は12cmの大輪の花を咲かせます。


3.【ヤマボウシに似た花】見分け方や違い+おすすめは?

シンボルツリーとして植えた株立ちヤマボウシ

ここでのポイントは3つ
  • ライバル「ヤマボウシ」との見分け方・違いは?
  • ヤマボウシにすごく似た花(画像で説明)
  • あなたにおすすめなのはどっちかな?

ライバル「ヤマボウシ」との見分け方・違いは?

ハナミズキはヤマボウシと同属で、似ていることが多いです。

しかし、ヤマボウシが庭木で人気が出てきたのは最近で、一般住宅ではまだわずかに植えられている程度です。それに比べ近縁種のハナミズキは、全国どこででも見られるほど普及しています。

ヤマボウシがハナミズキほど多く見られないのは、ヤマボウシは花が5~7月と少し間をおいて開花し、花のあでやかさに欠け、品種が少ないなどの理由からです。

ただ、最近のはやっている庭木テーマは「雑木風」なので、ヤマボウシの人気が急上昇しているのも当然の結果と言えるでしょう。


ヤマボウシにすごく似た花(画像で説明)

ハナミズキ(左)はくぼみがあり、ヤマボウシ(右)はとがっている

ハナミズキに花はヤマボウシにすごく似ていてで、どちらも美しく魅力があります。

ヤマボウシは総苞片(そうほうへん)にくぼみがなく先端がとがっていて、ハナミズキは先端にくぼみがあるのが違いです。

ヤマボウシの方が全体的にすっきりした印象を与え、新緑が美しい5~6月に登山に出掛けると真っ白な花が目に飛び込んできます。園芸品種のベニフジやミスサトミなどは、ピンク色のかわいらしい花を咲かせます。

まとめると以下です。

ハナミズキ ヤマボウシ
花の特徴 先端がくぼむ 先端がとがる
開花時期 4月 5~7月
果実 赤くて小さい 赤くて大きい
食べられる? NG OK
印象 華やかな花木 すっきりした雑木
病気・害虫 よく発生する ほとんどない

参考にどうぞ!


あなたにおすすめなのはどっちかな?

選び方のポイントは以下です。

  • 【ハナミズキ】華やかな雰囲気が好き
  • 【ヤマボウシ】雑木の雰囲気が好き

どちらも育てやすい庭木なので、いっぱい悩んでから決めましょう!正直言って、どっちも正解です。

また、和風の庭があり「どうしてもハナミズキを植えたい!」って人は、代わりにヤマボウシを植えましょう。


ヤマボウシの詳細はこちらです⏬

ヤマボウシはおすすめ庭木🌳【常緑の種類もシンボルツリーに最適!】


4.【鑑賞価値のある赤い実】毒性はないが食べるとマズい

花水木の赤い果実と紅葉した葉

ハナミズキは秋の時期、9〜11月に真っ赤な果実が数個かたまってなります。翌春に咲く花芽(つぼみ)も一緒です。

つやつやした赤い実は鑑賞価値が高く、紅葉と時期が重なるとものすごく美しい!色づく葉っぱとかわいらしい果実が、一度に楽しめます。


毒性はないが食べるとマズい🤮

一見おいしそうに見える赤い実ですが、わたしたち人間には食べられません(まずい!)。

毒性はないので、間違って食べても大丈夫です(おすすめしませんが...)。「散歩中に犬が食べても大丈夫だった!」というブログ記事もありました。

ただし鳥たちには人気があり、いろんな野鳥が食べにきます。子どもが喜ぶので、ぜひ観察させてあげてください。


5.【秋の紅葉が美しい】うまく紅葉しない人にアドバイス

ハナミズキの紅葉

ハナミズキの紅葉はとても美しいです。

花が終わると葉が生い茂り、秋になると一斉に紅葉を始めます。比較的暖かい地域でも、きれいに紅葉するのがメリットです(ただし都市部は難しいかも...)。

赤い実がなる季節と重なると、見応えある紅葉が楽しめます。ハナミズキって、本当に魅力がいっぱいの樹木です!


うまく紅葉しない人にアドバイス3つ

ハナミズキの紅葉と赤い実

ハナミズキを上手に紅葉させるポイントは、以下の3つです。

  • 日当たりが良い場所
  • 昼と夜の温度差が大きい場所
  • しっかりした管理(剪定作業も)

やっぱり日当たりはいちばん大事です!1年を通して葉に日が当たる場所を選び、日陰になる場所には植えないでください(半日陰が最高)。

また、昼夜の温度差が必要なので、建物から離れた場所に植えると良いです。住宅地では車の排気ガスにも注意してください。

もちろん、基本的な植木の管理・手入れは必要です。あとで解説するので、そちらを参考にどうぞ!


葉っぱの特徴

ハナミズキの青々した葉っぱ

ハナミズキの葉っぱは、直径10cmの広い楕円形または卵形をしています(先端はとがる)。

淡黄色の斑が入る「レインボー」は、花が咲いた後も葉っぱが楽しめる品種です。


【剪定の方法】おすすめ時期と樹形の作り方


ここでのポイントは4つ
  • 最適な剪定時期はいつ?
  • おしゃれな自然樹形の作り方
  • 小さく育てる剪定のコツ
  • 剪定だけしてくれる業者ってあるの?

最適な剪定時期はいつ?

剪定の基本は以下です。

  • 【適期】12~2月
  • 【仕立て方】自然樹形

剪定は葉が落ちたすぐ後の12〜2月が適期です。


おしゃれな自然樹形の作り方

ハナミズキは上向きに咲く花で、剪定をしないと花がどんどん高い位置で咲くようになります。

そこで、樹高・枝を高くしないのが、剪定のポイント!花が見えるよう、下の方の枝は残しましょう。

また、放任しても樹形は整いますが、高木になるので脚立でとどく範囲の高さに抑えます。広い庭では剪定の必要はあまりなく、徒長枝や込み合う枝を間引く程度でよいでしょう。

小さい庭で樹高を高くしたくない場合は、幹を2m前後のところで切り、横枝を張らせます


小さく育てる剪定のコツ

冬期の剪定は乱れた樹形を整え、ひとまわり小さくなるようコンパクトするのがコツです。

ハナミズキは横に広がる性質があるので、横に大きくのびた枝を意識して切り戻します。

また、込み合った枝を間引き、伸びすぎた枝や勢いよく伸びる枝(徒長枝)を切り戻すのも効果的です。太い枝を切るときは小枝を残し、そのすぐ上で切るようにしましょう


【育て方のポイント】鉢植えや枯れるのを防ぐコツ


ここでのポイントは6つ
  • 知っておくべきハナミズキの基本情報
  • 植付け・移植(植え替え)
  • 水やりのコツ
  • 肥料のじょうずなやり方
  • 増やし方(つぎ木・実生・挿し木)
  • 病気・害虫の対策と薬剤

知っておくべきハナミズキの基本情報

  • 【植栽適地】本州、九州、四国
  • 【成長速度】★★★ 速い
  • 【日照】★★★ 日なた
  • 【土壌の質】壌土
  • 【土壌の乾湿】★★☆ 普通
  • 【根の深さ】★★★ 深い
  • 【耐寒性】★★☆ 普通
  • 【耐暑性】★★☆ 普通
  • 【耐陰性】★☆☆ 弱い

本州、九州、四国が植栽の適地です。

北海道南部なら可能ですが、鉢植えにするか、代わりに耐寒性の強いヤマボウシを植えましょう。


植えつけ、移植(植え替え)

日当たり水はけのよい肥沃な場所を好みます

特に土質は選びませんが、砂質や粘土質なら、腐植土や堆肥を多めに混入して土壌を改良して植えましょう。普通の庭土なら、植え穴の底土に腐葉土2〜3リットルと緩効性化成肥料一握り混ぜて植えつけます。

植え付け適期は、落葉した後の11月中旬〜3月上旬。寒さの厳しい時期はさけましょう。


水やりのコツ

庭植えはほとんど必要なく、乾燥が続くときは植え付け後2年以内の苗木には十分与えます。

鉢植えは、花が咲き終わるまで十分に与えます。水切れさせると花が小さくなり、形が悪くなってしまいます。花後は、鉢土の表面が白くなり、乾いてきたのがはっきり分かるようになってから十分に与えましょう。


肥料のじょうずなやり方

寒肥を施していないときは、花後に化成肥料(N-P-K等量)を樹冠の下の全面に薄くばらまき、表土に混ぜ込みます。

鉢植えは花後にお礼肥として、油かすと骨粉の玉肥、または大粒の緩効性化成肥料(N-P-K等量)を6号鉢で4~5個、8~10号鉢で6~7個を置き肥しましょう。


増やし方(つぎ木・実生・挿し木)

つぎ木・実生・挿し木でふやします。


つぎ木のポイント

つぎ木のメリットは、親木と同じ性質を受け継ぐ樹木を作れることです。

ハナミズキ園芸品種はつぎ木でふやし、適期は2~3月、6~8月です。

つぎ木の方法は、つぎ穂(ふやしたい品種)と台木(だいぎ:実生2~3年)の形成層を密着させ、つぎ木専用テープで固定します。形成層同士を隙間なく密着させるのがポイントで、木を切るナイフの切れ味が活着の良し悪しを決定します。

つぎ木後は半日陰に置き、水やりをしながら育てます。うまく活着したらテープを取り外し、つぎ穂の芽を1つ残し、その他の芽(台木とつぎ穂の両方)は切ってしまいます。支柱を立てて補助しておくと、活着部分が折れる心配がありません。


実生のポイント

実生(みしょう)とは、種子から苗木を育てることです。実生からできるのは、ほとんどが白花種。

9~10月に採取した果実の果肉を取り除いて土の中に埋めておき、2月下旬にまきます。

植木鉢に赤玉土を入れ種子をばらまき、その上に薄く土をかけます。ときどき水まきをし、直射日光を避け半日陰で管理しましょう。


挿し木のポイント

挿し木のメリットは、親木と同じ性質を受け継ぐ樹木を作れることです。

挿し木の適期は、6~7月(春の枝を使う)ごろです。

充実した元気の良い枝を選び、葉を数枚残し10cmくらいの長さに切り挿し穂を作ります。切り口は斜めにし、水を入れたコップに数時間つけ水あげします。これは発根を促す目的があります。

植木鉢に鹿沼土を入れ、挿し穂を半分ぐらいの深さまでさします。直射日光を避け、半日陰で管理しましょう。

鉢上げは、翌年の3~4月ごろが適期です。


病気・害虫の対策と薬剤

ハナミズキは日当たりと風通しが悪いと病害虫が発生します。

若木にはカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)、成木にはアメリカシロヒトリの幼虫が発生します。見つけたら早めに駆除します。

梅雨時と初秋に葉が白くなる「うどんこ病」が見られます。


【おすすめ3種類】通販で買えるハナミズキの木


悩む女性

どんなハナミズキの木を選んだらいいのか、まったくわからない...おすすめを教えてください!


それでは最後に、通販で買えるおすすめハナミズキの苗木商品を紹介します!

値段の相場は、¥3,000~35,000ぐらい(大きさによる)です。小さい木は鉢植えに、大きい木はシンボルツリーとして地植えにしましょう

普通種以外には、以下のような品種もあります。

  • 【クラウド・ナイン】花が大きい白花品種
  • 【ホワイトキャッチ】花が大きい白花品種
  • 【アップルブロッサム】花が大きいピンク花品種
  • 【ジュニアミス】花が大きいピンク花品種
  • 【サンセット】斑入り葉の紅花品種
  • 【チェロキーチーフ】赤花品種
  • 【レッドドワーフ】矮性種で小さい
  • 【チェロキーサンセット】斑入り品種
  • 【シダレハナミズキ】枝が垂れる白花品種
  • 【レインボー】最初に導入された斑入り品種
  • 【ステラピンク】ヤマボウシとの交配種で紅花品種

植木を植えた経験がある方なら自分で植えるもよし、初心者なら植木だけ購入して業者に依頼してもよし。業者に依頼したら、その後の手入れの仕方も、こっそり教えてもらいましょう。


1.ハナミズキ クラウドナイン

価格:¥~30,000
樹高:~2.5m
おすすめ度:5.0★★★★★

純白の花を咲かせる大輪種のクラウドナインです。

「赤やピンクの花は派手すぎる!」と思っている人におすすめ。玄関前のシンボルツリーとして使うと、おしゃれに決まりますよ!


2.ハナミズキ ステラピンク

価格:¥~30,000
樹高:~2.5m
おすすめ度:4.0★★★★☆

ステラピンクは、ハナミズキとヤマボウシの交配種です。

ハナミズキとヤマボウシの長所を兼ね備えた大輪花で、耐寒性・耐病性に優れています。とくに、ハナミズキの天敵ウドンコ病に強いのがメリットです。


3.ハナミズキ斑入り

価格:¥~10,000
樹高:~1.0m
おすすめ度:3.0★★★☆☆

ハナミズキの斑入り品種は、「サンセット・チェロキーサンセット」などです。

斑入りは涼しげで柔らかい印象の葉を持ち、明るい雰囲気の庭をつくってくれます。


ハナミズキはシンボルツリーや庭木におすすめ🌳【デメリットは派手すぎることかな?】

それでは最後に、工事業者の探し方を紹介して終わりにします。

初心者でも安心して利用でき、時間やお金が無駄になる可能性が、ものすごく小さくなりますよ!


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まとめ

記事のポイントをまとめます。

  • ハナミズキがどんな木かわかる
  • 庭木として植えるメリットがわかる
  • 評判の良い工事業者の探し方がわかる

以上の3つです。


この記事では、ハナミズキの特徴や育て方(剪定・鉢植えなど)、庭木におすすめの品種も紹介しました。いかがだったでしょうか?

ハナミズキのいちばんの見所は花ですが、紅葉や赤い実も楽しめる魅力いっぱいの庭木です。最近は雑木の庭木が流行っているので、ヤマボウシと比較して選ぶのがいいでしょう。


ひと昔前なら、「シンボルツリーといえばハナミズキ」というほど人気がありました。

以前ほどは植えられなくなりましたが、今でも根強い人気がある庭木でおすすめです!



すぐ下の関連ページで「シンボルツリーランキング・ヤマボウシ・モクレン」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊


このページを読んだ人はこちらもオススメ!


以上、ハナミズキはシンボルツリーや庭木におすすめ🌳【デメリットは派手すぎることかな?】…という話題でした。

更新:2024年01月18日|公開:2023年03月18日


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