ひどい外構工事7選😡【手抜き工事対策 & トラブル相談窓口も紹介します】

【更新日】2024.07.02.

ある日、外構工事を計画しているあなたは、心配なニュースを目にします。「ひどい工事をされた!!」「ずさんな手抜き工事をされた!!」という体験談が飛び交っているのです。これらの報告を聞くと、不安が募りますよね?

しかし心配ありません!この記事では、実際の悪質な工事の例を挙げ、どのようにしてそれを避けることができるのかを具体的に解説します。手抜き工事の見分け方から、信頼できる業者の選び方まで、詳しく解説するつもりです。最後には、外構工事に関する無料の相談窓口も紹介。

この記事を読めば、あなたは外構工事で起こりうる問題を未然に防ぎ、安心して計画を進めることができるでしょう。読み進めることで、安心と満足を手に入れられる内容となっています😊


執筆者ライターの外構専門家「菅間勇」
【この記事の執筆者】菅間 勇
埼玉県生まれで、外構エクステリア業界は20年以上(今も現役)。東京農業大学・大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめる。子どもとチェスをこよなく愛す、3児の父親。【資格:2級建築士・2級建築施工管理技士】≫信頼できる情報発信に向けての取り組み

クローバーガーデン埼玉のロゴ

当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました

わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。


【7選】外構工事がひどい例(これって手抜き工事?)⭐

ここからは、お客さまから聞いた外構工事のひどい例や、実際に当社に寄せられたあったクレームを紹介します。


外構工事がひどい例はこちら!
  1. 【隣人トラブル】近所からクレームが来た!
  2. 【イメージと違う】高さや色はしっかり確認しよう!
  3. 【ずさんな仕上がり】どう見ても素人がやった工事
  4. 【土間コンクリートがひどい】表面がボロボロしてる
  5. 【追加工事が発生】費用って業者持ちじゃないの?
  6. 【アフターフォローが遅い】いつまで経っても来ない
  7. 【庭木・芝生が枯れた】時期を見て植えることも大事

明らかにひどい工事は、業者に責任があり、やり直してもらうこともできます。

しかし注意が必要なのは、悪質な悪徳業者に騙されること!安いだけで業者を選ぶのは、ぜったいにやめてください!


1.【隣人トラブル】近所からクレームが来た!

怒っている人のシルエット

たとえばこんな感じです。

  • 振動で家が揺れる
  • 車が邪魔で通れない
  • 工事がすごくうるさい
  • ホコリが洗濯物についた
  • 職人が敷地に入って作業してる

職人は毎日いろんな現場で工事しているので、近隣には異常なほど気をつかっています。なぜなら、何度も痛い思いをしているからです(警察が来たこともある)

もちろん職人は、クレームが来たら謝ります。説明すればほとんどの人はわかってくれ、逆に仲良くなる人もいるぐらいです。


ひどい外構工事

あなたができる対策は、工事前に挨拶まわりをしておくことです。

「お互いさまだから、しょうがないわね」と理解してくれる人が多く、逆の立場に立って納得してくれるでしょう。



工事前の挨拶のコツはこちら ⏬

外構工事の前に近所へ挨拶するメリット2選🤩【例文や手土産のコツも解説!】


2.【イメージと違う】高さや色はしっかり確認しよう!

女性

「なんかイメージとちがう...」と言われると、ドキッとして心臓に悪いです...

実際言われることは多く、こちらとしては「やる前に言ってよ!」心の中で思っています。もちろん図面も出していて、納得の上での工事ですが、どこかで見た写真などのイメージが強いのでしょう。

とくに困るのは、フェンスの高さや色です。交換することもできますが、その場合は追加料金がかかる可能性があるので注意してください。


ひどい外構工事

あなたができる対策は、毎日工事の現場を見ることです。

外構工事は始まったら早いので、気がついたらすぐに伝えれば、大きな問題にならずに済みます。


3.【ずさんな仕上がり】どう見ても素人がやった工事

レゴで遊ぶ子供たち子どもがやるなら許せますが...

仕上がりが悪いのは、お気の毒としか言いようがありません。

なぜなら、これは「完全に業者選びが間違っている」からです。これはその業者に依頼した人にも責任があり、「他の業者より安くしますよ!」などと甘い言葉に騙されてしまったのでしょう。

外構業は参入がかんたんなので、外構業の経験のない職人が始めたりします。もちろん経験が長ければ問題ないのですが、飛び込みで来た業者に頼むようなことはやめましょう。


ひどい外構工事

あなたができる対策は、自分で調べて業者を選ぶことです。

家を建てている最中は、いろんな業者が訪問してくると思います。しかし怪しい業者もいるので、自分で動いて業者を探すようにしましょう。



外構業者の探し方はこちら ⏬

【外構工事はどこに頼む?????】プロが教えるおすすめの探し方を伝授!


4.【土間コンクリートがひどい】表面がボロボロしてる

ひどい仕上がりの土間コンクリートひどい仕上がりの土間コンクリート

土間コンクリートでよくあるクレームは以下です。

  • コンクリートがひび割れした
  • コンクリートの表面が白くなった
  • コンクリートの表面に色むらがある
  • コンクリートの表面がボロボロしてる

生コンクリートは扱いが難しく、一発で仕上げるため、いろんなトラブルが起きやすいです。ちゃんとした業者なら施工不良はありえないので、とくに冬場の低温が原因と考えられます。

コンクリート土間を仕上げている様子

職人も細心の注意を払っていますが、夜中に雪が降ったなど、自然現象には勝てません...表面を薄く補修したり、どうしようもない場合は、ぜんぶ壊してやり直します。


ひどい外構工事

職人はわざとボロボロした訳ではないので、そこはご理解ください。

冬場のコンクリート打ちは難しく、業者からも説明があると思います。あとでやり直すぐらいなら、天気の良いよい日を選んでコンクリート打ちしてもらいましょう(その代わり。工事期間が遅れますが...)。


5.【追加工事が発生】費用って業者持ちじゃないの?

女性

ここでのポイントは6つ
  • 追加工事には2種類ある
  • 追加工事はなぜ高くつくの?
  • リフォームでは追加工事がありがち
  • 地中埋設物はだれも把握できない
  • 契約書を交わしてトラブル防止!
  • 追加工事のタイミングはいつ?

追加工事には2種類ある

無料の追加工事はサービス!

ちょっとした追加工事なら、業者は無料でやってくれます(サービス工事)。

理由は大きな手間や材料がかからず、ある工事をするのに必要なことだからです。

例えば、カーポートの柱を埋める穴を掘っていて、そこに大きな石やコンクリートがあってもサービスで工事します。「普通のことじゃん!」と思うかもしれませんが、ひとつのコンクリートを解体するのに2時間かかった経験もあります(土だけなら10分)。

もうひとつ例を挙げると、植木の抜根処分工事のとき、根っこがブロック塀の基礎下を潜り込んで隣の家まで侵入していました。当然お隣に声をかけ、ユンボーを使っての大工事になりました(1日がかり)。これは追加費用を請求しても良かったのですが、サービス工事としてやりました。一般的な植木処分なら、1時間もあれば終わります。


なぜ費用を請求しないのか?

諸経費内で対応しているからです。

外構見積もりのいちばん下には「諸経費」というものがあります(一般的に10~15%)。外構業界の暗黙のルールとして、ちょっとした追加工事は諸経費を使って対応しています。

たまに「諸経費ってよくわからないから、それを値引きしてくれ!」というお客さまもいて、上記の理由もあり理解してもらえるよう説明します。

つまり諸経費まで値引きしてしまうと、ちょっとした追加工事のたびに工事費用を請求する必要が出てきます。あなたはどっちがいいですか?


外構見積もりの詳細はこちら⏬

外構見積もりの正しい出し方🤔【相見積りのコツや値引きの注意点も解説】


有料の追加工事は大がかり!

大がかりな追加工事には費用が発生します(当たり前ですね)。

しかし外構業者もお客さまとケンカしたくないので、黙って無料で追加工事をすることが多いです。

その理由は、追加工事に費用がかかることを説明すると、急に怒り出すお客さまもたくさんいるからです(業者としてはつらい...)。

たまに多額の追加工事費用を請求するリフォーム業者が話題になりますが、それは業者選びが間違っているからです。これは別の話題なのでここでは割愛します。


上手な業者探しのコツはこちら⏬

【外構工事はどこに頼む?????】プロが教えるおすすめの探し方を伝授!


追加工事はなぜ高くつくの?

プランを変更したり追加で材料を取り寄せるため、最初からプランに盛り込んでいるより費用が高くなります。

費用がかかる例は、プランを変更するために図面を書き直す時間、一度作ったものを解体する手間、カーポートやフェンスなどのアルミ商品の配送料などです。

そのため工事後に「思ったよりも多額の請求がきてびっくり!」となるのです。問題は「費用も聞かずに追加注文してしまうこと」で、素人が工事加費用が分からないのは当たり前です。


見積もりをとってから決める

追加費用にびっくりしない対策は簡単です。ちゃんと見積もりを取りましょう!

追加工事を依頼する時は、工事現場にいる職人さんに直接言うのではなく、外構会社の担当者を呼んで要望を伝えましょう。そして、口頭ではなく必ず文書(契約書)で正式な追加見積もりを取ってください

その見積書を確認した上で、追加工事をするかしないか決めましょう。そうすれば後で「お金が足りなくて困った...」「なんで追加工事費が発生するんだ!」ということにはなりません。


職人と口約束せず、担当者と話し合って見積もりを作ってもらいましょう!


リフォームでは追加工事がありがち

リフォーム工事は、見積もり段階で正確な費用を出すことが難しいです。

理由は、予想ができない工事が必要になるからです。プラン変更や追加注文をしなくても、工事費用が大幅に加算されることがあります。

例えば、車庫のコンクリートを解体したところ、コンクリートの間にガス管や水道管が入っていて一緒に壊してしまった。また、昔埋めたコンクリートガラや大きな庭石が出てきて、それも撤去しなければならないなど。

今の水道管は塩ビで埋設してありますが、昔はもちろん鉄管。ある程度古くなると湿気やサビが出てきて、ボロボロになってしまいます。ガス管も同様です。


地中埋設物はだれも把握できない

土の中にあった「水道管やガス管」が腐っていることはよくあります

水道管がサビて穴があいてしまっていたら、お金が足りないからとそのまま埋めてしまいますか?いずれ破裂して、またコンクリートを壊す必要が出てきます(ガス管も同じ)。

ところがこの修繕費用は、当初の見積もり段階で正確に把握することはできません。リフォーム工事が始まり、解体したり穴を掘ってみて初めて発覚することが多いからです。

分かりやすく建物の例をあげると、設備を新しくしてインテリアがきれいになっても、家そのものの土台が腐っていてはせっかくのリフォームも台無しです。腐っている部分を修繕して、丈夫で長持ちする家にすることが大切になります。


契約書を交わしてトラブル防止!


怒る男性

無料で追加工事やってくれると思ってたのに、話が違うじゃないか!!


トラブルを起こさないようにするのは、難しいことではありません。

A4の紙に「工事に変更箇所と金額」を明記し、双方の署名捺印があれば契約書となります。その書面を保管しておけば、後で何かあっても正式な証拠となるのでトラブルは防げます。

請負契約書の例

あなたと外構業者、双方にとって有益な方法です。大切なお金に関わることですから、これぐらい慎重にやっておくべきでしょう。


面倒臭がらずに、文書でしっかり契約をすればトラブルは起きません!


追加工事のタイミングはいつ?

悩む女性

契約してからやりたいことが見つかったんだけど、追加工事ってできるんですか?


追加工事はもちろんできます!依頼するベストタイミングは2つです。

  • 工事がはじまる前
  • 工事が始まったらなるべく早く

家とちがって外構工事はあっという間に終わるので、トラブルを避けるためにも早めに伝えましょう!


ここでのポイントは3つ
  • 工事中の変更は慎重に
  • 設計変更は難しい
  • 工事のやり直しにならないタイミングで

工事中の変更は慎重に

工事中に材料や設計を変更する場合は、慎重に行ってください。

カーポートなどのアルミ製品などは、発注してした後に変更するというのはかなり難しいです。

時間があれば毎日でも現場に足を運び、工事の進み具合を見てどんな工事が行われているのを確認しましょう。さらに担当者に「いつまでなら製品の変更が可能なのか?」を聞いておきましょう。


設計変更は難しい

理由は、ひとつの変更だけでは済まず、そのほかの場所にも影響が出るからです。

例えば、門扉のサイズを変えてしまうと、それに付随する門柱や床仕上げに影響が及びます。水道も位置を変えるだけで、給排水管工事やブロック塀の位置などに影響を与えます。

大きな設計変更が難しのは、工事が中断されてしまうからです。設計変更が絡むような要望は、工事が始まる前にするべきことです。

その代わり、単に色や柄を変更するだけなら、商品発注の直前でも大丈夫!ギリギリまで考えて、慎重に選ぶことも可能です。


工事のやり直しにならないタイミングで

追加工事は工事のやり直しにならないタイミングで、担当者に伝えることが大切です。

おすすめの対策方法は「毎日工事現場を見ること」で、追加を思い立ったらすぐに担当者に連絡しましょう。そして「できるかできないか?」「できるとしたら追加費用はかからないか?」を聞いてから判断するのが大事です。

例えば、手すりを壁にとりつける場合、固定するためにの金具が必要です。しかし、金具を取り付ける穴をあけてしまったら、元通りきれいに仕上げることはできなくなります。

いつ何が出来上がるのかは、素人には判断が難しいです。追加工事はなるべく早い時期に伝え、トラブルを避けるようにしましょう。


6.【アフターフォローが遅い】いつまで経っても来ない

女性なんで、こんなに遅いのよ!

当社宛にGoogleマップでこんな口コミがありました。

外構工事屋さんです。 仕事は早くて助かりました。 しかし施行不良がありアフターフォローについて連絡をしても、今月中には対応しますと回答があるのですが一向に対応してくれません。もう3ヶ月近くたちましたが、どうなっていますか?もう期待してませんが、非常に残念な気持ちです。安かったので仕方ないのかなと思っています。

回答があったので、追記します。
着信履歴が残っているはずです&もちろん直接何度かお話もしています。しかし今度対応すると回答しか貰えてません。本名ではないので、該当はしないと思いますが対応できていないのは事実です。

2019.01.26追記
この投稿の影響かわかりませんが、その後対応頂けました。とても忙しい施行店の印象です、辛抱強くしていれば対応してくれるのだと思いました。

引用元:Google Map

このお客さまには長い期間待たせてしまって、とても申し訳なく思っています...アフターフォロー対応後にも口コミを書いてもらい、大変感謝しています。

と、ここまでは当社の恥部ですが、こういった話は知り合いの業者からもよく聞きます。中には、連絡が一切つかなくなる業者もいるようです。しかし、ほとんどの業者は誠実に対応してくれると思うので、連絡がなかったら再度問い合わせてみてください。


ひどい外構工事

あなたができる対策は、地元にある近くの外構業者に依頼することです。

たった10分の手直しに、1時間以上かけて来る業者も正直かわいそうです...地元を盛り上げるためにも、ぜひあなたの近くの業者に依頼しましょう。


7.【庭木・芝生が枯れた】時期を見て植えることも大事

枯れた木の画像

植物は生き物なので、植えたあとの世話がすごく大切です。

しかしアパートやマンション暮らしが長かった人には世話が難しく、枯れたあとに「これって不良品ですか?」なんて言われることもあります。業者の落ち度であれば交換しますが、明らかにお客さまが原因であることも多いです。

とくに天然芝ではよくあり、たとえばクレームがありました。

「芝生が枯れたので、見に来てください...」と問い合わせがありました。

さっそく現場に行ってみると、実際に芝生は枯れていましたが、明らかに水不足が原因です。完全には死んでいないので、こちらでたっぷり水やりして現場をあとにしました。


暑い日が続く夏場だったので、お客さまも水やりはしていましたが、圧倒的に量が足りなかったのが原因です。

説明後は納得したようで、そのあと問い合わせはありませんでした。おそらく、きれいに芝が生えたと思います。


最初はちょっと怒った感じでしたが、最後にはちょっと恥ずかしそうにしていました。

また植える時期も大切で、寒い冬場に植えると根が張らず、そのうち枯死してしまいます。暖かくなる春先を待って、植えるのがポイントです。


ひどい外構工事

あなたができる対策は、本やネットで勉強することです。

植物は生き物なので世話が大変ですが、愛情を持って育てれば、あなたの人生にうるおいを与えてくれますよ。


【本当にあるの?】外構の手抜き工事ってどんなもの?


悩む女性

テレビでやってる手抜き工事って本当にあるの?


ここでのポイントは3つ
  • 手抜き工事ってどういうもの?
  • 外構工事の手抜き事例
  • 業者にとって手抜き工事は割に合わない

手抜き工事ってどういうもの?

手抜き工事とはこんな食事です

手抜き工事とは、業者が“意図的”に手を抜いて工事すること。手抜きされやすい場所は、仕上がったときに隠れてしまう部分です。

その結果、十分な強度や安全性が足りずに、将来的に施主が危険にあう可能性が出てきます。

「欠陥住宅=手抜き工事」のようなイメージで、「意図的」に手を抜いて工事したというのが重要な判断基準になります。


意図してない手抜きはどうなのか?

意図的でない手抜き工事とは、設計者の経験不足・施工者の技術不足などがあげられます。

しかし意図的でない手抜き工事は、施主が業者に伝えればほとんどの場合、無料(もちろん)で工事をやり直してくれます

業者側としては「申し訳ございません」ということなので、気づいたらはっきり伝えることが大事です。


外構工事の手抜き事例

外構工事では、「ブロック塀の鉄筋」や「コンクリート土間のワイヤーメッシュ」を少なくしたり入れなかったりする事例が多いです。

「地震でブロック塀が倒壊した!」というニュースがよく取り上げられ、これは塀と基礎部分内の鉄筋による問題が大きいです(人命に関わる)。また、コンクリート土間はヒビが入り、水が溜まるといった問題が発生します(人命には関わらない)。

ただし、ブロック塀の倒壊は塀自体というより、地盤が地震によって揺すぶられ、地盤の破壊とともに倒壊する例が多いです。これはいくら頑丈に基礎工事をしても防げません。


昔のブロック塀は手抜き工事か?

ブロック塀の解体工事もやりますが、昔のブロック塀の施工はかなりいい加減です。

塀に入れる鉄筋の数が少なく、鉄筋自体もつるつるのものです(丸鋼)。今は異形鉄筋という凸凹(リブ・節)のあるものを、数多くいれしっかり施工しています。

今の基準から見れば昔のブロック塀施工は「手抜き工事」と言えますが、現代の基準で過去を裁くのはどうかと思います。もしあなたの家にある塀が危険な状態なら、すぐに解体撤去・リフォームすることをおすすめします。


業者にとって手抜き工事は割に合わない

手抜き工事は年々減っていると思います(統計やデータはありませんが...)。

理由は、業者にとって割に合わないからです。なぜならインターネットの発達に伴い誰でも口コミ・評判が書けるようになり、ごまかしたところですぐにバレてしまうからです。

「手抜き工事をする業者」というレッテルを貼られたら、その業者はおしまいです。そんな危険を冒すなら、丁寧でしっかりした施工を行い、真っ当な商売をした方がずっと儲かります。

これはネットが発達した大きなメリットで、施主と業者両方にとって大きな利益です。


手抜き工事はゆるしがたい行為です!

しかしインターネットの発達で、手抜き工事は減っている気がします(個人的感想)。


【業者のホンネを聞いて!】業者だけの責任ではない?

ちょっと、聞いてください!

ここでのポイントは2つ
  • 施主が招く手抜き工事
  • 本当にあった手抜き工事の事例

施主が招く手抜き工事

業者ばかり責められる手抜き工事ですが、施主本人が招くこともあります(意図的でないにしろ)。

たとえば、「強引な値引き・直前での設計変更・追加工事にたいしてお金を払わない」などです。

業者はボランティアではないので、赤字にならないよう「材料の質を下げ、量を少なくする」などの対策をしなければなりません。強引な値引きで起こった、実際の手抜き工事の事例を紹介します ⏬


本当にあった手抜き工事の事例

以前当社クローバーガーデンでほんとうにあった話です。


あるお客さま(以後Aさん)は相見積もりをしていて、当社と他社の値引きをあおっていました。

結局他の会社が工事をやることになり、当社としても利益がなくなってしまうので手を引きました。すごく後味の悪い打ち合わせでした。

後日、そのAさんから連絡が入りました。「仕上がりが悪いので、見に来て欲しい...」とのことです。さっそく伺ってみると、お世辞にもきれいな仕上がりとはいえません。

Aさんも「クローバーガーデンさんにお願いすればよかった...」と言ってくれましたが、こちらは何も言えず気の毒としか思えませんでした。結局予算もなくなってしまい、「目立つところだけやり直しましょう」ということになり、Aさんはとても残念がっていました。

ちなみに元の業者は手抜き工事を認めず、お客さまも諦め当社に連絡がありました。


当社でも非常に珍しいケースでした。

強引な値引きを行うと「結果的に痛い目にあうのは、あなたかもしれない...」ということを覚えておきましょう。


【超かんたん!】手抜き工事の対策ってどんなもの?


悩む女性

ひどい工事や手抜き工事を心配するって、すごくストレスがかかるんだけど...


ひどい外構工事

結局、信頼できる業者に工事してもらえれば、すべて丸くおさまります。

ここからは、おすすめの業者探しなどを紹介していきます。


ここでのポイントは3つ
  • 地元の優良業者に依頼する
  • 外構一括見積もりサイトを使う
  • 毎日工事現場を見る

地元の優良業者に依頼する

これさえできれば、何のストレスもありません!

しかし外構業者のホームページが多すぎて、どれを選んだらいいのか難しいです。しかも知人に紹介された業者だと断りづらい...

上手な選び方と探し方のコツを書いたページがあるので、そちらをご覧ください。⏬

外構工事業者の選び方7選🤔【ハウスメーカーに頼まない選択肢とは?】

【外構工事はどこに頼む?????】プロが教えるおすすめの探し方を伝授!

そこでおすすめなのが「外構一括見積もりサイト」を使うことです。


外構一括見積もりサイトを使う

外構一括見積もりサイトとは、無料で数社相見積もりをできるサービスです。

おすすめの理由は、あなたの近くにある優良業者に一括で見積もりできることです(もちろん無料で)

このサービスに登録できる業者は、厳しい審査基準に合格した業者だけなので、手抜き工事をするような業者は登録されていません。もし手抜き工事をすれば、すぐに報告され登録が抹消されます。

質の高い業者のみ紹介してもらえるので、安心して利用できるサービスです。


外構一括見積もりサイトの詳細はこちら⏬

外構一括見積もりのおすすめランキングTop3【独自調査の口コミあり】


毎日工事現場を見る

上記で見つけた優良業者に依頼すれば、この「毎日現場を見る」は必要なくなります。

ただ「手抜き工事を監視する」目的だけでなく、気になったところなどすぐに業者伝えられるよう現場は毎日見るべきです。例え仮住まいしていても、面倒くさがらずに足を運びましょう。

毎日職人に接すれば、職人にもプレッシャーとなり、職人と仲良くなっておけば何かと融通を利かせてくれます。疑いの目で見るのはよくありませんが、気持ちよく接してくれるお客さんに悪い仕事をする職人はいません

また、工事が終わってからの変更は難しいですが、工事中の変更は可能な場合もあるからです。


忙しくても現場に足を運んで、自分の目でチェックすることも大切です!


【無料の相談窓口】消費生活センターに相談しよう

もし工事の担当者と上手く話が進まない時、消費者センターに助けを求めることができます。

消費者センターは、消費者の権利を守るための組織で、外構の問題も相談が可能。国民生活センターには、工事が予定通りに終わらなかったケースの相談例もあるようです。

外構業者に「消費者センターに相談するかもしれない」と伝えると、業者も協力的になるかもしれません。なぜなら、行政からの指導は業者にとって都合が悪いからです。


まとめ

記事のポイントをまとめます。

  • ひどい外構工事の事例がわかる
  • 手抜き工事の対策がわかる
  • 無料の相談窓口がわかる

以上の3つです。


この記事では、外構工事によくあるひどい例と対策を紹介しました。いかがだったでしょうか?

いちばん重要なのは「近くの信頼できる業者」を見つけ、外構工事を依頼することです。もし業者とトラブルになっても、無料の相談窓口に問い合わせれば力になってくれますよ。


ひどい外構工事7選😡【手抜き工事対策 & トラブル相談窓口も紹介します】

「ひどい外構工事をされた!」と聞くと、同じ業者として心が痛いです...

調子のいいことを業者には近づかず、あなた自身が動いて業者を見つければ、あとで後悔する可能性がずっと少なくなります。



すぐ下の関連ページで「外構業者の探し方・外構見積もり・外構業者の選び方」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊


このページを読んだ人はこちらもオススメ!


以上、ひどい外構工事7選😡【手抜き工事対策 & トラブル相談窓口も紹介します】…という話題でした。

更新:2024年07月02日|公開:2023年04月10日

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