物置を自分で解体撤去-処分するコツ5選🤩【業者の費用相場も教えます!】
【更新日】2024.07.06.【PR】
あなたの庭にずっと放置されていた物置、解体を考えてはいませんか?しかし自分でやるのは複雑で、しかも危険が伴います。
そこでこの記事では、DIYで物置を解体する方法から、必要な道具、そしてステップバイステップの手順までを紹介します。また、自分で行うのが難しい場合の業者の選び方と、費用の相場についても解説。
読み進めることで、物置解体の不安が解消されるはずです。自分でチャレンジするか、プロに任せるべきかの判断がつきやすくなるでしょう😊
このページの内容
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
【いつ?】屋外物置の解体・撤去を考えるタイミングは?
物置をいつ撤去するか?撤去を考えるタイミングは以下です。
- 経年劣化して、もういらなくなったとき
- 台風や積雪などの自然災害で壊れたとき
- 古くなって新しい物置を設置したいとき
- 物が多くなって既存の物置だと小さくなったとき
昔のスチール製の物置は、設置場所が悪いとどんどん劣化します...サビついて扉の開け閉めができなくなったら、処分を考えたほうがよさそうです。
その代わり、最新のイナバ・タクボ・ヨドなどの物置は、丈夫で壊れにくくなっています。もし新しい物置に買い換えるなら、しっかりしたメーカーの物置を選びましょう。
【あなたはどっち?】自分でDIY? 専門業者に依頼?
かんたんにまとめると以下。
- 【自分でDIY】お金がかからない
- 【専門業者に依頼】お金がかかる
つまりDIYに慣れていて時間があるなら、自分でやりましょう!一般的な家庭用の物置は小さいので、危険な作業もありません。
もし忙しくて自分でできないなら、専門業者に依頼しましょう。廃材の処分を含め、きれいさっぱり跡形もなく撤去してくれます。
【3つ】物置を自分で解体処分するデメリット
デメリットには以下のようなものがあります。
- いろいろ道具が必要
- 高所作業があると危険!
- 解体した物置の処分めんどくさい
解体にはハンマーやバールなどいろんな道具が必要になり、そろえるならお金がかかってしまいます。
また大型の物置だと、脚立を使った高所作業になるのでとても危険です。必ず2人以上で、作業したほうがいいでしょう。
それと、いちばんめんどくさいのが「廃棄処分はどうするか?」です。解体後にはアルミ材・鉄くず(スチール)・屋根パネル・コンクリートなどが出るので、産業廃棄物として処理する必要も出てきます(ここでもお金がかかる)。
まとめると、まったくお金がかからず、0円での解体処分は不可能ということです(それでも業者に頼むより、ずっと安上がり!)。
【1つ】物置を自分で解体処分するメリット
思いつくメリットは以下となります。
- お金がかからない
DIYで解体・廃棄する大きなメリットは、費用がかからない(無料)ということです。
日曜大工に慣れていたり、肉体労働の経験があるなら、自分でゆっくり撤去すればいいでしょう。家庭用の小さい物置なら、とくに危険なことはありません。
【5選】物置を自分で解体撤去-処分するコツ
ここからは、物置の解体経験もある外構プロが、物置をDIYで解体撤去する方法を紹介していきます。
ここでは、「イナバ・タクボ・ヨド」などのメーカー物置について解説します。
紹介するコツは、大型物置までの解体です。ガレージ倉庫のDIYは危険なので、業者に依頼したほうがいいでしょう。
1.【物置の中をカラにする】ついでに必要ない物は処分!
まずは、物置の内部を空っぽにしましょう。
ものが詰まった状態で解体をはじめると、どんなアクシデントが発生するか分かりません...たとえば解体中にものが落ちて、怪我をするなどです。
ついでに収納物を整理し、いらない物は処分してしまえば、一石二鳥になります。新しい物置の設置を考えていても、ものが減ったら必要なくなるかもしれませんよ。
2.【必要な道具】解体作業にあったら便利な道具を紹介
- 物置解体に必要な道具のまとめ
- プロも使うおすすめインパクトドライバー
- 電動工具はホームセンターでレンタルできる
物置解体に必要な道具のまとめ
物置の解体にはいろいろな道具が必要で、たとえば以下です。
- 軍手
- 脚立
- バール
- ハンマー
- スコップ
- スパナ・レンチ
- スクリュードライバー
- インパクトドライバー
- ディスクグラインダー
- コンクリートはつり機
大型物置の場合、脚立だけで作業するとすごく危険!脚立2本と足場板を用意し、2本並べた脚立の間に足場板を通しましょう。
古くて小さい物置なら、ハンマーとバールでガンガンやれば、ほとんど解体できます。ビスがサビていれば、スクリュードライバーも必要ないです。
アンカーの入った足元コンクリートの解体テクニックは、まずスコップを使ってコンクリートより一回り大きく、まわりの土を掘ります。そしてバールとハンマーを使って、少しずつコンクリートを壊せばOK。
コンクリートの量が多ければ、はつり機があればもっとかんたんです。ただしその場所を使わないなら、上から土をかけて見えなくしておけばいいでしょう。
プロも使うおすすめインパクトドライバー(安い!)
【価格】¥10,000ぐらい
【おすすめ度】5.0★★★★★
われわれプロの外構業者も毎日使うインパクトドライバーで、マキタ製品です。
「軽くて安い!」のがいちばんの魅力で、これ1台あればどんな日曜大工でも楽チンになります。女性でも簡単に扱えますよ!
電動工具はホームセンターでレンタルできる
インパクトドライバー以外の電動工具は、ホームセンターでレンタルしてもいいでしょう(だっていつも使わないから)。
「カインズ・島忠ホームズ・コーナン・コメリ」など、あなたの近くにあるホームセンターで相談してみてください。
たとえば「カインズホーム」なら、以下がレンタル料金です。
- 【インパクト】500円 / 1泊2日
- 【グラインダー】500円 / 1泊2日
- 【ハンマードリル】1,500円 / 1泊2日
安くてびっくりしますが、これは本体のみです。消耗品(刃など)は自分で購入しなければならず、こちらが以外と高額でびっくりしますよ。
3.【解体の方法・手順】組み立てる順番を逆からやる!
- 物置の解体手順を解説
- DIYで解体できる物置の例3つ
- DIYで解体できない物置の例3つ
物置の解体手順を解説
DIYで撤去するにはいろいろデメリットがありますが、撤去作業自体はとても簡単にできます(大きい物置だと危険ですが...)。
手順をまとめると以下。
- 中の収納物を出す
- 棚などを外しカラッポにする
- 扉 → 屋根 → 壁パネルの順に外す
- 足元のアンカーが入ったコンクリートを壊す
- 床パネルを外す
- 基礎ブロックを撤去する
- 地面を平らにして終了
- 解体後の部材を処分する
撤去のポイントは、組み立てた順番を逆に解体していくことです。たとえば、いきなりハンマーでぶっ叩くのはやめましょう。
DIYで解体できる物置の例3つ
このぐらいのサイズだったら、業者に依頼しなくてもDIYでできます。
DIYで解体できない物置の例3つ
これらのサイズだともうちょっとした家なので、専門の解体業者に依頼しましょう。
わたしも昔、平屋の解体作業をしたことがあります。その時いっしょに作業していた同僚が、屋根から落ちて軽いケガをしました🤕 毎日体を動かしている職人でも、慣れない仕事をするとケガをするということです...
4.【処分の仕方】物置をあなた自身で捨てる方法3選
- 粗大ゴミとして引き取りを依頼する
- 産業廃棄物の処理業者を探して処分
- メルカリやヤフオクに出品して売る
粗大ゴミとして引き取りを依頼する
以下は、当社クローバーガーデンがあるさいたま市の粗大ゴミの捨て方です。
粗大ゴミ(90cm以上2m未満のごみ)を集積所へ出しても、市役所は持っていってくれません。
そこでまず物置の大きさを測り、サイズを書き留めます。粗大ごみ受付センターに電話(048-840-5300)して予約し、手数料納付券を買ってゴミに貼り付けます。指定日にゴミを出しておけば、回収してくれます(立ち会いは不要)。
【参考ページ】≫粗大ごみ・特定適正処理困難物の出し方
産業廃棄物の処理業者を探して処分
市役所が受け取ってくれない場合は、民間企業を探します。
ネットで「〇〇市 廃品回収」や「〇〇市 産業廃棄物」と検索すれば出てくるので、そこに電話してみましょう。
回収してくれる業者もいるし、自分で直接持ち込む必要がある業者もあります。直接持ち込んだ方が費用は安くなるので、軽トラックやミニバンがあれば自分で運んでもいいでしょう。またアルミや鉄くずは、買取業者に持ち込めば売れるかもしれません。
メルカリやヤフオクに出品して売る
まだ状態の良い5年ぐらいまでの物置だったら、リサイクルして中古で売るのもいいでしょう。
まだ使える物置だったら、ちょっとしたこづかいにもなるし、だれかに再利用してもらった方がうれしいですよね!
メルカリやヤフーオークションなどがおすすめで、サイトを見てみるとたくさんの物置が中古で売られています。ただし売れる保証はなく、発送や運搬の手続きがめんどくさいですが...
5.【移動させたい人は?】設置場所を失敗した人におすすめ
物置を使ってみて、「やっぱりこっちに置けばよかった...」と設置場所に失敗することもあります。
そんなときはいつまでも悩まず、思い切って移動させましょう。それほど難しい作業ではありません。
移動させる方法は、以下のどちらかです。
- 物置をそのまま持ち上げて移動させる
- 物置を解体し、新しい場所でまた組み立てる
小さい物置なら大人の男性2~4人で持ち上げ、そのまま慎重に移動させればOK!中の物は外に出し、なるべく軽くするのがコツです。
もし解体して移動させるなら、ビスなどの部品をなくさずに、上手に解体しなければなりません。まだ新しい物置なら、かんたんにできます。
しかし古い物置だとうまく部材が外れず、壊れる可能性もあるでしょう。これは業者に依頼しても同じです。
【プロの業者に依頼】費用相場の目安と業者の探し方
- 収納物の処分は自分でやろう
- 解体撤去の費用相場
- 解体業者の探し方
収納物の処分は自分でやろう
なぜなら、物置の中の物まで処分を依頼すると、余計に費用がかかってしまうからです。
ゴミ袋に入るモノなら、燃えるゴミの日に少しずつ出せば問題ありません。そしてどうしても手に負えなかったら、業者に依頼してもいいでしょう。
業者に依頼する場合は、撤去費用とは別に「ゴミ処分費+運搬費」もかかるので覚えておいてください。
解体撤去の費用相場
費用相場の目安は以下です。
- 【1日で終わる作業】4万円~
- 【2日で終わる作業】8万円~
- 【3日で終わる作業】12万円~
一般家庭用の小型物置なら、1日で作業が終わるので「4万円ぐらい」です。
また大型ガレージや倉庫・鉄骨造だと「基礎部分の解体」に手間がかかるので、費用はもっと高くなるでしょう(重機も使う)。大事なことはすぐに依頼せず、見積もりをとって検討することです。
解体業者の探し方
以下がおすすめです。
- 【解体だけ】解体の専門業者
- 【解体後に物置の新設】外構業者
家庭用の小さい物置なら、「なんでも屋」でも対応してくれます。ガレージ倉庫のようなものなら、解体を専門にやっている業者がおすすめです。
解体後に新しい物置を設置するなら、外構業者がおすすめ!解体といっしょに依頼したほうが、安く工事してくれます。
もし庭もリフォームしたいなら、おしゃれな庭の施工も可能です。物置の移設も相談できますよ。
物置業者の詳細はこちらです ⏬
物置のおすすめ業者3選👷【組み立て設置+解体撤去の業者を紹介します】
【新しい物置が欲しいあなたへ】おしゃれな物置を紹介
解体撤去したあとに新しい物置が欲しい人に、おしゃれな物置を紹介します。
下のリンク先で、いろんなサイズや種類の物置を紹介しているので、興味があるページを読んでみてください。
あなたにぴったりの物置が、きっと見つかりますよ 😊
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 自分で解体する方法や手順がわかる
- 業者に依頼したときの費用相場がわかる
- 解体~処分までできる業者の探し方がわかる
以上の3つです。
この記事では、DIYで物置を解体処分する方法を紹介しました。いかがだったでしょうか?
小さい物置だったらDIYでもかんたんに壊せるので、わざわざ専門業者に依頼することはありません。ただし、廃材を処分するのがめんどくさいので、「一体いくらぐらいかかるか?」業者に見積もりを取るのもいいでしょう。
物置解体のコツは、組み立てる順番の逆からやることです。
いちばん役立つ道具は「バール」で、テコの原理を利用すると壊しやすくなります。
すぐ下の関連ページで「物置のDIY・物置のサイズ・おすすめの大型物置」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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以上、物置を自分で解体撤去-処分するコツ5選🤩【業者の費用相場も教えます!】…という話題でした。
更新:2024年07月06日|公開:2022年07月21日