後悔しない物置サイズの選び方🤔【7サイズ別におすすめ物置を紹介します!】
【更新日】2024.07.05.
物置を選ぶとき、設置後の後悔は避けたいものです。「もしサイズが合わなかったら、どうしよう...」、と不安に感じる人も多いでしょう。
そこでの記事では、サイズ別のおすすめ物置を紹介します。各サイズに最適な物置タイプを解説することで、あなたの疑問に答えるつもりです。
読み進めることで、どの物置を選べばよいか迷うことなく、自信を持って選択できるようになります。後悔しない選択をするための、具体的な情報がここにたっぷりありますよ😊
このページの内容
※このページ内では、大手メーカー3社(イナバ・タクボ・ヨドコウ)の屋外用物置をの中心に解説しています。
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
【後悔しない選び方】あなたにおすすめのサイズはこれ!
屋外用物置のサイズ選びのコツは、たったこれだけです。
設置する場所に合う「もっとも大きい物置」を選ぶこと!
なぜなら、今収納したいものだけでなく、あとで収納したいものがどんどん増えるからです。屋外の物置ほど「大は小を兼ねる」という言葉がぴったりな商品はありません。
ただし、壁や建物にぴったりくっつけるのはNG!少し隙間ができるように、設置するのをお忘れなく(10~20cmぐらい)。
ぴったりのサイズって、どうやって見つけるの?
かんたんに見つかる理由は以下。
物置3大メーカーなら、どんなサイズも用意してある!
物置3大メーカーとは、イナバ製作所・田窪鉱業所・淀川製鋼のことをさします。
それぞれのメーカーでは小型~大型まで、いろんなサイズの物置を販売中です。たとえば、イナバの小型物置は「なんと88サイズ」も用意しています(スゴすぎ!)。
覚えておいて欲しいのは、「設置したい場所に、ぴったりのサイズ・寸法はあるのかな?」と悩む必要はまったくないということです。
つまり「あなたが欲しいサイズの物置は絶対見つかる!」ということです。まず設置したい物置を探し、そのあとでゆっくりサイズ選びをすればいいでしょう。
【サイズ表記】一般的には間口(幅)・奥行・高さで表す
上画像をしっかり見てもらえればわかりますね。
注意点として、設置するときは物置下に基礎ブロックを置くので、「本体の高さ+ブロック約10cm」の高さが設置場所に必要になります。本体ギリギリの高さで考えていると、頭がぶつかって設置できなので注意してください。
また、物置は壁ぴったりくっつけてはいけません!左右後方に10~20cmぐらいのスペースが必要になるので、覚えておきましょう。
【イメージしておこう】屋外用の物置に入れる"もの"
そもそも、屋外用の物置に収納できる物って、どんな物があるんですか?
できない物も合わせて教えてください。
上画像が「物置に入れる物」を集めたイメージです。じっくり見てください。
そこで「物置の収納に適している物」の例を、いくつか挙げてみます。
- 【タイヤ】
- 【ポリタンク】灯油用
- 【ストーブ・ファンヒーター】
- 【災害グッズ】リュックサック、水、缶詰
- 【レジャー用品】釣り道具(釣竿)、ロードバイク
- 【アウトドア・キャンプ用品】テント、BBQセット、木炭
- 【園芸ガーデニング用品】ホースリール、バケツ、肥料、堆肥
- 【日曜大工道具】脚立、道具箱、インパクトドライバー、ペンキ
- 【子供用品】クリスマスツリー、ビニールプール、自転車、三輪車
- 【子供用品】おもちゃ、チャイルドシート、ベビーカー、スポーツ用品
- 【スポーツ用品】ゴルフバック、スキー板、スノーボード、サーフボード
- 【その他】クリスマスツリー、、スーツケース
キリがないので、このぐらいにしておきます。
反対に「物置の収納に適さない物」の例を、いくつか挙げてみます。
- 衣類
- 食料品
- 雛人形
- 本・アルバム・写真
ただしこれらは「断熱材入り物置(値段が高い!)」に収納すれば、ある程度の劣化は防げます。
収納うんぬんの前に、「物置の収納に適さない物」を入れておくのは避けましょう。写真など大切なものが劣化すると、あとですごくがっかりするので!
【サイズ別7タイプ】おすすめ物置とメリットデメリット
ここからはメーカー製の物置を、サイズ別に特徴とともに紹介していきます。
一般的に普通の家庭で使え、DIYでも組み立てられるのがこれらの物置です。
そこでここからは、このサイト内にある詳細記事を紹介していきます。
リンク先の記事では、おすすめ物置のサイズや価格などを説明し、格安で購入できる通販サイトのリンクを貼りました。
もし気になる物置があったら、通販サイトをご覧になってみてください。
1.【小型サイズの物置】いちばん人気で使いやすいサイズ
小型物置はもっとも使いやすいサイズで、売れ筋の人気商品が多いタイプです。
メリットとデメリットは以下。
- 【メリット】DIYでかんたんに設置でき、値段が安い
- 【デメリット】物が増えてくると小さく感じる
たとえば、イナバの小型物置「シンプリー」を例にすると、特徴は以下のとおりです。
- 【サイズ】88種類
- 【メーカーカタログ価格】¥48,000~153,000
- 【幅7サイズ】90、110、132、152、174、194、216cm
- 【奥行き5サイズ】41、51、61、75、90cm
- 【高さ5サイズ】90、110、130、160、190cm
- 【扉カラー4色】チャコールグレー、ジェードグリーン、プラチナシルバー、エボニーブラウン
全部で88サイズもあり、幅7サイズ・奥行き5サイズ・高さ5サイズとなっています。タイヤを入れるには、奥行きが90cm必要です。
子供用の自転車なら入るサイズ
小型物置なら、子供用の自転車だったら入ります。
しかし、小学生ぐらいの子が乗れる自転車だと、毎日出し入れするには小さいです。幼稚園児が使うような小さい自転車や、三輪車やおもちゃも車ぐらいがちょうどいいでしょう。
なるべく奥行きがある物置を選ぶのがコツで、上画像は90cmあります(一輪車はラクに入る)。
小型サイズの物置はこちらです ⏬
おすすめの小型物置30選🤩【DIYできるおしゃれで安い物置を紹介します】
2.【タイヤ専用タイプの物置】タイヤストッカーの一択
タイヤストッカーとは、イナバ物置が製造する「タイヤのみに特化」した物置のことです。
ドアがフルオープンに開くのが特徴で、タイヤの出し入れが楽になります。タイヤだけ収納するのが目的なら、このタイヤストッカー一択で大丈夫です。
メリットとデメリットは以下。
- 【メリット1】タイヤの収納に困らない
- 【メリット2】最大12本(車2~3台分)の収納力
- 【デメリット】工具はあまり入らない
サイズが小さいので、業者に依頼しなくてもDIYで組み立てできますよ!
【タイヤのサイズ】外径と4本の総幅が目安
車のタイヤにはいろんなサイズがあるので、ここでまとめて紹介します。
排気量別の車 | タイヤのサイズ | 外径mm | 幅mm | 総幅mm |
---|---|---|---|---|
軽自動車 | 155/65R 13 | 532 | 155 | 620 |
1000cc以下 | 165/70R 14 | 590 | 169 | 676 |
~1500cc | 185/65R 15 | 621 | 189 | 756 |
~2000cc | 195/65R 16 | 636 | 199 | 796 |
~2500cc | 205/65R 16 | 672 | 212 | 848 |
~3000cc | 215/55R 17 | 670 | 224 | 896 |
3000cc以上 | 225/45R 18 | 660 | 225 | 900 |
大型4DW車 | 275/60R 18 | 786 | 284 | 1136 |
ここで大事なのは、外径と総幅の長さ(タイヤ4本分)です。あなたの愛車がどれに当てはまるか、チェックしておいてください。【参考ページ】≫ヨドコウの公式サイト
3.【薄型サイズの物置】ベランダにもおけるスリムな物置
スリムな薄型物置とは、細くてスリムな物置のことです。
奥行きはあまりありませんが、縦長で横長の物置を選べばけっこうたくさん物が入ります。掃除道具やガーデニング用品など、小物の収納にピッタリです。
メリットとデメリットは以下。
- 【メリット】狭い場所に置ける
- 【デメリット】大きいものは入らない
おすすめの設置場所は?
とくに以下の場所がオススメです。
- 【建物脇のせまい通路】目隠しにもなる
- 【ベランダ】ただしマンションは注意!
いちばんのおすすめ設置場所は「建物脇のせまい通路」で、背の高い物置をおけば目隠し効果も期待できます。また、一戸建てなら2階のベランダもおすすめです。
しかし、マンションのベランダやバルコニーでは注意が必要。これらの場所は共用部分となっていて、物を置くのは原則禁止になっています(緊急時の避難通路になるから)。詳しくは、管理会社に確認してください。
薄型物置の詳細はこちらです ⏬
スリムな薄型物置おすすめ15選🤩【縦長で横長なら多く収納できます】
4.【大型サイズの物置】頑丈なつくりで自転車も楽に入る
大型物置とは、自転車も入る大容量の物置のことです。頑丈な作りなので壊れず長持ちし、一般家庭で使うには申し分ない物置でしょう。
メリットとデメリットは以下。
- 【メリット】たくさん物が収納できる
- 【デメリット】値段が高い(安くても10万円以上)
たとえば、ヨドコウの大型物置「エルモ」を例にすると、特徴は以下のとおりです。
- 【サイズ】65種類
- 【メーカーカタログ価格】¥140,800~581,900
- 【幅7サイズ】80~361cm
- 【奥行き7サイズ】90~291cm
- 【高さ2サイズ】212、236cm
- 【扉カラー4色】エバーグリーン、ダークウッド、スミ、カシミアベージュ
サイズ的には中型~大型までの部類になります。子供用の自転車なら中型物置、大人用の自転車なら大型物置を選びましょう。
自転車が2台でも3台でも入る
なぜなら、大きいサイズは奥行きと幅が3m近くもあり、自転車がそのまま駐車できるからです。
また、自転車を縦置きできるフックもオプションであるので、うまく工夫すれば3台以上だって収納できます。
スロープを入り口につければ、ラクに物置内へ侵入も可能です。オプション品なら、固定式と移動式が用意されています。
大型物置の詳細はこちらです ⏬
おすすめの大型物置30選🤩【メーカー比較+ランキングも作りました】
5.【シャッタータイプの物置】バイクの出し入れが楽になる
シャッター物置とは、扉がシャッター式になっていて、荷物が出し入れしやすい物置のことです。
メリットとデメリットは以下。
- 【メリット1】物の出し入れがしやすい
- 【メリット2】バイクの保管にぴったり
- 【デメリット】開閉時の音がうるさい
たとえば、イナバのシャッター物置を例にすると、特徴は以下のとおりです。
- 【サイズ】ドマール9種類、バイク保管庫31種類
- 【メーカーカタログ価格】¥229,000~553,000
- 【幅7サイズ】137、153、179、221、236、263、305cm
- 【奥行き6サイズ】137、179、221、263、305、347cm
- 【高さ2サイズ】208、238cm
- 【扉カラー2色】ガンメタリック、クールシルバー
いちばん小さいサイズでも、一般的な中型物置くらいのサイズになります。そのため、狭い場所への設置はむずかしいです。
シャッターならバイクだって楽チン
その理由は、開口部が大きく開くので、自転車だけでなくバイクも楽に駐車できるからです。
防犯目的ならドアをスライドさせる物置より、シャッター物置を購入した方がぜったい満足できます。値段は同サイズなら、シャッター物置の方が1割ほど高いだけです。
またシャッター物置なら、バイク専用ガレージにして整備だってできます。
シャッター物置の詳細はこちらです ⏬
シャッター物置おしゃれ15選🤩【小型~大型まで+自転車もラクラク収納!】
6.【自転車置き場一体型タイプの物置】屋根付きで濡れない
自転車置き場一体型の物置とは、屋根付きの自転車置き場が併設されている物置のことです。
メリットとデメリットは以下。
- 【メリット1】自転車が整理整頓できる
- 【メリット2】屋根付きで自転車が濡れない
- 【デメリット】狭い場所には設置できない
たとえば、タクボの自転車置き場一体型の物置を例にすると、特徴は以下のとおりです。
- 【サイズ】Mr.ストックマン プラスアルファ40種類
- 【メーカーカタログ価格】¥261,000~453,000
- 【物置側の幅5サイズ】131、150、183、220、253cm
- 【解放側の幅2サイズ】151、184cm
- 【奥行き4サイズ】159、192、229、262cm
- 【高さ1サイズ】211cm
- 【扉カラー4色】ムーンホワイト、カーボンブラウン、トロピカルオレンジ、ディープブルー
とくに、モノがどんどん増えてしまう「子供がいる家庭」におすすめ!モノと自転車がきれいに整理整頓できるので、見た目がすっきりした外構や庭になります。
自転車置き場一体型の物置はこちらです ⏬
自転車置き場一体型の物置おしゃれ9選🤩【デメリットも正直に解説!】
7.【プレハブタイプの物置】部屋にもなる断熱材入り物置
プレハブにも使える断熱材入り物置とは、壁と天井にウレタンを使用し断熱性を実現させた物置のことです。
メリットとデメリットは以下。
- 【メリット1】部屋としても使える
- 【メリット2】収納物が劣化しない
- 【デメリット】値段が高い
たとえば、ヨドコウの「ヨド蔵MD」を例にすると、特徴は以下のとおりです。
- 【サイズ】ヨド蔵MD 26種類
- 【メーカーカタログ価格】¥443,300~1,945,900
- 【幅12サイズ】120、150、180、223、258、293、363、444、514、584、654、724cm
- 【奥行き6サイズ】118、153、188、223、258、293cm
- 【高さ1サイズ】250cm
- 【色】サンドグレージュ
小さいサイズなら収納物用として、大きいサイズ(6畳弱=3坪ぐらい)なら部屋のようにも使えます。
プレハブ物置の詳細はこちらです ⏬
【サイズ検索】一覧でサイズがわかるリンク先を紹介
ここでは物置メーカー3社のサイズが、一覧になっているページリンクを紹介します。
タクボ物置のみ、物置の画像を見ながらサイズの確認が可能です。イナバの物置はデジタルカタログを見ないと、詳細は確認できないようになっています...
- イナバのシンプリー(全88サイズ)
- タクボのグランプレステージ(全85サイズ)
- ヨドコウのエスモ(全90サイズ)
- イナバのフォルタ(全72サイズ)
- タクボのmr.ストックマン(全61サイズ)
- ヨドコウのエルモ(全87サイズ)
【固定資産税について】税金がかからない物置サイズは?
物置が「家屋(住宅、店舗、工場、倉庫その他の建物)」の扱いとなると、固定資産税はかかります。
家屋として認められるのは、次の3条件をすべて満たすものです。
- 【土地定着性】基礎などで土地に定着していること
- 【用途性】居住・作業・貯蔵などの用途に利用できること
- 【外気遮断性】屋根や壁があり外から遮断された空間があること
このことから、物置によって固定資産税が発生するものと、しないものがあるということです。
土地定着性を考えるとき、コンクリートブロックを使って基礎工事をした場合は、固定資産税が発生します。しかし、地面にブロックを置きその上に物置を設置した場合は、固定資産税は発生しません。
- ガレージ倉庫
- ガレージ車庫
- 大型プレハブ
- 小型・中型・大型物置
- 小型プレハブ(ブロックの上に置いたもの)
以上のことから、家庭用の小さいな物置には、固定資産税はかかりません。このページで紹介している物置は、税金がかからない物置を選んで紹介しているので、安心して購入の検討ができますよ。
【オーダーメイドってどうなの?】必要ない理由とは?
このページで紹介している物置を買えば、オーダーメイドする必要はありません。
その理由は以下の3つ。
- あなたが欲しいサイズが見つかるから
- デザインがおしゃれでかっこいいから
- 税金がかからず建築確認申請をする必要がないから
タクボ物置などのメーカー品はサイズが豊富なので、わざわざオーダーメイドで物置を作る必要がありません。
また、めんどくさい手続きも必要なく、「税金ってとられるの?」と心配する必要もなくなるでしょう。
物置に関係する法律の詳細はこちらです⏬
物置の法律5つ📖【耐用年数-固定資産税-減価償却-建築確認-建ぺい率をまとめて解説】
物置をオーダーメイドするデメリットは?
建築基準法違反の物置がつくられてしまう可能性があることです。
とくに素人が材料を自分でオーダーして、DIYで作る場合は要注意!違反すると壊すようにと命令がきて、罰金を取られる可能性があります。
ほんとうに物置小屋をオーダーメイドで作りたいなら、地元の大工さんに頼んだほうがいいでしょう。
まとめ
記事のポイントをまとめます。
- あなたにおすすめの物置サイズが分かる
- サイズ別にどんな物置があるかが分かる
- メーカー物置をおすすめする理由が分かる
以上の3つです。
この記事では、物置サイズの選び方を紹介しました。いかがだったでしょうか?
覚えておいて欲しいのは、「設置したい場所に、ぴったりのサイズ・寸法はあるのかな?」と悩む必要はまったくないということです。
つまり「あなたが欲しいサイズの物置は、絶対に見つかる!」ということ。まず欲しい物置を決め、そのあとゆっくりサイズ選びをするのがコツです。
物置サイズの選び方は、「大は小を兼ねる」が鉄則です。
邪魔にならなければ、なるべく大きいサイズの物置を設置しましょう!
すぐ下の関連ページで「おしゃれな物置メーカー・イナバのおすすめ物置・物置の値段」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
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以上、後悔しない物置サイズの選び方🤔【7サイズ別におすすめ物置を紹介します!】…という話題でした。
更新:2024年07月05日|公開:2022年07月16日