金木犀を庭に植えてはいけない理由・デメリット5選😱【メリットも5つ解説】

それでは、ひとつずつ解説していきます。

1.【5選】金木犀を庭に植えてはいけない理由

ここでは、金木犀を庭に植えることで考えられるデメリットを5つ挙げ、それらについて詳しく説明します。

1.強烈な香りが好みでない場合がある

金木犀の最も特徴的な点のひとつは、その強烈な香りです。

秋の季節になると、金木犀の甘く強烈な香りは遠くまで漂います。この香りは多くの人にとって魅力的ですが、一方で強すぎると感じる人もいるようです。

また香りに敏感な人や、特定の香りに対して好みが分かれる人にとっては、この香りが不快に感じられることもあります。とくに閉じた空間や小さな庭では、この香りが強く感じられることがあり、常にこの香りに囲まれているとストレスを感じる原因となるでしょう。

2.花粉症やアレルギーの原因になる

金木犀が花粉を放出することで、花粉症やその他のアレルギー反応を引き起こす可能性があります。とくに秋の花粉症の原因となることがあるため、アレルギー体質の人は特に注意が必要です。

アレルギー反応には、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどがあり、屋外での活動や日常生活に支障をきたすことがあります。アレルギーを持つ家族がいる場合は、とくに慎重に検討する必要がある庭木です。

3.根が張り庭を痛めることがある

金木犀は、強い根を持つ樹木です。

そのため、植えられた場所によっては、根が庭の地面を破壊したり、近くの構造物に損害を与える可能性があります。とくに、庭の小さなスペースや、家の基礎や排水システムの近くに植える場合は注意が必要です。

また根の成長によって引き起こされる問題は、時に高額な修理費用を伴うこともあります。予防策として、植樹の位置を慎重に選ぶことが重要です。

4.成長するとかなりの大きさになる

金木犀は、適切な条件下で成長すると、かなり大きな樹木になることがあります。

これは、豊かな緑の葉と美しい花を楽しむには魅力的です。しかし庭のスペースに制限がある場合や、特定の景観を維持したい場合には問題となります。大きく成長した金木犀は、日陰を作り、他の植物の成長を妨げる可能性も大です。

また、定期的な剪定が必要になり、手入れの手間が増えることも考慮する必要があります。

5.病害虫の被害に遭いやすい

金木犀は、特定の病気や害虫に弱いことがあります。葉を枯らす病気や、樹木の成長を妨げる害虫などです。

病害虫の被害を受けやすい樹木を植えることは、庭の他の植物にも悪影響を及ぼす可能性があります。また、病害虫の管理と予防には、定期的な監視と適切な処置が必要となり、これには時間とコストがかかるでしょう。

2.【5つ】金木犀の魅力と庭に植えるメリット

1.【シンボルツリーにおすすめ】葉が美しい常緑樹

キンモクセイは、シンボルツリーにも使えるおすすめの庭木です。

香り高い花木で、秋の深まりを告げる貴重な樹木として人気があります。大きく生長するので玄関近くに1本だけでも、シンボルツリーとして存在感が抜群です！

また、濃緑色の葉っぱを一年中茂らせる常緑樹で、外からの視線を遮る目隠し目的でも利用できます。1本でも雑木の雰囲気を醸し出すので、単独で刈り込まずに、自然樹形で放任しても持ち味が発揮される庭木です。

キンモクセイの樹木としての特徴

キンモクセイは樹高4~8mほどの常緑中高樹で、秋の9~10月に芳香のあるオレンジ色の花を咲かせます。

幹は直立し枝を広く広げ、広卵形の樹形になるのが特徴です。昔から丸く刈り込むことが多いです。数多く植えれば、高めの生け垣を作ることもできます。

常緑性の葉はつやつやした光沢のある質感があり、厚い革質で縁は波打ち、形は楕円形で細長く（長さ6~12cm）、濃緑色で観賞価値が高いです。

風水的に効果のある方角とは？

オレンジ色は元気の出る色で、人の気持ちを明るくさせる効果があります。

敷地の南側に広い庭があるなら、金木犀を植えるのがオススメです。運気が爆上がりですよ！

また、オレンジ色は風水的に「金運アップ効果」が期待できます。キンモクセイを西側へ植えるのも吉です。

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風水の方角と花色の関係はこちらです⏬

風水の方角8つと相性が良い花色9つ🧭【金運アップは西に黄色ですよ！】

2.【香りの良い庭木】香水にも使われる-苦手な人も多い

香りの良い庭木で香水にも使われる

キンモクセイは、香りの良い庭木の代表種です。

3大香木「早春のジンチョウゲ、初夏のクチナシ、秋のキンモクセイ」の中に数えられるほど、香りのよい花木として有名です。そこに冬のロウバイを足して、4大香木と呼んでもいいのかもしれません。

9~10月にどこからともなく漂わせる上品で甘い香りは、秋の深まりを教えてくれます。1本のキンモクセイがあるだけで、満開時は辺り一面甘い香りに包まれ、幸福感に浸れるほどです。

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香りの良い庭木はこちらです⏬

香りの良い庭木4選🌳【三大香木とは？四大香木と何が違うの？】

苦手な人も多い！好みの分かれる匂いはデメリット？

しかし、キンモクセイの匂いが嫌いな人もいます。

それは、昔のトイレは汲み取り式で臭かったため、キンモクセイをトイレの近くによく植えていて、「キンモクセイ＝トイレの匂い」とイメージしてしまうからです

人によってはデメリットになりうるキンモクセイの匂いですが、香りの高い芳香庭木として秋の風物詩となっています。

庭木にするなら、実際に花の香りを嗅いでから、植えるかどうか決めましょう。

香水が作られるほどいい匂い

キンモクセイの香りには、以下の効果があると言われています。

現代では、汲み取り式トイレはほとんどなくなりました。若い世代は「トイレの匂い」という固定観念がないので、金木犀の香りを素直に受け入れられるでしょう。

3.【オレンジ色の花】開花時期＋花が咲かないときは？

開花時期は9~10月の秋ごろで、葉っぱのわきにかたまって咲きます。

オレンジ色は元気が出る色で、出かけるときにキンモクセイの花を見れば、その日が楽しく刺激的ものになるでしょう。

花色は普通種はオレンジ色で、キンモクセイの母種ギンモクセイは白い花を咲かせます。深く4つに裂けて、花径は4~5mmほど。

初夏に充実した新梢に花芽が作られ、秋に開花します。

花が咲かないときの対策は？

剪定で注意して欲しいのは、花芽をまちがって切ってしまうことです。

キンモクセイは、初夏の新梢にできる側芽（枝の途中のわき芽）が花芽になります。それが同じ年の秋に開花するので、花芽を見つけたらなるべく残しながら剪定してください。

また、植えたばかりのキンモクセイだと花が咲かない場合もあるので、気長に数年様子を見ましょう。それと、基本的な育て方を実践してみてください（あとでまとめて解説）。

4.【鉢植えでもOK】大きくせず小さいまま管理するなら

キンモクセイを小さく育てたいなら、鉢植えがおすすめです。

なぜなら、地植えにすると根がどんどん張り、大きく成長するからです（上画像のように）。なるべく小さい苗を選び、根鉢よりひとまわり大きいコンテナに植えるのがコツ！

鉢植えなら一戸建て住宅のベランダや、マンションのバルコニーでも管理できます。秋になると、良い香りが室内に流れ込んできますよ！

【キンモクセイの種類】白花の品種もある

鉢植えにするなら、大きくならない矮性種を選ぶといいでしょう。

5.【生垣によく使われる】刈り込みや大気汚染に強い

キンモクセイは、丈夫で強い樹木として有名です。

刈り込みにも強く、庭園や公園で生け垣としてよく利用されています。また、大気汚染にも耐えられるほど丈夫です。

もしあなたの家が交通量の多い場所に面していて、植えた庭木が枯れてしまうなら、キンモクセイを植えることをお勧めします。背が高くなり葉が密の常緑樹なので、庭の目隠しとして立派に育ってくれますよ。

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生垣の詳細はこちらです⏬

生垣におすすめの手間のかからない庭木9種類🌳【おしゃれな作り方も解説します】

まとめ

この記事では、金木犀のメリットとデメリットを紹介しました。いかがだったでしょうか？

キンモクセイを植えてはいけない理由はとくになく、逆に風水的に効果のある庭木です。南西の方角に植えるのが吉で、秋には香水にもなる素晴らしい香りが漂います。

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すぐ下の関連ページで「植えてはいけないシリーズ・銀木犀・植えてはいけない庭木1つ」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊

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以上、金木犀を庭に植えてはいけない理由・デメリット5選😱【メリットも5つ解説】…という話題でした。

更新:2024年04月12日｜公開:2024年04月01日