カーポートのメリット15選🚗【デメリット17選の対策も解説します】
【更新日】2023.10.25.
カーポートを設置しようかどうか悩んでいます😔
カーポートにはどんなメリットがあるんですか?デメリットもいっしょに、紹介してもらえると助かります。
それとそのうち工事するかもしれないので、評判口コミの良い業者の探し方があれば教えてください。
あるいはこんな感じ。
- 前下がり屋根のメリットは?
- Y合掌タイプのメリットは?
- バルコニー付きのデメリットは?
- 後方支持タイプのデメリットは?
- 雪に強い折板屋根のデメリットは?
こんなふうに悩んでいる人に向けて書きました。
この記事を読むことで、実現できることは以下です。
- カーポートのデメリットと対策が分かる
- カーポートのメリットと魅力が分かる
- 評判の良い工事業者の探し方が分かる
上記のとおりで、この記事の目次は下記です。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
⭐この記事のライター(信頼性の担保)⭐
菅間 勇
2級建築士・2級建築施工管理技士・甲種危険物取扱者
埼玉県生まれ。東京農業大学、大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめ、現場経験は20年以上。
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・【サイト経由の売上】もう少しで年9桁
子どもとポケモンカードをこよなく愛す、3児の父親です。
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。
毎年60件以上の外構工事を行い、多種多様なカーポートを1,000基以上施工した経験があります。
【17選】カーポートのデメリットを解説
まずは、あえてデメリットから解説していきます。
デメリットを読んで暗い気持ちになったところで、メリットを読めば、カーポートの良さがずっと理解できると思うからです。
ここからは、外構歴20年以上の現役プロが、カーポートのデメリットを解説していきます。
- 【お金がかかる】いちばん安い1台用でも20万円ぐらい
- 【柱が邪魔】車のドアがぶつかって乗り降りしずらい
- 【台風や雪に弱い】強度が高いカーポートを選ぶと良い
- 【高さ変更が難しい】延長させたり低くするのは困難...
- 【撤去するのは大変】DIYだと危険なので業者に依頼
- 【バルコニー付きは高額】建物工事が必要になるかも
- 【壁付けだと外壁に穴があく】付けられない外壁もあり
- 【後方支持の柱は圧迫感あり】室内からだと視界が悪い
- 【折板屋根だと結露が発生する】寒い地域は注意!
- 【フラット屋根だと少し高い】アール型屋根の方が安い
- 【黒だと汚れや傷が目立つ】オープンなので暑くはない
- 【木製はメンテナンスが大変】定期的な塗装が必要
- 【サイドパネルは歩くのに邪魔】前後のみの通り抜け
- 【ハイルーフだと雨が吹き込む】ロング柱は施工が大変
- 【ポリカーボネートは折板より弱い】強風で外れるかも
- 【太陽光パネルは条件次第】日が当たらないと意味なし
- 【掃除が大変】落ち葉が詰まったり鳥のフンが落ちる
いちばんのデメリットは、決して安くなく高額なアイテムであることです。
柱が邪魔になるのは仕方なく、これは我慢するしかありません。
1.【お金がかかる】いちばん安い1台用でも20万円ぐらい
どんなに安くても「20万円(工事費込み)」はかかります(一流メーカーの場合:リクシル・三協アルミなど)。
エクステリアアイテムの中でもカーポートは高額商品で、デザインがおしゃれな商品は100万円以上とかなり高額です。
いちばん安いのは「片流れ1台用カーポート」で、ホームセンターのオリジナル商品だと10万円(工事費込み)からもあります。ホームセンターのカーポートは一流メーカーよりやや耐久性が劣りますが、住宅街で風が通りにくい場所なら検討してもいいでしょう。
ホームセンターのカーポートはこちらです ⏬
カーポート×ホームセンターとメーカーの比較🤔【おすすめはどっちかな?】
2.【柱が邪魔】車のドアがぶつかって乗り降りしずらい
カーポートはとても重いので、しっかりした太い柱が必要です。
しかし、その太い柱がちょうどいい場所にあるので、車のドアを開くのに邪魔になります(まあ仕方ない...)。慣れてしまえば気になりませんが、赤ん坊がいる場合はちょっと面倒です。
対策としては、運転席側に柱が来ないようにカーポートを設置したり、建物があるうしろ側に柱を埋め込める「後方支持のカーポート」を選びましょう。
3.【台風や雪に弱い】強度が高いカーポートを選ぶと良い
カーポートは台風や大雪に弱いです。
台風などの強風では、屋根パネルが外れたり飛んでいったりします。また、屋根に積もった雪の重みで、パネルが割れたりアルミ部材が曲がるのもよくあることです。
対策としては、片流れカーポートはオプションの「サポート柱」をつけ、台風が来たりや雪が降りそうな時はしっかり設置することです。雪が多い地域なら、4本柱の両側支持タイプで折板屋根のカーポートを選びましょう。
4.【高さ変更が難しい】延長させたり低くするのは困難...
カーポート設置後の高さ変更は、ものすごく厄介です。
その理由は、かなりの大仕事になり、昔工事したカーポートだと同じ柱を探すのは難しいからです。新規にカーポートを設置した方が、安く済むかもしれません。
よくあるのは、リタイア後にキャンピングカーを買い、「キャンピングカー専用のカーポートにしたい!」というものです。「だったらガレージのほうがいいのでは?」という考察を、下の関連ページでわたしの父の話を交えて解説しています。興味のある人はどうぞ。
カーポートの高さの詳細はこちらです ⏬
カーポートの高さは3種類🚗【変更や調整は難しいので失敗しないように!】
5.【撤去するのは大変】DIYだと危険なので業者に依頼
「いろいろ不便があったから、カーポートはもういらない...」という人もいます。
その場合は、思い切って撤去したほうがいいかもしれません。日々ストレスを感じながら、毎日見るのもツライでしょうから...
「こんなのかんたんさ!」と思って、DIYで撤去するのはやめましょう!高所作業が必要になり、どんなアクシデントがあるかわからないからです。
外構業者に依頼すれば、撤去費用の相場は「5万円~」で、より大型のカーポートになればもっと費用はかかります。あるいは「壊れたから修理したい」という方には、以下の記事を参考にどうぞ。
カーポート修理の詳細はこちらです ⏬
カーポートの修理はどこに頼む?🤔【費用相場や業者の探し方を解説します】
DIYで撤去するには?
高所作業で危険なのであまりおすすめしませんが、自分で撤去する際の手順をちょっと解説します。
ポイントは「組み立てた順番と逆から解体していく」ことです。以下はその手順で、
- 屋根パネルを外す
- 垂木・母屋を外す
- 前・側・後ろ枠を外す
- 梁を外す
- 柱まわりのコンクリート解体
- 柱を抜く
- 穴を埋める
とくに5番以降の「柱を抜く」作業は大変です。柱を抜く必要がなければ、根元で柱をカットし、埋めてしまえばいいでしょう。
屋根パネルは細かく切って「燃えるゴミ」に出せます。アルミや鉄は買取業者があるので、持ち込めば買い取ってくれます(ちょっとしたこづかいになる)。
6.【バルコニー付きは高額】建物工事が必要になるかも
たとえば、以下がデメリットです。
- 高額!(200万円以上する)
- 建物工事が必要かも...
- 駐車場から行けない
施工方法は「独立式と壁付け式」の2種類があります。独立式だと外構業者のみで施工でき、建物工事は必要ありません(外壁から離れている)。
壁付け式だと、大工さんにも工事してもらう必要があるかもしれません。どちらにしても、カーポート単独よりはずっと高額になります。
7.【壁付けだと外壁に穴があく】付けられない外壁もあり
カーポート屋根を外壁にくっつければ、雨に濡れずに行き来できるのがメリットです。
その代わり、外壁に穴を開ける工事が必要になり、建物を傷めてしまうのがデメリット。ALC造の建物やガルバニウム鋼板の外壁だと、設置はできません。
ただし、プロの業者は慣れているので、水が漏れる心配はありません。柱の数が減り、すっきりしたカーポート下が実現できますよ。
カーポートから玄関までの屋根詳細はこちらです ⏬
カーポートから玄関前まである屋根のコツ7選🤔【濡れないアプローチになります!】
8.【後方支持の柱は圧迫感あり】室内からだと視界が悪い
後方支持のカーポートだと、柱が邪魔にならず車の乗り降りが楽です。
そのぶん柱が建物側に来るので、室内からは圧迫感があり、視界も悪くなります。とくにリビング窓の前にカーポートがあると、開放感が感じられなくなるのがデメリットです。
対策として、なるべく明るい色の屋根材を選ぶこと!もしリビングの真ん前に来るなら、後方支持タイプは諦めたほうがいいかもしれません...
9.【折板屋根だと結露が発生する】寒い地域は注意!
折板屋根のデメリットは結露で、寒い時期によく発生します。
原理は、カーポート下とカーポート外の温度差により、空気中の水蒸気が冷やされ水になり、それが折板屋根の下に付着すること。それが水滴となって下に落ち、まるで雨漏りのようになります。
上画像のように、寒い日の朝に窓につく水滴、冷たい飲み物に水滴がつくのと同じ原理ですね。
DIYでの修理・直し方
残念ながら修理はできません。なぜなら自然現象によるものだからです...
対策としては、「ペフ」という結露軽減材(スポンジのようなもの)を貼り付けた折板屋根を選ぶことです。しかしデメリットがあり、10年もすればそのペフが劣化しはがれてしまいます。
折板屋根は雪が多い地域にぴったりのカーポートですが、結露はあきらめ「積雪対策だけできる」と割り切ったほうがいいかもしれません...
10.【フラット屋根だと少し高い】アール型屋根の方が安い
最近施工する人が増えてるのが、フラット屋根のカーポートです。
アール型よりスタイリッシュなデザインが多く、モダンな住宅に合わせやすいのがメリット。逆に、住宅デザインを選ぶので、アール型より許容範囲は狭いです。
また、フラットタイプはやや高級なカーポートによく使われ、アール型より値段が高いのがデメリット。予算がないなら、無難で安いアール型を選ぶといいでしょう(アール型もダサくはない)。
11.【黒だと汚れや傷が目立つ】オープンなので暑くはない
カーポートにはいろんな色があり、ここでは三協アルミの「カムフィエース」で考察してみます。
下の画像は、カムフィエースのカラーバリエーションです。
車を選ぶ時といっしょで、やっぱりグレー系統は汚れが目立たないので人気があります。ちなみに、当社で施工するカーポートは、サンシルバーやアーバングレーが多いです。
そして、黒色のデメリットは以下。
- さわると熱い
- 汚れが目立つ
- 傷が目立つ
汚れや傷が目立つのが嫌なら、シルバーやグレー系を選ぶのをおすすめします。また、どの色でも真夏にさわれば熱いですが、カーポートを触ることはまずないので心配なし!
ただし、車や外壁が黒で雰囲気を合わせたいなら、黒を選んで統一感を出したほうがおしゃれになります。
当社のカーポート施工例はこちらです ⏬
12.【木製はメンテナンスが大変】定期的な塗装が必要
木製のカーポートなら、外構業者でなく大工さんに依頼するのがベスト!
DIYでチャレンジすることもでき、小さいサイズなら安く施工できます。当社にも木製のモノ置き場があり、20年以上も活躍し現在も現役です。
しかし木製は、雨に濡れると腐るのがデメリット!定期的に防腐剤を塗ったり、ペンキを塗りなおすのが手間です。
そこでなるべく屋根を張り出し、木材が濡れないようにつくるのがコツ!風通しが良い場所ならカビも生えないので、場所選びも大切です。
13.【サイドパネルは歩くのに邪魔】前後のみの通り抜け
サイドパネルのデメリットは以下。
- 開放感がなくなる
- 風にあおられやすくなる
- 前後のみの通り抜けになる
サイドパネル付きのカーポートは、前後に壁がないガレージと考えられます。そのため、圧迫感が大きくなり、駐車場の開放感がなくなります。
また、横からの風に影響を受けやすく、台風の日などはガタガタして怖いかもしれません。横からの通り抜けもできず、いちいち回り込まないといけないのがめんどくさいです。
カーポートのオプションはこちらです ⏬
カーポートのオプション部品おすすめ13選🚗【後付けってできるの?】
14.【ハイルーフだと雨が吹き込む】ロング柱は施工が大変
カーポートの高さは3種類あり、目安は以下です。
- 【標準】220cm
- 【ハイルーフ】250cm
- 【ロング柱】280cm
ハイルーフやロング柱だと、雨風が吹き込みやすくなるのがデメリット。しかし、車の屋根にぶつかったら駐車できないので、車の高さをみながら選ぶ必要があります。
ロング柱が必要なのは、キャンピングカーやカーキャリア付きの車です。何度か施工したことがありますが、屋根パネルを施工がすごく怖かったのを覚えています。
また、標準タイプでも雨風は吹き込むので、気になるならサイドパネルの設置がおすすめです。
カーポートの高さ詳細はこちらです ⏬
カーポートの高さは3種類🚗【変更や調整は難しいので失敗しないように!】
15.【ポリカーボネートは折板より弱い】強風で外れるかも
カーポートの屋根材はいくつかありますが、ポリカーボネートがいちばんよく施工されます。
軽くて丈夫、明るいカーポート下が実現できるのがメリット。カーポートの製造には、欠かせない素材です。
デメリットは、強風や積雪に弱いこと。風の通る地域や積雪地帯では、スチール製の屋根を選ぶと安心です。
カーポート屋根の詳細はこちらです ⏬
カーポートの屋根タイプは2種類&屋根材は5種類🚗【台風対策も解説します】
16.【太陽光パネルは条件次第】日が当たらないと意味なし
ソーラーパネル付きカーポートのデメリットは以下。
- 日陰になりやすい
- 設置できる種類が少ない
- 建築確認申請がめんどくさい
いちばんのデメリットは、思ったほど発電量が少ない可能性があることです。建物の屋根なら太陽光を遮るものがありませんが、カーポート屋根だと建物や木が邪魔しがちになります。
また、太陽光パネルは重いので、どんなカーポートでも設置できるわけではありません。基本的には、両側支持でフラットな折板屋根に設置することが多いです。
17.【掃除が大変】落ち葉が詰まったり鳥のフンが落ちる
まわりが木で囲まれている場所に、カーポートを設置すると大変なことになります。たとえば以下。
- 寿命が短くなる
- 落ち葉がつまる
- 鳥のフンが落ちる
いちばん厄介なのが落ち葉で、雨樋が詰まり雨漏れみたいになります。定期的に掃除をしないと、屋根パネルにいつも落ち葉があることになり、屋根パネルの劣化が早まるでしょう。
また、木があることで鳥が集まるので、フンや食べかすも屋根に落ちます。木に囲まれている駐車場は、よく検討してからカーポートを設置しましょう。
【15選】カーポートのメリットを解説
ここからは、外構歴20年以上の現役プロが、カーポートのメリットを解説していきます。
- 【雨に濡れない】急いで乗り降りする必要がない
- 【車を守る】ゴミ・落下物・鳥のフンで汚れない
- 【夏でも涼しい】日陰で車内の温度が高くならない
- 【紫外線をカット】屋根材ポリカーボネートなら100%
- 【フロントガラスが凍らない】冬でもすぐに出発できる
- 【雪が積もらない】雪下ろしの手間がなくなる
- 【下が作業場になる】家の外で日曜大工やDIYができる
- 【前下がり屋根】雨や雪が道路のほうへ落とせる
- 【逆勾配の屋根】隣地へ雨や雪が落ちずトラブルなし
- 【Y合掌の屋根】左右方向の柱が邪魔にならない
- 【M合掌の屋根】切り詰め加工をしなくてすむ
- 【フラットな屋根】モダンデザインで見た目がおしゃれ
- 【サイドパネル】雨の吹き込みが減り、目隠しにもなる
- 【太陽光パネルが設置できる】フラットな屋根なら可能
- 【物干し場になる】太陽が出ていれば冬でもポカポカ!
カーポートにはメリットがたくさんあるので、予算があるなら設置した方がいいです。
いちばんのメリットは、雨に濡れないこと!雪が車に積もらないので、すぐに車が出発できます。
1.【雨に濡れない】急いで乗り降りする必要がない
なぜなら屋根があるので、カーポートの下に雨は入ってきません(当たり前だけど、いちばんのメリット!)。
そのため雨を気にせず、車の乗り降りや荷物の出し入れができます。また、傘をさす必要がなくなるので、小さい子供がいてもゆっくり対応できます(チャイルドシートから外すのはひと苦労!)。
2.【車を守る】ゴミ・落下物・鳥のフンで汚れない
屋根があるので、落下物や雨風からあなたの車を守ってくれます。
とくに雹(ひょう)は車の屋根を凹ませるので、カーポートがあると助かります。また、鳥のふん(洗うのが面倒!)・ゴミ・黄砂などで車が汚れないので、洗車を行う回数が減って楽です。
また、オプションのサイドパネルをつければ、もっと汚れにくくなります。サイドパネルのメリットは、あとで詳しく解説するのでお楽しみに!
3.【夏でも涼しい】日陰で車内の温度が高くならない
なぜなら、カーポートが日陰を作るので、車に直射日光が当たらず、車内温度の上昇が少なくなるからです。
夏場の車に乗るときのムワッとした熱気が少なくなり、エアコンで涼しくなるまで外で待つ時間も減らせます。
また、夏は赤ちゃんや子供と、買い物に出かけるのがめんどくさいですよね?カーポートがあれば、すぐにエアコンが効くので、買い物に出かけるのが楽になります。
4.【紫外線をカット】屋根材ポリカーボネートなら100%
屋根材の「ポリカーボネート」を使えば、人体や車に有害な紫外線を100%カットできます。
つまり紫外線による塗装の色あせ・車内シートの日焼けを防ぎ、車内温度の上昇を抑える効果があるということです。
また、「熱線遮断(吸収)ポリカーボネート」を使えば、近紫外線もカット・光触媒により汚れの付着を防止する効果もあります。屋根材が長持ちするのでお得です。
5.【フロントガラスが凍らない】冬でもすぐに出発できる
冬場の放射冷却によるフロントガラスの凍結、ものすごく嫌ですよね。
早く仕事へ行きたいのに、お湯を沸かしたり解氷スプレーをしたりと、無駄な時間がかかってしまします。
もしカーポートがあれば、フロントガラスが凍らず霜も降りなくなります。雪の多くない地域でも、フロントガラスの凍結は起こるので、カーポートがあると対策なしでOKです。
6.【雪が積もらない】雪下ろしの手間がなくなる
なぜなら、カーポートの屋根に雪が積もるので、車には雪は積もらないからです(画像参照)。
急な大雪で車が埋まってしまったら、雪下ろしをするのに何十分もかかってしまいます...しかしカーポートがあれば雪が積もらず、すぐに仕事へ出かけられるでしょう。
大雪が降る地域では、積雪に対応したカーポートもあります。具体的には「4本柱で折板屋根の商品」で、各メーカーから販売されているので見つけるのは簡単です。
7.【下が作業場になる】家の外で日曜大工やDIYができる
その理由は、カーポートのおかげで雨が防げ、舗装面はコンクリートで平らなので作業がしやすいからです。
お父さんが大好きな日曜大工も、音やホコリを気にせず作業でき、器用なところを見せれば子供にも尊敬されます!奥さんに嫌な顔されずに、好きにDIYできるのもうれしいです(実体験)。
また子供が小さければ、サッカーや相撲をして遊べます。夏休みの子供の工作も、広くて作業しやすいです。
洗濯物を干すにも最適で、大きなカーペットを車の屋根に乗せて日干しもできます。つまり、駐車場にカーポートを設置すれば、車以外にも「いろんな使い道がある」ということを覚えておきましょう!
8.【前下がり屋根】雨や雪が道路のほうへ落とせる
一般的なカーポートは、雨や雪をカーポートの左右に落とします(これを嫌がる人もいる)。
そこで、前下がり屋根のカーポートを設置すれば、道路のほうへ勾配をつけることが可能です。こうすれば、隣の敷地にも迷惑をかけません。
また、屋根が前下がりになることで、雨風の吹き込みを軽減できます。そして屋根の後ろが上がることで、室内からの眺めが良くなるのもメリットです。
あるいは、建物側に柱を設置して、道路側に雨が落ちるようにしたい場合は「逆勾配カーポート(すぐ下で解説)」がぴったり!こうすれば柱が邪魔にならず、車の乗り降りや駐車が楽になります。
9.【逆勾配の屋根】隣地へ雨や雪が落ちずトラブルなし
逆勾配のメリットは、屋根からのゴミや雪が、お隣さんへ落ちなくなることです。
カーポートは敷地いっぱいに設置することが多く、そして柱を隣地境界のブロック沿いに埋め込むことが多いです。そのため、屋根のゴミ・雪・雨がお隣の敷地内へ落ちてしまいます。
トラブルに発展することもあるので、気になるならこの「逆勾配カーポート」を設置することをオススメします。
10.【Y合掌の屋根】左右方向の柱が邪魔にならない
Y合掌のメリットは、カーポート下にオープンなスペースが確保できることです。
4本の柱が中央に集中するので外側が広くなり、車の乗り降り・駐車がしやすくなるのが大きなメリットです。また別々のカーポートも設置できます。2台用カーポートが欲しくて、駐車が苦手な人にオススメです。
デメリットとして、雪が降ると柱がある中央に雪が集まるので、雪下ろしが大変になることです。雪が多い地域は、4本柱の両側支持タイプを設置しましょう。
11.【M合掌の屋根】切り詰め加工をしなくてすむ
M合掌のメリットは以下の2つ。
- 別々のカーポートを設置できる
- いろんな敷地に対応できる
その理由は、M合掌は「2台のカーポートを真ん中で組み合わせている」からです。事例は少ないですが、左右別々のカーポートを設置することもできます(幅が異なるカーポートも可)。
また、いろんな敷地に対応でき、カーポートを切り詰め加工しなくても済むのもメリット(カーポートの加工は大変!)。幅を切り詰める場合でも、ワイドカーポートより加工費は安くなります。
12.【フラットな屋根】モダンデザインで見た目がおしゃれ
カーポート屋根には、フラット(平ら)とアール(曲線)があり、比較すると以下。
フラット型 | アール型 | |
---|---|---|
値段 | アールより高い | フラットより安い |
強度 | アールより弱い | フラットより強い |
雨風の侵入 | しにくい | しやすい |
デザイン | モダン | ナチュラル |
メリット | スタイリッシュな印象がある | どんな家にも合わせやすい |
数 | どんどん増えている | 元から多い |
これから考えると、フラット屋根のメリットは、デザインがスタイリッシュでかっこよく、雨風侵入が少なくなることです。
最近の建物の流行りは「直線でカジュアル」なので、フラット屋根の方が相性がいいでしょう。
カーポートの値段は、フラットの方がデザイン性が高い商品が多いので、やや高いと感じます。デザインにこだわらないなら、アール屋根カーポートの方が価格が安いのでおすすめです。
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カーポートの屋根タイプは2種類&屋根材は5種類🚗【台風対策も解説します】
13.【サイドパネル】雨の吹き込みが減り、目隠しにもなる
サイドパネルとは、カーポートの側面につけるパネルのことで、屋根パネルと一体になります。
上の画像はサイドパネルを2段につけたものですが、1段仕様も設置可能(DIYでもかんたん)。デメリットは、カーポート内が暗くなることです。
サイドパネルをつけるメリットは以下の3つ。
- 雨の吹き込み防止
- 目隠し効果
- 暑くない
上だけでなく左右からの雨風の侵入が少なくなり、車がより汚れにくくなります。また、目隠しフェンスの代わりになったり、側面からの太陽光も遮り日陰をつくってくれるのもメリットです。
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カーポートのオプション部品おすすめ13選🚗【後付けってできるの?】
14.【太陽光パネルが設置できる】フラットな屋根なら可能
4本足のフラット屋根カーポートなら、太陽光発電パネルが設置できます。
メリットはもちろん、日々の電力をまかなえることです。また、プラグインスタンドを設置すれば、電気自動車を自宅で充電できます。
ただし、太陽光を遮るものが多い場合は、発電量が少なく売電収入もあまり期待できません。DIYで設置せず、必ずプロの業者に相談に乗ってもらいましょう。
15.【物干し場になる】太陽が出ていれば冬でもポカポカ!
実はカーポート下は最高の「物干し場」で、洗濯物が屋根パネルのおかげで雨に濡れません(冬はポカポカ!)。
オプションの「竿掛けセット」は2種類あり、上から吊り下げるタイプ(高さ調整できる)と柱に取り付けるタイプ(収納できる)があります。どちらも邪魔になりません。
また、カーポート下は風が通りやすく、洗濯物がすぐに乾きます。リビングにある大きなカーペットやじゅうたんも、広げて干せるのでとても助かりますね。
カーポートのオプションはこちらです ⏬
カーポートのオプション部品おすすめ13選🚗【後付けってできるの?】

それでは最後に、工事業者の探し方を紹介して終わりにします。
初心者でも安心して利用でき、時間やお金が無駄になる可能性が、ものすごく小さくなりますよ!
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デメリットもよくわかったけど、やっぱりカーポートを設置したいです。
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まとめ
記事のポイントをまとめます。
- カーポートのデメリットと対策が分かる
- カーポートのメリットと魅力が分かる
- 評判の良い工事業者の探し方が分かる
以上の3つです。
この記事では、カーポートのメリットデメリットを紹介しました。いかがだったでしょうか?
予算があれば、カーポートは設置したほうがいいでしょう。なぜなら、雨の日でも濡れずに乗り降りでき、車が汚れにくくなるからです。メリットはいっぱいありますよ!
カーポートは業者に施工を依頼するものなので、現地調査の時にいろいろアドバイスをもらいましょう。
とくに、位置や高さを失敗すると変更できないので、じっくり計画を立ててください。
すぐ下の関連ページで「カーポートで後悔しないヒント・玄関まであるカーポート・おしゃれなカーポートまとめ」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
このページを読んだ人はこちらもオススメ!
以上、カーポートのメリット15選🚗【デメリット17選の対策も解説します】…という話題でした。
更新:2023年10月25日|公開:2022年04月29日