カーポートのメリット15選🚗【デメリット17選の対策も解説します】

【更新日】2023.10.25.


悩む夫婦

カーポートを設置しようかどうか悩んでいます😔

カーポートにはどんなメリットがあるんですか?デメリットもいっしょに、紹介してもらえると助かります。

それとそのうち工事するかもしれないので、評判口コミの良い業者の探し方があれば教えてください。


あるいはこんな感じ。

  • 前下がり屋根のメリットは?
  • Y合掌タイプのメリットは?
  • バルコニー付きのデメリットは?
  • 後方支持タイプのデメリットは?
  • 雪に強い折板屋根のデメリットは?

こんなふうに悩んでいる人に向けて書きました。


この記事を読むことで、実現できることは以下です。


この記事のポイント3つ
  • カーポートのデメリットと対策が分かる
  • カーポートのメリットと魅力が分かる
  • 評判の良い工事業者の探し方が分かる

上記のとおりで、この記事の目次は下記です。



それでは、ひとつずつ解説していきます。


この記事のライター(信頼性の担保)

菅間 勇 2級建築士・2級建築施工管理技士・甲種危険物取扱者

埼玉県生まれ。東京農業大学、大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめ、現場経験は20年以上。

子どもとチェスをこよなく愛す、3児の父親。

≫信頼できる情報発信に向けての取り組み


当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。

毎年60件以上の外構工事を行い、多種多様なカーポートを1,000基以上施工した経験があります


【17選】カーポートのデメリットを解説

まずは、あえてデメリットから解説していきます。

デメリットを読んで暗い気持ちになったところで、メリットを読めば、カーポートの良さがずっと理解できると思うからです。



ここからは、外構歴20年以上の現役プロが、カーポートのデメリットを解説していきます。


デメリットの一覧リストはこちら!
  1. 【お金がかかる】いちばん安い1台用でも20万円ぐらい
  2. 【柱が邪魔】車のドアがぶつかって乗り降りしずらい
  3. 【台風や雪に弱い】強度が高いカーポートを選ぶと良い
  4. 【高さ変更が難しい】延長させたり低くするのは困難...
  5. 【撤去するのは大変】DIYだと危険なので業者に依頼
  6. 【バルコニー付きは高額】建物工事が必要になるかも
  7. 【壁付けだと外壁に穴があく】付けられない外壁もあり
  8. 【後方支持の柱は圧迫感あり】室内からだと視界が悪い
  9. 【折板屋根だと結露が発生する】寒い地域は注意!
  10. 【フラット屋根だと少し高い】アール型屋根の方が安い
  11. 【黒だと汚れや傷が目立つ】オープンなので暑くはない
  12. 【木製はメンテナンスが大変】定期的な塗装が必要
  13. 【サイドパネルは歩くのに邪魔】前後のみの通り抜け
  14. 【ハイルーフだと雨が吹き込む】ロング柱は施工が大変
  15. 【ポリカーボネートは折板より弱い】強風で外れるかも
  16. 【太陽光パネルは条件次第】日が当たらないと意味なし
  17. 【掃除が大変】落ち葉が詰まったり鳥のフンが落ちる

いちばんのデメリットは、決して安くなく高額なアイテムであることです。

柱が邪魔になるのは仕方なく、これは我慢するしかありません。


1.【お金がかかる】いちばん安い1台用でも20万円ぐらい

カーポートは高額エクステリア商品

どんなに安くても「20万円(工事費込み)」はかかります(一流メーカーの場合:リクシル・三協アルミなど)。

エクステリアアイテムの中でもカーポートは高額商品で、デザインがおしゃれな商品は100万円以上とかなり高額です。

いちばん安いのは「片流れ1台用カーポート」で、ホームセンターのオリジナル商品だと10万円(工事費込み)からもあります。ホームセンターのカーポートは一流メーカーよりやや耐久性が劣りますが、住宅街で風が通りにくい場所なら検討してもいいでしょう。


ホームセンターのカーポートはこちらです ⏬

カーポート×ホームセンターとメーカーの比較🤔【おすすめはどっちかな?】


2.【柱が邪魔】車のドアがぶつかって乗り降りしずらい

車のドアを開いた時のカーポート柱の位置

カーポートはとても重いので、しっかりした太い柱が必要です。

しかし、その太い柱がちょうどいい場所にあるので、車のドアを開くのに邪魔になります(まあ仕方ない...)。慣れてしまえば気になりませんが、赤ん坊がいる場合はちょっと面倒です。

対策としては、運転席側に柱が来ないようにカーポートを設置したり、建物があるうしろ側に柱を埋め込める「後方支持のカーポート」を選びましょう。


3.【台風や雪に弱い】強度が高いカーポートを選ぶと良い

サポート柱(右側の細い柱)をつけたカーポート

カーポートは台風や大雪に弱いです。

台風などの強風では、屋根パネルが外れたり飛んでいったりします。また、屋根に積もった雪の重みで、パネルが割れたりアルミ部材が曲がるのもよくあることです。

YKK APのカーポート「ジーポートneo」

対策としては、片流れカーポートはオプションの「サポート柱」をつけ、台風が来たりや雪が降りそうな時はしっかり設置することです。雪が多い地域なら、4本柱の両側支持タイプで折板屋根のカーポートを選びましょう。


4.【高さ変更が難しい】延長させたり低くするのは困難...

キャンピングカーでも対応できるカーポート例

カーポート設置後の高さ変更は、ものすごく厄介です。

その理由は、かなりの大仕事になり、昔工事したカーポートだと同じ柱を探すのは難しいからです。新規にカーポートを設置した方が、安く済むかもしれません。

よくあるのは、リタイア後にキャンピングカーを買い、「キャンピングカー専用のカーポートにしたい!」というものです。「だったらガレージのほうがいいのでは?」という考察を、下の関連ページでわたしの父の話を交えて解説しています。興味のある人はどうぞ。


カーポートの高さの詳細はこちらです ⏬

カーポートの高さは3種類🚗【変更や調整は難しいので失敗しないように!】


5.【撤去するのは大変】DIYだと危険なので業者に依頼

カーポートの撤去ってできるの?

「いろいろ不便があったから、カーポートはもういらない...」という人もいます。

その場合は、思い切って撤去したほうがいいかもしれません。日々ストレスを感じながら、毎日見るのもツライでしょうから...

「こんなのかんたんさ!」と思って、DIYで撤去するのはやめましょう!高所作業が必要になり、どんなアクシデントがあるかわからないからです。

外構業者に依頼すれば、撤去費用の相場は「5万円~」で、より大型のカーポートになればもっと費用はかかります。あるいは「壊れたから修理したい」という方には、以下の記事を参考にどうぞ。


カーポート修理の詳細はこちらです ⏬

カーポートの修理はどこに頼む?🤔【費用相場や業者の探し方を解説します】


DIYで撤去するには?

高所作業で危険なのであまりおすすめしませんが、自分で撤去する際の手順をちょっと解説します。

ポイントは「組み立てた順番と逆から解体していく」ことです。以下はその手順で、

  1. 屋根パネルを外す
  2. 垂木・母屋を外す
  3. 前・側・後ろ枠を外す
  4. 梁を外す
  5. 柱まわりのコンクリート解体
  6. 柱を抜く
  7. 穴を埋める

とくに5番以降の「柱を抜く」作業は大変です。柱を抜く必要がなければ、根元で柱をカットし、埋めてしまえばいいでしょう。

屋根パネルは細かく切って「燃えるゴミ」に出せます。アルミや鉄は買取業者があるので、持ち込めば買い取ってくれます(ちょっとしたこづかいになる)。


6.【バルコニー付きは高額】建物工事が必要になるかも

カーポートとバルコニーが一体の三協アルミ「グランフロア」

たとえば、以下がデメリットです。

  • 高額!(200万円以上する)
  • 建物工事が必要かも...
  • 駐車場から行けない

施工方法は「独立式と壁付け式」の2種類があります。独立式だと外構業者のみで施工でき、建物工事は必要ありません(外壁から離れている)。

壁付け式だと、大工さんにも工事してもらう必要があるかもしれません。どちらにしても、カーポート単独よりはずっと高額になります。


7.【壁付けだと外壁に穴があく】付けられない外壁もあり

三協アルミのテラス屋根「レボリュー」

カーポート屋根を外壁にくっつければ、雨に濡れずに行き来できるのがメリットです。

その代わり、外壁に穴を開ける工事が必要になり、建物を傷めてしまうのがデメリット。ALC造の建物やガルバニウム鋼板の外壁だと、設置はできません。

ただし、プロの業者は慣れているので、水が漏れる心配はありません。柱の数が減り、すっきりしたカーポート下が実現できますよ。


カーポートから玄関までの屋根詳細はこちらです ⏬

カーポートから玄関前まである屋根のコツ7選🤔【濡れないアプローチになります!】


8.【後方支持の柱は圧迫感あり】室内からだと視界が悪い

後方支持タイプのカーポート「三協アルミ製フォーグ」

後方支持のカーポートだと、柱が邪魔にならず車の乗り降りが楽です。

そのぶん柱が建物側に来るので、室内からは圧迫感があり、視界も悪くなります。とくにリビング窓の前にカーポートがあると、開放感が感じられなくなるのがデメリットです。

対策として、なるべく明るい色の屋根材を選ぶこと!もしリビングの真ん前に来るなら、後方支持タイプは諦めたほうがいいかもしれません...


9.【折板屋根だと結露が発生する】寒い地域は注意!

結露の例

折板屋根のデメリットは結露で、寒い時期によく発生します。

原理は、カーポート下とカーポート外の温度差により、空気中の水蒸気が冷やされ水になり、それが折板屋根の下に付着すること。それが水滴となって下に落ち、まるで雨漏りのようになります。

上画像のように、寒い日の朝に窓につく水滴、冷たい飲み物に水滴がつくのと同じ原理ですね。


DIYでの修理・直し方

カーポートの折板屋根の画像

残念ながら修理はできません。なぜなら自然現象によるものだからです...

対策としては、「ペフ」という結露軽減材(スポンジのようなもの)を貼り付けた折板屋根を選ぶことです。しかしデメリットがあり、10年もすればそのペフが劣化しはがれてしまいます。

折板屋根は雪が多い地域にぴったりのカーポートですが、結露はあきらめ「積雪対策だけできる」と割り切ったほうがいいかもしれません...


10.【フラット屋根だと少し高い】アール型屋根の方が安い

フラット屋根のカーポートをまとめた画像

最近施工する人が増えてるのが、フラット屋根のカーポートです。

アール型よりスタイリッシュなデザインが多く、モダンな住宅に合わせやすいのがメリット。逆に、住宅デザインを選ぶので、アール型より許容範囲は狭いです。

また、フラットタイプはやや高級なカーポートによく使われ、アール型より値段が高いのがデメリット。予算がないなら、無難で安いアール型を選ぶといいでしょう(アール型もダサくはない)。


11.【黒だと汚れや傷が目立つ】オープンなので暑くはない

ブラックカラーのカーポート「カムフィエース」

カーポートにはいろんな色があり、ここでは三協アルミの「カムフィエース」で考察してみます。

下の画像は、カムフィエースのカラーバリエーションです。


車を選ぶ時といっしょで、やっぱりグレー系統は汚れが目立たないので人気があります。ちなみに、当社で施工するカーポートは、サンシルバーやアーバングレーが多いです。

そして、黒色のデメリットは以下。

  • さわると熱い
  • 汚れが目立つ
  • 傷が目立つ

汚れや傷が目立つのが嫌なら、シルバーやグレー系を選ぶのをおすすめします。また、どの色でも真夏にさわれば熱いですが、カーポートを触ることはまずないので心配なし!

ただし、車や外壁が黒で雰囲気を合わせたいなら、黒を選んで統一感を出したほうがおしゃれになります。


当社のカーポート施工例はこちらです ⏬

カーポートの設置工事28選🚗【埼玉県の外構工事】


12.【木製はメンテナンスが大変】定期的な塗装が必要

柱は木製で屋根はスチール製のカーポート

木製のカーポートなら、外構業者でなく大工さんに依頼するのがベスト!

DIYでチャレンジすることもでき、小さいサイズなら安く施工できます。当社にも木製のモノ置き場があり、20年以上も活躍し現在も現役です。

しかし木製は、雨に濡れると腐るのがデメリット!定期的に防腐剤を塗ったり、ペンキを塗りなおすのが手間です。

そこでなるべく屋根を張り出し、木材が濡れないようにつくるのがコツ!風通しが良い場所ならカビも生えないので、場所選びも大切です。


13.【サイドパネルは歩くのに邪魔】前後のみの通り抜け

サイドパネルをつけたカーポート(M.シェード【三協アルミ】)

サイドパネルのデメリットは以下。

  • 開放感がなくなる
  • 風にあおられやすくなる
  • 前後のみの通り抜けになる

サイドパネル付きのカーポートは、前後に壁がないガレージと考えられます。そのため、圧迫感が大きくなり、駐車場の開放感がなくなります

また、横からの風に影響を受けやすく、台風の日などはガタガタして怖いかもしれません。横からの通り抜けもできず、いちいち回り込まないといけないのがめんどくさいです。


カーポートのオプションはこちらです ⏬

カーポートのオプション部品おすすめ13選🚗【後付けってできるの?】


14.【ハイルーフだと雨が吹き込む】ロング柱は施工が大変

ロング柱を使っているカーポート

カーポートの高さは3種類あり、目安は以下です。

  • 【標準】220cm
  • 【ハイルーフ】250cm
  • 【ロング柱】280cm

ハイルーフやロング柱だと、雨風が吹き込みやすくなるのがデメリット。しかし、車の屋根にぶつかったら駐車できないので、車の高さをみながら選ぶ必要があります。

ロング柱が必要なのは、キャンピングカーやカーキャリア付きの車です。何度か施工したことがありますが、屋根パネルを施工がすごく怖かったのを覚えています。

また、標準タイプでも雨風は吹き込むので、気になるならサイドパネルの設置がおすすめです。


カーポートの高さ詳細はこちらです ⏬

カーポートの高さは3種類🚗【変更や調整は難しいので失敗しないように!】


15.【ポリカーボネートは折板より弱い】強風で外れるかも

透明度が高いポリカーボネート屋根材

カーポートの屋根材はいくつかありますが、ポリカーボネートがいちばんよく施工されます。

軽くて丈夫、明るいカーポート下が実現できるのがメリット。カーポートの製造には、欠かせない素材です。

デメリットは、強風や積雪に弱いこと。風の通る地域や積雪地帯では、スチール製の屋根を選ぶと安心です。


カーポート屋根の詳細はこちらです ⏬

カーポートの屋根タイプは2種類&屋根材は5種類🚗【台風対策も解説します】


16.【太陽光パネルは条件次第】日が当たらないと意味なし

カーポートと建物の屋根にある太陽光パネル

ソーラーパネル付きカーポートのデメリットは以下。

  • 日陰になりやすい
  • 設置できる種類が少ない
  • 建築確認申請がめんどくさい

いちばんのデメリットは、思ったほど発電量が少ない可能性があることです。建物の屋根なら太陽光を遮るものがありませんが、カーポート屋根だと建物や木が邪魔しがちになります。

また、太陽光パネルは重いので、どんなカーポートでも設置できるわけではありません。基本的には、両側支持でフラットな折板屋根に設置することが多いです。


17.【掃除が大変】落ち葉が詰まったり鳥のフンが落ちる

まわりが木で囲まれている場所に、カーポートを設置すると大変なことになります。たとえば以下。

  • 寿命が短くなる
  • 落ち葉がつまる
  • 鳥のフンが落ちる

いちばん厄介なのが落ち葉で、雨樋が詰まり雨漏れみたいになります。定期的に掃除をしないと、屋根パネルにいつも落ち葉があることになり、屋根パネルの劣化が早まるでしょう。

また、木があることで鳥が集まるので、フンや食べかすも屋根に落ちます。木に囲まれている駐車場は、よく検討してからカーポートを設置しましょう。


【15選】カーポートのメリットを解説


ここからは、外構歴20年以上の現役プロが、カーポートのメリットを解説していきます。


メリットの一覧リストはこちら!
  1. 【雨に濡れない】急いで乗り降りする必要がない
  2. 【車を守る】ゴミ・落下物・鳥のフンで汚れない
  3. 【夏でも涼しい】日陰で車内の温度が高くならない
  4. 【紫外線をカット】屋根材ポリカーボネートなら100%
  5. 【フロントガラスが凍らない】冬でもすぐに出発できる
  6. 【雪が積もらない】雪下ろしの手間がなくなる
  7. 【下が作業場になる】家の外で日曜大工やDIYができる
  8. 【前下がり屋根】雨や雪が道路のほうへ落とせる
  9. 【逆勾配の屋根】隣地へ雨や雪が落ちずトラブルなし
  10. 【Y合掌の屋根】左右方向の柱が邪魔にならない
  11. 【M合掌の屋根】切り詰め加工をしなくてすむ
  12. 【フラットな屋根】モダンデザインで見た目がおしゃれ
  13. 【サイドパネル】雨の吹き込みが減り、目隠しにもなる
  14. 【太陽光パネルが設置できる】フラットな屋根なら可能
  15. 【物干し場になる】太陽が出ていれば冬でもポカポカ!

カーポートにはメリットがたくさんあるので、予算があるなら設置した方がいいです。

いちばんのメリットは、雨に濡れないこと!雪が車に積もらないので、すぐに車が出発できます。


1.【雨に濡れない】急いで乗り降りする必要がない

子供がいると雨の日はものすごく大変!

なぜなら屋根があるので、カーポートの下に雨は入ってきません(当たり前だけど、いちばんのメリット!)。

そのため雨を気にせず、車の乗り降りや荷物の出し入れができます。また、傘をさす必要がなくなるので、小さい子供がいてもゆっくり対応できます(チャイルドシートから外すのはひと苦労!)。


2.【車を守る】ゴミ・落下物・鳥のフンで汚れない

三協アルミの2台用カーポート「カムフィエースワイド」

屋根があるので、落下物や雨風からあなたの車を守ってくれます。

とくに雹(ひょう)は車の屋根を凹ませるので、カーポートがあると助かります。また、鳥のふん(洗うのが面倒!)・ゴミ・黄砂などで車が汚れないので、洗車を行う回数が減って楽です

また、オプションのサイドパネルをつければ、もっと汚れにくくなります。サイドパネルのメリットは、あとで詳しく解説するのでお楽しみに!


3.【夏でも涼しい】日陰で車内の温度が高くならない

涼しい車内でぐっすり眠る赤ちゃん

なぜなら、カーポートが日陰を作るので、車に直射日光が当たらず、車内温度の上昇が少なくなるからです。

夏場の車に乗るときのムワッとした熱気が少なくなり、エアコンで涼しくなるまで外で待つ時間も減らせます。

また、夏は赤ちゃんや子供と、買い物に出かけるのがめんどくさいですよね?カーポートがあれば、すぐにエアコンが効くので、買い物に出かけるのが楽になります。


4.【紫外線をカット】屋根材ポリカーボネートなら100%

屋根材はポリカーボネートを選ぼう!

屋根材の「ポリカーボネート」を使えば、人体や車に有害な紫外線を100%カットできます。

つまり紫外線による塗装の色あせ・車内シートの日焼けを防ぎ、車内温度の上昇を抑える効果があるということです。

また、「熱線遮断(吸収)ポリカーボネート」を使えば、近紫外線もカット・光触媒により汚れの付着を防止する効果もあります。屋根材が長持ちするのでお得です。


5.【フロントガラスが凍らない】冬でもすぐに出発できる

フロントガラスの霜取りはめんどくさい!

冬場の放射冷却によるフロントガラスの凍結、ものすごく嫌ですよね。

早く仕事へ行きたいのに、お湯を沸かしたり解氷スプレーをしたりと、無駄な時間がかかってしまします。

もしカーポートがあれば、フロントガラスが凍らず霜も降りなくなります。雪の多くない地域でも、フロントガラスの凍結は起こるので、カーポートがあると対策なしでOKです。


6.【雪が積もらない】雪下ろしの手間がなくなる

カーポートがあれば雪が積もらない!

なぜなら、カーポートの屋根に雪が積もるので、車には雪は積もらないからです(画像参照)。

急な大雪で車が埋まってしまったら、雪下ろしをするのに何十分もかかってしまいます...しかしカーポートがあれば雪が積もらず、すぐに仕事へ出かけられるでしょう。

大雪が降る地域では、積雪に対応したカーポートもあります。具体的には「4本柱で折板屋根の商品」で、各メーカーから販売されているので見つけるのは簡単です。


7.【下が作業場になる】家の外で日曜大工やDIYができる

お父さんの大好きな日曜大工もできます

その理由は、カーポートのおかげで雨が防げ、舗装面はコンクリートで平らなので作業がしやすいからです。

お父さんが大好きな日曜大工も、音やホコリを気にせず作業でき、器用なところを見せれば子供にも尊敬されます!奥さんに嫌な顔されずに、好きにDIYできるのもうれしいです(実体験)。

また子供が小さければ、サッカーや相撲をして遊べます。夏休みの子供の工作も、広くて作業しやすいです。

洗濯物を干すにも最適で、大きなカーペットを車の屋根に乗せて日干しもできます。つまり、駐車場にカーポートを設置すれば、車以外にも「いろんな使い道がある」ということを覚えておきましょう!


8.【前下がり屋根】雨や雪が道路のほうへ落とせる

三協アルミのカーポート「スカイリード」

一般的なカーポートは、雨や雪をカーポートの左右に落とします(これを嫌がる人もいる)。

そこで、前下がり屋根のカーポートを設置すれば、道路のほうへ勾配をつけることが可能です。こうすれば、隣の敷地にも迷惑をかけません。

また、屋根が前下がりになることで、雨風の吹き込みを軽減できます。そして屋根の後ろが上がることで、室内からの眺めが良くなるのもメリットです。

あるいは、建物側に柱を設置して、道路側に雨が落ちるようにしたい場合は「逆勾配カーポート(すぐ下で解説)」がぴったり!こうすれば柱が邪魔にならず、車の乗り降りや駐車が楽になります。


9.【逆勾配の屋根】隣地へ雨や雪が落ちずトラブルなし

逆勾配のメリットは、屋根からのゴミや雪が、お隣さんへ落ちなくなることです。

カーポートは敷地いっぱいに設置することが多く、そして柱を隣地境界のブロック沿いに埋め込むことが多いです。そのため、屋根のゴミ・雪・雨がお隣の敷地内へ落ちてしまいます。

三協アルミのカーポート「ニューマイリッシュ」

トラブルに発展することもあるので、気になるならこの「逆勾配カーポート」を設置することをオススメします。


10.【Y合掌の屋根】左右方向の柱が邪魔にならない

三協アルミのカーポート「セルフィ」

Y合掌のメリットは、カーポート下にオープンなスペースが確保できることです。

4本の柱が中央に集中するので外側が広くなり、車の乗り降り・駐車がしやすくなるのが大きなメリットです。また別々のカーポートも設置できます。2台用カーポートが欲しくて、駐車が苦手な人にオススメです。

デメリットとして、雪が降ると柱がある中央に雪が集まるので、雪下ろしが大変になることです。雪が多い地域は、4本柱の両側支持タイプを設置しましょう。


11.【M合掌の屋根】切り詰め加工をしなくてすむ

レイナトリプルポートグラン【YKKAP】

M合掌のメリットは以下の2つ。

  • 別々のカーポートを設置できる
  • いろんな敷地に対応できる

その理由は、M合掌は「2台のカーポートを真ん中で組み合わせている」からです。事例は少ないですが、左右別々のカーポートを設置することもできます(幅が異なるカーポートも可)。

また、いろんな敷地に対応でき、カーポートを切り詰め加工しなくても済むのもメリット(カーポートの加工は大変!)。幅を切り詰める場合でも、ワイドカーポートより加工費は安くなります。


12.【フラットな屋根】モダンデザインで見た目がおしゃれ

ダブルフェース【三協アルミ】

カーポート屋根には、フラット(平ら)とアール(曲線)があり、比較すると以下。

                                                                                          
フラット型アール型
値段アールより高いフラットより安い
強度アールより弱いフラットより強い
雨風の侵入しにくいしやすい
デザインモダンナチュラル
メリットスタイリッシュな印象があるどんな家にも合わせやすい
どんどん増えている元から多い

これから考えると、フラット屋根のメリットは、デザインがスタイリッシュでかっこよく、雨風侵入が少なくなることです。

最近の建物の流行りは「直線でカジュアル」なので、フラット屋根の方が相性がいいでしょう。

カーポートの値段は、フラットの方がデザイン性が高い商品が多いので、やや高いと感じます。デザインにこだわらないなら、アール屋根カーポートの方が価格が安いのでおすすめです。


カーポート屋根の詳細はこちらです ⏬

カーポートの屋根タイプは2種類&屋根材は5種類🚗【台風対策も解説します】


13.【サイドパネル】雨の吹き込みが減り、目隠しにもなる

三協アルミのカーポート「カムフィエース」

サイドパネルとは、カーポートの側面につけるパネルのことで、屋根パネルと一体になります。

上の画像はサイドパネルを2段につけたものですが、1段仕様も設置可能(DIYでもかんたん)。デメリットは、カーポート内が暗くなることです。

サイドパネルをつけるメリットは以下の3つ。

  • 雨の吹き込み防止
  • 目隠し効果
  • 暑くない

上だけでなく左右からの雨風の侵入が少なくなり、車がより汚れにくくなります。また、目隠しフェンスの代わりになったり、側面からの太陽光も遮り日陰をつくってくれるのもメリットです。


カーポートのオプションはこちらです ⏬

カーポートのオプション部品おすすめ13選🚗【後付けってできるの?】


14.【太陽光パネルが設置できる】フラットな屋根なら可能

太陽光パネルを設置したカーポート

4本足のフラット屋根カーポートなら、太陽光発電パネルが設置できます。

メリットはもちろん、日々の電力をまかなえることです。また、プラグインスタンドを設置すれば、電気自動車を自宅で充電できます。

ただし、太陽光を遮るものが多い場合は、発電量が少なく売電収入もあまり期待できません。DIYで設置せず、必ずプロの業者に相談に乗ってもらいましょう。


15.【物干し場になる】太陽が出ていれば冬でもポカポカ!

左が「吊り下げタイプ」、右が「柱取り付けタイプ」

実はカーポート下は最高の「物干し場」で、洗濯物が屋根パネルのおかげで雨に濡れません(冬はポカポカ!)。

オプションの「竿掛けセット」は2種類あり、上から吊り下げるタイプ(高さ調整できる)と柱に取り付けるタイプ(収納できる)があります。どちらも邪魔になりません。

また、カーポート下は風が通りやすく、洗濯物がすぐに乾きます。リビングにある大きなカーペットやじゅうたんも、広げて干せるのでとても助かりますね。


カーポートのオプションはこちらです ⏬

カーポートのオプション部品おすすめ13選🚗【後付けってできるの?】


カーポートのメリット15選🚗【デメリット17選の対策も解説します】

それでは最後に、工事業者の探し方を紹介して終わりにします。

初心者でも安心して利用でき、時間やお金が無駄になる可能性が、ものすごく小さくなりますよ!


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まとめ

記事のポイントをまとめます。

  • カーポートのデメリットと対策が分かる
  • カーポートのメリットと魅力が分かる
  • 評判の良い工事業者の探し方が分かる

以上の3つです。


この記事では、カーポートのメリットデメリットを紹介しました。いかがだったでしょうか?

予算があれば、カーポートは設置したほうがいいでしょう。なぜなら、雨の日でも濡れずに乗り降りでき、車が汚れにくくなるからです。メリットはいっぱいありますよ!


カーポートは業者に施工を依頼するものなので、現地調査の時にいろいろアドバイスをもらいましょう。

とくに、位置や高さを失敗すると変更できないので、じっくり計画を立ててください。



すぐ下の関連ページで「カーポートで後悔しないヒント・玄関まであるカーポート・おしゃれなカーポートまとめ」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はぜひご覧になってください😊


このページを読んだ人はこちらもオススメ!


以上、カーポートのメリット15選🚗【デメリット17選の対策も解説します】…という話題でした。

更新:2023年10月25日|公開:2022年04月29日

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