オープン外構のストレス軽減🤩【侵入防止のおしゃれな対策9選】
【更新日】2024.07.02.
ご近所から羨望のまなざしを集める、オープンデザインのおしゃれな外構。しかし、その美しさがむしろ不安の種になってしまうことも...無断侵入のリスクにどう立ち向かうか、多くの人が頭を悩ませています。
侵入防止対策は、実は多くの選択肢があるものです。たとえばチェーンポールや花壇付きプランターなど、セキュリティを高めつつ、外構の美観を損なわない方法が豊富にあります。
この記事を読むことで、あなたのストレスを軽減する、具体的な解決策が手に入るはずです。そしてオープン外構のメリットとデメリットが理解でき、プロがおすすめする効果的な侵入防止策が見つけ出せるでしょう😊
このページの内容
当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました。
わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。
オープン外構とは?
オープン外構とは、敷地を塀やフェンスで囲わず、玄関までオープンになっているデザインのことです。
いちばんのメリットは、工事費が安くなるということで、予算に余裕がない人におすすめの設計方法。開放感があり生活しやすく、狭い敷地でも広々感じることができます。
デメリットは防犯性に劣ることで、敷地への侵入防止はできません。そこで、建物本体の防犯性を高めるのがポイントです。また、前面道路が狭いと、車が行き違う時に駐車場へ入られたりします。
オープン外構の施工例はこちら ⏬
オープン外構おしゃれ91選👷【駐車場やアプローチ工事の参考にどうぞ!】
子どもの侵入防止は難しいが車ならできる!
勝手に入ってくるのは、子供と車が多いです。
ただし子どもの侵入防止はほとんど不可能で、見つけたら注意するしかありません。わたしも子どもの頃は、近所の敷地に入って「かくれんぼ」などしたので、大目に見てあげてください...(こんな人は多いはず)
しかし、車の場合は話が別です。なぜなら、土間コンクリートやブロック塀が壊される可能性があるからです。とくに前面道路が狭いと、車同士のすれ違い時に入られます(あと角地も)。
塀が壊されても、すぐに運転手が気づいてあとで直してくれればいいです。しかし、ほとんどの場合は気づいても逃げてしまうので、あなた自身で侵入防止の対策をしなければなりません。
【9選】オープン外構×侵入防止のおしゃれな対策 ⭐
ここからは、現役20年の外構プロがおすすめする、オープン外構での侵入防止の対策を解説します。
外的なストレスを減らす対策は、いくつかあります。
しかし根本的な対策にはならないので、オープン外構をやめたいなら、クローズデザインにリフォームした方がいいかもしれません。
1.【植木鉢・プランター】DIYでの花壇がいちばん安い!
いちばん安くてかんたんにできる対策は、「植木鉢やプランター」を置くことです。
メリットは、わざわざカラーコーンを買わなくても、すぐに対策できること!自家用車が出入りするとき以外は、ただ置いておくだけです。
デメリットはすごく重いこと!毎日やっていると腰を痛めてしまいます。あるいは、せっかく花が咲いているプランターを壊されると、ものすごくガッカリすることです...
2.【ポールゲート】ポールがレール上をスライドする
ポールゲートとは、チェーン付きポールがレールの上をスライドするゲートのことです。
以下の2タイプがあります。
- 直線納まりタイプ
- 90°コーナー納まりタイプ(オプション)
メリットはポールがすっきり納まることで、出入り口が広く使えます。傾斜している道路でも対応できる、傾斜地タイプ(最大の傾斜角度は8°)もあり。
ポールゲートの仕組み
ポールゲートにはレールの設置が必要で、そこをタイヤ付きのポールがスライドする仕組みです。
ポールは好きな位置で固定でき、ロック解除もかんたんです。
上画像のようにポールゲートをスレイドさせ片側に寄せれば、すっきりした駐車場になります。駐車場の入り口が広く使えて、車の出入りも楽です。
3.【チェーンポール】埋め込みタイプがおすすめ!
- チェーンポールとは?
- チェーンポールにはどんな種類があるの?
- 駐車場には埋め込みチェーンポールがおすすめ!
チェーンポールとは?
チェーンポールとは、ステンレス製のチェーンとポールを使ったカーゲートのことです。
メリットは、カーゲートの中でいちばん安い(車1台分で10万円以下)こと。穴を掘って埋めるだけなので、DIYでもかんたんに後付け設置できるのもメリットです。
デメリットは、ポールを上下させる手間がかかることで、車がぶつかるとすぐに折れます。低いと思ってまたぐと、チェーンにつまづき倒れやすいのもデメリットです。
チェーンポールにはどんな種類があるの?
以下の3種類があります。
- 【上下式(埋め込み式)】ポールを地中に収納
- 【取り外し式】取り付け・取り外しが可能
- 【固定式】地面に直接固定
取り外し式は玄関アプローチにおすすめで、邪魔になるときだけ取り外します(大型家具の搬入など)。固定式は地面にがっちり固定するので、邪魔にならない場所に設置するのがいいでしょう。
駐車場には埋め込みチェーンポールがおすすめ!
カーゲートとしてチェーンポールを使うなら、絶対埋め込み式にしましょう!
その理由は、地面とフラットに収納でき、車の出入りに邪魔にならないからです。チェーンは内蔵できるタイプがよく、ポール内にすっきり納まります。
上画像は駐車場にチェーンポールを4本施工したもので、左から3本が埋め込み式・右1本(写ってない!)が固定式です。
内蔵しているチェーンの長さは2.05mなので、ポールは2m以内に設置するのがポイント。車1台ならチェーンポール2~3本、2台なら4~5本ぐらい設置すればOKです。
画像のチェーンポール施工例はこちら⏬
ウッドデッキ&テラスのおしゃれな外構工事👷【当社自慢の施工例です】
4.【電動カーゲート】おしゃれな跳ね上げ門扉など3つ紹介
- おしゃれな電動跳ね上げゲート
- おしゃれな電動伸縮ゲート
- おしゃれな電動引き戸
おしゃれな電動跳ね上げゲート
跳ね上げ式ゲートとは、ゲート本体を上へ持ち上げて、その下を車が通るゲートのことです。
以下の名前で呼ぶこともあります。
- 跳ね上げ門扉
- アップゲート
- オーバードア
- リフトアップゲート
メリットは、一度の操作でカーゲートを開閉できること。伸縮ゲートのように「ガラガラ」とゲートを動かす手間がありません。
また、ゲートを収納するスペースが必要なく、すっきりした駐車スペースが設計できます。ゲートは道路へ飛び出さないので、安心してください。
おしゃれな電動伸縮ゲート
伸縮カーゲートとは、ゲート本体が畳める構造で、カーゲートの中では最も多く施工されるゲートのことです。
以下のように、いろんな名前で呼ばれています。
- アコーディオンゲート
- カーテンゲート
- ガラガラ扉
メリットは値段が安い(1台用なら10万以下もある)ことで、小さく折りたためるのが特徴です。柱側に寄せれば回転もでき、車の出入りも楽になります。傾斜地に対応したタイプもあり。
デメリットは強風に弱いことです。台風時には折りたたんで縛っておけば、壊れる心配がなくなります。
おしゃれな電動引き戸
引き戸のゲートとは、レールの上を往復させて開閉するゲートのことです。
以下の4タイプがあります。
- 片開きタイプ
- 両開きタイプ
- 両開き親子タイプ
- 門扉一体のタイプ
デメリットは、ゲートを引き込むスペースがないと設置できないこと。たとえば車1台分ならゲートの長さは2.5mで、横にスライドさせるので、ゲートと同じ距離のスペースが必要になります。
メリットは1枚のゲートだけで構成されているので、壊れにくく開閉作業もすごくスムーズなこと。たくさんあるカーゲートの中で、いちばん使いやすいタイプだと言えるでしょう。
カーゲートの詳細はこちら ⏬
カーゲートおしゃれ9種類🤩【門扉一体化や電動跳ね上げのおすすめ商品も紹介!】
5.【フェンス】子どもの飛び出し防止用の柵にもなる
- ブロック塀なしの独立フェンスもあり
- 子どもの飛び出し防止用の柵にもなる
- DIYできるおしゃれな置くだけフェンス
ブロック塀なしの独立フェンスもあり
ブロック塀の上ではなく、独立で施工するフェンスもあります。
ブロック塀+フェンスより、ずっと安く施工できるのがメリット!しかも侵入防止だけでなく、背の高い目隠しフェンスとして施工でき一石二鳥です。
施工方法は独立基礎を使うか、直接土に埋め込んでもOK。大量のコンクリートで柱を固められるので、高さ3mの目隠しもかんたんにつくれます。
独立フェンスを使った施工例
子どもの飛び出し防止用の柵にもなる
オープン外構を施工後に、お客さまからこんな感想をいただくことがあります。
外構工事が無事に終わって、子どもが外でよく遊ぶようになりました。
しかし、子どもが勢い余って、道路に飛び出してしまうのが心配です。
お庭がきれいに仕上がってうれしいけど、子どもへの心配事が増えてしまいました...
こんな感想をもつお客さまはすごく多く、ご自分でいろいろ対策を考えるようです。
そこで、ひとつの対策として、安い費用でDIYできる「置くだけフェンス」を紹介します。
DIYできるおしゃれな置くだけフェンス
置くだけ目隠しフェンスとは、素人でもかんたんに設置できるフェンスです。
外からの視線が気になる場所にポンっと置け、楽に移動させることができる可動式フェンス。商品の販売価格帯は¥5,000~30,000ほどです。
ガーデニング好きな女性にもうってつけで、最近ではおしゃれな商品もたくさん販売されています。
紹介する記事のポイントは、次の3つです。
- おすすめの置くだけ目隠しフェンスがわかる
- おすすめの後付け目隠しフェンスがわかる
- 置くだけフェンスのメリットデメリットがわかる
置くだけフェンスの詳細はこちら⏬
目隠しフェンス【置くだけ5選+後付け3選🙈】台風で倒れない対策もあり!
6.【砂利】音がする砂利なら戸建ての防犯におすすめ!
防犯砂利とは、大きな音が出るように作られた砂利のことです。
ガラス成分を含んだ砂利同士が擦れ合うことで、「ジャリジャリ」と音がする仕組みになっています(グッドアイデア!)。つまり、手軽に防犯対策ができるのがメリット!もし人が侵入しても、砂利の音にびっくりして逃げていきます。
デメリットは、かなりの量が必要なこと。ホームセンターにも売っていますが、通販で購入し運んでもらえば楽ですよ。
7.【センサーライト】手軽に設置でき夜も安心できる!
夜の侵入防止策なら、センサーライトがおすすめ!
なぜなら、人の動きや熱に反応すると光がつき、犯罪目的の侵入者ならびっくりして逃げ出すからです。手軽で安い費用で防犯対策できるのがメリット。
上画像は、玄関付近に照明が配置されているものです。外壁の電灯・花壇のポールライト・植栽のスポットライトといろいろ種類があります。センサーライトなら電気代もお得ですよ。
ライトアップのコツはこちら ⏬
庭をライトアップするコツ9選💡【DIYでもおしゃれでモダンにできます】
8.【防犯カメラ】効果抜群の泥棒対策ならカメラがおすすめ
砂利でもセンサーライトでもなく、もっと高度な防犯対策したい人には、防犯カメラがおすすめです。
メリットは以下。
- 【広範囲を写せる】可動式のカメラあり
- 【動画を記録できる】ハードディスクに保存
- 【Wifi無線で通信】ケーブルがなくてスッキリ
デメリットは、犯罪行為自体はとめられないこと。顔が写っていないこともあるので、あくまで抑止力として考えてください。
また、費用が高額なこともデメリット。お金に余裕がない人は、とりあえずダミーのカメラを設置しておくにもありです。
9.【リフォーム】ストレスでやめたいならクローズ外構
- クローズタイプには2種類ある
- クローズ外構のおしゃれな施工例
- セミクローズ外構のおしゃれな施工例
クローズタイプには2種類ある
オープン外構をやめたいなら、思い切ってクローズ外構にリフォームしましょう(以下が比較表)。
タイプ | 特徴 | 工事費用 |
---|---|---|
クローズ外構 | フルクローズでプライバシーが確保できる | 150~300万円 |
セミクローズ外構 | 駐車場のみオープンにするのが一般的 | 100~200万 |
工事費用は新築工事の相場です。オープン外構だと50~150万円ぐらいなので、それに比べると半額以下になることもあります。
オープン外構の駐車場に侵入されるのが絶対嫌なら、クローズ外構がおすすめです。車も子供も侵入しなくなり、ストレスのない生活が送れるでしょう。
クローズ外構のおしゃれな施工例
新築の外構工事で、クローズ外構を考えている人いますよね?
しかし、「クローズ外構ってどんなデザイン?」「工事費用の相場はどのくらいか?」「工事期間はどのくらいか?」など悩むことが多いでしょう...
そこで紹介する記事では、当社クローバーガーデンが埼玉県さいたま市付近で工事した、おしゃれなクローズ外構を紹介します。
クローズ外構の詳細はこちら⏬
クローズ外構のおしゃれな施工例43選👷【費用相場もわかりますよ!】
セミクローズ外構のおしゃれな施工例
新築の外構工事で、セミクローズ外構を考えている人いますよね?
しかし、「セミクローズ外構ってどんなデザイン?」「工事費用の相場はどのくらいか?」「工事期間はどのくらいか?」など悩むことが多いでしょう...
そこで紹介する記事では、当社クローバーガーデンが埼玉県さいたま市付近で工事した、おしゃれなセミクローズ外構の施工例を紹介します。
セミクローズ外構の詳細はこちら⏬
セミクローズ外構のおしゃれな施工例40選👷【費用相場もわかりますよ!】
まとめ
この記事では、オープン外構での侵入対策を紹介しました。いかがだったでしょうか?
ストレスの多くは駐車場に関係することで、侵入しないように対策をすることが大事です。とりあえずDIYでやってみて、それでもダメならプロにリフォームしてもらった方がいいでしょう。
みなさんなるべく安く工事したいので、オープン外構を選択する人は多いです。
しかし、住んでみてあとで後悔することが多いので、クローズ外構もいちおう検討してみてください!
すぐ下の関連ページで「おしゃれなオープン外構・外構工事を後悔しないヒント・工事費用を安くする方法」を解説したページリンクを貼っておきます。
興味のある方はぜひご覧になってください😊
このページを読んだ人はこちらもオススメ!
以上、オープン外構のストレス軽減🤩【侵入防止のおしゃれな対策9選】…という話題でした。
更新:2024年07月02日|公開:2023年04月14日