ウッドデッキ→使わないで後悔!?😵【メリットデメリットをまず知っておこう】

【更新日】2024.07.05.

ウッドデッキの購入を考えている人は、たくさんの不安を感じます。「使わないかもしれない...」「必要なかった...」という口コミを目にすると、後悔のリスクが頭をよぎります。このような悩みは、多くの人に共通するものです。

そこでこの記事では、ウッドデッキのメリットとデメリットを解明し、購入前に知っておくべき重要な情報を提供。事前にこれらを理解することで、購入後の満足度を大きく向上させることができるのです。

読み進めることで、ウッドデッキを活用する上での具体的なアイデアや、それを最大限に活かすためのヒントが明確になりますよ😊


執筆者ライターの外構専門家「菅間勇」
【この記事の執筆者】菅間 勇
埼玉県生まれで、外構エクステリア業界は20年以上(今も現役)。東京農業大学・大宮建設高等職業訓練校卒。高校からアルバイトで外構と庭の仕事をはじめる。子どもとチェスをこよなく愛す、3児の父親。【資格:2級建築士・2級建築施工管理技士】≫信頼できる情報発信に向けての取り組み

クローバーガーデン埼玉のロゴ

当社クローバーガーデンは、埼玉県で営業する「外構と庭工事の専門会社」です。年間60件ほどの工事を行い、今までたくさんのお客さまにご満足いただきました

わたしたちは、施工とデザインにおいて高い専門知識と技術を持ち、お客さまの理想とする家づくりをお手伝いしています。家の外まわりならすべて工事でき、庭木の植栽や芝張りまで幅広く対応できる業者です。


【5つ】ウッドデッキのデメリット


デメリットは5つ
  1. 人の視線が気になってあまり使わなくなる
  2. 樹脂製人工木だと夏の表面がすごく熱い
  3. 天然木は腐るのでメンテナンスが必要
  4. ウッドデッキ下の手入れが難しい
  5. DIYで設置するには難易度が高い

1.人の視線が気になってあまり使わなくなる

フェンス越しに中をのぞき見る女性

せっかく高いお金を払って設置したのに、人目が気になってあまり使わない...」なんて人が実際多く、これがいちばんのデメリットです。

そこで目隠し対策が必要になり、以下の方法があります。

  • 境界部分にフェンスや塀
  • 本体にフェンスやシェード

境界部分に目隠しがあると、ウッドデッキと庭両方の目隠しになります。狭い庭なら、本体に設置するのがおすすめです。


ウッドデッキの目隠しはこちらです⏬

ウッドデッキの目隠しアイデア7選🙈【おしゃれな施工例も満載です!】


2.樹脂製人工木だと夏の表面がすごく熱い

照射実験時の熱分布図(三協アルミ)

ウッドデッキ材料は木製より人工木がおすすめです(長い目で見ると)。

しかし人工木のデメリットの一つに、「夏場の表面が熱く、素足で歩けない」というのがあります。ヤケドする危険があるので、とくに子供は注意が必要!

上画像は三協アルミのウッドデッキ「ひとと木」の照射実験の画像です。赤外線電球を照射すると、50℃まで温度が上がっています。その代わり、天然木だとそれほど温度が上がらず、素足でも歩けるでしょう。


3.天然木は腐るのでメンテナンスが必要

腐ってきた木製ウッドデッキ

天然木のウッドデッキは腐りやすいです。

なぜなら、雨風にいつもさらされ、少しずつ劣化するからです(ソフトウッドの場合)。ただしハードウッドだと腐りません。

腐るのを防ぐためにメンテナンスが必要で、塗装の塗り替えを数年に1回しなけれなりません。これがすごくめんどくさく、ウッドデッキは隙間が多いので嫌になります...


人工木と天然木の比較はこちらです⏬

ウッドデッキ素材×樹脂製人工木と天然木の比較🤔【デメリットも正直に解説!】


4.ウッドデッキ下の手入れが難しい

ウッドデッキ下をコンクリート施工

ウッドデッキ下は狭いので手入れが大変です!

その理由は、雑草が生えたり、隙間からゴミが落ちても掃除がしにくいからです。土のままだと湿気がたまり、嫌な匂いがしたりいつもジメジメしています。

理想は真っ平らな土間コンクリートですが、DIYだと施工が難しいです。DIYでやるなら、防草シートの上に砂利敷きがいいでしょう。束柱は平板の上に置くとかんたんです。


上画像のウッドデッキ施工例の詳細こちらです⏬

リガーデンしたおしゃれな施工例👷【大規模な外構リフォーム工事です】


5.DIYで設置するには難易度が高い

ウッドデッキの設計図・図面

なぜかというと、いろんな作業が必要なので、DIY初心者だと施工が難しいからです。

いちばんの難関は基礎部分で、数多くの束柱を平らにするのが大変!それと上記した通り、ウッドデッキ下が土のままだと、あとで掃除がしにくく大変なことになります。

しかし、ウッドデッキを手作りするのはやりがいのあることで、DIY好きならぜひチャレンジしましょう!ウッドデッキが自作できれば、他のどんなDIYだって「どんと来い!」でかんたんですよ。


DIYウッドデッキの詳細はこちらです⏬

DIYウッドデッキの作り方ヒント9選🤩【失敗したくない初心者は必見です!】


【5つ】ウッドデッキのメリット(上手な使い方)


メリットは5つ
  1. 【美しい★】リビングと一体になった開放感ある空間
  2. 【大人のメリット】ゆっくりくつろげ物干しもできる
  3. 【子供のメリット】柵があれば安全に遊ばせられる
  4. 【家族のメリット】BBQやガーデニングができる
  5. 【ペットのメリット】フェンスで囲えば脱走防止

1.【美しい★】リビングと一体になった開放感ある空間

インテリアから見た庭のウッドデッキ画像

ウッドデッキの見た目はとても美しく、あるだけで家のグレードが上がります。

天気の良い日にリビングの窓を開けると、開放感ある空間が出現しすごく気持ちいいです。まるで部屋が広くなったような錯覚を覚え、外へ出るのが毎日待ち遠しくなるほど。

中庭にウッドデッキがあれば、プライバシーが100%ある空間。あるいは、ベランダ・バルコニー・屋上にだって設置でき、今までとは違う楽しい日常が送れますよ!


2.【大人のメリット】ゆっくりくつろげ物干しもできる

ウッドデッキでくつろいでいる人

ウッドデッキ上で過ごす、優雅なひと時を想像してください(目を閉じて...)。

たとえば、お茶を飲んだり、読書したり、ぼーっと寝転んだり...家の中でくつろぐのとは違った、リラックス効果が期待できます。またヤシの木がある南国のビーチで、休暇を楽しんでいる姿を想像するのもいいでしょう

夕食後にウッドデッキ上で飲むお酒も最高の贅沢!庭をライトアップすれば、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。


庭のライトアップのコツはこちらです⏬

庭をライトアップするコツ9選💡【DIYでもおしゃれでモダンにできます】


洗濯物や布団干しにも使える!

【イメージ画像】テラス「晴れもよう」に布団を干した画像

ウッドデッキの上なら、靴を履き替えなくても外で物干しができます

しかも屋根があれば、少しの雨なら濡れません。部屋干しだと乾かないので、洗濯物はなるべく外で干したいものです。

また、1階に寝室がある家は、布団を干すために2階へ持って上がるのは大変(すごく重い!)。そこで高さ120cmぐらいのフェンスか手すりがあれば、布団が床につかずに干せます。


ウッドデッキの手すりはこちらです⏬

ウッドデッキ手すりのヒント11選🤩【後付けできるおしゃれデザインも紹介!】


3.【子供のメリット】柵があれば安全に遊ばせられる

ウッドデッキで遊ぶ子供たち

おうち時間が増える昨今、せめて庭で子供を遊ばせてあげたいですよね?

そこで、ウッドデッキに柵があれば、目を離していても安心安全です。人工木を選べばささくれや割れがないので、ケガの心配もありません。

夏場はビニールプールを置けば、大はしゃぎで遊んでくれます。なるべく太陽の光を浴びさせ、元気に育って欲しいのは、どの親だって考えることですよね?


ウッドデッキフェンスと庭遊びのアイデアはこちらです⏬

ウッドデッキフェンスおしゃれ11選🤩【後付け可能か?も解説します】

子供が喜ぶ庭遊びのアイデア5選👫【子供が遊べる庭をDIYしたい人必見!】


段差解消にはステップがおすすめ!

おしゃれなウッドデッキステップをまとめた画像

ウッドデッキには段差があるので、そのままだと子供が面白がって飛び降りて危険です!

そこで、段差解消のステップがあれば、飛び降りる心配がなくなります。階段と段床(だんしょう)の2種類があり、小さい子供がいるなら幅広の段床がおすすめです。

また、スロープを設置するのもあり!ベビーカーやショッピングカートだって、すいすい簡単に登れます。車椅子にも対応可能です。


段差解消のヒントはこちらです⏬

ウッドデッキの階段で段差解消👍【後付けステップやスロープでも代用できます】


4.【家族のメリット】BBQやガーデニングができる

ウッドデッキでBBQを楽しむ家族

ウッドデッキの上手な使い方のひとつに、家族や友人と楽しむパーティーがあります

中でもBBQパーティーは、世の中のお父さんみんなの夢(わたしだけ!?)です。炭火でじっくり焼いた肉を、ビールと一緒に流し込む...最強の過ごし方です!

ウッドデッキ上で火を扱う注意点や、ご近所迷惑にならない方法などを、まとめた記事を作りました。詳細はそちらをどうぞ!⏬

ウッドデッキでBBQを楽しむコツ12選🍖【おしゃれな庭施工例を真似てみよう!】


親子でガーデニングも楽しめる!

子供と一緒にガーデニングする母親

ウッドデッキがあれば庭へ出るのが楽しくなり、親子でガーデニングが楽しめるのもメリットです。

おすすめは、花壇で野菜やハーブを育てることで、子供の教育にも役立ちます。タネから育て収穫した野菜を家族で食す、庭付き一戸建て住宅ならではの楽しみ方です。

あるいは、親が庭いじりをしている間、子供をウッドデッキ上で遊ばせておくのもいいでしょう。


キッチンガーデンの詳細はこちらです⏬

ポタジェガーデン×作り方のコツ10選🥕【レイアウトや枠作りも解説します】


5.【ペットのメリット】フェンスで囲えば脱走防止

ドッグランにも使えるウッドデッキ

ウッドデッキで愛犬を遊ばせたい人いますよね?

スロープを設置しフェンスで囲えば、ドッグランに早変わりして犬も大喜びです!フェンスがあれば、犬の逃げ出し防止にもなります。

上画像にあるメッシュフェンスの特徴は以下。

  • 【高さ】120cm
  • 【デッキとの隙間】5cm
  • 【格子の隙間】5cm × 13cm

まわりをこのフェンスで囲えば、ペットが下からくぐり抜けたり、飛び越える心配もなくなります。また、小さい子供にも安心のフェンスです。


ペットに優しいウッドデッキ

スロープと扉のあるウッドデッキ

三協アルミのウッドデッキ「ひとと木」は「(一般社団法人)犬と住まいる協会」の奨励商品で、ペットに優しい床板を使っています。

たとえば以下です。

  • 木目風加工で滑りにくい
  • 表面が熱くならず肉球に優しい
  • ささくれができないのでケガをしない

犬も大事な家族なので、できるだけ気持ちのいいウッドデッキを探してあげてください!


まとめ

この記事では、プロが厳選したウッドデッキの「メリットとデメリット」を5つずつ紹介しました。いかがだったでしょうか?

ウッドデッキは高額商品なので、デメリットの対策をしっかり覚えておいてくださいです。それがあなたの許せる範囲なら、ウッドデッキ生活は間違いなく楽しいものになりますよ!


当社社員の家にもウッドデッキがあります。

たまに遊びに行きますが、椅子に座っていると時間を忘れるほど気持ちいいです。BBQパーティーをしたこともあり、すごく楽しくいい思い出になっています。



すぐ下の関連ページで「ウッドデッキでBBQ・樹脂製人工木のメリット-デメリット・ウッドデッキのある庭」を解説したページリンクを貼っておきます。

興味のある方はご覧になってください😊


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以上、ウッドデッキ→使わないで後悔!?😵【メリットデメリットをまず知っておこう】…という話題でした。

更新:2024年07月05日|公開:2022年06月13日

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